《ギア・バッジ》/【シェリフスター】

Last-modified: 2024-03-21 (木) 14:20:44

【関連項目】
《スキル》/【シェリフスター】
《防具》/【シェリフスター】


WAシリーズ皆勤賞にしてやりこみの象徴とも言えるアイテム。
シェリフとは西部劇における「保安官」という意味。
西部劇風の世界観であるワイルドアームズで言うなれば「ファルガイアの保安官」ともいえる。
本項ではそのうち、ナンバリングタイトルに登場したギア・バッジとしてのシェリフスターについて解説する。


1stの公式ガイドブック曰く、“ファルガイアにおける真の勇者の証”であり、登場するどの作品においても強力な装備特典を備えたギア(バッジ)である。
装備効果は基本的に「そのタイトルに登場するほぼすべてのギア・バッジの効果を兼ね備えている」というもの。いわばそのゲームに登場する補助装備をすべて身に着けたも同然になるという、他のRPGでも見かけないバランスブレイカーもいいところな性能を持っている。

3rdまでは一品物で“百魔獣の王”ゼットンラギュ・オ・ラギュラを倒すと入手できる、正しくファルガイアにおける最高の勇者としての証であったが、4th・5thではバッジ合成によって量産が可能になったので、装備効果はともかく“勇者の証”としての価値は下がってしまった。逆にラギュ様へ挑戦するための最強の相棒として要求されることだろう。(量産可能とは言え、材料になるバッジはどれも複数入手が困難なので、おいそれと作れるものではないのだが…)
入手せずともストーリー進行には何ら影響することはない(むしろ手に入れようとすると凄まじい回り道を余儀なくされる)が、やり込みプレイを極める上では避けて通れない存在である。
非常に強力な効果を得られる反面、これを手に入れる頃には性能を存分に振るって戦える相手があまり残らないのが惜しい所。


1st

全キャラ共通の左手装備の一つ。アビス最深部に待つラギュ・オ・ラギュラを倒すと入手できる。
その効果は、

…と、複数の左手装備の効果に属性耐性とパラメータ補正効果まで足したとんでもない一品。多少レベルが低かろうが、これさえ装備すればほとんどの敵を鎧袖一触出来てしまうであろうことは想像に難くない。

  • 元々はトニー?の父親絡みのイベントの報酬として設定されるはずだったのが、諸般の事情により現在の形に落ち着いたとのこと。

変則的だがこれの入手後に(最強のラギュ様を倒してから)ゴーレムといったEXボスと戦えば、その高火力属性攻撃を吸収する(カエルバッジサカナバッジによる無効化も大概だが、それ以上)といった絶大な効果を発揮する。
殊にザックに装備させればSTR上昇による早撃ちの強化、属性攻撃吸収やターン前回復によりHP満タンでのエースインザフォールを繰り出しやすい、フォース2倍効果によりダブルコマンドでの左記2連発までの距離も近い、魔力封印といった搦め手も防ぐと強烈なシナジーをもたらす。
対してロディのARMはRES上昇で素早く撃てるが威力は変わらず、セシリアの攻撃・回復の魔法マテリアル威力に関わるSORはネクロノミコンの方が大きく上昇。防御他の効果は健在だがザックほどのシナジーはない。

2nd

ギアの一種で、1st同様にアグエル坑道で対戦できるラギュ・オ・ラギュラを倒すと入手。
装備時の効果は、

…と、1stほどではなくなったがやはりえげつないものであることには大差ない。
ちなみに本作のラギュは歴代最凶との呼び声が高く、入手にかける手間という意味ではシリーズ随一であることは間違いない。
そして今作の魔王アンゴルモアはそんなラギュ様よりも更に厄介なため、その攻略に大きな力となってくれるだろう。殊に大々災害 大々混乱はダメージ半減+混乱も遮断、ファイナルバーストの威力も高めてくれる。
ついでに魔王様共々EXP/ギャラが0の為、低レベル縛りでも気軽に使うことができる。倒す事さえできればだが。

