斧のイデア

斧のイデア

解放条件

• ストーリー「斧の戦士（2-16）」クリアで開放

紹介

強力な範囲攻撃で、近寄る敵を薙ぎ払うことに長けた近接物理スキル。
雑魚の群れは、斧を振り回しながら移動する「ワールウィンド」でなぎ倒し、ボスは斧を振り上げ全力で叩きつける「アヴェンジャー」で粉砕する。
アクティブスキルは２つのみのシンプルな構成だが、自らの肉体を強化するパッシブスキルを数多く持ち、力こそ最強を体現する無骨なスキルツリーである。
（公式の紹介より）

雑感

Lv1から取得可能な「ワールウインド（通称：WW、ぐるぐる、ベイブレード）」は
武器を構えてぐるぐる回転し全方向攻撃しながら移動し続けるスキルなのだが、これの使い勝手がとにかく良い。
スキル攻撃力そのものはさほど高くはないが、ワールウインドの強味としては

・近接攻撃としては攻撃範囲が広く、雑魚の群れを一掃しやすい。
・回転し続けて連続ヒットするので、一撃の威力の低さをある程度カバーできる。
・攻撃中も足を止めず旋回移動をしてくれるので自然と敵の攻撃をかわすことが多い。
・あらゆるスキルの中でも屈指のオート性能。レベル上げやアイテム掘りの周回が非常に楽。
・MP吸収or回復がついた装備を着用しスキルのレベルを調整すれば、常に攻撃し続けることが出来る。
・HP吸収をつけていれば攻撃範囲の広さと連続ヒットの相乗効果で、すごい勢いでHPを回復する事が出来る。
・装備に付いている自動攻撃スキルが発動しまくる。属性ダメージを考慮した装備にすればDPSはさらに上がる。

などが挙げられ、難しいことは考えず敵の群れにオートで突っ込めばOKなお手軽さが最大のウリであり、
現状ゲームの攻略に詰まったなら各種耐性と防御力を中心に装備を整えてWWを使えば大体なんとかなる。

「剛力」は、両手剣・両手斧・両手槍を片手で扱う事が出来るようになるスキル。
両手剣や両手槍が装備可能なイデアと『二刀のスキル』をあわせて取得することで、
「両手剣の二刀流」「両手槍の二槍流」と行ったロマンあふれる戦闘スタイルを構築することもできる。
・・・でもWWを使うのであれば素直に斧持った方が大体強い。

ビルド例

1.防御重視ビルド：斧盾氷

特徴

• 盾を装備し、盾イデアの「魔法障壁の心得」、氷イデアの「フローズンアーマー」により耐久特化してWWするビルド
• 物理・魔法とも防御力に優れ、オートでの安定感は抜群
• 斧イデアの「剛力」で両手斧と盾を装備し、氷イデアの「エンチャントコールド」で攻撃力を高めることも可能
• 氷イデアの「フリーズタッチ」で硬い中型敵を凍結させ、スキルLv20ならクリティカルを浴びせ続けられる

弱点

• 攻撃力が弱いため、DPSを出すことが難しく周回に時間がかかる
  • 敵の攻撃には余裕で耐えられても、高難易度では火力不足により時間切れ（10分オーバー）が発生することもある
  • 威力の低さから、ボスと1対1になってしまうとHPの吸収が足りなくなる場合がある
• 氷のイデアを取得するのが5章後半のため、このビルドを組むのに時間が掛かる

2.攻撃重視ビルド：斧二刀＋α（αは下記のサブイデア考察を参考に）

特徴

• 武器を左右の手に装備することで攻撃力重視でWWするビルド
• 「剛力」スキルで両手武器を片手で持つようにすれば攻撃力がさらに増す
• サブイデアにサポート系をビルドしたり、剣を選んで両手剣二刀流なども楽しめる

弱点

• 盾も氷もない場合は耐久が半減するため、一撃死の可能性が高くなる
  • 特にオートでは、敵の群れに突っ込んで1回通常攻撃をしてからWWすることが多く、その際に一撃死する事故も多い
  • 回避率は装備による効果も含めて合計で50%が上限であるため、運悪く連続で被弾という事態も考慮しなければならない
• 武器の自動発動スキルを充実させられる分、それが物理属性でない場合HP・MP吸収が発動しないことに注意
   

サブイデア考察

攻撃スキルに関してはWWのみで完結しているため、オート操作を前提としてパッシブスキル主体のサブイデアとするか、
手動操作を前提としてアクティブスキル主体のサブイデアとするかを選択していくこととなる。

