キマイラの元ネタはギリシャ神話に登場する魔獣。キメラ、キュマイラとも。
テュポーンとエキドナの仔で、ヒュドラとは兄妹の間柄。
山羊の胴体に山羊と獅子の頭を持ち、尾は毒蛇という異形の魔獣。
- 実は元ネタでの性別が雌というのは、意外に知られていない話。
生物学分野における「由来が異なる複数の要素をかけあわせた」という意味の単語「キメラ」の語源ともなっているように、多くのRPGでは様々な生物の外見または器官を備えた合成獣全般を指してキマイラと呼称することが多い。
1st
ガーディアン神殿に出没。黄色い体色の人面獣。
背中に生やした翼から「フェザーアロー」を撃ってくるほか、毒に冒してくることもある。
1stでも珍しい魔属性弱点のエネミー(聖属性は逆に無効化される)
クレストグラフの手持ちに余裕があるならダークウェポンの魔法を作成していくのもいいかも。ここくらいでしか使わないし。
上位種のケルビムやネメシス?共々、「顔が個性的。怖いからこっち見るな」ということで開発陣には不人気だったかわいそうなエネミーである。*1
2nd
ロストガーデン?に出没。元ネタにかなり近い姿になった。
カイーナが降魔儀式にて生み出した最後の魔獣で、パワー重視の調整が施されているらしい。
その設定を反映してかイヤらしい特殊攻撃は持たないものの、ATP8倍攻撃「手加減知らず」の一撃は非常に強烈。遭遇した際にはHPを高めに保つことを忘れないように。
3rd
キマイラの名を冠する、亜種と言えるエネミーが四種類登場している。
詳細は以下を参照。
5th
巡礼者たちのクレイドルのF26にて対戦するボスエネミー。
見た目が異なる三種類のキマイラが出現。
スペックや特性にも個体差があり、
- 三葉虫型:水属性無効、地属性半減。風属性に弱い。
- 土偶型:火属性無効、地属性半減。風属性に弱い。レジスト特性持ち。
- アンモナイト型:水属性無効、火属性に弱い。
…となっている。レベルは一律50で、HPはいずれも15000前後。
最大の特徴は、3体が同一HEXに集まると合体するという点。
合体版はHP99999、防御&抵抗9999、全属性攻撃無効という超防御を誇り、ペネトレイター以外の攻撃をまともに徹すのはほぼ不可能。
ギャザーまで唱えることがあり、シャットアウトだけでは合体を防ぎきれない。
- 同じHEXに集まろうとするプログラミングがなされているわけではないが、「ハイ・ブラストは属性付きの方が高威力」→「隣接しているレイポイントが空いているとそこへ移動しようとする」という5thのエネミー特有の思考ルーチンゆえ、どうしても同じレイポイントに固まりやすい傾向にある。
3体のうち1体でも欠ければ合体は行えなくなるので、集中砲火でいずれか1体を倒してしまうのが安全。
初期配置で火レイポイントが空いているのを利用し、火属性が弱点のアンモナイト型から先に排除すると良い。
ただし分離した状態ではハイ・ブラストや属性攻撃をつるべ撃ちしてくる。アイソレイトで無理やり合体を解除した直後などは連続で攻撃を喰らうリスクがある点には注意が必要。
また土偶型はレジスト特性を持っているので、弱点を突く場合はクラッシュを中心に使うようにしよう。
- 属性ダメージを半減するヒヨコバッジがあるとかなり被害が抑えられるのだが、初回プレイの場合、この時点ではヒヨコバッジは最大でも二つしか手に入らない。
手に入れてさえいれば大いに恩恵に与かれるので、ロクス・ソルスに来る前になるべく回収しておこう。
同じ能力を持つエネミーに、アジ・ダハーカがいる。