登場国について

Last-modified: 2024-04-02 (火) 18:36:15

目次


戦車

現在登場するツリーはアメリカ、ドイツ、ソ連、イギリス、日本、イタリア、フランス、中国、スウェーデン、イスラエルの10カ国。
上記の他、チェコスロバキア(未実装)、ハンガリー(未実装)、南アフリカ、フィンランド(未実装)の車両なども登場する。

アメリカ

アメリカ戦車ツリーは、初期は歩兵支援戦車のM4A1小隊を初めとするM4シャーマンシリーズが続く。
シャーマンは火力・機動力・防御力のバランスがとれているほか、搭載の機関銃M2HBは強力で、軽戦車くらいであれば倒せてしまう。
ただランク1~3あたりの小隊は1部除き活躍出来る場面が限られる事もある。
一方、バランスの取れたシャーマンに対し、シャーマン以外の戦車はどれも個性的な特徴を持っている。
それぞれの戦車をうまく使い分けることができれば、大きな戦果を狙えるはずだ。

イスラエル

Ver 1.5.1.80にて実装。
イスラエル小隊ツリーは中盤半ばまではは他国の魔改造、中盤後半以降は重装甲、低機動となっている。
イスラエルはメルカバ戦車までは殆どが他国戦車だが、魔改造と言える程改良が施されているので、「元の車両は使った事あるのに性能が全然違う」なんて事もあるかもしれない。
イスラエルは軍人数が国民数に直結するため、特にメルカバ戦車は搭乗員の命を第一に考えており、HEAT弾やミサイルに対しては防御力を誇る。
そして記念すべき最初に実装された小隊はランクVIII最後を飾るマガフ6R小隊。この車両の特徴は何と言ってもMBTが三両使える点である。現在(24年3月)はまだこの1小隊しか追加されていないが、今後様々な小隊が追加されるにつれてイスラエル小隊も追加されるはずなので、今後に期待しよう。

ドイツ

ドイツ戦車小隊ツリーは、特徴が系譜で大きく分かれている。

  • III 号戦車は隠蔽性と砲弾の多さ、優れた速度
  • IV 号戦車は ( 部分的に ) 比較的厚い装甲、貫通力と精度に優れる 7.5cm
  • V 号戦車は良好な高速性と厚い傾斜装甲、VI号戦車に劣らない貫通力と精度に優れる 7.5cm
  • VI 号戦車は機動力に難があるものの、ぶ厚い装甲とレベル不相応なまでに強力な 8.8cm
  • 駆逐戦車は低い車高や避弾性に優れたシャーシ、車体に対して強力な長口径砲

ランクIのIV号戦車F2小隊ではソ連の傾斜装甲による相対的な火力不足に悩むことになるだろう。装甲も心もとないので、扱い方は少し難しい。
しかし後半になると、たくさんの戦車が非常に分厚い正面装甲と非常に貫通力の高い戦車砲を用いることができる。ただ装甲が厚いのは正面だけなので、戦い方には気を付けること。
また、垂直装甲が多いため他所の国家以上に”昼飯の角度”を意識するといいだろう。
総括してみると、ランクからすると軽装甲 ・ 高威力高貫通砲を持つ戦車が多く、どちらかというと遠距離戦に向いた戦車が多い。
ちなみに 「 へったん 」 ことヘッツァー駆逐戦車はここ。

イタリア

Ver1.4.1.83 にて実装。
カエル号ことR3 T20 FA-HS小隊から始まるイタリアは、ランク相応の砲 ・ 装甲 ・ 機動力を持つオーソドックスな車両が多いが、
その印象を吹き飛ばすのが、R3 T20 FA-HSを始めとする高速装輪車両群である。
他を圧倒する機動力を生かして戦場を縦横無尽に駆け回る様は、さながら一陣の旋風のごときであるが
車両によっては 12.7mm 機銃にすら正面から撃ち抜かれる脆弱な装甲のため、
格下の対空車両相手に撃破されている光景もよく見受けられる。
また、全体的に砲精度が甘いのも特徴である。
遠距離狙撃は苦手であり、それがさらに、上記のような「じっとしてられない」機動に拍車をかけている。
戦後帯は、各国とも「装甲を犠牲にしても高機動」という方針のMBTを装備しているため、
国家としての特徴はやや薄れた感がある。

