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空軍
概要
Deutschland über alles!*1
現状、開発できる機体が一番多い国。同じ枢軸同盟国のよしみか、一部のイタリア機も開発ツリーに含まれている他国と比較して、ドイツ機はどの機体も個性が際立っており、はっきりと運用が分かるシンプルな強さがある。基本的に、大出力エンジンと空力性能を活かしたエネルギー戦闘を得意とし、単純な巴戦を不得手とする機体が多く、旋回半径の小さい機体の多いイギリスや日本とはある意味対照的である。
戦闘機はBf-109やFw-190といった単発機を始め、Bf-110やMe-410などの双発機までバラエティ豊かに揃っている。どれも基本的にはエネルギー戦闘向けの機体であり、コンセプトに則した運用に徹することで大きな戦果を挙げることができるだろう。特にドイツ機の多くに搭載されているMG-151/20機関砲はゲーム中屈指の高威力を誇るため、敵機を一瞬でバラバラにすることができる。
地上攻撃用の機体としては、Ju-87シリーズをはじめとした急降下爆撃機や、各種中爆・重爆が揃っている。特に爆撃機型のDo-217はその搭載量と速度、上昇力で地上攻撃における小基地や飛行場の爆撃において存分にその猛威を振るっている。以前ほどではなくなったとはいえ、強力な機体であることに変わりはなく、ドイツツリーを進める上でぜひ一度使って欲しい機体の1つである。
アメリカと並んでジェット、ロケット機が多いのも特徴の一つで、ドイツの技術力の一端を垣間見ることが出来る。しかしランク的に不遇な機体が多く、敵陣からはドイツジェット機にとって子供世代に当たるような戦後機体ばかりが架空戦記よろしくわんさか出てくる。そのため、高ランク帯では厳しい戦いを強いられることが多くなるだろう。ただドイツツリーは最終的にF-4F Phantom IIとMiG-21MFを同時に使用できる唯一の国である。
全体的特徴
- 加速力と上昇力、中速度域での運動性に秀で、縦旋回等を駆使したエネルギー戦闘が主戦術となる。
- 主要な中型爆撃機は水平/急降下爆撃を可能とするため他国よりも使いやすく、爆撃成功率が高い。
- 双発以上の爆撃機のペイロードが総じて大きく、高初速、高威力の防御火力を備える。
- 追加武装で15/20mm MG151ガンポッド(一部は7.7mm MG81ガンポッド)を装備できる機体が多い。そのため、好みに応じて火力を強化できる。
- 一部の機体に搭載されている30mm MK103機関砲は高速徹甲弾ベルト(HVAP-T)を装備することでAI中戦車を側面攻撃すれば破壊することができる。初速も高く扱いやすい。
- 戦闘機の翼面荷重が高く、低速度でのピッチレートが低いため、格闘戦は難しい。また、エンジン停止時の滑空性能も低い。
- 艦上機が課金の1種だけ。
戦闘機のシリーズごとの特徴
- メッサーシュミットツシリーズは、ルフトヴァッフェの主力戦闘機たるBf 109を中心に開発していく。Bf 109は"軽い機体に強力なエンジンを載せる"ことで優れたエネルギー戦闘能力を発揮、一撃離脱のみならず格闘戦も可能な汎用性に長ける機体である。
- まず初期型のBf 109 B-1/E-1を開発していく。同ランク帯の複葉機に対しては旋回性能で劣るため、それらより優れた加速/急降下性能を活かした一撃離脱が基本戦法となる。
- ランクⅢから20mm機関砲のMG FFやMG FF/Mで武装するE/Fシリーズを開発していく。最初に開発可能となるE-3が翼内に搭載するMG FFは初速が低くヒットしにくい上に20mm機関砲の中でも威力が低めだが、次に開発可能となるE-4のMG FF/Mは高威力のため、数発のヒットで決定打を与えやすい。