3rd

2ndに同じく、ギアの一種。ABYSS最深部でラギュ・オ・ラギュラ(幼生体)を倒すと入手できる。
固有スキル「(ハジキ)の英雄」はそのキャラクターが持つ「銃の英雄」以外のパーソナルスキル全てを最高段階まで起動させるというもの。スキル起動に必要なポイントの合計が101以上になってしまうほどのギアをプラグインしても満遍なく起動することができるようになり「レベル100の限界を超えたパーソナルスキル所持者」になれる。
欠点は、起動ポイントに100点を要するためにレベルをMAXまで上げないと使えないこと、本作の仕様上一度プラグインしたギアは外すと消えてしまうので、状況に応じた付け替えが事実上不可能であること。
誰が一番恩恵を受けられるのか、どのミーディアムにプラグインするのかよく考えた上で使おう。


周回プレイで持ち越せる唯一のアイテムだが、ギアやミーディアムの数が少ない序盤では恩恵が極めて薄い。
スキル起動に必要なポイントが合計100を超えるほどのギアをプラグインしたほうが最も効果的に恩恵を受けられる。
ちなみにEx.ニューゲーム開始前にプラグインしていた場合でも所持していると見なされ、アイテム欄にギアの状態に戻って所持されているのでご安心を。

4th

…ッ!?

調合でのみ作れるバッジで、6種のAランクバッジ各2個+100000ギャラで作成できる。
装備効果はこれ一つで「ひとり占めヒョウタン」と「コンバートバッジ」以外の全てのバッジの効果(複数装備で効果累積。また一部のバッジが持つパラメータ下降効果はないが、上位互換が存在するバッジの効果まで累積はしない)を備えたものという、歴代シェリフスターの中でもずば抜けてぶっ飛んでいるぶっ壊れ性能となっている。

  • 材料となるAランクバッジを揃える場合、カエルサカナヒヨコウサギは比較的簡単に作れるが、パンチグローブラッキーバードはそうもいかない。
    なかなか入手できないものが混ざっている上、調合に調合を重ねる必要があるため大量に必要になる上ギャラも湯水のように使わなくてはいけない。
    ラッキーバード2~3個積みの力があると多少はマシになるため、ある程度数を揃えるまではシェリフスターに圧縮しないほうが効率よく稼げるだろう。
  • バーサーカーバッジの被ダメージ2倍化やバッドオーメンのエンカウント率上昇効果もしっかり発揮される。
    後者はともかく前者については迂闊に装備するとあらぬ損害を受ける可能性もあるので軽はずみに装備するのは考え物ではある。属性防御や城塞の守り・やぎのぬいぐるみ等の効果も同時に得られることもあり、トータルで言えばメリットがデメリットを大きく上回るのでそこまで深刻にはならないが。

以下、4thにおけるシェリフスター1個を作るまでの分解図。
全ての素材をブラックマーケットで準備することが可能だが、カエルバッジでLv128、サカナバッジでLv128、ヒヨコバッジでLv128、パンチグローブでLv6768、ラッキーバードでLv912、ウサギバッジでLv96、合計でレベル8160という途方もないコストを要求される。
ただしこれは全てを律儀に1から準備した場合であり、実際にはエネミーからの盗み闘技場の報酬を活用することで劇的に短縮可能。
それでも莫大な量の稼ぎを要求されるため、シェリフスター12(15)個制作は4thにおける最後のやりこみとなる。

