エピソード/1237話

狼:尺の都合もあるから一応聞くんだけどよ。

 

咲:はい、初めまして小春六花です

 

咲:これは私のうなじを嗅いできたケダモノで、懲らしめているところです。

 

狼:まだなんも聞いてねぇよ。

 

咲:それにしてもロウさんのひいおじいさんとっても良く伸びますね。

 

狼:そりゃどうも。

 

咲:縦にも横にもビヨンビヨンのびるから私ちょっと楽しくなってきちゃいました。

 

狼:そうかよ、じいちゃんも伸縮性褒められて喜んでるよきっと。

 

咲:「じゃあわし、お嬢ちゃんのパンツの紐になりたいのう」だそうです。確かに大喜びしてますね。

 

狼:すんません。

 

咲:このゴム毛玉あと5匹いるんでしたっけ　根絶やしにしましょうか。

 

咲:お望み通り皮をはいで股引の材料にしてやりましょう。

 

狼:じいちゃんって七つに分裂してたはずだけど

 

咲:しばらくお夕飯がトカゲ肉になりそうですね　困っちゃいます。

 

狼:じいちゃん、竜だからさ　トカゲはやめてほしいんだけど。