エレメンタルインジェクション

Last-modified: 2023-12-17 (日) 01:08:20

エレメンタルインジェクション(Elemental Injection)

概要

  • 2022年12月14日の『アルカナアップデート』で実装されたエレメンタルナイトのスキル郡。
    injectionとは「注入」の意味。
  • それぞれ発動に微量のマナを消費して永続効果が得られるトグル式スキルで、同時に1つの属性しか活性化できない。使用中は持続的にマナを消費する。
  • 基本的に最大・最小ダメージがアップし、対応するアルカナスキルのダメージが大幅にアップする。
    更に通常攻撃・ファイナルヒットに限り属性に応じた追加効果も発揮される。備考欄を参照。
    また、ランクアップによって中級魔法・上級魔法の使用も可能になり、ボルト魔法中級魔法上級魔法を使用すると自動でチャージされる。
    スキルとスキルのつなぎに使用してクールタイムを稼いだり、ディフェンスやウインドミルといったスキルを妨害する「崩し」にも使え、ランクが上がると自動チャージ速度が最大50%まで軽減されるようになる。
  • スキル欄ではE-Injection=ファイア などのように、エレメンタルの部分は「E」1文字に省略される。
    日本マビノギにおいて、英字がそのままスキル名に使われている唯一のスキル。(といっても3つあるが。)

備考

  • 付与する属性によってそれぞれ個別の追加効果が発生する。
    ファイアを付与するとスプラッシュ範囲とスプラッシュダメージが追加され、アイスを付与すると対象の移動速度と攻撃速度がダウン。ライトニングを付与するとヘビースタンダーの硬直や保護を貫通する。
    最大・最小ダメージのボーナスはファイアが最も小さく、アイス、ライトニングの順でボーナスが大きくなる。
  • 発動時にモーションが発生し、若干だが隙がある(解除時にはモーションなしで解除される)。
    • ランクAまでは付与モーションが再生され、ランク9以降はモーションが再生されなくなり隙がなくなるようになっていたが、12月13日のDEYOND2ndアップデートでランクに関係なくモーションが再生され、ランクアップによって他の行動でキャンセルできるようになった。これはただの隙だけど付与モーションがかっこいいからなくさないでほしい、という声が多かったため(らしい)。
  • これまで近接戦闘の弱点は有効レンジの短さだった。しかしエレメンタルインジェクションの自動詠唱によって他のスキルを使用しながら魔法を詠唱できるようになったことで今までにない革命的な戦術が実現することになった。
    • ただし、エレメンタルナイトのスキルは戦術武器に縛られるため、戦術武器に属しないスキルを使用すると自動詠唱が解除されてしまうことや、魔法に特化した場合と比べれば当然ダメージは大きく劣ることになる。
      • 特に性能を精霊スタッフに依存したヘイルストームはこの問題が顕著に出る。1射目は先にチャージ出来るので苦ではないが、2射目以降が完全に足枷となる。
      • 逆に、ライトニングロードは元々緊急時に咄嗟に出せるスキルとして使われていた側面があり
        高い火力こそ出しにくくなるが、緊急時に咄嗟に出すほかダメ押しのダメージソースとしても使う事が可能。
    • …がしかし。追加装備スロットの存在によって、実はこのシステム結構邪魔になることが多い。
      追加装備スロットと『自動装備スロット転換』オプションの効果により使ったスキルに応じた武器に持ち変える事が出来る。
      たとえば、追加装備スロット1に剣を、6に弓を装備しておいて、サポートショットを押すと自動で弓に切り替えて弓を射り、
      そしてスマッシュを押すと即座に剣に持ち替えて、サポートショットの乗ったまま近接攻撃を加える!…といったことが可能。
      これを利用して、魔法も入力して即座に…といいたいところだが、エレメンタルインジェクションの機能が邪魔になってしまうことがある。
      魔法スキルを入力すると効果の低い近接武器でチャージを始めてしまい、思うような立ち回りができなくなってしまう。これを避けるには手動で魔法装備にスロットを変更し、それからスキルを使用する必要があり、その都度一手間二手間が必要になってしまう。
      • 現在のマビノギでは、追加装備スロットの自動変更機能を利用して多数の武器を上手に扱う…という戦法が主流になっているため、こうした機能は現在のマビノギの仕様とうまくマッチしていないと言わざるを得ない。しかしながら、それを込みでもコントールできないようでは才能グランドマスターのさらにその先のアルカナを使いこなすのはまだ早いのかもしれない。
  • ちなみに、エレメンタルインジェクション状態は装備を切り替えても持続しており、戦術才能武器を持たない限りエフェクトが表示されない。戦闘が終わって気が付かないまま町に帰ったあともエレメンタルインジェクションを発動しっぱなしにしていてマナが枯れてしまっているミレシアンも少なくない。
    あまりにも長い事放置した結果、マナが枯れているはずが満タンになる事もあるとか。
  • 初のアルカナ職で調整が甘いのか雰囲気優先だったのかインジェクションが3種あるが実用面からはライトニング以外はまず使われない為に「エレメンタル三種を統合するか、特性の状態支援と同じタイプのUIにしてほしい」といった意見がしばしば聞かれる。アルカナ2次アップデートで実装されたアルケミックスティンガーではアイコンで属性を選択するUIになっており、エレメンタルナイトもこれにしてほしいという声が挙がっている。このあたりは今後の調整に期待したい。

エフェクト

  • エレメンタルインジェクションを使うと、持っている近接武器に火・氷・雷それぞれの派手なエフェクトが付与されるため
    これを見た目での遊びに使うプレイヤーもいるとか。
    あと、ブリューナクで雷をインジェクションすると分り難い
    • 一応、精霊の外見変換リキュールなら近接武器以外でも同じことが出来るが…
      エレメンタルインジェクションは精霊化不要で遊べるという点が大きい。
    • 特に火はインパクトが強いため遊びに使われやすい。
      近接武器扱いであれば何でも良いので、サーフボードに火を付与して燃えさかるサーフィンをしてみたり
      左手に炎の外見変換リキュールを使った精霊武器、右手に氷を付与して炎と氷の融合した極大スキルを使えそうな気持ちになってみたり
      マグカップにも火を付与してアツアツってレベルじゃない飲み物を口にしてみたりなど
      遊び好きなミレシアンたちの格好のおもちゃにされている。
      そしてセイントバードはますます影が薄くなっていく。