自称

Last-modified: 2023-09-03 (日) 23:09:45

自称【じしょう】

  • 実情と自称がかけ離れている他人に対して使えば嘲笑となり、客観的評価で決まるような事柄を自称してしまうと自虐となる。使い所によっては笑いにも嫌味にもなる難しい「称号」である。
    • ラビ通常を無傷でソロクリアする自称初心者、初心者チャットで的外れな自慢をする自称上級者など、こう見せたいと思っている自分と現実との間に大きな隔たりがあるケースが多い。
      翻って、近接をまい進していたミレシアンが魔法に目覚めた、戦いに身をおいていた人が突如生産にハマったなど、累積数千・数万を超えながら初めて踏み込んだスキル群に対して「○○初心者」と「自称」することもある。こうしたケースは決して珍しくなく、累積数百のミレシアンの話に真摯に耳を傾けることもままあるという。
      • ちなみに「初心者」の数値的な区別はGENESISでは累積300レベルまで、ZERO以降では累積1000レベルまでを指す。これはシステム的な定義であるため、自称にはあたらない。
  • 本来の用途は、主に「伝わり辛いセールスポイントを自称してアピールする」という自己主張の手段であり、エリンにおいてはたいていは笑いに転嫁する言葉遊びである。
    • 有名どころでは近接エルフであろうか。いつかはその細腕でドラゴンをも打ち倒すことを夢見て険しい道を進む彼らの背を追い、謙遜して自称近接エルフ、と名乗るミレシアンは少なくない(はず)。
      しかし、あまりにも険しすぎるため、通信環境やゲームプレイ環境上やむを得ず、他のスキルによって近接能力を補っている場合、厳密には近接エルフと名乗れないという後ろめたさからあえて「自称」することもあるそうだ。
      • 「他の手段で弱点を補ったから近接エルフではない」。決してそんなことはないのだが、近接エルフの求める高みは、そうした妥協を排したその先にあるのだという。本当にお前らはどこに行くつもりなんだ。
    • 逆に、恵まれた肉体を持ちながらも遠隔攻撃を主な攻撃手段とし、高度な魔法を習得し、錬金術をも極めたにも関わらず、弓を装備できないという「自称エルフ」というのも実在する。
    • サーバ統合によってさらに狭き門と化した王政錬金術師も「自称」されるようだ。関連スキルを全てマスタータイトルを取得しながらも落選するという無慈悲な選別によって、ほぼその道を閉ざされた錬金術師達は、それでも裾の長いコートをカラシ色に染めて「自称王政錬金術師」として活動しているという。
    • その他多くのケースで「明らかに違うもの」を「自称」して周囲からツッコミを待つという「受けて笑いを取る」姿勢には唸らされるものが数多くある。