会話
咲:化性のものか、魔性のものか正体をあらはせ。罪:初めまして小春六花です。
鬼:ごめんな冥鳴ひまり、咲ちゃんはちょっと神経質なところがあって。
罪:これはどうもご丁寧にどうぞお構いなく
咲:電池切れ寸前のファービー?くらい鈍感なついなちゃんにはわからないだろうけどこの人はもう魔性そのものだよ。
鬼:電池切れのファービーは酷ない?
咲:ごめんね電池の入っていないファービーだったね。
罪:私なんかよりもっと罪深いのがたくさんいるのだからそっちの正体でも暴きなさいよ。
鬼:・・・・・・。
咲:で、でもあなたからはこの世のものとは違う不気味な気配を感じるよ…
罪:あら。
咲:わ、悪さをする気なら、ついなちゃんが容赦しないからね。
鬼:うちかぁ。
罪:失礼しちゃうわね、私はいちこ家屈指の平和主義者よ。
罪:コトエと一緒にお肉食べたり温泉浸ったりしてるだけで幸せになれるもの。
罪:そんな素朴な一般人を魔性だなんてなんて罪深いのかしら。
罪:死神だったわ
罪:なんの小細工もなくシンプルに魔性のものだったわわたし。
罪:コトエとイチャコラしてるのが楽しすぎて仕事のことを見事に忘却の彼方まで吹き飛ばしていたわ。
咲:だ、黙っていないで正体を見せて。