シーフ

Last-modified: 2023-11-11 (土) 23:18:10

シーフ

特殊能力:鍵解除,罠発見,罠解除,幻影の発見,罠を仕掛ける,スリ,ステルス(隠密)
制限:ローフルグッドであってはならない,レザーアーマーとスタデッドレザー,バックラー,クラブ,カタナ,シミター,ダガー,ダーツ,クロスボウ,ショートボウ,スリング,ロングソード,ショートソード,クォータースタッフしか使えない
必要能力値:DEX9(シャドウダンサーはSTR10, DEX15, CHA12)

詳細な説明

シーフは目標を達するために良くも悪くも盗みに長けている。狡猾さ、敏捷性、隠密性といったものがその証となる。その能力を、何も知らない旅人に向けるか、金持ちの商人や暴君に向けるか、モンスターに向けるかは、シーフ次第なのである。

 

クラスの特徴:

  • スタッデッド・レザーアーマーより重い鎧を装備することはできない
  • バックラーより大きい盾を装備することはできない
  • 使える武器は、ロングソード、ショートソード、カタナ、シミター、ダガー、クラブ、クォータースタッフ、クロスボウ、ショートボウ、ダーツ、スリングのみとなる
  • どんな武器でもプロフィシェント(1スロット)までしかいかない
  • どんな戦闘スタイルでもプロフィシェント(1スロット)までしかいかない
  • レベルあたり25ポイントをシーフ技能に割り振れる(1レベルの時点では40ポイント)。それぞれオープン・ロック、ピックポケット(すり)、ファインドトラップ(罠発見)、ムーブ・サイレントリー、ハイド・イン・シャドウ、ディテクトイリュージョン、セット・トラップ
  • バックスタブにより、ダメージが増加する
    レベル1~4:x2
    レベル5~8:x3
    レベル9~12:x4
    レベル13以上:x5
  • 1日に5レベルあたり1回、セット・スネアを使える(レベル1の時点で1回使用可能)
    • セット・スネア:視界内に敵対する生物がいない時に、選択場所へ罠を仕掛けることができる。罠はシーフのレベルによって強力になり、敵対する生物のみが罠を発動させる(味方が罠の上を通過しても発動しない)
      レベル1:2d8+5の飛び道具ダメージを与える
      レベル11:2d8+5の飛び道具ダメージと、次の3ラウンドの間、ラウンド毎に2d6の毒ダメージを与える
      レベル16:2d8+5の飛び道具ダメージと4d8+2の火炎ダメージを与える
      レベル21:2d8+5の飛び道具ダメージと20ポイントの毒ダメージを与え、+4のボーナス付きで対死STに失敗すると即死する
  • アライメントがローフルグッド以外に制限される
  • ヒットダイス:d6

デュアルクラスに必要な能力値:DEX(デクスタリティ)

シーフキット

アサシン

特殊能力:毒を使用,戦闘ボーナス
制限:シーフ技能にペナルティ

詳細な説明

アサシン
慎重に手際よく殺害を行うように訓練された殺し屋である。正体を隠し、不意打ちによって任務を達成する。

 

長所:

  • 命中ロールとダメージロールに+1のボーナス
  • バックスタブのダメージ倍率が最大で7倍まで成長する(通常のシーフは5倍)
    レベル17~20:x6
    レベル21~40:x7
  • 4レベル毎に1日に1回、「ポイズンウェポン」(毒の武器)を使用可能(レベル1の時点で1回使用可能)
    • ポイズンウェポン(毒の武器):次ラウンド中に攻撃を当てるたびに対象の体内に毒を注入し、セービングスローなしで毎秒2ポイント、合計12ポイントのダメージを与えることができる。対象はさらに、対毒セービングスローを成功させない限り、以後4ラウンド間、毎ラウンド1ポイントのダメージを受ける。

