日本 RankⅢ 戦闘機 二式単座戦闘機一型
概要
日本陸軍初の高速戦闘機。原型は1940年10月に初飛行。機体は全金属製。小さな主翼に、空冷星型14気筒エンジン1基を取付け引き締まったデザイン。本機では7.7mm機銃と12.7mm機銃を2挺ずつ装備している。運動性を補うために蝶型フラップを装備している。1941年末から中国戦線に投入されたのを皮切りに、大戦末期までに主としてビルマ方面や日本本土の防空戦に使用された。総生産数は1.225機。
機体情報(v1.15.1.29)
必要経費
| 必要研究値(RP) | *** |
|---|---|
| 機体購入費(SL) | *** |
報酬
| SL倍率 | 1.3 |
|---|---|
| RP倍率 | 1.3 |
機体性能
| 速度(km/h) | 558(km/h) |
|---|---|
| (高度6.000m時) | |
| 最高高度(m) | 9.800(m) |
| 適正高度(m) | 6.000(m) |
| 旋回時間(秒) | 17(秒) |
| 上昇速度(m/s) | 22(m/s) |
| 翼面荷重測定単位(kg/m²) | 175(kg/m) |
| パイロン数(枠) | 0(枠) |
| 毎秒射撃量(kg/s) | 1.3(kg/s) |
| 搭乗員(人) | 1(人) |
フラップ
| 戦闘 | 離陸 | 着陸 | エアブレーキ |
|---|---|---|---|
| ◯ | ◯ | ◯ | ✕ |
武装
| 分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 |
|---|---|---|---|---|
| 機銃 | 7.7mm 八九式機関銃 | 2 | 1.000 | 機首 |
| 機銃 | 12.7mm ホ103機関銃 | 2 | 500 | 翼内 |
| 分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 |
|---|---|---|---|---|
| 機銃 | *** mm △△△ | * | *** | △△△ |
| 機関砲 | *** mm △△△ | * | *** | △△△ |
| 分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 |
|---|---|---|---|---|
| 機銃 | *** mm △△△ | * | *** | △△△ |
| 機関砲 | *** mm △△△ | * | *** | △△△ |
弾薬
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| 凡例 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 記号 | 意味 | 記号 | 意味 | |
| RKT | ロケット | BMB | 爆弾/機雷 | |
| GUN | 機関銃/砲 | TRP | 魚雷 | |
| 分類 | 名称 | パイロン | ||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | ||
| RTK | △△△ | ― | ||||||||||||||
| RTK | △△△ | ― | ||||||||||||||
| RTK | △△△ | ― | ||||||||||||||
| BMB | △△△ | ― | ||||||||||||||
| BMB | △△△ | ― | ||||||||||||||
| BMB | △△△ | ― | ||||||||||||||
| BMB | △△△ | ― | ||||||||||||||
| GUN | △△△ | ― | ||||||||||||||
| TRP | △△△ | ― | ||||||||||||||
爆弾
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研究ツリー
| 前機体 | Ki-43-I |
|---|---|
| 次機体 | Ki-44-II hei |
解説
特徴
長所
・同ランク帯でトップクラスの上昇力
・日本機らしく優秀な旋回力
短所
・攻撃力は控えめ
・防御力は皆無
立ち回り
優れた上昇力を活かして高度3000~4000メートルに居座り、より低空の敵機に対して一撃離脱を繰り返そう。攻撃力に難があるため、しっかり敵機を釣り上げて動きを封じ、長時間銃撃を浴びせると良い。弾薬ベルトはどちらも汎用を推奨する。
※本家で猛威を振るうホ-103機関銃のHEI(通称「マ弾」)の威力は、モバイル版では異常に低く設定されている。そのため、現状は対空ベルトやステルスベルトが使い物にならない。
なお本機は旋回力にも優れるため、格闘戦も可能である。
もし高高度でXP-55等の強敵と鉢合わせても、ヘッドオンさえ回避できれば、あとは強気に対応することが出来る。
ただし、流石に零戦等の旋回力オバケとの格闘戦では勝ち目が無いので、その場合は比較的優れたエンジン出力を活かし、緩降下で逃げ切ろう。
上昇力に優れる本機だが、爆撃機の迎撃だけは不得意である。
大型機を撃ち落とすには、本機の攻撃力は明らかに不足している。逆に防弾装備を持たない本機は、敵の銃座からの反撃によって、常にパイロットキル、火災、エンジン損傷のリスクに晒される。爆撃機の迎撃にこだわりたいなら、最初から他の機体に乗った方が良い。
上昇力・旋回性に優れる本機は、適切な運用を心がけてさえいれば、不死身に近い生存性を発揮する。
足りない攻撃力は、長く生き残る事によって補おう。
史実
時は1938年、空戦が格闘戦から一撃離脱戦法へと移行していく時代。大日本帝国陸軍は、格闘戦向きの軽戦闘機キ-43と同時並行で、一撃離脱向きの高速重戦闘機キ-44の開発を決定した。このキ-44の設計を担当した中島飛行機は、一撃離脱機に必須の速度性能を確保するために、高出力の大直径エンジン ハ-41を採用。さらに、空気抵抗を減らす為に主翼を極端に小さくし、また胴体を細く引き絞ることで高速化を実現。これが1942年に二式単座戦闘機として制式採用され、後に鍾馗と命名された。
鍾馗は独立飛行第47中隊をはじめとした複数の部隊で運用され、日本軍機らしからぬ速度性能を活かして、一定の戦果をあげた。しかし主翼を小型化した副作用で、隼や零戦ほどの旋回性は得られなかったため、従来の格闘戦に慣れたベテランパイロット達からは不評を買った。また、同じ主翼の小ささからくる着陸の難しさや燃料搭載量の少なさが、侵攻作戦における前線基地での運用に適さなかったこともあり、アジア・太平洋戦争の前半に活躍する場は少なかった。
やがて日本が守勢に回り、日本本土上空に爆撃機が飛来するようになると、鍾馗は優れた速度と上昇性能により、迎撃機としての高い適性を示した。しかしそんな鍾馗をもってしても、流石に高度10000メートルを行く新型爆撃機B29の迎撃は、非常に困難であった。
結局、鍾馗はある程度まとまった数が生産・配備されており、なおかつ機体性能的にも光るものを持っていながら、その特徴が時代の状況とうまく噛み合わず、活躍の機会に恵まれなかった。日本の単発戦闘機の中では、比較的目立たない機種である。
小ネタ
外部リンク
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