《エネミー》/【メルクリウス】

Last-modified: 2024-01-02 (火) 22:38:17

メルクリウスとは、ローマ神話に語られる12の最高神の一柱であり商人や旅人の守護神。ギリシャ神話のヘルメスと同一視される。
英語読みではマーキュリー(Mercury)となり、一般的には水星を示す言葉としても知られる。
また水銀を意味する単語でもあり、これによって錬金術においては「柔らかい金属=賢者の石」とする考えがあるなど、オカルト的にも話題の尽きない単語。

WAシリーズにおいては1st~Fまで登場する、エンプーサ系の四足歩行機械獣型エネミーとなる。


1st

コートセイム?がアルハザードによって襲撃された後の結界のほこら内にて出現する一般エネミー。
上述する通りエンプーサの色違いであり、体表は白色と緑白色に塗装されている。
全体にレーザーを放つ「エネルギーフェイザー」と、MPに直接ダメージを与える「マインドダメージ」の兵装2種を搭載している為、戦闘が長引けばその分リソースが削られる事請け合い。
結界のほこらはただでさえ厄介なゴブリンシャーマンも出現する為、あまり無駄なエンカウントはしたくない所である。

2nd

セミファイナルダンジョンである背塔螺旋?に出現する一般エネミー。
今作では体色が美しい藍色へと変化した。またエンプーサ共々、顔が見えるようになっている。
ATP×3の物理攻撃「ギムレット」を仕掛けてくる他、【最大HP-現在HP】のダメージを与える「かなり体力どろぼう」を使用する。
幸いにもHP850と致命傷にはならない数字の為、弱点の雷属性を突いて一発で倒しきりたい所。

3rd

ガンナーズヘヴンのベテランリーグ1回戦にて渡り鳥を迎え撃つ、闘技場ボスとして登場。
今作におけるカラーリングは緑ベースに変化している。


シナリオ上挑戦するノービスリーグが意外と簡単だった事で調子に乗って挑戦する渡り鳥達を、容赦のない連携で貫き潰す強敵。
同一グループの4体で出現し、開幕からサンダーゾーン?で自分たちを活性化させる。
ステータス自体はATP327とLv50のエネミーとしては平凡だが、活性状態ではATP×4の「超伝導ギムレット」しか使用しない、シンプル故に強いルーチン。
活性化時はATPが1.5倍になる為、実質2000程度のダメージが4回連続で飛び交う修羅場と化す。
その遊びのなさ故に通常プレイはもちろん、低レベルプレイにおいては下手な終盤ボスよりも壁として君臨する。今作においてATPブロッカーが限定品なのも痛い。
ファンタズムハートや、エクステンションアークインパルスによって短期決戦を決めていきたい。

F

1stから出現時期が前倒しされ、風の海の墓標?にて出現するよう変更された。カラーリングは2ndと同様の青。
今回はサンダードレイクを相棒としており、あちらがサンダーゾーン?を発動することで「超伝導ギムレット」を連発するようになる。
但し今回は活性化はせずルーチンが変わるだけに留まるどころか、実は「ギムレット」ともども技定数が攻撃×2である為変化していないという体たらくになっている。設定ミスじゃなければ攻略本の誤表記では?
また、エンプーサから引き継いで「体力泥棒?」も使用。HP自体は低いが、今作では2ndの「かなり」と同様の処理である為、半端なダメージを与えるよりは弱点の氷属性で一気に倒すのが良い。