武器エルグ強化システム

Last-modified: 2024-02-21 (水) 20:22:15

武器エルグ強化システム

  • 2018年7月18日の「神の騎士団Finale」アップデート第一弾で実装された装備品強化システム。
    エンチャント、改造、特殊改造、細工に続く新しいシステムで、武器に経験値を与えて段階的にステータスを強化していく。
  • 2023年7月19日(水)のアップデートでリニューアルされた。既存の強化をS等級としてA等級、B等級が追加された。これに伴いB等級エルグ50をA等級エルグ30(上限35)に、A等級エルグ50をS等級エルグ30(上限35)にする昇級用のカタリストが実装された。今の等級を削除して別の等級で上げ始める事も可能となった。(これは半端にS等級で5や10まで上げた武器が手元にあり、A等級ならば40や50まで上げられるといった場合に使う)
    • S等級と比較してA等級、B等級は能力が低め(解放されない追加効果がある)になるが代わりに「上限解放の成功率が高めな事」と「フィールドレイドで得られるドロップ品を使わずにエルグレベルを上げていける事」「要求される経験値が低め」になっている
    • エルグ強化で得られるものは「基本効果、追加効果1、追加効果2、追加効果3」となっているがS等級は追加効果3まで受けれる。A等級は追加効果2まで、B等級は追加効果1までとなっている。
    • 追加効果3が無い事と除けばA等級エルグ50がS等級エルグ43と同程度と言った具合になる。B等級エルグ50で有れば追加効果2.3が無い事を除けばA等級43と同程度。
    • A等級でLv50まで上げて使い、S等級をLv45まで上げる為の素材が集まったらSに昇級させる、といった使い方もできる。
  • 特性刻印・フラガラッハは、B等級・A等級でもエルグ25以上なら使用条件を満たす。
  • B等級はそれ自体は劇的に性能が上がる武器は無いが、上限解放の成功率がかなり高く(Lv50解放でも7%)、消費するアイテムもコストが低い。刻印・フラガラッハ用発動用の武器や、高級革紐が高額な時にA30までをスキップするために使うと良いだろう。
  • A等級は複数の武器種で目玉になる追加効果が備わり、実用性が高い。一方で全段階で高級革紐を10本づつ消費して上限解放に挑戦することになるため、失敗が嵩むとコストが高くつく。価格によってはB等級を経由する事も検討しよう。
    またS等級Lv25の上限解放に高額な「技巧の弦」や「歌の星屑」を使う楽器が必要な武器種では、S等級を目指す過程でA等級を経由する方が安く済む可能性もある。
    • 結局はお財布と相談ということになるが、『S級35(以降)を一気に突破できる準備が整っているならS級からでも構わないが、段階的に強化する(orS級35までの限界突破素材をスキップしたい)場合は素材の価格に応じてBやA級から始めると武器強化の恩恵を無駄なく受けることができる、といった具合。

概要

  • アヴァロンの内部、居住地の痕跡にあるアヴァロン祭壇のNPC「カエリック」が担当する。
  • 武器にはエルグレベルが存在しており、レベルごとのエルグ強化経験値が最大に達すると武器レベルがあがり、強化段階が一つ進行する。最大50レベルまで強化可能。

エルグ注入

  • エルグ強化には、まず「強化する武器と同じカテゴリの武器」つまり片手剣なら片手剣、両手斧なら両手斧が『必須材料』として必要になる。必要であれば『追加材料』として投入することも可能だが、こちらのカテゴリは何でも構わない。
    • 強化段階に応じて必要な経験値が多くなるというのはキャラクターのレベルアップと同様。ただし段階が上がるごとに経験値は0からのスタートとなり、余剰分は切り捨てとなるためなるべく余剰が出すぎないように気を付けたほうが無駄がない。

エルグ解放

  • 強化段階が5刻みで上限の解放が必要になり、「段階ごとに異なる素材」が必要になり、失敗する可能性もある。段階が上がれば上がるほど難しい素材を要求される。

備考

  • 「エルグ注入」には武器ごとのブラインドパラメータが設定されており、エンチャントや細工、改造の段階などで得られるエルグ強化経験値が大きく変動する。
    • カエリックからも聞けるが「店売りのものでは大したエルグは得られない」と明言されているように、店売りアイテムを大量につぎ込んで楽々レベルアップ……とはならない。
    • 逆に、鍛冶品や非売品はエルグ強化経験値がかなり高く設定されており、「手塩にかけた装備ほどよいエルグが得られる」と言われているように、ただ鍛冶品、ただエンチャント品よりは「鍛冶品を特殊改造までしてエンチャントを貼ってある」装備はエルグ強化経験値が相乗効果で高くなる模様。
    • 楽に経験値を稼がせないための仕組み、システムの都合と言ってしまえばそれまでだが、設定で考えると店売り品であってもエリン住民の誰かが生産している生産品のはずなのだがこれに細工してもエルグが大して得られない。折れた丸太に細工すれば大量に得られる、ドロップ武器への細工でも得られる、ミレシアンの生産品への細工でも得られる。エリン住民はエルグを吸収する体質なのかと思ってしまうほど奇妙なことになってしまってる
    • なぜか細工3オプション付与の経験値補正が2桁ほど間違っているくらい高数値なのでレベル上げは非常に容易である。これは桁間違いではないかと言われているが修正される気配はない。

その他

  • これまでとはまた異なった武器のアップグレードシステムとして実装。武器に「エサ」を与えて強化するという意味では精霊武器に近く、一方で上限解放のために素材が必要という意味では既存の改造にも近い。それでいて成功率があるという意味では改造石を用いた特殊改造にも近い。また、強化段階が進むと武器カテゴリごとに攻撃範囲の拡大やクールタイム軽減といった効果も得られる。
  • 既存武器のほとんどがこの対象になっており、初心者武器や精霊武器は除外されるものの、恩恵の大きさがそれぞれ異なっている。
    • 具体的には「1」の価値が大きいシリンダーなどが挙げられる。シリンダーのエルグ強化を行うと「4属性錬金術ダメージ+」の効果が得られるが、フレイマーは「1」のダメージが非常に大きく、逆に100や200という数字が当たり前の両手武器ほど強化初期は恩恵が小さくなりがち。そのぶん両手武器は強化段階が進むごとの倍率がやや高く設定されており、後半は目に見えて恩恵が実感できる。
    • エルグ強化全体で見るとこの攻撃力補正はおまけ程度の扱いで、Lv31または41以降の特殊効果がエルグ強化の核心になっている。武器によっては2倍、4倍レベルで火力が向上する。

問題点

  • 今までの強化要素と異なりレイドボス限定の素材を数多く必要とする。
    Lv45まではそれほどでもないが最終解放に必要なブラックドラゴン/ホワイトドラゴン産の素材が問題で、これらのレイドボスはインフレに完全に取り残されたスペックなのでほぼ瞬殺状態になっている上にドロップ率も低いため中々手に入れられないのが現状。
  • リニューアルによってA等級ならばレイドボスの素材を必要としない為に全体的にエルグレベルは上げやすくなった。ただしS等級45の突破のきつさは変わっていない(レイドボスの強化と出現頻度の増加と言う+-があり全体の供給としては殆ど変わっていない為。ボス強化によりドラゴンの鱗の欠片をソロで自力で入手するは困難になった)

関連項目