特徴
メイン、サブ共に着弾時に爆発を起こす武器のため、広範囲にダメージを与えやすい。
放物線を描くサブを持ち、障害物の向こうから一方的に攻撃したり
普通は届かない場所を攻撃したりも可能。
耐久は高めなので、うまく立ち回ればセーフハウスに戻らず長く戦場に居続ける事もできる。
性能
機体タイプ | 撃破ポイント | 耐久値 | 移動タイプ | ジャンプタイプ | よろけ閾値 |
---|---|---|---|---|---|
重装 | 110 | 165 | ブースト | ブースト | 100 |
名称 | タイプ | 弾数 | ダメージ | よろけ値 | リロード時間 | スコアボーナス | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
メイン武器 | ロケットランチャー | 射撃 | 3 | 10+30 | 100+20 | 2秒 | 0 |
サブ武器 | ヘビーグレネードランチャー | 射撃 | 4 | 5+10 | 20+25 | 2秒 | 5 |
軽格闘 | タックル | 格闘 | - | 15 | 100 | 0.5秒 | 15 |
重格闘 | サスペンションシールド | 射撃 | 1 | 5 | 80 | 5秒 | 20 |
機体性能
機動力は低めで、ラウンドハンマー2種よりはマシという程度で最低クラス。
歩行、ダッシュは遅く、ホバリングの旋回性能もあまり良くはない。
基本的にはダッシュで移動する事になる。
コストに対して耐久値は高いため、多少の被弾は無視して長く戦う事ができる機体。
メイン武器 ロケットランチャー
手に持ったロケットランチャーから単発の弾頭を発射する。
発射された弾頭はまっすぐ飛んでいき、障害物などに当たると爆発する。
直撃させた時はダメージを与えるだけでなく相手が怯むので、動きを止めたい時などにも役立つ。
実弾武器であり、相手の射撃で一定のダメージを受けるとその場で爆発、相手の射撃と相殺してお互いに消滅する。
弾数が3発と少なく、発射間隔も長いため回転率は非常に悪い。
弾速も遅いので適当にばら撒いていても、まず当たらない。
サブ武器 ヘビーグレネードランチャー
肩に担いでいる2つの発射口からグレネードを発射する。
発射する時には少し前かがみになる発射態勢を取り、グレネードを4連続で発射する。
発射されたグレネードは放物線を描いて飛んでいき、1発ごとに爆風込みで15ダメージ。
射角は自分の前方、真横から真上までの約90度。
それ以上になると後ろを向くので、実質180度の射角を持つ。
発射中でも射角は調整できるので、1発目~4発目までを撃ちながら射角を変える事も可能。
発射態勢になった場合は基本的に動けなくなり、その場で狙いを定める事になる。
ただ、地上ダッシュ中に発射態勢を取る事で発射態勢のままダッシュ移動ができ、空中で発射する事も可能になる。
メイン射撃からダッシュキャンセルなしで発射できるので追撃にも便利。
その他の場面でも用途は多いので、使う機会は非常に多い。
4発になった事で回転率はやや悪くなったものの、2発ずつ撃つようにすれば以前と同じ感覚で使っていける。
ただ放物線を描く関係上、真横の遠方にいる相手に当てるのは少し難しい。
ダメージソースにもなるが、やはり基本的には立ち回りの補助や、相手を動かす意味合いが強い武装。
4発を撃ちきらないといけないように思えるが、ダッシュキャンセルで1発ずつ撃つ事が可能。
軽格闘 タックル
相手に向かって肩を突き出し、そこそこの距離を移動しながら行うタックル。
当たると相手は怯んだ状態で吹っ飛び、2キャラ分ほどの距離が開く。
空中でも出す事ができ、モーションが終わるまではその場で滞空する。
アップデートによって、相手と重なった状態では当たらなくなってしまった。
発生も早いとは言えないので、完全に移動用か先読みで置いておく武装になった点は注意。
ただ、モーションの移動距離が伸びた事で移動の補助的な意味合いでも使えるようになった。
ブースト残量次第ではあるが、タックルからそのまま移動に移る事で、相手との距離を一気に詰める事も可能。
とはいえ、無理に狙うほどの価値はない。あくまで緊急時の一手と思っておこう。
重格闘 サスペンションシールド
自分の目の前に、相手の射撃を防ぐ盾を設置する。空中にも設置可能。