【二刀】
武器を二本持てるようになり火力の増加が見込めるイデア。
パッシブで片手剣も装備できるようになるため、両手斧＋片手剣、両手斧＋片手斧など装備のバリエーションも増える。
両手斧＋両手斧はロマン溢れる見た目になるが、剛力のマイナス補正がきついのでなるべく避けたいところ。
回避スキルも備えており完全に火力一辺倒ではない点も良い。
アップデートにて真髄のダメージ減少範囲が全てのダメージに適用されるようになったためスキルポイントの割り振りに注意が必要になった。

【盾】
耐久強化のためのイデア。
盾装備による防御力の底上げはもちろん、「魔法障壁の心得」で魔法防御力を大幅アップ（Lv20で+130％）でき、
手動操作なら「インビンシブル」による立て直しも魅力。状態異常耐性を盛りにくいうちは状態異常時間減少のパッシブも役に立つ。

【氷】
「フローズンアーマー」で物理防御力を大幅アップ（Lv20で+100％）できる耐久強化が主目的のイデア。
防御だけでなく「エンチャントコールド」での火力強化や、氷結の状態異常付与も備える。
盾＋氷は物魔バランスよく耐久力を高められる安定感抜群のビルドだ。

【剣】
両手剣を二刀流するロマンだけでなく、ver1.1.0で全体的に強化された剣のアクティブスキルで大ダメージを狙うことができる。
一方、オートでは一度WWが始まってしまうと他のアクティブスキルを使わなくなるため、放置周回には向いていない。
「連撃の構え」は一見WWと相性が良く見えるが、WWはアクティブスキルの連続使用とはみなされないため、効果が無いと言ってよい。

【槍】
「パリィ」による近接攻撃の回避、「イーグルクロー」でクリダメアップ、「アーマーピアス」で防御貫通など、オート周回の安定化に貢献できるイデア。
防御面に余裕がある場合の選択肢のひとつ。

【弓】
弓を装備するわけではなく、あくまでもWWの補助として「イーグルアイ」によるクリ率アップで火力の補強を行う。
また、頭防具「フェイトオブラディウス」による「ウィークチェンジ」が前提となるが、刺突属性のパッシブ攻撃である弓スキル「ミラージュアロー」で
敵の斬撃属性の耐性を一定割合下げることができ、非常に硬いボス戦などで活躍できる上級者向けサブイデア。

【呪詛】
魅了スキルや各種弱体スキルにより戦闘補助力を強化できるイデア。
藁人形を巻き込んでWWすることで周囲に反射ダメージをバラまくこともでき、火力の補強にもなる。
オートだと藁人形を変な場所に設置したり、デバフ系スキルを使わないことも多いため、手動で操作する必要がある。

【闘気】
氷より倍率は落ちるが物理防御力をアップさせられる上、物理耐性も底上げできる。
さらに武芸百般で物理ダメージを上乗せできるので氷をやや火力寄りにしたような立ち位置。

【オーラ】
「アイアンメイデン」により被ダメージを大幅にカットでき、超強力なボスとの闘いで事故率を大きく下げることができる。
オートではうまくオーラスキルを使ってくれないことが多いので手動が前提のイデアとなるが、ソロだけでなくPTプレイでの支援も楽しめる。
アップデートによりオートでもどのオーラもオーラ枠にセットしておけば開幕時に発動してくれるようになったため、オート適正が跳ね上がった。
最大3つまでオーラをセット出来るので自身のMP吸収、MP回復などと相談しつつ取捨選択していこう。

装備例

武器を決めてから各種装備を選定していくことが多いため、以下、武器中心の記述とする。

ヘルファイア

• 両手斧「ヘルファイア」を中心に炎属性で固めてWWするスタイル。
• 炎属性は「炎舞のガーネット」「颱風炎獄腹巻?」などWWの威力を大きく上げるものや、「フューリアスレイジ」「ヘルワイバーンガントレット」「グレイザの魔剣」など広範囲を攻撃できる便利なスキルを備えた装備に恵まれている。
• 武器そのものの威力というよりは付随する自動発動スキルで殲滅力を高める方向性であるため、クリ率・クリダメよりは攻撃速度で回転力を上げる方がDPSアップに繋がりやすい。
• 二刀の場合、「グレイザの魔剣」で範囲殲滅力を高めたり、「ウィンドウィル」で斬撃属性を強化して付属の「ヴォルテックス」でHP・MP吸収などが定番。
  「ヘルファイア」2本持ちは「エクスプロージョン」が片方無駄になる上、「剛力」スキルのマイナス補正が厳しいため選択肢になりづらい。
• 炎ダメージは安価な☆4防具でも十分に伸ばすことができる反面、☆5防具に優秀なプロパティを持つものに欠ける。

