IVL 人物志 第6号 XROCK_北离(Billy)

Last-modified: 2022-09-24 (土) 17:35:43

IVL 人物志 第6号 XROCK_北离(Billy) 全能リーダーのマニュアル

インタビューでの大部分の質問について、XROCKチームのリーダーである北离は答える時、いつも無意識にチームメイトの話になる。素晴らしいチームメートを持ってプロになり、チームが必要とする全能のサバイバーになるために彼は努力した。XROCKの成績は芳しくなかったかもしれないが、このように常にチームを意識して進歩してきたリーダーがいることも、ファンがチームを応援してきた理由の1つだろう。“贝雷病毒”(Billyウイルス)*1の急速な拡大は、この選手の実力を認めたもう1つの証明である。

挫折と堅持

北离も最初は配信者の試合から始まり、TVT戦隊の一員として、チームで3回の大会に参加し、第一届西瓜杯演绎赛、第两届西瓜杯演绎赛、第五届赏金争霸赛でそれそれ優勝を獲得した。その後2019年にはIVC冬季精英赛とCOAでWS戦隊に加入したが、戦隊の成績は芳しくなかった。そして2020夏季IVLが始まる前に、XROCKチームの再編成を経て、北离はXROCKに加入し、チームリーダーになった。彼はインタビューで"プロになった理由を「第五人格を愛していて、素晴らしいチームメイトがいて、今まで努力してきて、偶然プロという道ができたからです」と語った。また、COAIIからプロ入りまでの間にコンディションが起伏していて、あまりよくないことも告白した。プロになる過程は曲がりくねっていて、北离は遠回りになったとしても、それでも自分が愛することとチームのために努力しています。

贝雷病毒(贝雷ウイルス)

2人の配信者が試合を観戦してる時に笑いながら"贝雷"と"彩虹屁"*2という呼び名で北离のプレイを絶賛し、ある動画up主がそれを編集して広まったため、贝雷という呼び名が急速に拡散した。"贝雷病毒"はIVL全体を包み込み、IVL選手から試合会場のスタッフ、解説まで"死を免れた"という人は1人もいなかった。本人はこの呼び方について「みんなを喜ばせていて嬉しい」と語った。もちろん"彩虹屁"の部分については、北离はまず2人の配信者に感謝し、次にあまり本気にしないで、自分が改善しなければならないことが多いことを伝えた。"彩虹屁"には次のような言葉がある。「歴史が始まった時、オフェンスの祖先が誕生した。彼の名は、贝雷」。これは誇張されているが、面白い形容からもオフェンスというキャラクターに対するこの選手の熟練度を視聴者に理解させるには十分であり、北离の実力に対するこの表現は分かりにくいことではないでしょう。

一匹狼の戦いではない

WSの強力オフェンスプレイヤーから現在まで、"IVL枪王"と呼ばれ、解読キャラクターや牽制キャラクター、現在の救援キャラクターまで、北离のキャラクタープールは非常に広いと言えるが、このように多くのキャラクターを練習するには普段の時間で必ず大量のトレーニングが必要である。北离は「チームに必要なので、みんなの適切なポジションを探している」「みんなで助け合ってこのように過ごしてきた」、と軽く説明したがその背後にはどれだけ知られていない苦労と汗があったのか、これがいつも思いがけないプレーをし、このチームのキャプテンの、北离である。北离はインタビューに応じ、「1人ではできないことには、4人が必要で、その摩擦が最高です」と語った。XROCKのリーダーとして、個人の進歩だけではチームの団結にはかなわないことを常に伝えている。IVLでのXROCKの成績は芳しくなかったが、応援してくれるファンがいてくれた。XROCKにはこのような団結力をもつリーダーがいるからこそ、ファンも並々ならぬ団結力を持っているのかもしれません。北离は「私たちの試合を見ていると胸が締め付けられることもあり、今までも耐えてきたこともあるでしょう。応援してくれたファンには感謝しています。本当にありがとうございます」と話した。試合では実力が語られるのかもしれませんが、試合の下で選手にとって力を与えてくれるのは、彼らのために叫ぶファンに違いありません。

取替えがいない存在

XROCKにとってもIVLプロリーグ全体にとっても、北离という選手はかけがえのない存在だ。"贝雷病毒"の急速な拡大は最高の証拠だ。

北离が今後の試合で私たちにどんな驚きをもたらすかは誰もわかりませんが、私たちは期待しています!

元画像

XROCK_Billy.jpg


*1 “贝雷病毒”とはIVLを観戦してる配信者がつけた北离のあだ名で元Grの马克克と伍六七が呼び始めた。詳しくは元動画選手物語を参照
*2 "贝雷"は発音が「Bèi léi」、北离は「Běi lí」と発音が非常に似ていることからかけられている。一方"彩虹屁"はファン(この場合马克克と伍六七)が褒めまくる時に使う言葉である