表裏関係なく相手の射撃は防ぎ、こちらの射撃は通過させる。
6秒経過するか、一定量のダメージを受ける事で爆発四散、消滅する。
敵本体がぶつかった場合は即座に爆発し、5ダメージを与える。
自分の陣地を形成できる使い勝手の良い武装であり、この機体の大きな特徴でもある。
ただ、リロードが5秒と長いので気軽に使いにくいのが難点。
基本的な射撃攻撃は防いでくれるが
ヴァイパリドやPキャノンの太いレーザーは貫通してくるので注意。
またタイフーンのグレネードや、ヴァイパリドの機雷など防げない攻撃も多いので過信は禁物。
立ち回り
- 最初に
ヘビーアサルトエンジニアは、苦手な相手や場面が非常に多い機体である。
メインは弾速が遅く回転率も悪く、サブも直接当てるのは難しいので射撃機なのに射撃戦が苦手。
近距離に至っては頼れる武装が全くないため、タイマンならば量産機にすら苦戦を強いられる。
使い慣れるまでは勝つのは難しく、慣れてきても常に勝ち続けるのは難しいだろう。
なので、勝つためにはいかに不利な相手、場面で立ち回りを頑張れるかが重要になってくる。 - 基本の立ち回り
基本的にこの機体は、自分から相手に攻め込んで戦うよりは、どっしりと待ち構える方が得意な機体だ。
障害物の後ろに隠れたり、細い通路を盾で塞いだりして有利な状況を作っておき、
相手がこちらに攻め込んできたところをメイン射撃などで美味しく刈り取っていこう。
メインがばら撒きにくく、当てにくいタイプなので、ブースト操作をしながら狙うのは非常に難しい。
サブも真下に当てるためには一度真上に射出必要があり、追撃もしにくいので
基本的には、相手が斜め上か横にいるような位置取りを徹底したい。
こうすると自分は待ち構えやすくなり、偏差射撃もしやすいので五分以上の状況になる。
爆発でまとめて倒せる可能性が高く、安全に狙えるためこの機体にとって非常にありがたい状況だ。 - 移動に関して
速度が遅いせいか、急いで移動しようとしてブースト切れまでブースト移動をしてしまいがち。
もちろん戦場復帰は早い方がいいが、復帰した時にブースト切れになっていると、
射撃のための細かな位置調整、敵から逃げるといった立ち回りで重要な行動がとれなくなってしまう。
また短距離ブースト移動、という事を繰り返すと節約し、かつ弾幕を撒きながら近づけるのでおすすめ。 - リスポーンしてから戦場復帰まで
リスポーンをしてから戦場復帰まで、マップによっては時間がかかってしまう。
そういった時には、マップごとに射線が通っている場所を把握しておいて、
戦場となっているだろう場所に向けてメインやサブを撃ちながら移動しよう。
絶対に当たる訳ではないが、何もせずに移動するよりはスコアを稼げる可能性が出てくる。 - 偏差射撃の重要性
主なダメージ源になるメイン射撃は弾速が遅く、今そこにいる相手に向けて撃ってもまず当たらない。
そのため、相手が動く先に置いておくように撃つ“偏差射撃”で当てていくようにしたい。
今そこにいる相手に撃つのではなく、相手が次に動く先に弾を置いておくようにして撃つことで、
メイン射撃は格段に当たりやすくなり、ダメージレースでも食いついて行けるだろう。
自分を撃とうと飛び上がった相手に当てるなど、地形を利用して当てやすい状況を作る事も重要。 - サブ射撃と重格闘を使った状況作り
もちろん地形を利用したとしても、それだけでメインを当てられる状況は作りにくい。
そういった時に役立てたいのがサブ射撃のグレネードランチャーと、重格闘のサスペンションシールドだ。
この2つをうまく使う事で、メインを当てやすい有利な状態で戦いやすくなる。
射角を調整して障害物の向こうから一方的な攻撃をするなど、使える場面や状況が非常に多い武装である。
これをうまく使って相手を動かし、その先にメインを置くようにすると、それだけで当てやすい状況が作れる。
特にアップデートによって4発に増えた現在、サブを撃ちながら射角を変える事で、広範囲に爆撃が可能になった。
地形をうまく把握し、しっかり爆撃していけば相手の動きをかなり制限できるだろう。
細い通路を塞ぐように置けば、相手の射撃を防御しつつ一方的に射撃をする事ができるし、
障害物の上に置けば、相手がジャンプする角度を限定できるので偏差射撃が格段にしやすくなる。