ディープクレバス

• 両手斧「ディープクレバス」を中心に氷属性で固めてWWするスタイル。
• サブイデアとして氷イデアを取得することの多いWWビルドにおいて、「エンチャントコールド」を無駄にすることなく活かせる。
• 氷属性ダメージ率とクリ率等を同時にアップできる防具「レイ＝カルス」シリーズが優秀で、特に回避率をアップできる脚・靴が強力。
  • 敵の一撃の攻撃がきついエリアほど回避による無効化が有用になり、カルスシリーズ以外で回避を盛ろうとするとクリ率やHP吸収が下がりがちになる。
  • カルスシリーズの氷ダメアップを無駄にしないために「ディープクレバス」を選択するという、この防具ありきの武器選択とも言える。
• 盾「アビスゼロ」と氷スキル「アブソリュートゼロ」を組み合わせると近くの敵を吸引することが出来るようになり、攻撃範囲の狭さを補強できる。
• 二刀の場合、「ウィンドウィル」で斬撃ダメージを底上げするのが定番。「ディープクレバス」2本持ちは、「ヘルファイア」同様あまり効果的ではない。
• 武器そのものの威力がDPSにおいて重要となり、「フリーズタッチ」Lv20による凍結クリティカルもあるため、クリ率・クリダメを盛る方向で装備を選定したい。
• 全体的に攻撃範囲が狭く、さらに装備全般が高価であり、炎のように手軽に安価な装備では攻撃力を伸ばしづらいのが難点。

ウィンドウィル

• 片手斧「ウィンドウィル」は、物理ダメージアップとは別に斬撃属性のエンチャントを備える、右手に持っても二刀流で左手に持っても強力な斧。
• 付属スキル「ヴォルテックス」は4秒ほど敵を追い続ける誘導弾を発射するスキルだが、属性が斬撃であるためプロパティによるHP・MPの吸収が可能であり、ダメージ自体も非常に高い。
• 二刀する際も他の武器と組み合わせやすく、迷ったらとりあえず装備させておけば性能が無駄になることはなく、安定した強さを発揮してくれる。
• 「ヴォルテックス」はフィールド上に1つまでしか出せず連発できないためWWと相性が良いとは言えず、対ボスでは連続ヒットするわけではないので威力を発揮しづらい。

グリームオブエインズ

• 片手剣「グリームオブエインズ」により光属性を強化してWWするスタイル。
• 光属性は現状レジストしてくる敵がほとんど居ないため、どの狩場でもダメージが通りやすいのがメリット。
• 剣であるため、「剣の極意」を取らず「斧の極意」を上げる場合、二刀流時は必ず「左手」に装備すること。
• 光属性を強化する防具は「ルミナス」シリーズが代表的だがそれ以外では光ダメージを伸ばしづらいため、全属性ダメージアップ系の防具を活用したい。
• 全属性ダメージが高まる傾向にあるので、二刀の場合、もう片方の武器をある程度自由に選ぶことが出来る。

コールオブマリス

• 大鎌（両手斧）「コールオブマリス」は全属性ダメージを大きくアップさせられるため、二刀流で様々な武器と組み合わせて強さを発揮できるが、HPや力技魔力のアップ効果は無い。
• 付属の闇属性攻撃「デスサイズ」により大ダメージを狙える。大鎌による一撃必殺はロマン。

ストームチェイサー＆グレイザの魔剣

• 両手剣「ストームチェイサー」と片手剣「グレイザの魔剣」を装備してWWし、「チェインライトニング」「ワイルドファイア」による範囲攻撃により雑魚殲滅を最速で行うスタイル。
• 両手剣のため剣イデアの取得が前提となる。

妖刀・呪蘇花

• 両手剣「妖刀・呪蘇花」の「全属性耐性貫通」効果（最大20％）により、強烈な耐性持ちのボス等に無理やりダメージを与えることを目的とする。
• この武器だけでは属性エンチャントが無く威力を発揮しづらいため、二刀によりもう一方の武器の補助として用いるのが有効。
• 両手剣のため剣イデアの取得が前提となる。

