零式艦上戦闘機六ニ型
重量 | 3.15t | 最高速度 | 543km/h |
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運動性能 | C | 爆弾威力 | 3124 |
被発見距離 | 3441m | 発艦準備時間 | 7.4s |
購入ダイヤ | (87.5) | 購入ゴールド | |
開発技術 | |||
戦闘機ではなく爆撃機とされた戦闘爆撃機。 六二型は250kg、または500kgの爆弾と増槽のどちらでも懸吊できる懸吊架の装備を行っている。 |
解説
- 2022/12/1に実装された。
- 航空機パックの購入でのみ入手可能。
- モデリング修正が2023/12/28におこなわれた。
史実での扱い
当時、日本海軍の最新型艦上爆撃機といえば流星か彗星だったが、彗星は液冷エンジン搭載のため生産能力に乏しく、急降下爆撃から雷撃までこなせる流星も、度重なる本土空襲で工場が破壊されたため生産量が少なかった他、艦載機として運用するには難があった。結果的に、戦線を支えていたのは旧式の九九式艦上爆撃機であり、急降下爆撃隊の損耗は激しかった。そこで頭の悪い海軍は零式艦上戦闘機を爆撃機改造し、戦闘爆撃機として使う方法を考えついた。零式艦上戦闘機五二型丙に爆弾投下装置を取り付けたことにより戦闘爆撃機へと進化を遂げた本機種は帝国海軍が最後に量産化した戦闘機でもあった。250kg爆弾と500kg爆弾(特攻用)を懸架する能力を持っていた。だが、先のマリアナ沖海戦で空母の殆どを失った日本海軍には、六二型を艦載機として運用する余力はなかった。乗せる空母がなければ陸上機として運用せざるを得ず、レイテ沖海戦では、陸上配備された五二型丙と同様に特攻任務などに使用された。
レイテ沖海戦で大敗北を喫した日本海軍は、本土決戦を目前とし、鹿児島県鹿屋基地を始めとする基地に当機種をかき集めた。目的はもちろん特攻作戦であった。500kgの爆装の際は離陸許容重量ギリギリのため機関砲を取り外して運用されたとされる(裏付ける資料なし。二一型の可能性大)。
戦後、ほぼすべての機体が解体されたため、記入者が知っている限りだと、現存する機体は大和ミュージアムに展示されている機体のみだ。ほとんどの人が五二型だと思っていたあれは六二型だ。
実は、元々六二型という機種は計画段階では存在しておらず、当初は六三型として製造される予定であった。六三型は栄二一型発動機に水メタノール噴射装置を取り付けた栄三一型とされているが、当発動機の製造が間に合わず、急遽栄二一型に戻されたとされている。機関銃等の武装は零式艦戦五二形丙と大差ない。三菱で158機、中島で数百機が生産されたとされる。
(大和ミュージアムに展示されている機体は塗装などから推定するに中島製)
魔改造機だと思ってました。 -- 2023-06-17 (土) 09:54:18