この盾をどう使うかで戦いやすさは大きく変わってくるだろう。 - サブ射撃の撒き方
サブ射撃がアップデートによって4発に増え、以前よりも豊富な撒き方ができるようになった。
撃ちながら射角を動かせば、遠くから手前まで隙間なく爆撃できるため、非常に便利。
また、メインからの追撃として4発全てを当てられれば、かなりのダメージソースにもなる。
おすすめなのは、メインを撃った後にサブを2発撃ち、ダッシュしてまたメイン>サブ2発という撃ち方。
4発撃ちきるよりも硬直が短いため、被弾のリスクを減らしつつ、そこそこのダメージを狙える。
ヘビーアサルトはとにかく先手を取れないと辛い場面が多く、先手を取るためには索敵が重要である。
サブは爆風の範囲がそこそこ広いため、撒いておけば着弾音で相手がどのあたりにいるのか把握しやすい。
さらに射角ごとの着弾地点を覚えておけば、おおよその距離もわかるのでとても重宝するだろう。
移動しながらサブを撒き、着弾音がすればフタをするようにメインを置く事で、先手を取って大ダメージを狙える。 - 盾の置き方
この機体最大の特徴であるサスペンションシールドだが、ただ目の前に置けばいいという訳ではない。
他の機体のガードとは違い、この盾は見た目通りの範囲しか射撃を防いでくれないので、
目の前に置いたとしても斜め上から撃たれると被弾してしまう。
相手が上を取りやすい場所ならば、自機の斜め上に置いて斜め方向からの射撃に対処、
細い通路ならば目の前に置いて通路を封鎖し、前からの攻撃はシャットアウトするといった感じで、
地形によって置く場所を考えないと、設置した盾の意味がなくなってしまうので注意。 - 無理に追わない
このゲームでは、どうしても相手が逃げていく場面が多く、追いかけたくなる場面もある。
他の機体ならば問題ないのだが、この機体はいかんせん足が遅い。
追いかけてもラウンドハンマー以外の機体には置いていかれてしまい、頑張っても逃げきられるし、
逃走中の相手の攻撃でこちらだけダメージを受ける事も多い。
相手の機体によっては、最初から完全に無視するのも効果的だ。
1人の相手に執着しすぎる事は、この機体を使う上でマイナスしかないのでとても重要となる。 - タイマンになった際の立ち回り
タイマンせざるを得ない状況になった際には、サブ射撃を真上にばら撒いて対処するのがオススメ。
タイマンの場合、基本的にお互い動き回るのでこちらのメインがまず当たらない。
サブ射撃は真上に向かってばら撒くと、一瞬停滞してから地上に落ちてくる。
そのため相手が自分の真上を取りにくくなり、結果として苦手とする真上からの攻撃を防ぎやすくなる。
さらに射角を少しだけズラしながら撃てば、落ちてきたサブが自分の周辺に降り注ぎ、ダメージも与えやすくなる。
追いかけてきた相手に時間差で落下してきたサブ射撃が刺さる事もあり
意外とダメージを稼げるので便利だ。
とはいえ基本的にはタイマンは避けて、他の人がいる場所に逃げて乱戦を狙う方が良いだろう。 - 画面端などで囲まれたら
絶対に避けるべき場面だが、気づいたら画面端などで複数人に囲まれる事も多い。
こうなってしまった時は腹をくくって戦おう。
幸いこの機体の武器は全部が広範囲にダメージを与えやすい。
囲まれた時は相手の距離も近いので偏差射撃も必要なく
目の前の相手に当てていく事で意外と何とかなったりする。
タックルもこういった乱戦状態ではそれなりに機能するので、とりあえず出してみるのも良いだろう。
対策
- 最初に
簡単な話だが、ヘビーアサルトエンジニアはどの機体が相手でも基本的にやる事は変わらない。
サブと盾で陣地を作り、メインとサブでダメージを取る。
器用な機体ではないため、基本的にはこれだけを極めていけばいい。
他機体への対策は、対策というよりも知っていると少し楽になるという程度の知識だと考えておこう。 - 射撃機への対策
基本的に真正面から撃ち合いをしてはいけない。
この機体は射撃の火力はそこそこだが、いかんせん回転率と命中率が悪い。
真正面から撃ち合うと、まず間違いなく撃ち負けるので基本的には守りの姿勢で戦おう。
地形にもよるが、まずは盾を置いて相手の射撃をガードできる状況を作り、サブを撒いて身を守るという感じだ。
相手も自分も動いている状況、かつ余裕のない状態で直撃させるのは不可能に近い。
