日向正宗かちな（魁）

型録
	日向正宗かちな(ひゅうがまさむね-)		希少度 ★★
	分類
	属性	火	間合い
	種類	短刀
	奥義
	奥義名	黄金扇（こがねおうぎ）
	効果	横直線の敵:ダメージ（中）
公式説明
陽気で楽天家の真剣少女。身長はそれほど高くないが、背筋がよいため堂々とした印象を与える。積極的に前に出て行く性格。 どんなことも容易く受け入れる度量を買われ「日向正宗」と縁を結ぶ。
加入時コメント
ふふふ、お困りかい？この日向正宗かちなが来たからにはも～う大丈夫。大船にのったつもりで安心しなさいな

真剣少女について

• アプリ版リリース時から在籍。
• 名前の由来は、苗字「日向正宗」は短刀の号をそのまま。「かちな」については恐らく日向の号の元でもある、水野勝成(官位・日向守)の名前から来ていると思われる。
• 水野勝成は「鬼日向」と呼ばれた武勇だけでなく文化的でもあり、江戸時代には歌舞伎女を身請けして歌舞伎を公演させたり、本人も好んで舞ったりしていた。かちなの性格にも、勝成のそうした一面が反映されているかもしれない。
• 2020/2/27、お屋敷夢コーデ「ひな祭り　feat．日向正宗かちな」が実装された

刀談

ふふ、大将！この短刀は「日向正宗」って言うんだ。小さな姿に雄大な刃文、正宗壮年期の作は、数ある正宗作の刀の中でも最高傑作との呼び声高い見事な出来映えなのさ。
由来はね、関ヶ原の戦いのとき、西軍、福原直高が所持するこの短刀を、東軍の水野日向守勝成が奪った事で「日向正宗」の号がついたんだよ。また、そのとき水野勝成が攻めた城が大垣城ということで、「大垣正宗」とも呼ばれているんだ。

刀の正式名称

短刀　無銘
名物　日向正宗

逸話

号の由来は、水野日向守勝成が戦利品として奪い取り所持したことに因んでいる。
また、美濃大垣城を攻めた時に正宗を分捕ったとされるため、「大垣正宗」とも。

作風

鎌倉末期～南北朝時代に活躍した相模国鎌倉で活躍した刀工、五郎入道正宗の作。
刀の長さは八寸二分(24.8cm)。

歴史

元々は豊臣秀吉が所有していたが、家臣の石田三成に下賜された。
その後、石田三成は妹の夫で義理の弟に当たる福原長堯(ふくはら ながたか)にこの短刀を与えた。
福原長堯は関ヶ原の戦いでは西軍に付き大垣城を守っていたが西軍の主力が東軍に敗れ、長堯も降伏を余儀なくされた。この時の降伏の際に、東軍の水野勝成(みずの かつなり)に三成から与えられた短刀は奪われてしまう。
この水野勝成の官位が「従五位下・日向守」であることからこの短刀は「日向正宗」と名付けられる。
こののち短刀は徳川頼宣に贈られ、以降は紀州徳川家に伝わった。
昭和2年に売りに出され、11代三井高公(みつい たかきみ)男爵が2,768円で買い取って所有者となった。
昭和27年、国宝指定。
現在は三井記念美術館蔵。

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