EE版では毒のシステムが変更されている。
ポイズンウェポンを使うと次の5ラウンドの間、攻撃が命中した対象に毒の効果を与える。しかしラウンドごとに1回の対象にだけ適応される。
毒の強さもレベルで変動する。

  • 1レベル:1秒に1点の毒ダメージを6秒にわたって与える。これは対象が対毒セービングスローに1のボーナスを得て成功すれば無力化できる。
  • 5レベル:セーブなしで即座に2点の毒ダメージを与える。その後、1秒に1点の毒ダメージを12秒にわたって与える。これは対象が対毒セービングスローに成功すれば無力化できる。
  • 9レベル:セーブなしで即座に4点の毒ダメージを与える。その後、1秒に1点の毒ダメージを18秒にわたって与える。これは対象が対毒セービングスローに1点のペナルティを受けて成功すれば無力化できる。
  • 13レベル:セーブなしで即座に6点の毒ダメージを与える。その後、1秒に1点の毒ダメージを24秒にわたって与える。これは対象が対毒セービングスローに2点のペナルティを受けて成功すれば無力化できる。
 

短所:

  • レベルアップ毎にシーフ技能に15ポイントしか割り振れない(通常のシーフは25ポイント)

バウンティハンター

特殊能力:罠を仕掛ける能力にボーナス
制限:シーフ技能にペナルティ

詳細な説明

バウンティハンター
バウンティハンターは獲物を追跡し、生け捕りにする能力に長けた、賞金首を狩るハンターである。彼らにとっては依頼者が権力機関であろうが、地下組織のボスであろうが関係ない。任務に対し特別に訓練されたバウンティハンターは敵にまわすと恐ろしい存在になる。罠を仕掛ける能力は平均的なシーフに比べてかなり優れている。

 

長所:

  • セット・トラップに+15%のボーナス
  • 全てのシーフが仕掛けることのできる罠に加えて、5レベル毎に1日1回(レベル1で1回使用可能)、セット・スペシャルスネア(上級罠をセット)の能力を使うことができる。
    • セット・スペシャルスネア(上級罠をセット):敵対する生物が視界内に存在しない時、選択した場所に罠を設置することができる。罠の威力はレベルに応じて強力になり、敵対する生物によって発動する(味方が罠の上を通過しても発動しない)
      レベル1:3d8+5の飛び道具ダメージを与え、-4のペナルティで対呪文セービングスローに失敗した場合、5ラウンド動きを遅くする
      レベル11:4d8+5の飛び道具ダメージを与え、-1のペナルティで対呪文セービングスローに失敗した場合、5ラウンド動きを封じる
      レベル16:対呪文セービングスローに失敗した場合、7ラウンドの間、目標にオティルークス・リジリエント・スフィアがかかる
      レベル21:目標にメイズ(迷宮)の呪文がかかる
 

短所:

  • レベルごとに各シーフ能力に割り振ることのできるポイントが20技能ポイントしかない。

スワッシュバックラー

特殊能力:戦闘時にボーナス
制限:バックスタブが使えない

詳細な説明

スワッシュバックラー
このローグは、軽業師であり、剣士でもあり、また賢者でもある。まさに魅力的で優雅な人物である。

 

長所:

  • 1レベルの時点で、アーマークラスに+1のボーナス。5レベルごとに追加でアーマークラスに+1のボーナス。
  • 5レベルごとに命中ロールとダメージロールに+1のボーナス
  • シーフが使用可能な近接武器をスペシャライズ(2スロット)にすることができる。
  • 二刀流スタイルに3スロットを適用できる。
 

短所:

  • バックスタブ能力を使用できない。

シャドウダンサー(BGEEにて追加)

特殊能力:「ハイド・イン・シャドウ」の強化、「シャドウステップ」
制限:バックスタブの威力低減、シーフ技能にペナルティ

詳細な説明

シャドウダンサー
シャドウダンサーは魔法の力を利用して自らの隠密能力を高める。その類まれな技術を身につけた者たちは謎めいた、危険きわまりない存在であり、通常のシーフではかなわぬほど見事に影のなかに溶け込み、ときにその人間離れした速度で相手に不意打ちをしかける。

