カリバーン

Last-modified: 2023-01-16 (月) 12:17:27

カリバーン

  1. 闇のエルグ。運命の石。
    • 原典と異なり剣の形をしていない。
  2. G11コンプリートで手に入る報酬。
  • 一般的なRPGでこの名前が使用される場合は、
    アーサー王伝説中に登場する聖剣エクスカリバーの原典名または別名、
    およびそれらをモチーフとした武器である

ストーリーにおけるカリバーン

  • G9からC3全編で登場するキーワード。また、その後のミレシアンのあり方を明確に変えた大きな要素でもある。
    ネタバレ
    • これまでに判っていることは、対となるクルクレの心臓は長らくイリアにあったが、エルフとジャイアントの争いの火種となることがわかり、ネヴァンによってウルラへと持ち去られた。その後は影世界のある場所に安置され、G10終盤まで誰の手にも渡らなかった。
    • カリバーンはずっとウルラにあったが、人間とポウォールによって幾度と無く血みどろの争奪戦が繰り返されていた。かつて、パルホロン族が栄えた頃、女神によってカリバーンを守護する使命を使わされ、祭壇を作り、大切に守っていたという。
      • あるとき、カリバーンを狙ってポウォールの大軍がパルホロン族を強襲。これを壊滅せしめ、カリバーンを奪った。これは女神モリアンの談であるが、キホールによれば「カリバーンから生み出された疫病により、一日にしてパルホロン族は滅びた」とのこと。ムービー中の映像や、パルホロン族の王子トゥアンによると、どうやらモリアンが嘘をついているように思われる(トゥアン王子は王国の人々が疫病で死んでいく姿を見、また自分の恋人が病に倒れ、命を失ったことで女神への復讐を誓ったからである)。
        • また、この話と平行してエリンの興亡が語られるが、モリアンは「キホールの言うエリンの滅亡」と話す。が、キホールはエリンの滅亡が望みではなく、ソウルストリームの封鎖と虐げられてきたポウォールの復権、またその加害者となっていた人間達への復讐である。このあたりも女神の発言の信憑性のなさが裏付けられているようでならない。
    • 理由はよくわかっていないが、カリバーンとはポウォール側のものとされている。
    • カリバーンはラフ王城の地下に安置されており、その力を持ってタラは栄えたようだが、これを持ち去られたことで影世界とエリンとがつながり、さらに拡大していったようだ。
    • 一種の生命活動を行っており、いろいろな姿をしているようだが、定まった形を持たない。自らの入れものを選び、またそれに収まろうとするようだ。G11のラストシーンで、カリバーンはブリューナクへと進化し、それを奪い合うためにパイソンナイトらパルホルンの亡霊たちと戦うが、そのさなかカリバーンは進化の対象としてミレシアンを選び、これに同化。
      • その後、カリバーンは祭壇へと収められ、影世界の拡大は止められることとなった。ミレシアンはその後、ブリューナクを通じてこのカリバーンの力を発現できるようになり、神々の都市ファリアスへのゲートを開いたり、スキルトレーニングの進行を可能にしたりする。

エンチャントスクロールのカリバーン(of Caliburn)

  • C3「アルケミスト」G11「Return of the Hero(英雄の帰還)」のコンプリート報酬。
    エンチャントランクD、貼り付け部位は武器のみ。
    最大ダメージ 10増加
    クリティカル 10%増加
    最大マナ 10増加
    (2022年のアップデート前までは修理費10倍のペナルティがあったが削除された)
  • 2022年現在、武器の接尾でクリティカルヒットが伸びるエンチャントは少なくはないが、たいていは武器カテゴリに厳しい制限が掛けられている。
  • 当時としては両手武器用のデッドリーESがクリティカルヒット+15と高い数値を持っていたが、反面アタックB以上でバランス-40%というかなり大きいペナルティを持っていたため使いこなすことができるミレシアンは限られていた。
    また、両手武器のスマッシュボーナスを考えると最大ダメージを伸ばすエンチャントや改造が人気だったため、どちらかというとクリティカルヒットを重視するのは片手武器ないしは弓であった。
    そこへ接尾で最大ダメージ+10とクリティカルヒット+10で武器カテゴリを問わないという当時破格の接尾エンチャントということもあって、切り札の武器に貼り付けるプレイヤーは少なくなかった。
    • しかし修理費10倍というとてつもないデメリットに悲鳴を上げるミレシアンが続出。特に修理費が高めの荒激メイスに安易に貼り直して目の玉が飛び出るほどの費用を請求されたケースもあったとか。
  • その後実装されていく武器の数々は概ね修理費用が高額になる傾向にあったため、この修理費10倍のデメリットは思いの外大きくのしかかった。
    のちにテフラや短剣に付与されたものがランダムボックスから入手できたが、だいたいはハズレアイテムとして叩き売られていたことからも、相当大きいデメリットであったことがうかがえる。
  • 『女神』や『黒曜石』といったメインストリーム報酬のエンチャント同様に使いづらさだけが強く印象に残っているものの、修理費の最大倍率は10倍までという仕様があったため練習用木刀や初心者装備などに貼り付けて運用するケースもなくはなかった。
  • 時代が下り、2022年のRe:PLAYアップデート時に女神、黒曜石と一緒に修理費10倍のペナルィが削除。お手軽・低ランクの強力なエンチャントとして人気を博し……
    ……ていると思いきや、すでにエリンには同等かそれ以上に強力なエンチャントが実装されており、おおむね初心者のステップアップ装備に使われる程度に収まってる。