エレメンタルナイト

エレメンタルナイト

• アルカナ才能の一つ。戦術才能と魔法才能のグランドマスター取得が条件。戦術才能を基に魔法才能を組み合わせたダメージディーラーポジション。アルカナ適合者はカウェンナ・デアス。

概要

• 武器に属性を付与する「エレメンタルインジェクション」と4種のアクティブスキルから成る新規スキル群。
  エレメンタルインジェクションの属性によってそれぞれ異なる追加効果と、対応するスキルを強化する特徴がある。具体的には、アイスを付与すればアイスウィンドミルが強化される。
  また、属性付与状態では戦術才能のスキルを使用しながら、ボルト魔法・中級魔法・上級魔法を自動で詠唱することも可能。
  そしてエレメンタルインジェクションの属性と詠唱する魔法の属性を一致させると、詠唱速度・ダメージが大きくアップする。
  ただし、戦術才能以外のスキルを使用すると自動詠唱が解除される。
  また、合体ボルトとブレイズ、ショックウェーブ、パーティヒーリングは使用できない。

• 使用の際には必ず戦術才能の武器が必要。
  また、すべてのスキルが物理攻撃判定となっており、マナリフレクター・マナドレインの影響を受けないがヘビースタンダーLv3の相手にはダメージが通らない。
  アクティブスキルは共通して発動時にスーパーアーマー状態*1になるため非常に中断されにくい。
  魔法との混合で、エレメンタルと銘打ってあるが、実際には魔法に似た効果を得られる物理攻撃、という扱いのようだ。
  エレメンタルインジェクションの詳細については個別記事を参照されたし。
  • ファイアリーフアタック【ディフェンス・カウンター不可　ボーナス：ダウンアタック（ダメージ、攻撃距離）】
    離れた場所に飛び込んで叩きつけ攻撃を行い、素早く離脱する。ダウンアタック＋バックステップのような素早く長距離を移動するスキル。ダウンアタックのランクによって攻撃範囲が広がる。
    • 使用後、ダメージを与えるまでに離脱場所をクリックで指定しなければ離脱は行われない。近接職にとって非常に有難い接近手段。
      そこだけ切り取ると突進のようだが、攻撃力にも優れ、離脱も出来、近距離でも発動出来る、極めつけにCTも短いと、至れり尽くせり。単純なスペックの高さでも突進とは大きく差を付けている上、汎用性についても一回りも二回りも優れている。
  • アイスウィンドミル【ディフェンス可・カウンター不可　ボーナス：ウィンドミル（ダメージ、攻撃範囲）】
    アイススピア＋ウィンドミル。発動時と解凍時の2回ダメージが発生し、凍結中に追撃ができる。ウインドミルのランクによって攻撃範囲が広がる。初段にヘビースタンダーが発動するか、ディフェンスされると凍結させることができない。ただし、ヘビースタンダーで防いだ場合は2段目のダメージが発生して強制ダウンになる。
    • ウィンドミルと違ってAIの初期化をしないので、通常のウィンドミルが推奨されない一部の状況でも使える。
    • ウィンドミルの持つ「戦術才能武器の場合は敵を吹き飛ばさずその場でダウンさせる」機能がないため、ウィンドミル→アイスウィンドミルと連携することでディフェンスを崩しつつ敵を吹き飛ばして距離を取ることができる。逆に、影ミッション『生贄』などのエリア内で敵を倒す系のギミックでは、発動する順番を反対にすることで対応できるので、使い勝手は良好。
  • ライトニングスマッシュ【ディフェンス・カウンター不可　ボーナス：スマッシュ（ダメージ）】
    地面を指定して直線攻撃を放つ。ストンプやウィンドブラスト＋ライトニングロードのような攻撃。クリックの可能範囲は足元にしかないが攻撃は遠くまで届く。
    また、発動した時点でターゲットと直線上の敵に必中する特性があるので、発動までに動かれても外れることはない。発動が遅いので注意が必要。
    • ダメージ比率が圧倒的に高く、インジェクションが合っていれば3000％も狙える。10秒というCTの短さもあり、CTが過ぎ次第ブッ放していける、エレメンタルナイトの必殺技にして主力。
  • アドバンスドディフェンス【ディフェンス・カウンター不可　ボーナス：ディフェンス（防御力）】
    スキルボタン押しっぱなしで防御姿勢を取り、時間経過かボタンを離すと周囲に衝撃波を放つ、攻防一体のスキル。防御中に攻撃を受けると反撃ダメージがアップする。
    基礎防御力のボーナスは大きくはないものの、装備している盾の種類によって割合でダメージを軽減する。その割合は小型盾でも20％、大型盾なら60%とかなり大きい。
    弱点は解除時に攻撃をしてしまうこと。子守歌による睡眠等の足止め状態を解除してしまうため、状況によっては反撃効果が足を引っ張ってしまうことがしばしばある。

総評

• 全体的に既存スキルのバリエーションスキルとなっており、戦闘に慣れているプレイヤーであれば感覚的に使いやすい。
  グランドマスターからのスキルとあって倍率も高く、派手で使っていて楽しいスキル群となっており、既存スキルと組み合わせることで爆発的な火力を生み出す。
  一方、連発できない程度には微妙にクールタイムが長いことや、アクティブスキルの全てが範囲攻撃になっており、考えなしにバンバンぶっ放していればよいというものではない。
  • ただエレメンタルナイトと同じダメージディーラーの方向性をもつダークメイジ、アルケミックスティンガーの実装で判明したがダメージを与えるアルカナスキルの中ではクールタイムは比較的短い方であった。
• しかしながら、火力に関しては一級品。もう１つのアルカナ才能、セイントバードは固有スキルの使い道が限られているので、シンプルに強化したいなら（現状は）とっつきやすいエレメンタルナイトがおすすめ。
  戦術才能に大きく依存するため、エルフは総合的にはエレメンタルナイトの恩恵はやや薄い点は注意。え？近接エルフ？

• エレメンタルナイトはアルカナリンクを育てることにより、戦術武器を握った時の最大ダメージが最後まで育てると200も強化される。
  これはエレメンタルナイトだけでなく戦術才能武器使用時の対応スキル全体に圧倒的な最大ダメージにボーナスを得られるため、是非育てておきたい。