 

長所:

  • ハイド・イン・シャドウ(隠れ身)およびムーブ・サイレントリー(忍び足)に+10%のボーナス
  • ハイド・イン・プレイン・サイト(衆目での隠密):シャドウダンサーは他人の視界内でもハイド・イン・シャドウ(隠れ身)を使用できる
  • 1日に1回、および5クラスレベル毎にさらに1回ずつ、「シャドウステップ」(影歩き)を使用できる
    • シャドウステップ(影歩き):別次元である影界に入り、周囲の時の流れが止まっている状態*1で7秒間、自由に移動できる。発動中は攻撃も魔法の詠唱もできない。
  • スリッパリーマインド(つかみどころなき精神):セービングスローに+1のボーナス
 

短所:

  • アライメントは非ローフル系に制限される
  • バックスタブを使用可能だが、シーフよりもダメージ倍率が低くなる(倍率に-1):
    レベル1~4:x1
    レベル5~8:x2
    レベル9~12:x3
    レベル13以上:×4
    (通常のシーフは1~4:x2、5~8:x3、9~12:x4、13以上:x5)
  • シーフ技能にクラスレベル毎に20技能ポイント(レベル1時は30ポイント)しか割り当てることができない(通常のシーフはレベル1時に40ポイント、以後はレベル毎に25ポイント)
  • セット・スネア(罠設置)が使用できない

用途・解説

鍵開け、罠解除、索敵要員。戦闘には弱く、防御力も低いので後衛に置こう。
なお鍵開けはウィザードのノック、罠探知はクレリックのファインドトラップ、索敵はインヴィジビリティなど、魔法で代用できるが、呪文数には限りがあるし、シーフが鍵開けや罠解除に成功すると経験値をもらえるので、通常のプレイならシーフを入れておいて間違いない。
シーフが仕掛けられる罠(スネア)はなかなか高威力の上、1つのエリアにつき7個まで設置できる(設置後は時間経過で消えない)。敵の視界内では罠の設置を行えないという欠点はあるが、敵の登場タイミングさえ知っていれば、「事前に罠を設置しまくって敵対した瞬間に罠発動 → 瞬殺」という(反則級の)行為が可能。つよい。
また、ヘイストなどで相手を振り切れる速度があれば、視界外まで逃げては罠を置くという戦法も可能。魔法の武器ではないので無効の相手もいるが、それ以外の相手には必中かつ範囲攻撃なので非常に信頼性が高い。
バックスタブは、ハイド・イン・シャドウを成功させた状態で敵の背後から攻撃すると発動する技で、当たれば大ダメージを与えられる。ただしパウズ・オブ・ザ・チーターがないと敵を振り切れなかったりするし、シーフのTHAC0の悪さもあり、そう頻繁に使うものではない。また、使用できる武器は、ロングソード、ショートソード、刀、脇差、忍者刀、シミター、ダガー、クラブ、クオータースタッフ、の内、元々シーフが使える武器に限定される(ただし呪文で作った武器は何でも使える)。が、こちらの姿を確認した瞬間に防御呪文を張る厄介なウィザードなどに対しては先制バックスタブが有効。単独武器スタイルにポイントを振り、クリティカルヒットに期待しよう。
ディテクトイリュージョンスキルは、ファインドトラップ中に自動で発動するもので、敵のイリュージョンを見抜いて解除してくれる。ウィザード呪文と違って即効性はないが、呪文の節約になるので便利。
ただし、そのためにはAIを切っておくか、攻撃しない設定にしておく必要がある(戦闘中は捜索より敵への武器攻撃が優先されるため)ので注意が必要。ミラーイメージ程度なら殴って幻影を潰すほうが早いこともある。

 

