ドイツ RankⅣ 前線爆撃機 / He 111 H-16

概要
第二次世界大戦時のドイツ空軍爆撃機を象徴する有名な機体。ゲーム内では速度に機動性、銃座火力が控えめだが、小基地を一撃で破壊できる強力な爆弾を装備できる。
機体情報(v2.35.0)
必要経費
| 必要研究値(RP) | *** |
|---|---|
| 機体購入費(SL) | *** |
報酬
| SL倍率 | 1.4 |
|---|---|
| PE倍率 | 1.4 |
機体性能
| 速度(km/h) | 432 |
|---|---|
| 最高高度(m) | 8500 |
| 適正高度(m) | 6000 |
| 旋回時間(秒) | 31 |
| 上昇速度(m/s) | 5 |
| 毎秒射撃量(kg/s) | 2.6 |
| 搭乗員(人) | 5 |
武装
| 分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 |
|---|---|---|---|---|
| 機銃 (単装) | 20mm MG FF/M | 1 | 120 | 機首 |
| 機銃 (単装) | 13mm MG 131 | 1 | 1000 | 上部 |
| 機銃 (単装) | 7.92mm MG 81 | 2 | 1000 | 側面 |
| 機銃 (連装) | 7.92mm MG 81 | 1 | 1850 | ゴンドラ |
弾薬
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| 凡例 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 記号 | 意味 | 記号 | 意味 | |
| RKT | ロケット | BOM | 爆弾 | |
| GPD | 機関銃/砲 | TPD | 魚雷 | |
| 分類 | 名称 | 搭載箇所 | 合計炸薬量 (kg)*1 | 搭載条件 |
|---|---|---|---|---|
| 爆弾槽 | ||||
| BOM | SC50 | 32 | 800 | 初期弾 |
| BOM | SC250 | 8 | 1000 | 機体レベル**で購入可能 購入費用***SL |
| BOM | SC1000 | 2 | 1200 | 機体レベル**で購入可能 購入費用***SL |
| BOM | SC2500 | 1 | 2720 | 機体レベル**で購入可能 購入費用***SL |
爆弾
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研究ツリー
| 前機体 | Fw 200 C-1 |
|---|---|
| 次機体 | Me 264 |
解説
特徴
--加筆求む--
立ち回り
【アーケードバトル】
--加筆求む--
史実
概要
ドイツはヴェルサイユ条約の規制のため、戦闘機などの開発を民間機の名目で行っており、He 111も民間用輸送機として開発が進められていた。まずは民間用にC型が開発された。このC型を元に軍用機も研究、開発が進められた。
こうして開発された機体He 111 A型は当初、重量過多により巡航速度が予定の数値を大きく下回り、「期待はずれの落第機」の烙印を押されたが、その後DB 600 Aエンジンを搭載したB型が開発され、この機から実戦配備された。ドイツ空軍の「爆撃機の高速化」のコンセプトにも基づいており、当時の爆撃機としては高速であった。
He 111は楕円翼を持つ。機体内にある爆弾倉は2つの区画に分かれており、爆弾は弾頭を上に向けて垂直に8発搭載するという、独特の構造をしている[注 1]。また、機体腹部に、爆弾倉のものより大型の爆弾なども搭載できる。機首部と腹部のゴンドラに自衛用の銃座を備える。このゴンドラは、敵戦闘機の格好の餌食となったため、「死のベッド」と俗称された。
初めは、操縦席の風防と爆撃手の風防が独立した、段差のある機首であったが、P型以降は、これらが一体となった「全視界操縦席」と呼ばれる全面ガラス張りの風防に変更され、機体上部に銃座が追加された。最終的にH型まで改良された。主翼の構造を変更したり、胴体全面を完全に作り変える等、基本的な改修も行われた[3]。その一方、Ju 88 は次々と生産される間に、基本構造が実質的に変更されていないことは、原型の設計がいかに優れたものであったかを示している。
