ケイ

Last-modified: 2016-09-18 (日) 20:36:33

ケイ【けい】(NPC)

kai.jpg

  • CHAPTER3の主人公の一人である眉毛が特徴的な錬金術師(CV:置鮎龍太郎)
  • ベイリックシードの下でドルイドを目指していたが、とある事件により魔法に絶望し錬金術師を目指すことになる。
    • あのマウラスの弟弟子にあたる
    • 錬金術師になったのはそれほど遠くない最近のことであるが、王政錬金術師として一目置かれるほどのやり手らしい(シネイドから引き止められるほど)。NPC王政錬金術師は総じて役立たず実戦が苦手であるが、彼も同様にあまり戦闘は得意ではないようだ。
    • しかしながら、事実エリート中のエリートである王政錬金術師であることから、類稀な才能と相当な努力の賜物であると言えるだろう。それだけ、ドルイドから錬金術師へと転身した理由が大きかったということでもある。
      • ドルイドの師匠であるベイリックシードと錬金術師の師匠であるドレンが犬猿の仲であることから、ドルイド修行時代から錬金術を学んでいたとは考えがたい。それでも、ベイリックシードは弟子をドレンに託し、ドレンはベイリックシードの弟子を取るあたり、二人とも心底嫌ってるというわけではないようだ。
G9ネタバレ
  • 恋人であった師匠の孫娘レイナを失ったことから、命を取り戻す錬金術の秘儀を求め研究を続けていた。
    そのために影世界の真理を知ろうとしたケイは親友レイモアポウォールに売り渡し、ファロンと契約を結ぶ。
    • これは、ファロンが信じていた「もしも」の可能性の世界としての影世界であれば、失ったレイナを救えた未来があったかもしれない、という望みのためだった。だが、実際は影世界とはそうした可能性の発露ではなく、カリバーンの生み出す歪によって発生した現象であり、際限なく世界が拡張していくことはエリンにとって何らかの悪影響をもたらすものだった。そこまでファロンが承知していたかどうかは分からないが、少なくともキホールはその事実を知りながら隠蔽していた。
  • 後にポウォールが掲げる真の目的のため利用されていたことを知り反目、レイモアと和解しクラウ・ソラスの練成を阻止するためミレシアンと協力する。
    その作戦の中でクラウ・ソラスの自爆を阻止して死亡したレイモアに、レイナを救うため研究していた生命の錬金術を用い、その身代わりとなった。
  • その間際の台詞から、彼自身、失われた生命をよみがえらせることはできないということを認識していたようである。彼が行った最後の秘術は、自らの命を譲渡するものであり、すでに入れ物のないレイナをよみがえらせることはできなかっただろうと思われる。
    • この術はいわば逆ライフドレインのようなもので、錬金術の絶対前提、すなわち「等価交換」の原理に則って、ケイはレイモアの命に等しいものを差し出したのである。
       