ストームディザスター

• 槍「ストームディザスター」は高い全属性ダメージアップに加え氷と雷のエンチャントが付き、おまけに「コル・カロリI」の自動攻撃も備える。
• どちらかと言うと二刀流でメイン武器のダメージを底上げするサブ武器の位置付けになりやすい。両手武器であるため、剛力のマイナス補正には注意。
• 槍イデアの取得が前提となる。
   

スキルツリー

スキル

Lｖ1～

斧の極意

【パッシブ】

• 斧が装備できるようになる。
• 右手に装備している斧の物理（斬撃・打撃・出血）の基礎ダメージを割合で上昇させる。

薙ぎ払い

【通常攻撃】

• セットすると通常攻撃が範囲攻撃となり威力が大きくアップする。

ワールウインド

【アクティブ】

• 通称WW、ぐるぐる、ベイブレード。
• 武器を構えてぐるぐる回転し全方向攻撃しながら移動し続けるアクティブ攻撃スキル。
• 一度スキルが発動すると、MPが不足する、他のアクティブスキルを入力する、移動が止まる状態異常を受ける、吹き飛ばしを受ける、のいずれかが起こるまで延々と攻撃し続ける。
• 攻撃中の移動は自動的に敵に向かって追尾するが、任意の地点をタップすることで強制的に方向転換も出来る。
  • 方向転換の角度（車で言うところのハンドルの傾き）には限界が設定されており、急に180度転換などは出来ない。
  • 角度制限の都合上、移動速度が速すぎると曲がり切れずに効率的な攻撃が出来なくなることがある。
  • 常に移動し続けるスキルであるため、その場で停止して攻撃を当て続けるなどは出来ない。
    • ただし壁に引っかかるなどして、停止したまま攻撃し続けることはあり得る。その場合は遠距離攻撃に対応できなくなるため、ほぼ死亡フラグ。
• MPは一定時間ごとに消費する。またタップで方向転換した際にも消費するため、方向転換を連続して行うとMPが急激に消費される。
• 片手武器、両手武器、二刀流による攻撃範囲の違いは無い。
• 二刀流の場合、両手を広げて2倍の攻撃頻度でWWするわけではなく、左手の武器は胸元に添えるだけ。左手武器の性能が右手武器の性能に加算されるイメージ。
• 1回転ごとに1回攻撃判定が発生する。攻撃速度を上昇させると回転速度が上昇し、連続ヒットの間隔が短くなる。
• 1ヒットごとに装備のプロパティによる自動攻撃スキルの発動確率判定の対象となる。

Lv5～

体力上昇

【パッシブ】

• 文字通り、体力（HP）が割合で上昇する。
• HPはいくらあっても困ることはない……が、上昇率はあまり良くない。1レベルで2％上がる4までは取るとして、それ以上は敵の強さや自身の防御力と相談。

Lv10～

不屈の魂

【パッシブ】

• 致死量のダメージを受けても耐えきる。
• 但し本当に一度耐えるだけで、無敵時間や周囲への吹き飛ばし効果などがあるわけではないので、基本的には直後に攻撃されて再び死ぬ。取るのであれば高レベルにして、ある程度の回復量を確保すること。

トマホーク

【通常攻撃】

• セットすると通常攻撃が武器を投げつける遠距離攻撃に変化し、威力も大きく上がる。
• 当然ながら武器は消費されず、MPの続く限り無限に投げられる。
• オートの際、開幕に敵に突っ込んで無防備に通常攻撃する行動を抑制できるが、敵が近くに居ない場合WWを始めてくれないという別の事故も起こる。

Lv20～

斬撃の理

【パッシブ】

• 斬撃の基礎ダメージを割合で上昇させる。

Lv30～

剛力

【パッシブ】

• 両手武器を片手武器として扱うことができる。
• 片手で両手武器を装備した場合、ダメージにマイナス補正がかかる。
• 両手武器を二刀流した場合、さらにダメージマイナス補正がかかり、移動速度も低下する。
  • 片手に両手武器、片手に片手武器とすれば両手二刀流時のマイナス補正は発生しない。

狂戦士

【パッシブ】

• 攻撃を行うほど、攻撃速度と移動速度が上昇する。
• 数値だけ見ると非常に強いものの、持続時間が1秒未満ととにかく短く、攻撃が途切れた途端に効果が切れてしまう。
• その短い効果時間ながら移動速度も上がることを考えると、ワールウィンドと組み合わせることを想定されていると思われる。
  • が、ワールウィンドの仕様上移動速度が上がると回転半径が大きくなってしまい、あまり相性が良くない。

アヴェンジャー

【アクティブ】

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