《キャラクター》/【トルメンタトライアッド】

Last-modified: 2019-12-21 (土) 18:44:52

XF

XFの敵役NPC。
“職業凶賊”を名乗り、裏の世界では暗殺者として名を知られた三つ子の魔術師兄弟。
長兄ジュピア・トルメンタ、次兄ビエント・トルメンタ、そして末弟トゥルエノ・トルメンタの三人である。

パーソナリティ

性別:男性
年齢:39歳(三つ子なので当然三人共通)
身長:175cm(三つ子なのでやっぱり三人共通)
(ジュピア)好きなライフスタイル:晴耕雨読
(ビエント)好きな建築物:風車小屋
(トゥルエノ)好きな焼き菓子:エクレア
CV:(ジュピア)高宮武郎?、(ビエント)小松範雄?、(トゥルエノ)小田敏光?


その腕を買われ、エグララグに雇われた腕利きの暗殺者。
受けた依頼を必ず果たすことを信条としており、兄弟の力を連携させた三位一体の暗殺術によって、これまで多くの標的を葬り去ってきた。
凶賊としての在り方に強烈な自負を懐いており、「力ある者が世の秩序であり、強者が弱者の上に立つのが世の必定」をモットーとしている。


三つ子らしく、顔から服装まで全く同じ造形。
見分けるポイントは笠の色であり、茶色が長兄ジュピア、青みを帯びた灰色が次兄ビエント、末弟トゥルエノは赤い縁取りの笠をかぶっている。

本編中での扱い

エネミーとしてのトルメンタトライアッド

敵ユニットとして対決するのはAct.4-1、Act.4-4、そしてAct.4-9A・4-9Bの合計四回。
当然、三兄弟をまとめて相手取ることになる。

1戦目(Act.4-1【凪の砂漠】)

14年越し(向こうにとっては)の因縁対決の緒戦は、三兄弟のコンビネーションが脅威となる。
三人が健在のときにジュピアにターンが回ると、ジュピアが「心身合一」で他二人を即座に行動させ→ビエントが「怪力招来」で三人のSORを1.5倍化→トゥルエノが「新・篠燦忍倶壬(あら・しのさんにんぐみ)」で一人を攻撃…という連携。
〆技となる「新・篠燦忍倶壬」は直撃のダメージが650~750程度と非常に高く、レベルがカンストしたエクスキャバリアのユニットでも耐えられるかどうか怪しい数字。
しかもこれらの連携技はいずれも射程が無限大であるため、バスタースローシャットアウトによって三兄弟を分断・足止めしても無意味。
対処方法はただ一つ、ジュピアが行動する前に三兄弟のいずれかに集中攻撃を浴びせて墜とすこと。
三人のうちいずれか一人でも欠けて以降は通常の魔力攻撃を個別に行うだけになるので、HPを回復しながら戦えばさほど苦労はしない。


なお、三兄弟個別の攻撃である「琥織発祥」「断薪発祥」「怒槌発祥」は、見た目に反し無属性。
ジオニックルーラーのジュエル系防具が持つ属性ダメージ軽減効果は残念ながら役に立たないが、魔術扱いなのでレジストブロックアゲインストが有効。スキルスロットが空いていればセットしてみるのも手。

2戦目(Act.4-4【ラサロム砦-2】)

2戦目のトルメンタトライアッドは、「空蝉四身」で一人につき三体の分身を召喚して挑みかかってくる。
分身はいずれもHPが9しかなくMP以外のパラメータも低いので倒すこと自体は容易だが、倒しても本体の傍に新たな分身が即座に召喚されてしまうため、そのままではイタチごっこになってしまう。
ならば本体を攻撃しようと思っても、本体は「硬耐鋼体功」によってDEFとMGRをカンスト近くまで引き上げられており、通常の攻撃はほとんど通じない。


ディストリビュートのスキルをセットしたユニットが本体近くの分身を倒せば、分身を倒した時の余剰ダメージが本体にそのまま入るので、この方法で繰り返し分身を倒し続けて本体のHPを削り取ってしまうと良い。
一度に複数の分身を倒してしまうと複数の分身が本体傍に再召喚されてしまい、余剰ダメージが他の分身にばらけて効率が落ちるので、倒す分身は一体だけにして他は無視しよう。

