FIRST BOMBER
THE FALL
THE FALL
スタジオにそびえる、4台の自由落下マシン。
1チームだけが落下を免れる、恐怖のサバイバルゲームが、今始まる。
概要
番組の華となった、フリーフォールを使用したゲーム。制作費は1億円。そのしわ寄せでキャスティングがちょっとショボいことになってしまったが…。てか、これだけで30分番組にできたんじゃないの?前番組は30分×2本だったし。*1正直、「バリキン7」からあぶれた人々を寄せ集めた感もやや否めないが…。前期は時間(最大80秒)を使い切ったチームが落下し脱落する。開始当初は1stボンバーのゲームとして行われ、1チームが落下した時点で終了となり、残り秒数×1ポイント獲得。その後1チームが残るまで続けるルールへ変更され、落下した順に0,5,10,20ポイント獲得となった。中期では5thボンバーに移り、それまでのポイントを秒数に換算。最後まで残ったチームの優勝となりファイナルボンバー挑戦権獲得となる。後期は最終ゲームとして全チームとも頂上まで上昇した状態で「ババヌキボンバー」を争い、「ババ」を引くと脱落していき、最後まで残った1チームが優勝してそのままエンディングに移行した。
出題は太田真一郎の天の声により行われる。
テロップ
初期の時間表示はこんな感じ。
とある漫画やアニメのキャラクターの苗字を書いています。作品名がわかったあなたはえらい!知らなかったら検索してみよう。そして覚えてね。
日下部・東大寺 落下まで | 78 ⬆️UP |
↑上昇時
桐ヶ谷・結城 落下まで | 02 STOP |
↑停止時
高坂・南 落下まで | 00 BOMBER |
↑時間切れ
テロップの配置が逆になるパターン
通常時
16 | 各務原・志摩 落下まで |
上昇時
08 ↑UP | 天々座・宇治松 落下まで |
停止時
00 STOP | 樋口・静 落下まで |
時間切れ
00 BOMBER | 戸山・市ヶ谷 落下まで |
中期ではこう。
00 |
高田・柳沢 |
BOMBER |
春日・如月 |
↑失格
51 | BOMBER | 02 | 01 |
島村・本田 | 大垣・犬山 | 神楽坂・ユーリィ | 鳴海・結崎 |
ゲーム
- フィーリングボンバー
- 天の声の「〇〇といえば?」というテーマを聞き、それに当てはまると思うものを2人同時に回答。答えが一致すれば正解となりマシンは停止する。番組開始当初は一定の問題数で一致しなければ強制停止していたが、のちに制限は撤廃された。例題:「かわいい」といえば?せーの、「女の子」「ピカチュウ」 ❌ 辛いといえば?せーの、『カレー!』⭕
- ビッグ&スモールボンバー
- ある頭文字から始まるものを大きく、または小さくしていく。例えば、「ち」で大きくする場合はチョウチョ、チョコ、チェコ、地球の順に答えれば正解となる。
- リバースボンバー
- 逆さまから読まれる言葉を元の言葉に直す。小文字は大文字に変換される。例題:クツブスイエフ→フェイスブック(Facebook)
- バビブベボンバー
- 文字と文字の間にバビブベボを織り込んだ「バビブベ言葉」を元の言葉に戻す。なお、小文字と「ん」には付かない。これも小文字は大文字に変換される。 例題:ツブイビツタバー→ツイッター(Twitter)
- メビウスボンバー
- 出演者全員でしりとりをする。3周するか1チームが落下した時点で終了。当初は周回ごとに文字数が決められていたが、のちにテーマにまつわるものでしりとりをするようになった。
- ダンダンボンバー
- ビッグ&スモールボンバーの発展型。「だんだん重くしてください」「だんだん高価にしてください」といった問題が出される。
- ボインボンバー
- (stub)
エピソード
- 有野晋哉と有賀さつきのペアが、「ダンダンボンバー」で、「あ」から始まるものを「だんだん古くしてください」という問題で62秒を使い果たし落下した。
- 関根勤と羽田惠理香(現:はねだえりか)のペアが「リバースボンバー」で59秒を使い果たし落下した。
- 天地真理?が「メビウスボンバー」の3周目で「き○○ま」と回答しスタジオが爆笑となり、ペアの勝俣州和が「すいません!」と謝罪。その直後に番が回ってきたそのまんま東(現:東国原英夫)が「『ま』でいいの!?『き○○ま』ですよ!?」と言ったあと、「またんき」とボケ回答した。終了後には東が「だいたいこれ放送で使えるんですか?」と言ったあと、上岡が「天地真理のき○○まは意味ちゃいますか?」と言っていた。 参照→https://youtu.be/M78FVpY-mLw?t=2m36s
- 一発大逆転スペシャルではタイムボンバーチームに「犬も歩けばごぼうに当たる」が正解のバビブベボンバーが出題され、正解できずに落下した。これに千秋?が「ふざけんなよ!ごぼうなんか当たるか!」と憤慨。が、後年になり、フジテレビ系「ネプリーグ」で「犬も歩けば棒にあ○る*2」という衝撃の珍回答が飛び出した。犬も歩けばごぼうにあ○る、なんちゃって…。
- 最終回では優勝した田代まさしと久本雅美?のマシンを「最後の優勝チームは、その優勝をたたえて落ちていただきま~す!おめでとう!!」という上岡の言葉を受けて落下させた。その後、すぐさまエンディングに移行したが誰もかも最後の挨拶をすることなく、いつもの通り「Game over」のセリフで番組終了となった。一方、TBSでの裏番組「バリキン7賢者の戦略」の最終回は出演者総出演で盛大に締めくくられた。*3何だこの大きな差は。テレ朝の番組作りの下手さ加減がよくわかる。
0秒で踏みとどまったチーム
このゲームでは時折残りゼロ秒で踏みとどまることもあった。
放送日 | チーム | クイズ |
1996年?月?日 | 城島茂・国分太一 | バビブベボンバー |
1996年?月?日 | 関根勤・斎藤陽子 | ダンダンボンバー |
同上 | デーブ大久保・はねだえりか*4 | バビブベボンバー |
トリビア・余談
- 残り時間が44秒になると「プシュー」という音と共に補助レールがせり出す。これにより落下時の軌道を変えている。
- (未確認情報)巨漢タレントの搭乗も想定し、1人あたり120kgまで耐えられるように設計されていた。
- YouTubeチャンネル「朝灼けリパブリック」の企画「クイズエース2020冬 最強プレイヤーズ集結!負け無し王者を撃破せよ!」にて、このゲームを元にした「サバイバルクロック」が行われた。各チームの持ち時間は90秒。時間を使い切ると脱落し、その順に5点、50点、100点、150点、200点獲得となる。1位のチームにはボーナスとして残り時間×3点が加えられる。問題は「だんだん問題」「リバース問題」「バビブベ問題」。この企画にはスペシャルゲストとして、クイズ王にして放送作家の日高大介も参加した。 ソース→https://youtu.be/ycVzJvP6g1o
- アメリカNBCテレビのゲーム番組「Ellen's Game of games」第4シーズン(2020年10月~)に「Name dropper」なる新ゲームが登場したが、どう見てもそのセットがフォールにそっくりである。
- 番組の放送終了から20年以上がたち、国内の遊園地に存在するフリーフォールは3箇所ほどまでに減ってしまった。その中で三重県の「ナガシマスパーランド」にあるものは運休が多くなったため、最悪近いうちに撤去される可能性がある。