BG2では純シーフよりも、マルチ or デュアルのシーフのほうが使い勝手が良い。BG2ではシーフ技能ポイントが余りがちなので、シーフクラスのレベルを上げる意味は薄く、他クラスとマルチ or デュアルして攻撃力を上げたほうが活躍の機会は多い。またシーフの高レベル技能「ユーズ・エニィアイテム」は、他クラスと絡めると面白くて強力な効果を生むのも非常に魅力的。「ユーズ・エニィアイテム」のためだけにマルチ or デュアルにする価値があると言ってもいいほどだ。
なおシーフの高レベル技能はユーズ・エニィアイテムの他にも、各種トラップが強い。とくに「スパイクトラップ」はゲーム中最強クラスの破壊力を誇り、しかも(スパイクなのに何故か)マジックミサイルなどと同じ魔力エネルギーによるダメージのため、ほとんどの相手に直撃する。ファイターとのマルチであればタイムトラップ中にボコボコに叩きのめすのもシンプルながら強力。

 
  • バックスタブについて
    敵の後方、90度のコーン状の内部から攻撃することで成立する。AIに任せると自動攻撃してしまうのでバックスタブをするキャラクターのAIは攻撃オフにしよう。
    また、シーフ能力のステルスにせよ、インヴィジビリティなどの呪文やポーションにせよ透明化してからの近接攻撃にはTHAC0-4のボーナスが付く。
    もっとも、THAC0のボーナスはシーフに限らず透明状態にあるキャラクターはすべてこの恩恵にあずかれる。
    似たような効果のサンクチュアリは厳密には透明化ではないのでこのボーナスはない。
  • ピックポケットについて
    ピックポケットの能力が対象の設定レベルを超えないと「何も持っていない」になり、スリができない。
    各NPCごとに設定されている模様。村人などは低く、ドリッズトなどは高く設定されているようだ。
    サンクチュアリの影響下ではピックポケットをしても効果が切れない。つまり失敗しても敵対しない。
  • オープン・ロックについて
    呪文やポーションで透明化していると一瞬で解けてしまう。シーフ能力のステルスで隠れていた場合は徐々に姿を現す状態となり2ラウンドの猶予がある。
    サンクチュアリの影響下であるとなぜか解けることはない。したがって街中でオープン・ロックをしても衛兵が来ることはない。
  • ファインドトラップについて
    マルチクラスやデュアルクラスまたはユーズ・エニィアイテムなどの能力でプレートメイルなど重たい鎧を装備した場合、ほとんどのシーフ能力が使えなくなる。
    しかし罠を探すことだけはできる。ただし解除はできない。とはいえ戦闘中でもなければ脱ぐのは一瞬だ。
  • セットトラップについて
    セットトラップスキルの値を確率として、罠系の設置失敗判定がある。
    スキルの値が高くてもボーナスなどはないため、100以上にするメリットはない。
    またスキル値にペナルティがかかる装備もないため、伸ばすにしても基本値110(DEX低下を受けても100を維持できる)までにしておこう。

アサシン

バックスタブのためにある職業。7倍ダメージはまさにロマン。また毒の継続ダメージはスペルキャスターの詠唱阻止ともなるため、バックスタブとあわせて使うと良い。
盗賊技能ポイントが純シーフの60%と少ないうえ、バックスタブのためにハイド・イン・シャドウとムーブ・サイレントリーにポイントを振る必要があるので、他の盗賊技能は犠牲にせざるを得ない。装備やポーションでカバーしよう。

EE版のポイズンウェポンは1ラウンドに複数回の攻撃が可能ならば次々別の対象を攻撃したほうがよい。次のラウンドになるとまた同じ対象に毒状態にするチャンスが回ってくる。
また、ポイズンウェポンは飛び道具にも使用できる。アロー・オブ・デトネーションの爆発やファイアーシーズの爆発にも毒が乗る。メルフズ・ミニット・メテオズやソルズ・シアリング・オーブといった魔法の投擲武器にも毒が乗る。