変わった機体として、大型輸送グライダーMe 321の曳航用に、2機の機体を主翼で横に繋ぎ合わせ、新設した中央翼に発動機を追加した5発双子機であるZ(Zwilling、ドイツ語で双子の意)型が製造された。これはMe 321の運用にBf 1103機によるトロイカ式の曳航が危険なため、考案された解決法であったが、間もなくMe 321自体がモーターグライダー化して自航可能になったMe 323に発展したため、生産数はあまり多くはない。
実戦
1937年 - 1939年のスペイン内戦で、実戦投入され、一定の戦果を挙げる。
また同時期に、日独伊防共協定を結んでいた大日本帝国で、日中戦争(支那事変)が勃発。大日本帝国陸軍は、旧式化した九三式重爆撃機に対し、新鋭後継機である九七式重爆撃機の配備が充足していなかったため、中継ぎの爆撃機を海外から輸入して対応する計画を立て、He 111の輸入を希望したが、ドイツ軍部が反対したために実現しなかった[注 2]。
その後勃発した第二次世界大戦では、1939年のポーランド侵攻や1940年のフランス戦など、大戦当初は主力機として活躍したが、爆弾の大型化に伴い速度が低下し、また防禦力も低かったため、バトル・オブ・ブリテンでは大損害を被った。
以降、東部戦線を除いて昼間爆撃任務の殆どはJu 88が行うようになり、He 111は夜間爆撃機、ミサイル母機や偵察機、雷撃機として活躍した。東部戦線でも1943年頃からHe 111の爆撃任務は夜間に限定されるようになった。1942年にはスターリングラード攻防戦で包囲された友軍への空中補給任務を行い、大戦末期にはほとんど輸送機として任務に就いた。
1942年に後継機のHe 177が登場したが、技術的問題で初期不良が多発したため稼働率は低く、He 111は既に旧式化していたものの1944年まで製造された。
大戦前に中華民国へ輸出され、大戦中にはドイツと同盟関係にあった枢軸国にも供与された。
大戦末期には、スペインが、CASA 2.111としてライセンス生産し、大戦後も1973年まで使用された(後述)。
派生型
He 111 a
原型1号機。He 111 V1とも呼称。BMW VI6エンジン搭載。
He 111 V
原型機。正式にはHe 111 V2のように製造(計画)順に番号が付与された。
He 111 A-0
原型He 111 V3を基にした機体。10機製造。ドイツでは不採用となり、全て中華民国へ売却された。
He 111 B-0
ドイツ空軍に採用された爆撃機型生産前機。DB 600 Aエンジン搭載。
He 111 B-1
最初の爆撃機生産型。DB 600 AaまたはDB 600 Cエンジン搭載。爆弾は1,500kgまで搭載可能。
He 111 B-2
過給機付きのDB 600 CGエンジン搭載。全備重量を引き上げた機体。
He 111 C-0
民間向け機体。うち2機は秘密偵察任務に従事した。
He 111 D-0
DB 60 0Gaエンジン搭載の生産前機。
He 111 D-1
生産型。DBエンジンの不足により生産数はごく少数に止まった。
He 111 E-0
ユモ 211 A-1エンジン搭載の生産前機。爆弾搭載量は1,700kg。
He 111 E-1
E-0型同様の生産前機。構造強化により爆弾搭載量を2,000kgに引き上げた。
He 111 E-3
ユモ 211 A-3エンジン搭載の生産型。機体内部に小変更あり。爆弾は内部搭載のみ。
He 111 E-4
生産型。爆弾の一部を外部搭載可能とした機体。
He 111 E-5
E-4型の内部に追加燃料タンクを装備した機体。
He 111 F-0
主翼の設計を変更した生産前機。エンジン、装備はE型とほぼ同じ。
He 111 F-1
生産型。24機がトルコへ売却された。
He 111 F-2
F-1型とは、無線装置の設置場所が違う。20機製造。
He 111 F-3
偵察機型。計画のみ。
He 111 F-4
生産型。E-4型と同じ爆弾搭載配置を持つ。
He 111 G-0
主翼の設計を変更した輸送機型。
He 111 G-3
BMW 132 Dcエンジンを搭載。
He 111 G-4
G型の機体にDB 600 Gエンジンを搭載したもの。軍幹部専用輸送機として使用された。
He 111 G-5
トルコ空軍向けの機体。5機製作。DB 600 Gaエンジンを搭載した。
He 111 L
