スプラッシュ

Last-modified: 2023-03-13 (月) 01:24:27

スプラッシュ【すぷらっしゅ】

  • ネットゲーム全般で「目標以外の敵を巻き込む」こと。「範囲攻撃」「炸裂攻撃」とも呼ばれるが、元々「範囲内の複数の敵を同時に攻撃できる」仕様のスキルには使わずに「二次的に攻撃判定が発生する攻撃」に対して使われる傾向が強い。

スプラッシュ攻撃の仕様

  • マビノギでは「通常攻撃(両手剣以外は範囲は凄く狭い)」「スマッシュ(ランク5以降)」「マグナムショット(ランク5以降)」「アイススピア(炸裂時)」「精霊ワンドの実体化(炸裂時)」「クラッシュショット(炸裂時)」などが「スプラッシュ攻撃」とされている。
    これらにはそれぞれのパラメータが割り当てられており、ゲーム内で確認できるものとその概要は次の通り。
    • スプラッシュ攻撃:目標を中心とした一定範囲にダメージを負わせる事が出来る攻撃、またはスキル。
    • スプラッシュ範囲:目標を中心として、攻撃がヒットする範囲。スプラッシュ距離とも呼ばれる。
    • スプラッシュダメージ:巻き込んだ敵へ与えるダメージ量。大抵はターゲットした敵に与えたダメージよりも大幅に低下する。
  • これらは基本的に武器またはスキルに依存しており、範囲自体はさして広いわけでもなく、ターゲットしている敵以外に与えるスプラッシュダメージもかなり減衰してしまうためダメージソースとしては不安定で貧弱。
    両手剣のスプラッシュ範囲増加またはスプラッシュダメージ増加改造によって大きく強化することができるが、後述するデメリットが顕在化するため実際のところは今ひとつ使いづらい。
  • スプラッシュ攻撃のデメリットとは、つまるところこの手のゲームにおける「巻き込み」の一点に尽きる。
    近接攻撃であれば範囲内の誰か一人でもカウンターを準備していれば引っかかってしまうし、ディフェンス可能なものであれば最速アタックを誘発してしまう。
    場合によってはダウンゲージを上げてしまい、ダウンキャンセルや垂直飛びなど、味方の足を引っ張ってしまうことにも繋がりかねない。
  • 一方、仕様の穴を衝いて難敵を強引に撃破する戦術*1にも使われることもあり、使い方次第ではあった。
  • エレメンタルナイトのスキルエレメンタルインジェクション:ファイア使用時のみ本来スプラッシュを持たない武器にもスプラッシュ攻撃を付与できる
    これは戦術才能武器に限り効果時間中のスプラッシュ範囲を固定値で追加するものなので、広いものはより広く、狭いものもそれなりになる。
    また、アタック時のスプラッシュダメージが+100%されるため、ほぼ減衰なし(スプラッシュ攻撃強化改造をしていればそれ以上)のダメージが拡散するという恐ろしいプロパティも持っている。

*1 深淵のペッカダンジョンボスのデューク戦が特に有効で知られる。ボスであるデュークは本来毒に対する完全耐性を持っているが、取り巻きのコウモリには毒耐性がない。そのため打撃用ワンドや野蛮な○○ワンド、タルティーンツーハンドソードなどに毒を付与してコウモリを攻撃し、デュークにスプラッシュを当てるとコウモリの毒耐性で判定してしまい、デュークを毒状態にすることができる。毒状態では最大ライフを参照する割合ダメージを受けるため、膨大なライフを持つデュークが見たこともないような超絶ダメージを受けてあっという間にライフが削れていく。うまくすれば2回でほぼ瀕死にできるので、深淵のペッカ攻略が非常に楽になる、という代物。後述するエレメンタルインジェクション:ファイアとヴェノムソードを利用するとスーパーパンデミックウェポンになるのだとか。