そして、デュアルクラスをした場合、両者クラスの平均値がこの毒の強さに適応される。
例えばアサシンを2レベルでファイターにデュアルした場合、ファイターが23レベルになった時に毒の強さのレベルが13レベル相当になる。(アサシン2/ファイター23で合計レベル25となる。これは端数切り上げになるためレベルは13になる)

バックスタブの7倍はロマンだがほとんどの敵は5倍の時点で死ぬ。スペルキャスターならなおさらHPは少ない。
即死させるのに7倍ダメージが必要になるような強力なモンスターは大体バックスタブに耐性があるのには注意。

バウンティハンター

上級罠は通常罠とは違い、視界内の任意地点へ設置することができるため、敵の視界外から罠を設置しての不意打ちをすることができる。罠の効果範囲自体もそれなりに広いため、相手が行動を起こさない(ダメージを受けても戦闘態勢にならない)距離から罠だけで殲滅することもできる。
敵発見でオートポーズ設定しておき、見つけたら即後退とすれば大抵は見つからずに上記の作戦ができる距離を保てるだろう。
なお、レベル16以降は上級罠の効果が大きく変化するので注意。
デュアルするならばスペシャルスネアの強さと回数を考えレベル10または11もしくは15が良いだろうか。
スペシャルスネアはクレリックの範囲攻撃呪文が乏しいことの一助になるだろう。またサンクチュアリなどの一部のクレリック呪文のシナジーも効く。
BG2最強バックスタブ武器はクォータースタッフなので刃物が使えないクレリックも安心。呪文で補えるが、重い鎧を着るとほとんどのシーフ能力が使えないので注意。
メイジとデュアルするならば単純にシーフの能力のほかに、攻撃呪文の回数がプラスされるイメージで扱える。

スワッシュバックラー

キットの長所を見るかぎりだと軽戦士として利用できそうだが、それでもやはり基本はシーフなので前線役としては頼りない。ただし大器晩成型で、BG2中盤を過ぎたころになると真価を発揮しだす。とくに「ユーズ・エニィアイテム」取得後は前衛としての活躍が期待できる。シールドを持てば簡単にACを限界値(-24)まで下げられる点も素晴らしい。ファイターと比べると攻撃回数が劣るので、アイテムや呪文で補強しよう。序盤は少しは戦闘もこなせるシーフとして、終盤は優秀な前衛として働けるだろう。
このキットは強さがわかりやすく、またデメリットが小さいため、シーフキットの中では最も扱いやすい。シーフから他クラスへデュアルする場合も、スワッシュバックラーが定番だ。なおデュアルする際は5の倍数でデュアルすると、キットの恩恵を受けやすい。

シャドウダンサー

敵の視界内からでもハイド・イン・シャドウが行えるのが最大の強み。そのため他キットよりもバックスタブを仕掛けられる機会が格段に多い。またシャドウステップは攻めにも逃げにも使える便利なスキル。使っていて楽しいキットだ。ただ、やはり命中率は気になるのでしっかり補強したい。

シーフ能力に対する種族修正

能力人間エルフハーフエルフノームハーフリングドワーフハーフオーク
ピックポケット15202515201515
オープン・ロック1051015152010
ファインドトラップ5551510205
ムーブ・サイレントリー10151015201010
ハイド・イン・シャドウ51510102055
ディテクトイリュージョン---10-5-
セット・トラップ---5-10-

シーフ能力に対するデクスタリティ修正

DEXピックポケットオープン・ロックファインドトラップムーブ・
サイレントリー
ハイド・イン・
シャドウ
ディテクト
イリュージョン
セット・トラップ
9-15-10-10-20-100-10
10-10-5-10-15-50-10
11-50-5-1000-5
12000-5000
13~150000000
160500000
1751005500
1810155101005
191520101515010