Fシリーズは翼内武装を廃し、モーターカノンに主武装を搭載したタイプで、F-1はMG FF/M、派生型であるF-2は威力こそ低いが高初速、高貫徹との15mm MG 151機関砲で武装する。
そして本命たるBf 109 F-4/G-2が開発可能となる。モーターカノンの武装がより強力な20mm MG 151/20機関砲となった上、再設計とエンジン換装で大幅な上昇性能向上を果たし、より一撃離脱に適した機体となる。
水メタノール噴射装置を追加した強力なエンジンを搭載、胴体の7.7mm機銃を13mm機銃に換装したBf 109 G-6~G-10や、Bf 109 K-4が開発できる。上昇力と火力が向上した一方でエネルギー戦闘能力も衰えていない。
ランクⅤⅠからは世界初の実用ジェット戦闘機であるMe 262シリーズと、世界初のロケット戦闘機であるMe 163シリーズが開発できる。
ランクⅦでは西ドイツ陣営機担当。F-86シリーズの中でも屈指の優秀機であるCL-13シリーズや索敵レーダーとAAMが運用可能な全天候戦闘機F-86Kで構成される。
ランクVIIⅠでは有名な超音速戦闘機F-104Gに続き、長期にわたって運用され、東西ドイツの統一を見届けたファントムII、F-4Fが開発可能。
- フォッケウルフシリーズは、かのクルト・タンク博士が開発したもう一つの主力戦闘機、Fw 190がメインの開発ツリーとなる。
ランクIでは初期機体として新生ドイツ空軍の最初の主力戦闘機であるHe 51、次にBf 109と主力戦闘機の座を争ったHe 112を開発、ランクII以降にはFw 190シリーズの機体が連なる。
Fw 190はBf 109と比較して上昇力、旋回性能に難がある*2が、加速、防弾、火力、ロールレートに優れる。そのため、一撃離脱戦法が主軸ではあるもののBf 109とは全く違った戦い方を求められる。水平面の機動性は高くないため、戦闘機と交戦する場合はシザースなどロールレートを活かした戦法を取るといいだろう。また、重爆撃機迎撃ではその火力と防弾を遺憾なく発揮してくれる。
初期機体として、新生ドイツ空軍最初の戦闘機He 51が使用可能。続いてHe 112シリーズを開発していく。中でもランクI機体ながら20mm機関砲を搭載するHe 112 A-0/B-0は、火力で同BR帯のBf 109に優れる。
Fw 190のA(アントン)シリーズ最初の機体、Fw 190 A-1が開発できる。他のFw 190と比べて火力が低いがランクも低く、ここで戦法を練習しながら開発を進め、ランクIⅤに進めるとよい。
ランクIⅤ:初期のAシリーズを開発可能となる。後期レシプロ戦闘機に匹敵する火力を初期から安定して運用可能な一方、中高度域に入るとエンジン性能が低下、飛行性能に悪影響が出るため注意が必要。
ランクV:最後期のAシリーズに加え、液冷エンジンへの換装で中・高高度性能と上昇性能が向上したD(ドーラ)シリーズ、その進化系であるTa 152シリーズを開発できる。Ta 152シリーズはD型の特性を更に突き詰めた特性であり、D型に熟達したプレイヤーでも注意が必要*3。
ランクVⅠ:単発ジェット戦闘機He 162と、戦後の東ドイツ空軍機、MiG-15bisが使用可能。
ランクVIⅠ:東ドイツ陣営機担当。ドイツツリー初の超音速戦闘機MiG-19Sで構成される。
ランクVIIⅠ:引き続き東ドイツの戦闘機が連なる。MiG-21MFや、全方位ロックが可能なR-60Mを搭載可能なMiG-21bis-SAU、目視外戦闘能力に長けるMiG-23MLAといった東側の傑作超音速戦闘機を開発できる。
機体ツリー
Rank | 機体名 |
---|---|
I | He 51 C-1? |
プレミアム機体
Rank | 機体名 |
---|
レア機体
Rank | 機体名 |
---|---|
IⅤ | FW-190c? |
ドイツ雑談掲示板
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