縦長につき折りたたみ
カエルバッジ×2
↑忘れじのペン×4 Lv32
↑ハシバミの枝×4 Lv32
↑ムーンストーン×4 Lv32
↑ハートリーフ×4 lv32

サカナバッジ×2
↑目覚まし時計×4  lv32
↑クリアチャイム×4 lv32
↑ホーリーアンク×4 lv32
↑失われた聖杯×4 lv32

ヒヨコバッジ×2
↑ジオの護り×4 lv32
↑ミューズの護り×4 lv32
↑フレイの守り×4 lv32
↑ウィングの守り×4 lv32

パンチグローブ×2
↑ガンスターサイン×8 Lv96
↑コメットマーク×4
 ↑ノーザンブレード×16 Lv192
 ↑バーサーカーバッジ×16
  ↑城塞の守り×16
   ↑ライアンズシールド×16
    ↑ノーザンブレード×32 Lv384
    ↑ナイトバッジ×32 Lv256
   ↑エボニーシャドウ×16
    ↑ドッグチェーン×32 Lv128
    ↑シーフバッジ×32 Lv256
   ↑早撃ちガンマン×32 Lv256
  ↑バッドオーメン×32 Lv128
  ↑ファイターバッジ×32 Lv256
 ↑やぎのぬいぐるみ×4
  ↑失われた聖杯×4 Lv32
  ↑リフリジレイター×8 Lv32
  ↑早撃ちガンマン×8 Lv64
↑キャットハンド×8 Lv432
↑キングクラウン×4
 ↑ガンスターサイン×8 Lv96
 ↑フォースキャロット×4
  ↑プリズムスタッフ×4
   ↑ブロンズサン×4 Lv32
   ↑ブロンズムーン×4 Lv32
   ↑コメットマーク×8
    ↑ノーザンブレード×32 Lv384
    ↑バーサーカーバッジ×32
     ↑城塞の守り×32
      ↑ライアンズシールド×32
       ↑ノーザンブレード×64 Lv768
       ↑ナイトバッジ×64 Lv512
      ↑エボニーシャドウ×32
       ↑ドッグチェーン×64 Lv256
       ↑シーフバッジ×64 Lv512
      ↑早撃ちガンマン×64 Lv512
     ↑バッドオーメン×64 Lv256
     ↑ファイターバッジ×64 Lv512
    ↑やぎのぬいぐるみ×8
     ↑失われた聖杯×8 Lv64
     ↑リフリジレイター×16 Lv64
     ↑早撃ちガンマン×16 Lv128
  ↑早撃ちガンマン×8 LV64
 ↑早撃ちガンマン×8 LV64

ラッキーバード×2
↑小さな花×4 Lv216
↑アイテムチェッカー×2
 ↑キャットハンド×4 Lv216
 ↑エルダーレコード×2
  ↑ブロンズムーン×4 Lv32
  ↑マジックポッド×2
   ↑ドッグチェーン×4 Lv16
   ↑ウィッチバッジ×4 Lv32
  ↑プリーストバッジ×2 Lv16
 ↑がまぐち×4 Lv96
↑がまぐち×4 Lv96
↑めんどりバッジ×2
 ↑がまぐち×4 Lv96
 ↑グロウエッグ×4 Lv96

ウサギバッジ×2
↑ファイターバッジ×2 Lv16
↑ナイトバッジ×2 Lv16
↑ウィッチバッジ×2 Lv16
↑プリーストバッジ×2 Lv16
↑ニンジャバッジ×2 Lv16
↑シーフバッジ×2 Lv16

5th

4th同様に合成でのみ入手できる(材料はAランクバッジ各1個+1000ギャラ)。
装備効果はAランクバッジ6種(状態異常耐性、4属性半減耐性・威力増幅、レアアイテム入手、消費MP半減、ファイネストアーツ発動)+ゴールドサンゴールドムーン+HP/MP以外のパラメータ各25上昇と、4thのそれよりもかなり控えめになった。反面でエンカウント率上昇(複数人装備でそれが累積)といった悪影響もない。
そのため全員のスロットをシェリフスターで埋める意義は薄くなった。量産するにしても各キャラ一個づつで十分だろう。