ソ連

ソ連戦車小隊ツリーは、初期から傾斜装甲を多用する戦車が多く、防御力に優れる。
ランクIから傑作中戦車 T-34 が使用可能なので、とても戦いやすいだろう。特にランクIにいるKV-2小隊は非常に害悪で、もはや害虫の如く大量に生息している。粛清されました。
後半になると KV シリーズや IS シリーズなどの有名な重戦車が揃い、前線を張るのに役に立つはずだ。
基本的にどの車両も高火力。砲弾の中に たくさんの炸薬が含まれており、うまく貫通できれば一撃で大損害を与えることができる。
KV-2やSU-152のように152mm口径のような非常に大口径の榴弾砲搭載の戦車が多いのも特徴。
欠点としては、俯角があまり取れないこと。
また、傾斜装甲は水平方向からの攻撃には有効なものの、意味もなく斜面で停車したり昼飯 (敵に対して車体をやや傾けて相対する行動。見かけ上の装甲厚が増す) をすると、装甲の傾斜が打ち消されてしまい貫通されやすくなる車両があるので注意が必要。
総括してみると、どちらかというと接近戦に向いた戦車が多い。

中国

ver 1.3.1.21にて実装
中国戦車小隊ツリーは中盤半ばぐらいまでアメリカ戦車とソ連戦車が混在しており、原国産戦車を使っている人には新鮮味はないだろう。中盤後半ぐらいから国産戦車が出始め、戦後戦車は強力かつ魅力的な車両が揃っている。記念すべき中国初戦車小隊はZTZ88A小隊。この小隊は西側と東側をミックスした様な性能となっている。特にCM25というミサイル車両は、現状(24年3月)ゲーム内で唯一トップアタックミサイルを撃てる。戦後中国戦車は東側よりな為、ソ連戦車と性能が近い車両が多い。そのため俯角や人員配置の悪さも同じであり、機動力もあまり良くない。また複合装甲を装備しておらずERAで防御力を高めているため、APFSDSやタンデム弾頭*1に弱い。
現在は2小隊しかいないため、今後追加される事を期待しよう。

イギリス

イギリス戦車小隊ツリーは、大きく「巡航戦車」と「歩兵戦車」の2つに分けられる。うまく使い分けることが重要。
アヴェンジャー、チャレンジャーのような巡航戦車は良好な機動性を持つ代わりに装甲が心もとなく、なるべく被弾を避ける立ち回りが要求される。流石に車載機銃くらいは耐える分、ないよりマシと考えよう*2
一方チャーチル、ブラックプリンスのような歩兵戦車は分厚い装甲を持つものの機動性に難があり、試合展開によっては出撃地点から相手を撃てる位置に行くまですら苦労しかねない。
中盤あたりから使える17ポンド砲は、使用頻度の高いAPCBCの中に炸薬が入っておらず、弾と貫通時の破片のみで内部ダメージを与えるので、敵乗員の配置を踏まえた弱点狙撃をする技術が求められる。
終盤になるとセンチュリオンのような重巡航戦車が登場し、各性能が比較的高水準でバランスよくまとまった戦車が見られる。でもやっぱり徹甲弾にはマトモな量の炸薬が入っていない。
ツリー後半の戦後世代まで開発を進めればHESH(粘着榴弾)を使用できる車輛が登場し、ようやっと炸薬量にものを言わせてまとめて加害する戦術が取れるようになる。
ただし、ここまでレベルを上げた頃には炸薬無しの徹甲弾で的確に主要クルーや重要部品を狙撃出来るようになっていると思われる。

