タイアップ

Last-modified: 2023-11-19 (日) 07:51:43
  • タイアップとはtie-up(結びつく)の日本語表記で「協力・提携」といった訳語が充てられる。
    業種の異なる業界がその境目をまたいで結びつく際、特に映像業界との提携時に用いられる。

マビノギにおけるタイアップ

  • ネクソン社の運営する作品は熱心にタイアップを行っており、マビノギで初出は2009年の「灼眼のシャナII」、最新ではFate/stay night [UnlimitedBladeWorks]まで、様々な作品とのタイアップを行ってきた。
  • 特に衣装や髪型などの「おしゃれ」に関してマビノギユーザーは興味を持つ傾向が強いと言われ、目も肥えているため毎回タイアップにはかなり力を入れているらしい。
  • だいたい毎年行われているが、その時期に関しては基本的に変則的。
    2009年:灼眼のシャナII
    2009年:電撃コミック マビノギ スタッカート
    2010年:灼眼のシャナIIpart2
    2010年:鋼の錬金術師 FullmetalAlchemist
    2011年:あの日みた花の名前を僕達はまだ知らない
    2013年:ボーカロイド 初音ミク
    2013年:DREAM TIE UP(ネクソン運営ゲーム、アラド戦記・メイプルストーリーとのタイアップ)
    2013年:ソードアート・オンライン
    2015年:Fate/stay night [UnlimitedBladeWorks]
    2016年:うたわれるもの 偽りの仮面
    2017年:ネト充のススメ
    2018年:Re:ゼロから始める異世界生活
    2020年:けものフレンズプロジェクト
    2021年:バーチャル・シンガー 初音ミク
    2023年:チャンピオンカレー、ネト充のススメ(アイテム販売のみ)
  • ……と、大体毎年行われている。行われない年もあるが、マビノギのメジャーアップデートの時期とも関係があるため。
    オフラインイベントではGMあーくころ氏より「ネクソン社のみであれば発表できることもあるが、(タイアップは)相手のあることなので(報告できないことがあることは)理解してほしい」という趣旨の回答をしている。
  • 2012年はゲームシステムの大きな転換期であったGENESISがスタートし、いわゆるダイナミック戦闘システムをはじめとした大胆なアプローチが行われている。この年からジェネレーション表記がなくなり、マビノギとしては大きな方向転換がなされたことは承知のとおり。
  • それまでは毎年何かしらのメジャーアップデートを行いながらも適宜イベントやタイアップを行ってきたなかで、2012年は次年度に3度ものタイアップを行っており、帳尻という意味では過不足ない。2012年はどちらかというと充電の年であったと言えるかもしれない。
    2014年のイベントはTheDramaIRIAの完結と忍者の実装と若干物足りなかった。2015年に行われたFate/stay night [UnlimitedBladeWorks]のタイアップがかなりボリュームのある内容だったことを考えると、そのための準備期間であったとしても不思議ではない。

マビノギでの評価

  • マビノギの土台はファンタジーだが、デジカメやスクーター、ビームソードが出てきても特に違和感を覚えないという、非常に許容力の大きいものとなっている(もちろん違和感のあるミレシアンもいるようだが)。そのためおおむね好意をもって受け入れられ、どちらかというと批判的な意見よりも「出来栄え」に関しての感想が多いのだという。
    これはマビノギの開発チームもかなり意識しているらしく、相当の期間をかけて準備をして作業に当たっているのだとか。
  • 2015年に行われたオフラインイベントでの開発者インタビューでは、一度行ったタイアップイベントは、同じものを再利用することはない、という発言が行われた。これは権利関係の問題もあるのだが、なにより1年近くかけて開発するからには、もう一度同じタイトルでタイアップを行うにしろ、より良いものを新しく作りたいと考えているのだそうだ。
    • 実際、「マビノギ スタッカート」(キャラクターカードのみ再販)、「ネクソンDREAM TIE UP」(アイテム取得条件のみ変更)、「ボーカロイド 初音ミク」(新規二次タイトル追加)、「ネト充のススメ」以外のタイアップでは大量の新規アイテムやイベントが催されており、その意欲の高さが伺える。

余談

  • 2021年までは「タイアップ」という表現を用いていたが、2023年では「コラボ」という表現を用いている。
    コラボとはcollaborationの略で、共演、合作、利的協力といった意味で、タイアップと大体同じような使われ方をする。どちらかというと日本ではコラボのほうが一般的。