イベント中動作禁止・解除についての使い方や代替方法の説明等
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イベント中動作禁止とは
イベント中動作禁止は、ゆめ2っきの制作において重要な概念の1つで、
プレイヤーの操作等に制限を与えることができます。
制限を与えることで、プレイヤーの操作によってイベントの実行が妨げにくくする働きをします。
イベント中動作禁止になると、以下の状態になります。
- メニュー画面を開けなくなる
- 足音が鳴らなくなり、座標更新や到達判定、歩数計算が行われなくなる
- 決定キー長押し動作ができなくなる
- お気に入りエフェクトやエフェクトシフトチェンジが使えなくなる
使い方
イベント中動作禁止にする
◆イベントの呼び出し:イベント中動作禁止 (コモンイベント8番)
- イベント中動作禁止にしたい場合は、コモンイベント8番「イベント中動作禁止」を呼び出します。
イベント中動作禁止を解除する
◆イベントの呼び出し:イベント中動作禁止解除 (コモンイベント9番)
- イベント中動作禁止を止めたい場合は、コモンイベント9番「イベント中動作禁止解除」を呼び出します。
- 「定期的に並列処理する」で利用する場合は注意してください。
コモンイベントの正常な動作のためにもイベント中動作禁止は利用されています。
不測のタイミングで解除されてしまうとバグの原因になります。
応用:イベント中動作禁止になっているかどうか調べる
スイッチ28番の状態を調べると、イベント中動作禁止になっているかどうか分かります。
スイッチ28番がONならイベント中動作禁止、OFFならイベント中動作禁止ではありません。
- スイッチ28番は操作しないでください。
スイッチ28番を操作してもイベント中動作禁止状態になったりするわけではありません。- コモンイベントなどで働いているシステムも
スイッチ28番のON/OFFを調べてイベント中動作禁止になっているかどうか調べています。
不測のタイミングでスイッチ28番が切り替わってしまうと、システムの正常な動作を妨げます。
- コモンイベントなどで働いているシステムも
応用:イベント中動作禁止解除を実行させない
◆スイッチの操作:[4214]をONにする
- ONにすると、イベント中動作禁止解除が実行しなくなります。
- 必要なくなったら必ずOFFにしてください。
忘れてしまうと、目覚めるまでイベント中動作禁止のままになってしまいゲームがほとんど詰んでしまいます。 - コモンイベント等に含まれるイベント中動作禁止解除を無視してそれらを利用したい場合に使ってください。
イベント中動作禁止に類似した機能
プレイヤーの操作等に制限を与える方法はイベント中動作禁止以外にもいくつか用意されています。
必要な場面に応じて利用できます。
スイッチ39番:ACT禁止判定
◆スイッチの操作:[0039]をONにする
- スイッチ39番をONにすると、以下の状態になります。
- 決定キー長押し動作ができなくなる
- お気に入りエフェクトやエフェクトシフトチェンジが使えなくなる
- 決定キー長押しすると「イヤ」という効果音が鳴る
- OFFにすると元の状態に戻ります。
スイッチ1490番:決定キー長押し禁止
◆スイッチの操作:[1490]をONにする
- スイッチ1490番をONにすると、決定キー長押し動作ができなくなります。
- OFFにすると元の状態に戻ります。
スイッチ29番:お気に&エフェシフ動作禁止
◆スイッチの操作:[0029]をONにする
- スイッチ29番をONにすると、お気に入りエフェクトやエフェクトシフトチェンジが使えなくなります。
- OFFにすると元の状態に戻ります。
コモン並列のイベント中動作禁止解除の特別な仕様
「定期的に並列処理する」コモンイベントで実行するイベント中動作禁止解除は、
マップイベント等で実行されたイベント中動作禁止を解除しない仕組みになっています。
「定期的に並列処理する」コモンイベントの中には、実行中に他のイベントを実行できるものもあり、
マップイベントでイベント中動作禁止を使うたび、コモンイベントから解除されないか考えるのは大変です。
そのため、こういう仕組みになりました。
これはスイッチ4213番を使って実装されています。