そのため、相手に当てるというよりは地面や壁に当てて爆風でダメージを与える、という意識で撃つと良い。
相手が逃げた場合は、自分の残り体力と相談して追撃か撤退かを決めよう。 - 格闘機への対策
先に断言しておくが、相性でいえばかなり悪い。
格闘機は機動性が高く、かつ格闘にスーパーアーマーが付いている機体もあり、タイマンで相手をするのはかなり難しい。
そのため見えてから動くのではなく、常に先手を取っていく必要がある。
1番良い対策としては、やはり1発でよろけが取れるメインを当てて、よろけている隙に逃げる事だろう。
距離を取り、相手がこちらを追いかけてきたところでメインを当てる。
これを繰り返すのが最適解だと思われる。 - 天敵への対策
ヘビーアサルトは基本的に全機体が得意ではないが、中でも10:0が付くレベルで不利な機体がいる。
ドラグーンとハルバードである。
ドラグーンは射撃、格闘共にヘビーアサルトでは太刀打ちのしようがない。
ハルバードは機動性で惨敗しており、逃げながらミサイルを撃たれているだけで死ぬ。
ハルバードに至っては当てるのがそもそも難しく、クソゲー状態になってしまうだろう。
そのため、この2機がいるのが見えたらまずは他の人達に合流しよう。多少ダメージを食らってもいい。
乱戦になってしまえば、他の対戦相手がドラグーンやハルバードを処理してくれるし、漁夫の利も狙える。 - 同キャラ対策
ヘビーアサルトが2機以上いた時、どのように動くべきか。
まず避けたいのが、お互いにヘビーアサルトだけを狙うという戦法である。
足が遅い機体同士なので狙いたくなってしまうが、他の機体がいる事を忘れてはいけない。
狙うなとは言わないが、お互いに執着しているとスコアが酷い事になる場合も多いので注意。 - 対ヘビーアサルトへの他機体での対策
他機体に乗った時のヘビーアサルト対策だが……
ぶっちゃけ、性能的には特に対策する必要のない機体である。
意外と自衛能力は高いため、真正面から突っ込んでいくとダメージを貰う事があるので注意が必要。 - 射撃機(タイマン)での対策
機動力や射撃性能の関係上、引き撃ちが最も効果的だ。相手は遅いので落ち着いて狙っていけばいい。
射撃機なのに射撃戦が苦手なので、まず苦戦する事はない。
よほど運が悪くない限りは一方的な蹂躙で終わるだろう。 - 格闘機(タイマン)での対策
スーパーアーマーのゴリ押しに対抗する手段がないため、ゴリ押しあるのみ。
近距離に寄ってしまえば、相手ができるのはタックルくらいなので脅威にならない。蹂躙しましょう。
ただ、格闘の距離に行くまでにメインを食らってしまうと、その時の怯みで逃げられてしまうので
相手がメインを撃ったのを見てから突っ込むなどの工夫は必要。 - 高機動機(タイマン)での対策
この機体は偏差射撃を主体とするため、変に動き回らない方が実は被弾を抑えられる。
避ける場合も、弾が見えてからでも十分避けられるので、焦らないのが大事になる。
メインの発射間隔が長いため、メインの発射を確認してから動くと自分の被害を抑えやすい。
近距離であまりウロウロしていると、タックルを食らう危険もあるので一撃離脱を基本に立ち回ると良い。 - 重装機(タイマン)での対策
ドラグーンは完全メタ機体なので問題ない。
基本的にダメージレースで負ける事はないだろう。
盾を設置されてもメイン射撃で蒸発させてしまえるので、決して怖い相手ではない。
近寄られたら、軽格闘で逃げてしまえば問題ないので安心だ。 - メタを張るなら
どうしても勝ちたい、この機体に完全にメタを張りたいという時は、ドラグーンがおすすめ。
実弾の射撃をかき消してくるサブ射撃、スーパーアーマー付きの格闘と、この機体が苦手とする武装が揃っている。
仮にドラグーン状態で撃破されたとしても、その頃には相手は満身創痍なので、サーベルで美味しくいただこう。
ほんとドラグーン辛い。 - 立ち回りでの対策
この機体の主なスコア稼ぎの場所は、自分以外の誰かが行っている乱戦だ。
乱戦を同じ場所でやっていると、追いついてきたこの機体によってスコアを稼がれるため、
一ヵ所にとどまらず、ヘビーアサルトエンジニア以外の全員で移動しながらマップのあちこちで戦うようにしよう。
戦場にいつまでも辿りつけず、泣きながら追いかけ続けるヘビーアサルトエンジニアを見る事ができる。