砲一覧/試製55口径20.3cm連装砲

Last-modified: 2023-09-01 (金) 15:37:18

試製55口径20.3cm連装砲

TypeⅠ
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TypeⅡ
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TypeⅢ
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対応艦種戦、巡、駆目標対空、対艦
重量261.88t装填速度15.0秒/発
耐久値4046発射初速885m/s
砲弾203mm弾最大仰角70.0度
AP弾薬大威力809最大俯角-5.0度
HE弾薬大威力1271旋回速度4.0度/秒
対艦射程7937m俯仰速度6.0度/秒
対空射程3527m弾薬庫
グリッド4×3
価格
開発技術
アメリカ海軍の55口径砲に対抗して、砲身長を55口径として試作開発された20.3cm砲。
1931年試作砲1門が完成し、試験結果も良好だったが計画は中止された。

入手方法

解説

  • 有用な中口径砲20.3cmE型をベースとした射程延伸砲(対空3527m;15.5cmは3394m、20.3cmE型は3233m)だが、長砲身になったせいで旋回干渉範囲が広がっているのが玉に瑕。

史実での扱い

ロンドン海軍軍縮条約によって補助艦にも保有制限が課せられたため、日本海軍は個艦のさらなる強化を考えた。
そこで、アメリカ海軍の55口径砲に対抗し、五十口径三年式二〇糎砲を基に55口径とした長砲身砲の試作が1930(昭和5年)に決定され、高雄型重巡洋艦と「羽黒」(「足柄」との説もあり)の主砲換装が計画された。
交換用の砲身や内筒約60門の製造が予定され、1931(昭和6)年には試作砲1門が完成し、試験結果も良好であったが、1933(昭和8)年に計画は中止された。理由は明らかでない。
なお、55口径の長砲身砲の開発を秘匿するため名称は「仮称五〇口径三号二〇センチ砲」とされている。

コメント欄

  • 長距離撃墜きもちーーーー -- 2023-09-01 (金) 15:37:18