二岡智宏が不倫の際利用したとされる、五反田のラブホテルの一泊の値段。及び二岡の蔑称。
概要 
巨人時代の2008年、二岡は開幕戦で故障し二軍で調整していたが、7月6日にアナウンサーの山本モナ*1とラブホテルで密会する不倫が発覚。後日そのホテルが五反田の1泊9800円のホテルだったと発覚し、この蔑称が生まれた。現在では334共々二岡に関係ない場面でもお約束的な数字として使われることが多い。また、ホテルの所在地である「五反田」も蔑称として使われる。
反響 
この事件により当初は7月11日とされていた二岡の一軍復帰は見送られ、二岡は丸刈り姿で謝罪。その頃一軍では二岡の長期欠場により遊撃手には坂本勇人が既に定着しており、一軍復帰後の二岡は強制的に三塁手転向を余儀なくされる。当然ながら、敵チームファンだけでなく巨人ファンからも「モナ岡」に代表される熱い罵声を浴びせられながら出場することとなった。
そして、同年オフには左遷同然に日ハムへトレードに出されてしまい、球団史上初となる「選手会長就任1年で(移籍による)解任」という不名誉な記録を作ってしまった。
また山本モナは当時始まったばかりの自身のレギュラー番組をわずか1回の出演で降板*2することとなった。
この件に対し巨人OBの王貞治(当時ソフトバンク監督)は「(プロ野球選手が)9800円のところに行くのは、いかんわな」と苦言を呈し、どことなくズレていたことから王のぶっ飛んだエピソードの一つとしてネタにされている。
なお、二岡は日本ハムで引退後、2016年に巨人に二軍打撃コーチとして復帰、2018年に退任してBCリーグ・富山の監督を経て2020年に再び巨人に三軍監督として復帰した。
余談 
二岡移籍後に巨人へ入団した一岡竜司は、即座に「4900円」と呼ばれてしまっている。
また二岡は日本ハムで背番号23をつけたが、JR山手線・五反田駅の駅ナンバリング*3は「JY23」*4が割り当てられている。
2021年になって勃発した声優・成海瑠奈の不倫騒動*5の中で、避妊剤の費用が9800円だったという情報が流出。すぐに二岡の件も掘り起こされ、かつての当事者が風評被害を受けるという珍しい現象が発生した。