魔符

Last-modified: 2018-07-15 (日) 20:18:38

魔符【まふ】

ポウォールたちが用いる、動物などを支配し操るための呪符。

背景設定など

  • エリン世界においては、一部の野生動物や下級魔族たちは魔符によって操られ、凶暴なモンスターと化している。逆に言えばこれを持たない(操られていない)ポウォールが純粋な魔族である。
  • 動物の種族や体色によって無駄に魔符の種類がある理由は不明*1
  • 全てのモンスターが保有しているわけではなく、基本的にウルラ大陸のみで入手可能。
    • イリアの野生動物たちが凶暴なのはイリニドの呪いによるもの。よって魔符は所持していない。
      ちなみにドラゴン以外のフィールドボスも、同じ理由で突然変異したものとされている。
      • 一応、イリア固有のモンスターでも魔符を落とすものはいるが…(後述)。
    • 影世界のモンスターたちも所持していない。登場する敵は自発的に戦っているポウォール兵士や錬金術によって練成されたモンスターが中心であり、魔符で操る必要がないからであろう。
    • 当然というかなんというか、かつて元人間であったペッカダンジョンの亡霊たちは、リッチなどに操られているものの魔符は落とさない。

魔符の換金

  • 操られているモンスターを倒すと一定確率で魔符を落とす。これを10枚集め、特定NPCから購入するクエストスクロールを使うことにより報酬が貰える。
    • ちなみに名目上は「魔符の持つ動物の意識をコントロールするメカニズムについての研究」の為に必要とのこと。
      • ちなみにアルベイダンジョンの「黒ネズミ」と、イリアの固有種では唯一魔符を落とす地下トンネルの「穴ネズミ」については、クエストスクロールそのものが存在しない。研究が進んでいないのだろうか。
    • ゲーム的に言えば敵が落とす小切手にして換金アイテム。しかし10枚集めないとゴールドにならないため、中途半端な枚数で収集が止まると倉庫インベントリの邪魔になる。かくしてミレシアンは今日も交換のためにダンジョンに向かう。うまいゲームデザインである。
    • ドロップ率は各モンスターによって異なり、また報酬の額も上下する。
      一般的に弱く・ドロップ率が高い魔符ほど安価な報酬であり、強力なモンスターほど入手困難で高単価となる傾向にある。敵によってはドロップするゴールドよりも単価が高い魔符を落とすこともある。

(かつて)人気の魔符

  • ミミック
    • 様々な種類がほぼ全てのダンジョンに登場し、ドロップ率も高い。また他のモンスターと違い、どの種類のミミックも落とす魔符は一緒なので揃えやすい。おまけに報酬が比較的高価(改変前は10枚で6000G)なため、初心者の良い収入源。
  • ヒグマや骸骨オオカミ
    • 野外で現れるモンスターの中では報酬が高価で、魔符1枚あたり(改変前は)1000G以上を稼げる。
  • スケルトン
    • ラビダンジョンでよく登場。特にラビ下級のものは魔符ドロップ率が異様に高く、魔符で稼ぐダンジョンと言っても過言でないくらいに集まる。ダンジョンドロップが増加する火曜日に潜れば一周で10万ゴールドを稼げることも少なくなかった。

その後

  • …といったように、かつては多くのプレイヤーの主な収入源となっていたが、大幅にゴールドを稼ぎやすい「影ミッション」がC3で実装されてからは陳腐化してしまった。
    • その後、2016年7月27日のダンジョン改変にあわせ、魔符の換金額も全般的に上昇。それでも影ミッションや交易などの稼ぎ効率には及ばないようだ。

*1 純粋にゲーム的な理由として「体色によって難易度が違うから」ということが挙げられる。各種ネズミ系と黒クマネズミの差異がわかりやすい