巨像の中でも最上位である天空級の巨像。
しかしシステムの大半が使用不可となっており、その真の実力は未だ眠ったままである。
システムが修復されるに連れこの世界のあらゆる敵を薙ぎ払う最強の力を手に入れることになるだろう。
- ヒイロ
かつて使われていた巨像の評価基準に基づくと…
あなたのソラヴァンはレベル6です。 - 僕
えっそんな高いんですか!さすがソラヴァン! - ヒイロ
最高はレベル1です。数字が大きくなるほど性能は下がります。 - 僕
…?
じゃあ最低は? - ヒイロ
レベル6です。 - 僕
…!?
ソラヴァン!「私は天空級の巨像だ」って前に言ってたよね!? - ソラヴァン
あれは生きる自信をつけてもらうための、やむを得ない嘘でした。
そもそも「天空級」などと言う分類自体が存在しません。 - 僕
今までずっと僕を騙してきたってのに、ずいぶんあっさり認めたね!? - ヒイロ
レベル6の巨像が有するのは生命維持、搭載、輸送機能のみ…
…「逃走」には使えるでしょう。 - 僕
それ以上言わないで…
本当は巨像としては最下位にして最弱のカテゴリーであるレベル6であり、戦えない輸送用の巨像。
17年間主人公を騙していた。
その裏切りは主人公の心を深く傷つけ事あるごとにこのネタで自虐するようになってしまった。