巨人時代の澤村拓一が見せた衝撃の一球のこと。転じてとんでもない大暴投を指すことも。
「宇宙開発」とはもともとサッカー用語で、ゴール遥か上に蹴り上げてしまったシュートのこと。
概要
2016年9月4日の対中日戦の9回表、一死一塁の場面から高橋周平に投じた初球のスプリットがとんでもないすっぽ抜けになり、三塁側の中日ベンチの前の方まで転がっていってしまう。一塁走者・福田永将には進塁を許し、ピンチを招いてしまうことになった。
その後二死一・三塁の場面で再び暴投、ダメ押しの1点を与えてしまう。
最終的に巨人は2点差で敗戦。この結果、広島の優勝マジックは4になり、優勝は秒読み段階となった。
あまりのすっぽ抜けだったがゆえに、この試合を解説していた堀内恒夫に故障の可能性を心配され、実際に2017年春キャンプから2019年シーズン序盤まで澤村は故障禍に喘ぐことになった。
動画
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原因?
後に澤村の不調について、巨人球団が「球団トレーナーのはり施術のミスによる神経まひの疑いがある」と発表した。
- 巨人 澤村投手 はり治療のミスで腕の神経にまひか(NHK NEWS WEB)
- 巨人澤村のはり治療ミスと重なる江川卓「禁断のツボ」事件(iRONNA)
一方で、はり治療に携わる全日本鍼灸学会は因果関係に疑問を呈す質問状を球団に送付、真相は不明となっている。
- 鍼灸団体、沢村のはり施術ミス疑いで巨人回答書公開(日刊スポーツ)