作者
原作:しき
小説イラスト:八美☆わん
コミカライズ・きずな文庫版イラスト:蓮見ナツメ
あらすじ・概要
優秀すぎて人生イージーモードの王太子セシル。
退屈な日々を過ごしていたある日、宰相の娘バーティア嬢と婚約することになったのだけれど――。
「セシル殿下! 私は悪役令嬢ですの!!」。
彼女の口から飛び出す言葉は、理解不能なことばかり。
なんでもバーティア嬢には前世の記憶があり、『乙女ゲーム』なるものの『悪役令嬢』なのだという。
そんな彼女の目的は、立派な悪役になって婚約破棄されること。
そのために様々な悪事を企むバーティアだが、いつも空回りばかりで……。
婚約者殿は、一流の悪の華を目指して迷走中?
(小説連載ページより)
文武共にチートクラスに優秀な、しかしその優秀さともう一つの理由から齢10歳にして人生に退屈していたセシルと、その前に現れた「悪役令嬢」を自称する婚約者バーティアによる、(主にバーティアが)ドタバタ(するのをセシルが観察する)ラブコメディ。
「乙女ゲー転生悪役令嬢もの」のフォーマットを用いた作品ではあるが、過剰なざまぁはない。
「自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。」はセシルとバーティアの出会いから学院卒業、二人の結婚式およびその後のエピソードが描かれている。
続編の「自称悪役令嬢な妻の観察記録。」では
1、2巻:ウミューベ国を舞台にバーティアの友人リソーナ王女の結婚式にセシルとバーティアが出席する話
3、4巻:ゼノとクロが精霊界の両親に挨拶行くのにセシルとバーティアが同行する話
5巻:アルファスタ国にてチャールズがアンネ嬢との未来のために頑張るのをセシルとバーティアが見守ったり引っかき回したりする話
という物語が展開されている。
作品履歴
2016年よりアルファポリス/小説家になろうにて連載。
2017年5月、アルファポリスより単行本発売。
2018年5月、アルファポリスにてコミカライズ連載開始。
2025年、アニメ化発表(2026年放映予定)。