  • その後追加されたイベントで、「スミレと墓」のイベントがある。これはピエリックのイベントであるが、ケイが大きく関与している。ピエリック曰く「タルティーン墓地のある墓にはいつも摘まれたばかりのスミレが置かれている」というもので、アイバによると、レイナの死後、その墓にはケイが顔に似合わずいつも白いスミレを供えていたという。生前、レイナがこの花が好きだったということにちなんでいる。
  • このスミレは特殊な方法でなければ手に入れることができず、ケイが消滅した後も墓に供えられていたようだ。「ケイさんは執念の人ですから、死んでいても花を供えに来たのかもしれません」とはアイバの弁。
  • 本当はケイは消滅したわけではなかった。肉体をのっとられ、意識のないにも関わらず、亡くなった思い人のために花を供えに行っていたとしたら…。ケイの思いの強さを垣間見られるロマンチックなエピソードである。
    • 実際は誰か、アイバあたりがやっていたのではないかと思われるが、それでもケイの想いを継いで、誰かが「ケイとして」やっていたのだろう。
  • ちなみにこの墓碑は実際にタルティーンの墓地に存在する。探してみよう。
G10ネタバレ
  • レイモアを救った錬金術の触媒としてカリバーンを利用していたため、カリバーンに取り込まれ、「入れもの」として肉体を支配されてしまう。
  • 詳しくは判っていないが、エラサによると、ケイはエルフとジャイアントが奪い合った光の遺物「クルクレの心臓」と対を成す、人間とポウォールが奪い合う「カリバーン」を手にしていたらしい。だが、ケイであってもそのカリバーンを扱うだけの力がなく、無理やり使用したことで「罰として、その(肉体をのっとられる)ような責め苦」を受けた。
    • カリバーンそのものがひとつの生命体のような存在であり、「入れもの」に収まろうとする習性があるらしい。ブリューナクしかり、ミレシアンしかりである。本来であれば、G9ラストバトルで命の譲渡を行ったケイはその生命力を使い尽くして死に至るはずだったが、カリバーンによって肉体に無理やり繋ぎ止められ、エネルギーをカリバーンから供給されるゾンビのような状態になってしまった。カリバーンは意思を持たないため、これをキホールに操られていた。
  • 一時はキホールの手駒として影世界で人間と戦っていたが、ミレシアンとタルティーン連合軍の影世界遠征に際して神々の遺物であるクルクレの心臓を取り込み、さらにはエラサを吸収。光の遺物であるクルクレの心臓、闇の遺物であるカリバーン、さらに神族の力を得た。
  • G10最終章において、ソウルストリームを破壊せんとそのすさまじい力でミレシアンを圧倒するも、取り込んだはずのエラサの意識によって力が不安定になり、その隙を突いて神族の力を奪い取られる。
  • その後、撃破されたところをモリアンに救われ、カリバーンの支配を免れてウルラに帰還した。
G11ネタバレ
  • G10で重要なキーワードであったカリバーンの行方を追い、影世界の秘密を求めてタラ王城の調査を行う。レイモアと王政錬金術師コンビで捜索に協力してくれる。どちらかというと楽になるどころか余計大変な目にあったというミレシアンの話は後を絶たない
  • 調査が進むうちに、影世界の拡大がカリバーンの活性化にあることを突き止め、これを阻止するにはカリバーンをその祭壇へと収める必要があるとし、カリバーンの進化形のひとつであるブリューナクをミレシアンに託し、再び影世界へと赴いた。でもやっぱりお荷物なのでじっとしててください
  • カリバーンの祭壇の守護神であるウロボロスを撃破したのち、祭壇にてミレシアンと合流。ついにカリバーンの力を祭壇へと安置し、影世界の拡大を阻止することに成功した。
  • しかし、すでに広がってしまった影世界は消滅させることができないという事実も明らかになり、今後は影世界の脅威から人々を守ることを決意する。
     
  • その後しばらくして、ケイは王政錬金術師を返上し、一個人として影世界を調査していた(G11S2)。
    • これは、G10において(取り込まれていたとはいえ)反逆に等しい行動を取っていたことと、彼が錬金術師を志した理由であったレイナの蘇生は不可能であることを知り、目的を失ってしまったからである。ミレシアンは、そんなケイを王政錬金術師に復職するよう説得することをシネイドから依頼される。
  • ケイの意志は固く、ミレシアンの言葉にも固辞していたが、影世界のタラ王城地下でアラト錬金術師学会がクラウ・ソラスの再錬成を開始したという情報を入手。これを阻止するべくミレシアンと共闘することになる。お願いですから一人でやらせてください
    • ちなみにこのときのケイは、バカーズ、アホ二人と言われていた頃よりは若干マトモになっており、何も無いところで突然立ち尽くすといった行動は見られなくなった。が、相変わらず非積極的でフラフラと不安定なタゲ取りで敵ではなく主にミレシアンを苦しめた。
    • しかし、虎の子のライフドレインやクールタイムの制限がないフローズンブラストは時々は助けになることもなくはなかった。特にライフドレインは負傷さえ回復しておけば、NPCのライフの高さもあって、すさまじい吸収と追加ダメージでごくまれに活躍してくれた。
      • が、実装後程なくしてライフドレインをまったく使わなくなるというバグ、または仕様の変更が行われ、完全にお荷物キャラになってしまった。特に、ライフドレインを使おうとするが使えない設定にされているらしく、謎の行動(何かのスキル準備をしてカチャカチャした後に何もせず突然キャンセル)や、スキルの範囲外に敵がいた場合には、移動も攻撃も行わずにキャンセルするという、あちこち移動する「だけ」の謎AIになってしまっている(2014年現在においても変更は行われていないが、一連のアップデートにより受領するミッション自体の難易度が累積に関わらず中級程度に低下、またケイ自身も大幅に強化されたため「ケイがやられてミッション失敗」というケースは極めて少なくなっている)。
  • 主にケイが原因となって困難な戦闘の末、錬成されたクラウ・ソラスを撃退。敵組織の強大さを知り、個人で戦うことの限界を感じ、再び王政錬金術師となることをミレシアンに告げ、タラ王城へと帰っていった。