フランス

フランス戦車小隊ツリーは、砲の貫徹力が低く、動きが比較的鈍重だが、装甲にやや勝る戦中戦車と、アメリカから供与されたレンドリースの戦車、瞬間火力と機動性に優れた戦後製の戦車で構成されている。
ランクIIIから使用可能なE.B.R. (1951)小隊の始めの車両は様々な面で性能の低さが目立ち、活躍するのは難しい。(逆に言えば、これらの車両で活躍することができれば一人前の戦車乗りである)
中盤付近に差し掛かると、アメリカのレンドリース車両が使えるようになり、かの有名なM4シャーマンシリーズやM36B2駆逐戦車など性能のバランスが取れた車両が使えるようになる。また、戦後戦車もこの辺りから開発が始まり、火力に困ることもなくなるだろう。
中盤になるとChar 25tの様な揺動砲塔をもつゲテモノ特徴的な戦車が揃うようになる。多くの車両が積んでいるオートローダー(自動装填装置)による高い瞬間火力を駆使すれば、戦車戦で優位に立つことができるだろう。ただし、特殊な砲塔の形状により仰俯角があまり取れない他、照準のブレも大きく、防御力もそこまで優れているわけではないので、慎重な立ち回りを求められる。
終盤になるとAMX-30B2 (B)小隊というOPに片足を突っ込んでいる小隊が使用可能となる。この小隊は現状(24年3月)ランクVIIIの数ある戦車の中で最強と言っても差し支えない性能の車両が使える。

スウェーデン

ver 1.3.0.21にて実装。
スウェーデン戦車小隊ツリーは機動力が高く、俯角が大きく取れるが、Strv 103Cの様な癖の強い車両が多く、また全体的に装甲が薄く、対空砲の段数が少ない。
初の長期イベントで追加されたスウェーデン初のStrv 103C小隊。そしてスウェーデン初の車両は無砲塔、低姿勢という癖が強い駆逐戦車……のようなMBT。その次のStrv 104は一気に普通の戦車になる。スウェーデンは自国の地形を生かした出待ち戦法を取っており、そのため俯角の大きい車両や油気圧サスペンションを持っている車両が多くいる。
現在(24年3月)はまだこの1小隊しか追加されていないが、今後様々な小隊が追加されるにつれてスウェーデン小隊も追加されるはずなので、今後に期待しよう。

日本

ランクIIの三式中戦車II小隊から徹甲榴弾が使用可能な上、俯角も大きいので、さまざまな地形に対応できるのも利点。ただ、弾速が遅いため狙いをつけるのは若干難しい。貫通力もあまりよろしくないので、弱点狙撃などの技術が求められる。
装甲に関しては…お世辞にも良いとは言えない。同格どころか格下相手ですら何を食らっても貫通されると言って良いくらいの車両がほとんどなので、基本的に正面戦闘は禁じ手である。遮蔽物を使う、砲を壊す、砲手を殺害気絶させるなど、それなりに技術が必要。陣地変換くらいはできる足はあるので、うまく接触を避けるように逃げ回ろう。
高ランク帯になると米軍から供与された車両や、一部陸上自衛隊で現役主力の車両がいたりと、他国にも負けない性能を持った車両が登場してくる。さすがは大和魂の国である。
戦車を扱う技術がないうちは苦労するかもしれないが、技術さえあればとてもおもしろいゲームプレイができる。そんな戦車の集まりである。ちなみに試作車が多い。
また、先述のように自衛隊車輛が存在するため、74式戦車あたりに乗って東宝自衛隊*3ごっこを楽しむことも可能。

 

コメント

【注意事項】

  • 荒らし行為に対してはスルーしてください。
  • ページの編集要望等ありましたら編集会議のコメント欄をご利用ください。


*1 HEAT弾を2つ持ってるミサイル。
*2 余談ながら、FV4005の試作1号車などは比喩でもなんでもなく主砲周りが装甲されていなかった。本ゲームのアレは2号車
*3 東宝製の「とあるジャンルの映画」に出てくる自衛隊を指す言葉。この自衛隊はどんな仮想敵国よりもヤバい敵が攻めてきたせいで巨大ロボから飛行要塞から謎原理の自走砲からとんでもない装備を誇る