作り方(例)
説明の順番が必ずしも理想的な造船の順番とは限りません。
高度な柔軟性を維持しつつ臨機応変に対応してね。
コンセプトを決める
①その船の役割は?
たとえば、
- 戦役や演習用のものなら:砲撃、雷撃、敵艦を引きつける囮、快速艦・・・がん積み
- 観賞用なら :好きに作ろう。自己の妄想を具現化せよ。
②求められる性能は?
性能は、おおまかに攻撃、装甲、速度の3つ。別々に考えるのではなく、3つのバランス取りが大事。
③お財布との相談
理想とはそううまく立ち行かないものだ。場合によってはグレードダウンや省略も検討しよう。金欠が甚だしいならいっそのこと後回しにしてもいいかもしれない
建造
まずは最低限のもの;前艦橋、煙突、主兵装、ボイラー、タービンの5つを載せよう。
順番はなんでも良い。スペース配分や設置のやりやすさ、射角などには特に気をつけよう。あっさり沈むぞ。
その1:兵装を積む
コンセプトに合わせて兵装を積んでいこう。
「敵艦はこの位置から動かないからこの向きに固定して詰め込もう」「周回秒数を一秒でも短縮するために〇〇を積もう」など。
本格的に作り込むなら、「何をさせたいか」を決めてから考えるのがとても重要。
※「集中装甲」を選択すると、弾薬庫付きの兵装を搭載した時、弾薬庫の場所で装甲化範囲が変わる場合があるので要注意。
その2:前艦橋を積む
前艦橋にはおもに観測高、通信範囲、電探の3つのステータスがある。
- 観測高 :自艦が敵艦を視認できる距離に影響。上に長いほど遠くまで見られると思っていい。空母前艦橋はほとんどないと思っておこう。
- 通信範囲:自艦からは視認できないが僚艦が視認できている場合、僚艦が「通信」で敵艦の居場所を通知してくれる(マップ上にのみ点線で表示。艦種・位置・向きが判別可能)。つまり、僚艦との距離がここまでだったら通信で敵艦の様子が教えられるよ!というステータス。
- 水上/対空電探:山の裏の敵艦/敵機ミエール。とくに水上電探はあるにこしたことはない。演習のように一撃必殺の斉射が飛び交う場所では心強い友となる。
TIPS:
とくに戦艦には、必ずしも玉鋼100以上を要求される戦艦の電探艦橋を装備する必要はない。駆逐艦の電探艦橋(玉鋼30程度)と戦艦の初期艦橋(基本ゴールド販売)を混載することで、戦艦の観測高や通信範囲を持った電探艦橋が再現できる。
※未検証情報:戦艦の後期艦橋のみを装備した場合と比べて、砲撃の命中精度に差があると言われています。優劣は状況によって変わるようですが、詳しいことは分かっていません。
その3:タービン、ボイラーを積む
最優先で気にするのは出力と伝導率と重量。排煙は超えなければなんでもいい。
※艦種ごとの理想的な組み合わせ
- 駆逐艦・軽巡洋艦 :小タービンと中ボイラー
- 重巡洋艦 :中タービンと大ボイラー(古鷹、青葉は大・中ボイラーの混載が理想)
- (準・前)弩級戦艦・軽空母:中、小タービンと中ボイラー
- その他戦艦・空母 :大タービンと大ボイラー
※「集中装甲」を選択すると、機関の場所で装甲化範囲が変わる場合が多いので要注意。
その4:煙突を積む
気にするべきは排煙と重量の2つ。
TIPS: 演習や攻略用の高速戦艦で、戦艦煙突を載せる余裕がない!という場合には「球磨型煙突」で代替ができる。排煙、重量、大きさ、値段共に優秀なので是非持っておこう。ただし重い。
軽くしたいのなら重量比排煙が最高の峯風型煙突type1を大量に配置しよう。
その5:その他設備を積む
後艦橋やカタパルト、装飾パーツなど。臨機応変にいこう。
保存する
最後は「保存して終了」を押そう。押さないと全ての努力が水の泡になるぞ。
関連動画
駆逐艦「綾波」の公式造船解説:
【造船訓練】艦つく -Warship Craft- 【駆逐艦編】
https://www.youtube.com/watch?v=s2Hm5wbyVpE
おまけ
造船時に必須ではないけれど、知って置くと便利な機能。
おまけ①:平賀先生の有難いお話を聞く
左下にある「評価」のタブを押すと、平賀先生から直々に評価が得られる。なお、評価は5段階あり攻撃力、対空、装甲、機動力などを評価してくれる。そして⭐️評価は全てを合わせた合計値を元に計算される。
最低限必要な4つのものが搭載されていないまたは、基準排水量を超えたり、100個以上パーツをつけてると「出撃できません」と言われるので直そう。
序盤のうちは評価は無視しよう。手に入るもの全てを積んでもボロクソ言われるぞ。
評価⭐️「物資不足はここまで深刻でしたか」
その名の通り評価において全てのレベルの合計大きく不足していると言われる。もしそう言われたら艦が本当にその性能でいいのか見直してた方がいいだろう
評価⭐️⭐️「少し…難があるかもしれませんねぇ」
評価において不足している部分があると言われる。さらなる改修を施して最高の艦艇に仕上げましょう。
評価⭐️⭐️⭐️「まずまずですね。十分に戦えるでしょう」
評価において全てのレベルの合計が標準レベルまで到達すると言われる。とりあえず初心者はまずこれを目指した方がいいかも。しばらくの間は、ストーリーとかで充分に活躍できる艦になれるかもしれない
評価⭐️⭐️⭐️⭐️「かなりいいですよ。実戦が楽しみです!」
評価において全てのレベルの合計が標準よりも高いレベルになると言われる。あと少し微調整すれば最高評価は目の前だよ!勿論、そのまま使っても、全然問題ないよ。
評価⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 「素晴らしいです!早速進水式といきましょう!」
評価において全てのレベルの合計が標準よりも非常に高いレベルになると言われる。早速その艦を使って大海原を駆け巡ろうぜ!
