Merkava Mk.1

Last-modified: 2025-07-28 (月) 22:25:55

イスラエル RankVIII 中戦車 Merkava Siman 1

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概要

Update 1.10.0.51“Steel Punch”にて実装されたイスラエルで現在も運用されているメルカバの初期型。MBTでは特殊な前方にエンジンが配置してある設計がメルカバ最大の特徴。これは搭乗員の安全を第一に考えた設計であり、その生存性の高さはWTMでも健在である。

機体情報(v1.17.1.14)

車両性能

項目数値
砲塔旋回速度(°/s)75.3
俯角/仰角(°)-8/20
リロード速度(秒)
(スキルMAX)
6.7
スタビライザー/維持速度(km/h)二軸 / 59
車体装甲厚
(前/側/後)(mm)
90 / 50 / 30
砲塔装甲厚
(前/側/後)(mm)
65 / 65 / 65
重量(t)61.0
エンジン出力(hp)900
2,400rpm
最高速度(km/h)59/-15
視界(%)152
乗員数(人)4

武装

名称搭載数弾薬数
主砲105 mm Sharir cannon157
機銃12.7 mm M2HB machine gun11000
機銃7.62 mm FN MAG 60-40 machine gun39,600

弾薬*1

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名称砲弾名弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(kg)
初速
(m/s)
貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m
105 mm
Sharir
M152HEATFS10.51.271,174400
M156HESH11.43.17731127
M111APFSDS4.2-1,455337335330322314
 

発煙弾

砲弾名弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(g)
範囲
(m)
発動
時間
(s)
継続
時間
(s)
初速
(m/s)
貫徹力(mm)
距離10~1500m
M416Smoke11.65016525732-

装甲*2

分類場所位置対運動弾対化学弾
多重空間装甲車体後部90mm200mm
分類場所位置材料装甲厚
内部装甲砲塔全周鋳造延鋼装甲45~100mm

所有能力

分類場所説明
発煙弾発射機砲塔発煙装置を利用して煙幕を展開
所持数30個 消費1個

搭乗員機能

砲手代行装填手代行操縦手代行
車長

車両改良

武器庫

Level名称購入費(SL)
15迫撃砲***
曳光弾ベルト
リロードシステム
20大口径***
装甲貫通ベルト
濃煙
25発煙弾***
ステルスベルト
発煙弾

迷彩

展開
森林
[添付]
条件VIP
砂漠
[添付]
条件ナシ

研究ツリー

前車両-
次車両Magach Hydra

解説

特徴

 

【火力】
主砲はSharir砲を装備、最大貫徹力400mmで最速6.7秒の手動装填。俯角は-8°・砲旋回速度は75.3°/s。貫徹力・装填速度は平均。俯角はやや狭いものの、砲旋回速度は非常に速い。

  • 【弾薬性能】
    マガフ 6と同じ弾薬構成。使用可能な弾薬もRankVIIIで良く見られる性能をしている。
     
  • 【砲駆動機構】
    俯仰角は-8°/20°・砲旋回速度は75.3°/s、二軸スタビライザーは最高速の61km/hまで維持。車長オーバーライド能力を搭載し、砲手が気絶しても射撃可能。
    西側戦車に比べると俯仰角がやや狭いものの砲旋回速度が速く、装甲もそこそこ厚いためあまり気にはならい。
     
  • 【装填速度】
    105mm砲の標準速度。
     

【防御】
MBTでは珍しい駆動系を車体前方に配置するという設計により、多数の消火器と修理キットを犠牲に正面からの攻撃には驚異的な耐久力を発揮する。CE弾はほとんど効かず、KE弾に対しても車体正面は弾芯が途中で尽きて乗員区画に届かないこともあり、砲塔は角張った見た目と鋳造延鋼装甲の層により105mm DM33や93式も防ぐことがある。
車体側面は13度傾斜の50mmに10mmのサイドスカード、後方は空間装甲があり、機関砲APDS以外に貫徹されることは殆ど無い。

駆動系と乗員区画は35mmの均質圧延鋼装甲で分けられており、エンジン出火は多少放置しても問題ない。

弾薬は一次弾薬庫が5mm、その他は10mmの均質圧延鋼装甲で覆われており、貫徹時に生じる破片での誘爆を防ぐことができる。

  • 【携行弾数】
    弾薬配置
    [添付]
    配置弾薬満載1234567
    弾薬54発46発(-8)38発(-16)30発(-24)22発(-32)14発(-40)6発(-48)1発(-53)
     
