永則いずも

型録No.66
	永則いずも（ながのり -）		希少度 ★★★★
	真剣少女ステータス(※練度1なまくらの初期値)
	気力値	200	攻撃力	24
	防御力	21	素早さ	15
	気	20	剣	11
	体	14	運	9
	眼	8	足	10
	胆	18	力	16
	分類
	熱量	22	間合い
	属性	金
	種類	大太刀
	奥義
	奥義名	舵切（かじきり）
	効果	敵一体：ダメージ（大） ※等級によるダメージ上限をさらに超えます。 ※奥義無効の敵にも効果アリ
	後方支援	敵一体：ダメージ（大）*1
公式説明
本日の転入生「永則いずも」さんの趣味は筋トレ。 伝統を受け継ぐ心が魅込まれ、剣術の流派「新陰流」を伝える尾張柳生家の「霊剣」と呼ばれる大太刀「出雲守永則」（いずものかみながのり）とご縁を結びました。
加入時コメント
永則いずも、入ります！ふつつか者ですがご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます!!

真剣少女について

• 2016年08月26日のメンテナンスで転入。

• 奥義「舵切（かじきり）」は数少ない「奥義無効の敵にも効果アリ」の奥義。
  • 足技でダメージ上限を蹴破る。筋肉の成せる業。

• 奥義では華麗な足技を披露するが、好感度高ボイスを聞くに本人も脚フェチなのかもしれない。

刀の正式名称

大太刀　銘 永則 朱塗叩塗大太刀拵

逸話

作風

刃長は4尺7寸8分（約143.3センチメートル）、柄長は2尺3寸2分（約69.6センチメートル）、幅は1寸4分（約4.2センチメートル）で厚さは5分（約1.5センチメートル）。
大太刀の中でも柄が非常に長いのが特徴で、そのせいで長巻に見えなくもない外観をしている。
大太刀の例の漏れず長大であり、どれほど腕力のある者でも、持つことはできても構えることはできなかったと伝えられている。
茎には「吹毛影寒天魔膽落別々珊瑚枝々看月」（表）、「大和国添上郡神戸荘住柳生伊豫守平利厳所持之」（裏）の象嵌銘がある。

拵は朱叩塗錦地茶色渡巻の鞘に錦地包茶色柄巻の柄、総金造金具の総長7尺5寸1分（約2.273メートル）の糸巻大太刀拵えが附属している。

歴史

本作は永則と銘が切られていることから、室町時代に活躍した刀工である出雲守永則の作とされるが、真偽は定かではないとされる。
永則は当初は備前国吉井で活躍しており、次いで出雲国へ移住したと伝えられる。彼の作刀は短刀や脇差などが多く、本作のような大太刀の作刀は珍しいものとされている。

慶長10年（1605年）に柳生宗厳からその孫・柳生利厳に授与された。
それ以来、代々尾張柳生宗家に受け継がれることが慣例とされて現在に伝えられ、利厳の子孫である尾張柳生家には、新陰流の正統は流祖上泉信綱から二世として宗厳に、宗厳から三世利厳に継承されたという言い伝えがあり、その中では「一国一人印可」と共に新陰流正統の証とされている。利厳以降は、徳川義直、柳生厳包と尾張柳生の系譜通りに伝承された。
このことから「柳生の大太刀」とも呼ばれ、尾張柳生家内では霊剣と呼ばれた。

その後も代々尾張徳川家の剣術指南を務めた尾張柳生家は、柳生家の代替わりごとに兵法目録と併せて本作が尾張徳川家へ献上されたが、尾張徳川家が代変わりするたびに一旦は尾張柳生家へ返還されるのが慣例になっていた。
その後、幕末に至り尾張藩14代藩主である徳川慶勝の時に尾張徳川家へ由緒のある刀として蔵刀に含まれるようになり、以後は尾張徳川家が所有した。

現在は愛知県名古屋市東区の徳川美術館に収蔵されている。

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