バックスタブによるダメージ修正

レベルダメージ修正
1 to 42倍
5 to 83倍
9 to 124倍
13+5倍

高レベル技能

注:スワッシュバックラーは、アサシネーションの代わりにワールウィンドアタックを習得できる。

セット・スパイクトラップこの技能は、ローグに強力なスパイクトラップを仕掛ける能力を与える。ばね仕掛けの大針の罠は、気づかずに作動させてしまった者に20d6のダメージを与える。複数回取得可能。
セット・
エクスプローディングトラップ
この技能は、ローグに強力な爆発物のトラップを仕掛ける能力を与える。この罠は10d6のダメージを与える(対呪文セービングスローで半減)ファイアーボールを放ち、対象は遠くへ吹き飛ばされる。複数回取得可能。
セット・タイムトラップこの技能はローグに、メイジ呪文のタイムストップに似た効果を発揮する魔法の罠を仕掛ける能力を与える。この罠が作動すると10秒間、ローグ以外の者にとって時の流れがほとんど止まるのである。この罠は普通、敵の背後に回って攻撃を加えるために使用される。複数回取得可能。
イヴェイジョンイヴェイジョンの技能によって、ローグの本能的な保身の感覚が高められる。この技能は3ラウンドの間、ACに4とセービングスローに2のボーナスを与える。複数回取得可能。
グレーター・イヴェイジョンイヴェイジョンが強力になったこの技能は、ACに-6、セービングズローに3のボーナスを与える。加えて、ローグは移動に+2のボーナスを得られ(通常の移動速度は10)、通常の飛び道具はまったく当たらなくなる。グレーター・イヴェイジョンは5ラウンドの間、持続する。複数回取得可能。

必要な技能:イヴェイジョン
ユーズ・エニィアイテムローグ達は、自分が今持っている物に対して適応し、有効的な使い方を見出す技術を誇っている。ユーズ・エニィアイテムの技能はその技術を拡張するものであり、一度習得すれば永久的な効果を持つ。この技能はローグに、全てのアイテムを使用可能にする(本来なら他クラス専用のものでさえも)。魔術師のワンドやスクロールから、ファイターにしか使えないような巨大な武器までも扱えるようになるのだ。*2
アサシネーション数多くの戦いから得た全ての技巧をこらすことによって、この技能は発動後1ラウンドの間、シーフの全ての攻撃をバックスタブとして扱い、そのシーフのバックスタブ修正をダメージに加えることを可能にする。
アヴォイド・デス超人的な身のこなしを発揮することで、高レベルのローグは絶対絶命の状況を切り抜けることができるようになる。この技能は5ラウンド持続し、その間、対死セービングスローには+5のボーナスが与えられ、ヒットポイントは20加算される。さらに持続時間中は死の魔法に対して完全な耐性を得る。複数回取得可能。
アルケミー(錬金術)経験を積み、冒険の中で多くのポーションを見てきたローグは、その職業的な巧みさによって、ポーションを造ってみる事ができる。錬金術の技能によって、ローグは1日につき1つ、以下の8種類のポーションの中からランダムで1種類だけ造り出すことができる。複数回取得可能。

ローグが造るポーションは以下のリストからランダムに作り出される:
1) ポーション・オブ・マスターシーフ
2) ポーション・オブ・パーセプション
3) ポーション・オブ・エクストラヒーリング
4) ポーション・オブ・スーピリアヒーリング
5) ポーション・オブ・リジェネレーション
6) 解毒剤
7) オイル・オブ・スピード
8) ポーション・オブ・フロストジャイアントストレングス(シーフかバードのみ使用可)
スクライブ・スクロール
(スクロール作成)
この技能によって、ローグは初級~中級レベル呪文のスクロールを造ることができるようになる。複数回取得可能。スクロールは以下のリストからランダムに作成される。:
1) マジックミサイル
2) ヘイスト
3) ファイアーボール
4) ディスペルマジック
5) ダイアチャーム
6) インヴィジビリティ
7) コーン・オブ・コールド
8) モンスターサモニングII
9) モンスターサモニングIII