またDEF・MGRを無視できるシュートアイテムなら、本体に直接ダメージを与えることも可能。
三兄弟本体のHPは299なので一撃で仕留める場合はサークルザッパー以上のアイテムが必要になるが、アイテム効果プラス明鏡止水のスキルを併用するならもっとランクの低いアイテムでもOK。
同様にMGR無視でダメージを与えられるサクリファイスも有効。

3戦目(Act.4-9A【シュネルギア・仄暗き根の路-1】)

3戦目は2戦目同様に分身を三体ずつ召喚し、さらに1戦目で見せた連携攻撃も放ってくる。
今回のトルメンタトライアッドはHPが低いユニットを集中的に狙う傾向があるので、出撃メンバーの中で最大HPが最も低いユニットを囮役として防衛術?をセットし、この囮役がフォースフィールドでひたすら敵の攻撃を防いでいる間に他のユニットで本体を倒してしまうと良いだろう。

  • 囮役はMPが生命線となるので、可能ならHPとRESが低くMPが高いセイクリッドセイバーやエニグマンサーにチェンジさせておくのが望ましい。
    囮役より素早く動ける他のユニットが囮役にスロウダウンをかけた上でターンシフトで行動番を回してやれば、MPの問題も幾らか改善できる。

ディストリビュートやシュートアイテムは依然有効打となりうるが、今回は前回のようにDEFやMGRが跳ね上がっているわけではないので、普通に本体を攻撃しても大丈夫。

  • 暇を持て余した撃破方法として、陣頭に立つは王家の務めで先制を取りイスケンデルベイの特殊効果とコンボでダメージ量が増える効果を組み合わせ、アレクシア1人で撃破することも可能。
    分身を延々切り伏せ続け、威力が十分上がったら本体を撃破する。
    ただし、この戦法を取ると2人目までは分身を伝って撃破できるが3人目まで届かない。
    騎士道?イントルードでターンを稼がないと1~2回程度相手に行動を許してしまう。

4戦目(Act.4-9B【シュネルギア・仄暗き根の路-2】)

最終戦ではこれまでのような連携攻撃や分身召喚は使ってこないものの、三人のうち誰かが斃れるごとに残りの二人(あるいは一人)のパラメータが大幅に強化されるという、少々厄介な特徴を持っている。

  • どれくらいパラメータが強化されるのかを知りたい場合は出撃準備画面で「状況確認」コマンドを使おう。
    ビエントを見れば一人斃れた場合のパラメータ、ジュピアを見れば二人斃れた場合のパラメータがわかる。

パワーアップ状態のパラメータはラスボスはおろかラギュ・オ・ラギュラにも匹敵するため、何も考えないで頭数を減らすとエラいことになる。


DERでラブライナが「一人ずつと言わず、三人まとめてお相手しちゃいましょうッ!」と言っているように、HPと位置取りを上手く調整しつつ範囲攻撃で三人一気に倒すか、イントルードで行動回数を増やしてターンを回さずに倒すかするのが最適解。
ガジェッティアのクラスをマスターしているユニットがいるならスペルキャスター装備をセットしておき、他のユニットでトルメンタトライアッドをこのユニットの傍に投げ飛ばした上でトドメ担当のガジェッティアが爆裂の晶石+1?を使おう。グレートアップルアンプリファイアを併用すれば、この方法で一発撃破が可能だ。

余談

三兄弟の名前はいずれもスペイン語の気象にまつわる単語が由来。

  • ジュピアは“Lluvia”で「雨」、ビエントは“Viento”で「風」、そしてトゥルエノは“Trueno”で「雷」を意味する。
  • トルメンタは“Tormenta”で「嵐」。これは某グループの名前と歌で知っている人も多いかと。
  • 三兄弟の好物も各々の名前にちなんだものになっている。
    トゥルエノのエクレアは雷とどう関係があるんだと思われるかもしれないが、エクレア(Éclair)はフランス語でそのものズバリ「雷・稲妻」を意味する単語なので、ちゃんとこの法則に則っている。