本作では材料となるAランクバッジが全てブラックマーケットで直接入手できるので、レベルを犠牲にすれば作成自体はそう難しくない。
なるべくブラックマーケットを頼らずに作成する場合、ネックになるのはやはりラッキーバード。

  • オレンジ100の材料になるので、作成する際は覚えておこう。

以下、5thにおけるシェリフスター生産までの経路分解図
盗みを活用せずに材料を揃える場合、合計はLv165と68200Gとなる。
カエルバッジやヒヨコバッジの材料を盗みでそろえる場合、材料費はもっと安くできる。
逆に経路を見ての通りラッキーバードを作るための材料にヒヨコバッジが存在しており、それを度外視しても城塞の護り2つ・ガンスターサイン・やぎのぬいぐるみでLv50をかける必要があるため、これを合成で作るのは非常に大損。ブラックマーケットで直接買うほうが遥かに安く済む。
逆にそれ以外のバッジはシェリフスターを手にしようかという状況ともなればこの程度の額ははした金になるため、上記の2種以外は材料を買って合成で作ったほうがよい。
どうしても金を使いたくない場合でもLv300で揃えることが可能。

  • 本作ではパズルボックスの景品で各種Aランクバッジを確保する機会があるため、改造実験塔を攻略する段階で1個目のシェリフスターを作ることが可能。
    相当の寄り道をする必要はあるが本編ストーリー攻略で活用できるという、今までとは違った立ち位置を持っている。
縦長につき折りたたみ
カエルバッジ Lv50
↑ハシバミの枝 盗:アンデッドサーバント
↑ムーンストーン 盗:アラクニド
↑ハートリーフ 盗:イクチオスティーガー
↑ミストクローク Lv35
 ↑ニンジャバッジ 300G
 ↑城塞の守り Lv10

サカナバッジ Lv50
↑ゴールドサン
 ↑シルバーサン×3 4500G
↑ゴールドムーン
 ↑シルバーサン×3 4500G
↑マジックポット 750G
↑ライアンズシールド 4500G

ヒヨコバッジ Lv50
 ↑ジオの護り 盗:マグニートータス
 ↑ミューズの護り 盗:イールフォルク
 ↑フレイの護り 盗:レッドビッキー
 ↑ウィングの護り 盗:スパインコヨーテ

ラッキーバード Lv50
 ↑スパイクブーツ
  ↑ナイトバッジ 300G
  ↑城塞の守り Lv10
  ↑キャットハンド
   ↑ファイターバッジ 300G
   ↑ライアンズシールド 4500G
   ↑プリズムスタッフ 350G
 ↑ヴァイオレイター
  ↑デュアルキャスト
   ↑ガンスターサイン Lv15
   ↑やぎのぬいぐるみ Lv15 
  ↑ゴールドサン 1500G
  ↑ヒヨコバッジ 上記
 ↑エイミングデバイス
  ↑ニンジャバッジ 300G
  ↑ミストクローク 上記
  ↑エボニーシャドウ 1850G
  ↑トレジャーコール 1950G

エルダーレコード Lv50
 ↑レッドペッパー 6000G
 ↑サンドグラス 6400G
 ↑ウィッチバッジ 300G
 ↑プリーストバッジ 300G

パンチグローブ Lv50
 ↑ガンスターサイン Lv15
 ↑ノーザンブレード 9800G
 ↑コメットマーク 750G
 ↑キャットハンド 上記

XFとのコンテンツ連動で連動ボス6種を倒すと、ご褒美でシェリフスター6つが入手できるため、全く合成をやらなくても人数分揃えることは一応可能。
ただしその場合は凄まじく手強い連動ボスどもを全て討伐するという苦行偉業を達成する必要が生じるのだが。しかもシェリフスターの力を借りて戦った場合、盛大にダブるためかなり勿体ないことになる


*1 計Lv496
*2 計Lv1024
*3 Lv52
*4 Lv52
*5 計Lv1064
*6 Lv24
*7 Lv24
*8 Lv12