G-3型の民間輸送機向けの呼称。
He 111 J-0
DB 600 CGエンジン搭載。外部への爆弾搭載のみの生産前機。
He 111 J-1
当初は雷撃機として開発されたJ-0型生産機。爆撃専用機として完成した。
He 111 P-0
機首部のデザインを変更し、背面に銃座を追加。ユモ 210 Gaエンジン搭載の生産前機。
He 111 P-1
生産型。自衛火器としてMG 15を3挺搭載。DB 601 A-1エンジン搭載。
He 111 P-2
P-1型に似るが、搭載する無線装備が異なる。
He 111 P-3
P-1型・P-2型を、複操縦装置付き練習機に改修した機体。
He 111 P-4
防御武装・搭載燃料追加、機体外部の爆弾搭載量が増加した改良型。
He 111 P-6
DB 601 Nエンジン搭載。爆弾は機内搭載。
He 111 P-6/R2
グライダー曳航機。
He 111 H-0
ユモ 211 A-1エンジンを搭載した生産前機。
He 111 H-1
ユモ 210 Gaエンジン搭載したP-0型の生産型。
He 111 H-2
H-1型に似るが、ユモ 211 A-3エンジン搭載の機体。
He 111 H-3
腹部に20mm機関砲を搭載した対艦攻撃機型。ユモ 211 Dエンジン搭載。
He 111 H-4
エンジンは最初はユモ 211 D-1が搭載されたが、途中からユモ 211 F-1が搭載されるようになった。
He 111 H-5
爆弾搭載量を2,500kgに増加させた機体。
He 111 H-6
魚雷搭載能力を付与した機体。腹部の銃座を撤去。機体ユモ211F-1エンジン搭載。
He 111 H-7
H-6型を基にした夜間爆撃機型。機首部に阻塞気球を破壊するワイヤーカッターを装備。
He 111 H-8
H-3型・H-5型の機首部に阻塞気球破壊用ワイヤーカッターを装備した機体。
He 111 H-8/R2
He 111 H-9
H-6型の機首部に阻塞気球破壊用ワイヤーカッターを装備した機体。
He 111 H-10
20mm機関砲を機首部に移動させた、H-6型の改良型。ユモ 211 F-2エンジン搭載。
He 111 H-11
武装・装甲強化型。背面に密閉型銃座を搭載している。
He 111 H-11/R1
He 111 H-11/R2
He 111 H-12
Hs 293 A搭載型。腹部の銃座を撤去した。
He 111 H-14
H-10型を爆撃先導機に改修した機体。
He 111 H-14/R2
グライダー曳航機。
He 111 H-15
無線誘導滑空爆弾BV 246搭載型。
He 111 H-16
標準の爆撃機型。
He 111 H-16/R1
He 111 H-16/R2
グライダー曳航機。
He 111 H-16/R3
爆撃先導機。
He 111 H-18
H-16/R3型を基に、排気炎減衰管を採用した爆撃先導機。
He 111 H-20
グライダー曳航機。
He 111 H-20/R1
降下猟兵を16名搭載できる輸送機型。
He 111 H-20/R2
貨物輸送機型。
He 111 H-20/R3
夜間爆撃機。
He 111 H-20/R4
He 111 H-21
H-20/R3を基に、ユモ 213エンジン搭載した機体。
He 111 H-22
V1飛行爆弾の空中発射母機。
He 111 H-23
H-20型に似るが、ユモ 213 A-1エンジンを搭載の機体。落下傘部隊の降下作戦のために制作された[6]。
He 111 R
高高度爆撃機型。計画のみ。
He 111 U
He 119V4が速度記録を作ったときのドイツ宣伝省がつけた偽装名称。
He111 Z-1
グライダー曳航用の双子機。ユモ 211 F-2エンジンを5基搭載。
He 111 Z-2
Z-1型に似た長距離爆撃機で、計画のみ。Hs 293を4発搭載する予定だった。
He 111 Z-3
Z-1型の長距離偵察機型。
(加筆求ム)
小ネタ
1941年にヴェルナー・メルダースが事故死した際に乗っていたのもHe111である。メルダースは、自殺したエルンスト・ウーデットの葬儀に向かう途中で事故に巻き込まれた。
外部リンク
コメント
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- 意外と使ってみると銃座強い。 -- 2026-04-01 (水) 14:25:22