必要な技能:ユーズ・エニィアイテム
 

注:シャドウダンサーは、上記トラップ3種の代わりに以下の3つの高レベル技能を習得する。

シャドウ・ツインこのスキルを使うと、使用者とほぼ同等のコピーが現れる(2ターン持続)。コピーは、スキル使用者の60%のレベルであり、そのレベルのシャドウダンサーが持っている技能を全て持つ。ヒットポイントもまた、使用者の60%である。コピーはスキル使用者の支配下に置かれる。複数回取得可能。*3
シャドウ・メイズプレーン・オブ・シャドウ内の小さな空洞への出入口を一時的に開く。シャドウダンサーの10フィート以内の全ての敵は対呪文セービングスローを-4のペナルティで行わなければならず、失敗すると影の迷宮に囚われる(メイズと同様の効果)。複数回取得可能。
シャドウ・フォームこの技能は、使用者の体組織の一部をシャドウマテリアルに変換し、部分的に無形のものにする。次の5ラウンドの間、シャドウダンサーに向けられるすべての物理攻撃は通常の半分のダメージとなる。またこの間、シャドウダンサーはインプルーヴド・インヴィジビリティと同等の効果を受け、呪文の直接的な対象にならない。複数回取得可能。
 

コメント欄

  • DEX20以降のシーフ技能に対するボーナスは、ハインドインシャドウ、ムーブサイレントリー、ディテクトイリュージョンを除き一律+5%ずつ加算。13~15を水準とした場合、DEX25で40のボーナス。ディテクトイリュージョンは0のまま、隠密系2つは35のボーナス。また、DEXが9以下に下げられた時の追加ペナルティは無し(DEXが3まで下げられてもDEX9の時と同じ) -- 2019-06-16 (日) 15:36:59
  • タイムトラップは強力ですが、耐性のある大ボスは時間停止中もわが物顔で歩き回ります。使う相手を誤ると時間停止状態の味方が次々となぎ倒されるハメになるので要注意。 -- 2020-11-16 (月) 17:04:06
  • 海外サイトを探し回ってみるとBGEEは150までBGEE2は200くらい以上までスリを上げる意味はない様子。罠探知や鍵や罠も100まででハイドインシャドウはそれぞれが200で合計400まで意味があるらしい。ハイドインシャドウはマップの光源なども影響があるらしい。 -- 2022-09-21 (水) 02:07:41
  • スワッシュバックラーはキット特典によりTHAC0は概ねプリースト系と同等、武器の熟練度を加味すると上回ることもできる。ウォーリア系との間には攻撃回数という分厚い壁が依然として立ち塞がるが。 -- 2023-09-19 (火) 21:38:22
  • ピックポケットは相手のレベルに依存し、ゲームの難易度によってそれは上昇する。また1/20(5%)の可能性で必ず失敗する。 -- 2023-10-03 (火) 01:20:37
  • 魅了した敵からも盗むことができる。装備品もピックポケットスキルが50以上あれば盗む可能性がある。 -- 2023-10-03 (火) 01:24:00
  • シャドウダンサーを「常時ステルス状態」になれるまで育てると、ステルス時ボーナスで実質常時THAC0-4になるのか。ハイドとムーブだけ育て切ったら即ファイターにデュアルするのも面白いかな。高レベルシーフ技能捨ててまでやる意味があるかは別にして。 -- 2023-11-11 (土) 23:18:10

*1 スカルトラップ等の罠も反応しない
*2 ただし、使用可能者がクラスや属性ではなく個人名で指定されている専用アイテムは対象外。また、鎧によるシーフ技能や秘術呪文の制限、技能スロットを取得していない武器のペナルティ等もそのまま受ける。
*3 ただし、一度に出せるのは一体のみ。シミュレイクラムで出た分身がさらにシャドウツインを出すことは可能。