おまけ②:名前を決めよう
造船画面の左上に名前が表示されている。例えば「磯風型一番艦」など。
その名前を押すと名前の変更ができる。造船時に決めてもいいが、艦の名前はいつでも変えられるので、後々決まってから変えてもいいだろう。
おまけ③:設計図で保存しよう。
その作った艦を複製したり、一度改造してまた元に戻すこともあるだろう。その時に逐一思い出しながら造船するのは面倒である。
その時はアイテム「白紙設計図」を使用して設計図で保存しよう。パーツさえ揃っていれば、ワンタッチで全て配置してくれる便利な機能だぞ。
ちなみに、艦自体の保存をしなくても、設計図の保存のみも可能。設計図だけ保存して、後で再現することも可能だ。
詳しくは「設計図」を参照。
試運転
造船がひと段落したら、海上公試や任務で試運転をしてみよう。射角が制限されていたり、思ってたより使いづらいなんていう想定外のことが意外と起こる。
僚艦ならまだしも、旗艦が想定通りに運用できなかったら悲劇だ。
実戦投入
試運転でも問題なかったらいよいよ本番に出そう。問題点が見つかったら逐一直そう。
機関について
概要
機関は、スクリュー(船体)・タービン(スクリュー特性)・ボイラー(出力)・煙突(排煙)の4要素から成り立ちます。
また、機関パーツは開発状況によっては非常に重いため、燃費が悪化する大きな要因にもなります。
船体とタービン
船体にはそれぞれ「スクリュー」というパラメータが存在します。
スクリューはA~Fまで存在します。
※他艦のパラメータについては船体一覧を参照してください。
タービンには「伝導量」というパラメータが存在します。
これは、各スクリューに対してどれだけの効率でボイラー出力を伝えることが出来るかを表します。
今回選択した磯風型船体ではスクリューAを使用しているため、タービンによる出力変換は1基につき48.2%となります。
2基換装することでボイラー出力の96.4%をスクリューに伝えることが出来ます。
3基以上換装することもできますが、伝導量は100%が最大です。タービンとボイラーを重量配分を考えながら、機関室の全体に配置すると、ほとんどの確率で伝導量100%を作ることが出来ます。駆逐艦などの小型艦から空母、戦艦などの大型艦までこれは変わりません。
装甲
- 装甲は7.62cm砲への防御を想定した場合100mm程度あるとかなり効果的です。14cm砲に対しては200mm以上の装甲で十分と言えます。
30mm未満の薄い装甲はダメージ軽減という意味ではあまり効果がないのでいっそのこと0mmにしてもいいかと思います。ただし、火災発生率低下などの効果がある可能性も否定できませんので断定はできません。
以前ここにあった内容は検証 装甲の効果に移動しました。装甲に関する詳細な内容を知りたい場合はこちらのページをご覧ください。 - 艦首/艦尾装甲の増設が出来るようになっています。増設を行う場合はそれぞれ200ダイヤでの解放が必要。
- 艦首/艦尾装甲共に甲板/舷側の設定があるが、設定を行う箇所の装甲板は別途用意する必要がある。
- 設定を行った装甲の重量増加比率は、全て1.00になっている。そのため装甲を貼った分だけ重くなるので、速力と排水量に注意する必要がある。
補助艤装
- 技術開発の「艤装」の開発を進めると購入出来る補助アイテムを、設置/装着する事が出来る。
- 細かい種類は補助艤装一覧を参照。
- 初期状態では1つのみ設置/装着できる。スロット解放を行うことで最大5つまで増やせる。(1回につき100ダイヤ必要。つまり全て開放するなら400ダイヤが必要ということだ。リアルマネーとも相談しよう)
- 同種でランク違いの補助アイテムを複数個 設置/装着しても、その効果は加算や重複はされない。例えばⅠを5個置いても効果は重ならないし、ⅠとⅣを積んでもⅣのみ適用される。
総合戦力の値(仮)
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