暗い洞窟の明るい網「黒谷ヤマメ」

解説

アクションを消費せずカードを廃棄し、+1購入と廃棄置き場にあるリソースカードの種類数に応じた仮想コインが得られるカード。
本家ドミニオンでは、採集者(パッケージ:暗黒時代)が同じ効果を持つ。
単に廃棄するだけでも十分強く、サプライによっては大量の仮想コインが得られる可能性も秘めている。

利用法

圧縮カードとして

お賽銭を一度廃棄するだけでも「+1アクション+1購入+1コイン、手札を1枚廃棄する」という効果になる。
他にアクションを消費せずカードを廃棄できるカードは

• コストの高い楽園の最高裁判長「四季映姫・ヤマザナドゥ」と九代目阿礼乙女「稗田阿求」
• 山札のカードを廃棄するため、廃棄したくないカードを廃棄する危険もある半分幻の庭師「魂魄妖夢」
• 他人にも手札の廃棄を許す閉じた恋の瞳「古明地こいし」
• 単体では圧縮カードにならない妬符「グリーンアイドモンスター」

のように制約が大きいものが多く、3コストと初手から容易に獲得できる上に自分だけ好きな手札のカードを廃棄できるこのカードは非常に扱いやすい。
神槍「スピア・ザ・グングニル」のような初期デッキの10枚を全て廃棄してしまいたいカードを使う場合、初手に2枚購入するのも手だろう。

仮想コインを出すカードとして

キャラクターカードや御神札でサプライに4種類以上のリソースカードが並んでいる場合、それらのカードを廃棄してヤマメを使うだけで4コイン以上の仮想コインを得ることが出来る。
特に魅惑の新酒肴「焼き八目鰻」やブロークンアミュレットは勝利点を買い始める段階では邪魔になることが多く、ヤマメで廃棄することで不要なカードをヤマメの強化に充てることが出来る。
また幽冥の住人チームや新史「新幻想史　-ネクストヒストリー-」、九代目阿礼乙女「稗田阿求」といった奉納米や御神酒を廃棄することの多いカードがある場合は、他人の廃棄で得られる仮想コインが増えることもある。
手札がヤマメ1枚だけの状態で使うことで手札を廃棄せず仮想コインを得ることも可能だが、大抵の場合は廃棄材料として余った購入でお賽銭を獲得することになるだろう。

ただし禁呪の詠唱チームと「パゼストバイフェニックス」は御神酒や酒虫の壺といった3～6コストのリソースを回収しつつヤマメの効果を弱くすることが出来てしまう。
これらのカードがあるサプライではヤマメを仮想コインとして使うのは控えた方が良いだろう。

詳細なルール

• 手札が暗い洞窟の明るい網「黒谷ヤマメ」1枚しかなく、カードを廃棄できなかった場合も廃棄置き場のリソースカードの種類数に応じた仮想コインを得る。
  • カードの廃棄は仮想コインを得るための条件では無い。

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