IT Paolo Thaon di Revel (P430)

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IT Paolo Thaon di Revel (P430)*1

基本情報

編集時のバージョン:t0.83.0_a0.83.0.120515693

初期ステータス

最大ステータス

初期武装

その他

ゲーム内の説明

任務の多様化につれてフリゲートの多機能化が求められるようになり多機能性を重視して開発・建造されたイタリアのフリゲート艦

評価

• 耐久
  近接戦闘を無理なくできる耐久性。2基の魚雷枠と合わせてHUWS (324mm)などの近距離魚雷がとても使いやすくなっている。
• 操舵性
  速い。tier2水上艦で最速のHMS Duncan (D37)に迫る性能で、前線への急行や遮蔽間の移動も楽々。転舵能力は中の上ぐらいで、速度をしっかりつけて舵を切れば魚雷回避も十分可能。
• 火力
  JS くらま (DDH-144)と同じ二基の艦砲と二基の魚雷発射管に加えミサイル砲台も搭載しており、Tier2最高峰の火力を手にしていると言えるだろう。

• 防空
  固定防空のAster-15が非常に優秀で、2発までなら至近距離で撃たれようがミサイルをほぼ確実に撃墜してくれる。威力も高く航空機が相手でも十分戦えるが、1スロットのみで対航空機とミサイル防護のどちらかしか行えない点は注意。デフォルトで搭載されているMelara Rapid (76mm)を用いて、強力な防空艦として運用するのもアリ。再装填が強化前で5秒と他のミサイル防空とあまり大差ない。
• 総評
  対潜水艦グレネードランチャーがない代わりに、ミサイル砲台を手に入れたくらま、防空が減った代わりに魚雷を+1したキッドといった印象。固定防空のちょっとした癖に気をつければ、くらまの1.5倍の値段に見合ったポテンシャルを発揮してくれるだろう。

史実

• パオロ・タオン・ディ・レヴェル級フリゲート1番艦「パオロ・タオン・ディ・レヴェル」。
  • 名前の由来は第一次世界大戦で提督を務め、ワシントン海軍軍縮会議ではイタリア代表として参加し、ムッソリーニ政権崩壊後のイタリア上院議長を勤めたパオロ・タオン・ディ・レベル侯爵から。

• 本型には哨戒型・中間型・重武装型の3種類があり、それぞれ武装が一部異なっている。
  • どの型も艦砲のオート・メラーラ127mm速射砲とオート・メラーラ76mm速射砲や25mm機銃、ミサイルのオトマート対艦ミサイルは共通している。
  • 中間型と重武装型のみアスター艦対空ミサイル用のVLS×8セルを搭載している。
  • 重武装型はそれに533mm魚雷発射管とMk.32 322mm3連装魚雷発射管も搭載している。

• Modern Warshipsに登場する本艦は魚雷発射管を持つことから重武装型と推測される。
  「パオロ・タオン・ディ・レヴェル」は哨戒型なのだが…… どうせなら重武装型の「ジョヴァンニ・デッレ・バンデ・ネーレ」にしてよ…… by筆者

小ネタ

• 本艦の特徴的な艦首は「ダブルステップバウ」といい、船体を延長せずに喫水線下を延長することで高速性・直進性を図った艦首である。決して衝角ではない。
  • この艦首は、日本では熊本フェリーの高速カーフェリー「オーシャンアロー」や漁業調査取締船「げんかい」などが採用している。
  • 仕組みが似た艦首に022型(紅稗型)コルベットなどが採用している「ウェーブピアシングバウ」がある。

• 本型は省人化にも力を入れており、艦橋にある席はわずか3席である。その席には大量の画面とスイッチがあり、飛行機のコックピットのようでとてもカッコいいため、ぜひ1度調べてその写真を見てほしい。

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