  • 【防護装置】
    煙幕は1×30回分で、砲塔側面の60mm迫撃砲から1発づつ発射される。
     

【機動性】
61tの車重に対してエンジン出力が1,717馬力であり、加速性能は悪く後退速度は西側MBTにしては-13km/hと遅め。前進速度は60km/hで、47km/hから加速の伸びが悪くなる。

 

史実

クリックで解説
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1960年代、新型戦車を必要としていたイスラエルに対し、イギリスはチーフテンを元にした主力戦車の共同開発を申し出、1963年に契約が結ばれた。しかし、1967年の第三次中東戦争を起因とするアラブ諸国からの圧力と、それに伴うイギリスの対中東戦略の見直しにより、この契約はキャンセルされた。

1973年の第四次中東戦争の際には、アメリカや西ドイツで余剰化していた中古のM48パットン(マガフ)や、イギリスから新型戦車開発の見返りとして購入していた中古のセンチュリオン(ショット)を改修して運用していたが、エジプト軍、シリア軍の奇襲攻撃により、イスラエル軍は緒戦で大きな損害を出した。この戦争において、イスラエルのような小国は、戦闘において過度の死傷者を出すことに耐えられない、という教訓を得た。

これらの経緯を踏まえ、イスラエルは1970年に独自の主力戦車を開発することを決定する。イスラエル・タル将軍が率いる開発チームは、イスラエルの戦場の独自性とこれまでの教訓に基づき、乗員の保護、生存性を重視した戦車の設計を行った。こうしてイスラエル国産戦車「メルカバ」の開発は、イスラエル政府により1977年5月13日に承認された。

センチュリオンを改造した最初のプロトタイプ。ラトルン戦車博物館に展示されている。
メルカバの開発には、建国以来繰り返された対アラブ戦争における膨大な戦車戦のデータと、多くの戦車、軍用車両の改良と再生で培ったノウハウやインフラが活用されている。特にセンチュリオン(ショット)の改良における実績は大きく、最初のプロトタイプはセンチュリオンを改造して製作され、ホルストマンサスペンションの採用など影響を受けた部分も大きい。

過去の戦訓から、メルカバは乗員の生存性を第一に設計されている。その思想が端的に現れているのはエンジンの搭載位置である。各国のほとんどの戦車がエンジンを後部に配置しているのに対し、メルカバではエンジンが前部に配置されており、被弾時に走行不能になる可能性が上がる代わりに、エンジンへの被弾が遮蔽効果となり、結果として装甲の一部として機能する事で防御力の向上を図っている[1]。他に燃料や各種装備など車内のあらゆる物が乗員と弾薬に対する防護として働く様に配置されている。

世界で最も重装甲な戦車の一つと考えられており、特に地雷や成形炸薬弾に対して高い防御力を持つ。車体側面にはセンチュリオンと同様にサイドスカート[2]が標準装備され、中空装甲として成形炸薬弾に対する防御力を高めている。これは、1973年の第四次中東戦争で、サイドスカートを持たないM48パットン(マガフ)がエジプト軍のAT-3サガー対戦車ミサイルにより大きな被害を出した事を教訓としたものである。車両底部は1枚の鋼鉄板をV字に曲げた装甲を使い、さらに内部に一枚の装甲が配置された2重底(V字型車体)になっており、地雷への耐久性を高めている。2000年代頃には、ベリーアーマーと呼ばれる車体底部を覆う増加装甲板が追加装備され、地雷への防御が更に強化された。Mk 3以降は交換・改良の容易な外装式のモジュール装甲を採用している。砲塔バスルにはRPGなどの携帯対戦車兵器への対策として、先端に重りをつけた鎖を並べて吊り下げる「チェーンカーテン」を装備している。

また、車体後尾には、昇降用ドアおよび戦闘室を結ぶトンネルが設けられており、車両が行動不能になった場合、乗員は後部ドアから脱出することができる。後部ドアは戦場での砲弾や物資の搭載口に使用されるほか、戦闘で孤立した歩兵の救出にも使われた実績がある。

エンジンは、同国でマガフ(M48パットンやM60パットン系列の改良型)やショット(センチュリオンの改良型)などに多用されているコンチネンタル AVDS-1790系ディーゼルエンジンを採用。強固な装甲による車体重量に対してエンジン出力が不足気味だが、適切なスプリング式サスペンションの装備によって不整地走破能力や乗員の乗り心地を向上させる事で、パワーで遥かに勝るアメリカのM1エイブラムスと同等の機動性を持つとされる。このサスペンションは、一般的なトーションバー方式に比べ破損時の交換も容易で、装甲の一部としても機能する利点もある。履帯はシングルピン型の全金属製で、転輪は当初はゴムタイヤ付きだったが、Mk 3改良型では全金属製転輪が採用された。その後、Mk 4の初期型採用時には、同時に新型のゴム付き転輪が採用されるなどしていたが、その後の実運用ではMk 2、Mk 3、Mk 4のいずれのタイプでも、ゴムタイヤ付き転輪、全金属製転輪が同時に混用されている例が多い。

エンジンの前方配置に加え、操縦席と戦闘室が隔離され、戦闘室床面を砲塔と連動旋回する形態とした結果、車内後部にはかなり広い室内スペースが確保され、乗員のストレス軽減や相互連絡の円滑化、砲弾などの積載能力を高めている。この広い室内は同時に、兵員の輸送や救護、救護品の輸送を容易にしている。車内には計240リットルの飲料水タンクが設けられており、うち60リットル分は後部ドアの上部パネル内に収められている。

最新のMk 4に至るまで自動装填装置は搭載されておらず、乗員は4人である。人的資源の保護を最重視する設計思想と矛盾する様に思えるが、これは、タル将軍らの「戦車が戦場で生き残るには最低4人の乗員が必要」という思想を反映した物である。

また、イスラエル軍では、生存性を高めるため、戦車長が直接目視で周囲を視察することが重要とされており、メルカバ戦車の車長用キューポラは、ハッチ全体を少し浮かした状態にして、戦車長の頭部を保護しながら周囲を視察できる構造となっている[3]。

兵装面の特徴としては、Mk 1/Mk 2では主砲にマガフやショットと同じL7系105mm戦車砲を採用し、砲身冷却用の放熱材(サーマルジャケット)を巻きつける事で、更に射撃精度を高めている。この改良も、ショットやマガフにフィードバックされている。1982年の「ガリラヤの平和作戦(英語版)」においては国産の新型APFSDSのおかげもあってシリアのT-72をほぼ一方的に撃破する戦果を挙げたため、ソビエト連邦製のT-54/55、T-62、T-72を撃破するのに十分な威力を有する105mm砲に止めて戦車に積める砲弾の数を増やす戦略をとっていたが、Mk 3からはラインメタル120mmL44を参考に新規開発した120mm滑腔砲を採用している。
12.7mm重機関銃M2を主砲上部に露出する形で搭載して、同軸機銃としている。これは、非装甲・軽装甲目標への攻撃手段のほか、訓練時に主砲の代わりとして利用される。さらに、車長用キューポラと装填手用ハッチにも1挺ずつ、合計2挺(Mk 4では装填手用ハッチが塞がれたため1挺のみ)の7.62mm 機関銃FN MAGを搭載し、砲塔右側面外部(Mk 2以降は砲塔に内蔵式)に60mm迫撃砲1門を装備し、車長用キューポラと装填手ハッチの近くに乗員用の小火器(UZI サブマシンガン、ガリルアサルトライフル、近年ではM4カービンなど)を装着するラックが用意されている、など、同時代の他の戦車と比較して近距離における対人戦闘能力の向上に力が入れられている。なお、ショットやマガフにも同様の副兵装とする改修が行われている。

チーフテンを元にした開発がキャンセルされた時の様な外国の政治的影響を避けるため、メルカバは部品・技術を極力海外に依存しない開発方針をとっており、Mk 1の時点で自給率はコスト比でエンジン・変速機・圧延装甲などを除く70%ほどとなっている(これは、それまで戦車生産の経験の無かった国としては驚異的な数字である)。車体はテル・ハショメール(英語版)の戦車工場で生産され、イスラエルの国防産業に携わるいくつかのメーカー(イスラエル・ミリタリー・インダストリーズ、エルビット・システムズ、ソルタム・システムズなど)が部品生産を分担している。なお、テル・ハショメールには、イスラエル屈指の機甲部隊の基地や、軍民共用病院などもある。

イスラエルは武器輸出も盛んだが、メルカバは自国軍への配備を最優先させており、海外輸出は行われていない。

引用:Wikipedia(日本語版)

小ネタ

名前の由来

メルカバとは、ヘブライ語で旧約聖書に出てくる神の玉座、戦車という意味である。つまりメルカバとは神の戦車ということだ。人を殺める道具に神と付けるのはどうかと思う。 *3
しかし側面を向けた時、紙の戦車に早変わりするので突出しすぎないように。

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

WarThunder非公式Wiki

 

公式Devログ

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

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*1 爆薬量はTNT換算
*2 遭遇率の高い砲弾
*3 兵器に神話由来の名前を付けるのは別にイスラエルに限ったことではないのだが…