Anti-Mage/Build-Zeusの人

ZeusのBuild書いた人です。
ある程度解っている人とマッチングしていると言う条件でのビルド執筆なので、そこはご了承ください。
更にCarryの為文章も結構キツめになっております。
ゲーム展開に影響を及ぼす比重が高いので出来ないならやらない方が無難

基礎知識

Anti-MageはCarryです。
ただしCarryと言ってもセミではなくどちらかと言えばHardCarryになります。
装備さえ整えばふっと現れ相手を切り倒して、ふっとその場から去る嫌な相手です。
DotAやHoNをやった事の無い人は、軽くPudgeの様なトラウマになるHeroかもしれません。
MIDもサイドも行けるがSoloレーンはオススメ出来ないので、やらない方が無難。
また、相手の構成もモロに影響が出るため万能なCarryではないので注意。

長所
使い勝手の良いBlinkスキルを持つ。
マナが少ない相手は何も出来ない。
戦闘への参加/離脱が容易。

短所
運用が現在存在する全Heroの中でもトップクラスに難しい。
相手を選ぶ。
AGIなので非常に脆い上、HPの伸びも非常に悪い。
Disable（使い勝手の良い強力なスタンやスロー）が無い。
1番でのマナバーンとの火力が軸で純粋な殴り火力が低い。
実はHero自体は大して強いワケではない。
ハゲ（HoN)じゃなくてモヒカン。

スキル

Mana Break
Anti-MageがAnti-Mageたるスキル。
通称マナバーン。
マナ上限が低い相手は数回切られるとマナが枯渇する。
Anti-Mageの火力要因。
Unique Attack Modifierなのでアイテムを被らせる場合はしっかり切り替えよう。

Blink
使い勝手の良いBlnk。
長距離を容易に移動できる。
射程外を指定した場合軽いペナルティがあるので範囲を覚えこもう。
ただし、移動するだけで得にボーナスが有る訳ではないので。
HoNプレイヤーはそこの所注意。（マジックアーマーは上昇しない）

Spell Shield
相手のマジックダメージスペル軽減パッシブ。
これのお蔭で～とは多分プレイ中には実感しづらいと思う。
Heroページにも補足はあるが、正直地味。
HoNプレイヤーは効果の誤認に注意。（地味なハラスパッシブではない）

Mana Void
更に地味なULT。
これを火力要因にして高望みは止めよう。
相手のマナ上限が多ければ多い程枯渇してる時にダメージが期待できるが。
序盤であればあるほどダメージが出にくい。
ただし、一応範囲ダメージなのでマナ上限高い相手のマナが少ない時等に打つと狭い範囲に大ダメージを与える事が可能。
覚えておいて損は無い。
しかし、一番重要なのは、ミニスタンが付いている事。
EnigmaのULT等、味方が止めようのない時はULTだからと言わずぶっ放すこと。

相手にもよるが1番をメインで上げる。
MIDや対面等でスキルハラスの強いHeroが来たときはLv4か3で三番を一個取るだけでも大分楽になる。


2番のBlinkは優秀ですが低レベルだとCDが長いため、飛んで逃げた後に逆に仕掛けられる可能性が強いため飛び先は注意。
MIDでもサイドでも1番のパッシブを使って相手のマナを削るハラスを行いましょう。
酷い言い方ですが、ハラスしないAnti-mageに存在価値はありません。
なのでサイドの場合相方が非常に重要になりますし、MIDでも繊細に運用をする必要が有るため、ここがトップクラスに難しいと言われる所以です。


『LHも取る』『ハラスもする』「両方」やらなくっちゃあならないってのが「Anti-Mage」のつらいところだな
覚悟はいいか？オレはできてる。
（MIDならDenyも頑張りましょう。）

アイテム

Recommended Items
Starting

MIDでもサイドでもこんな感じで良いでしょう。
攻撃力はお世辞にも良いとは言えないのでLHに自信が無いならQuelling Bladeは必須と言っても良いでしょう。
しかし、サイドでもMIDでもLHが重要なので有るに越したことはないので買わずにStatsアイテム積みをするよりはこっちの方が確実だと思います。

序盤
優先度高/必須

確定、何があっても買いましょう。どのHeroであっても買いましょう。

切らさない事を心掛けるがCarryなので集団戦等で飛ぶのは慎重に。

優先度高/出来れば欲しい

誰が持っても強力なHP/Manaの緊急回復の源。あるかないかで生存率、集団戦での生存率も跳ね上がる。

MIDならル－ン管理をする事。
サイドの場合MIDがBottleを買わない、ルーンをそこまで重要視しないHeroでない限りは買う必要は無い、600円の価値が有りません。

優先度低/どうしようもない時

所謂、安いAgi+他Stats強化アイテム。
レーンでコケてどうしようもない等、それでも戦わなければならない場合等は買って損は無い。
勝ってる時に積むと後で金額が響くので買うのはあまりお勧めしない。


そして靴はどうしても合成する必要がありますが靴の選択は悩むのは二つ。

飛んだあとの追撃、火力の底上げ。

生存率増強と攻撃速度（マナバーン量）の増加。
どちらも悪くないので相手のHeroや味方等で選択を。

作っちゃ駄目なのは

そんなにマナが辛いとか無駄に飛び過ぎか何かですか？
どちらにしろAnti-Mageが作る物ではない。

最終的に持つ枠すら惜しい時のみ、序盤から作っても仕方ない。
その金額で何を作れるか考えよう。
この靴は「レーンを飛べる以外は他に何も効果が無い」んだぜ。

お前Carryだろ。

EarlyからMIDにかけて
貴重な時間。
ここでの動き次第で味方も敵も勝利確率が大幅に変動します。
15-20分段階でGPMが250出なければ軽くGGです。
何度も言いますがAnti-MageはHero自体は強くありません、アイテムとのシナジー、相手との相性が酷く出るHeroです。
アイテムの選択も難しいし、突っ込んで無双するHeroでもありません。


「勇気」とは「怖さ」を知ることッ！
「恐怖」を我が物とする事じゃあッ！


そろそろ集団戦もボチボチ発生する頃だと思います。
「必ず」、イニシエーターやTANKが突っ込んだ後にBlink等で入りましょう。
先頭切って突っ込むと簡単にフォーカスを取られるため簡単に昇天します。
その際、狙うのは必ず相手の集団戦での優位を取り、尚且つ脆いHeroです。
簡単に言えばスキルの強いSupportHero等です。
Anti-Mageがここで仕事を出来れば集団戦は圧倒的に楽になり、容易に勝利できるでしょう。


さて目指すアイテムですが、１番がAttackModifiなのでアイテムの選択は慎重に。
優先度高/相手で選ぶがほぼ買うアイテム

ファームの高速化のお供に。
しかし、超プッシュ構成だったり序盤中盤が早い編成ならそんなファームする時間が無いので買う価値が無いので注意。

攻撃速度とスローの相性が非常に良い。
ただし、火力はそこまで上がらない。
作るならSangeから、生存率が上がる。

殴るしか能が無いHeroなので相性は良いが、相手のマナが少なすぎる相手だと火力が低すぎて効果がほとんど発揮されないので作る価値が相対的に下がる。
ただし例外としてに繋げるなら問題ない。

安価で攻撃力と防御力を補える。
ただしAttackModifiなのが被る上、コレを作った場合は仲間にしたクリープの操作等やることが増える。
コスト分の効果が出せないならお勧めしない。
例　Creepのスタック、集団戦での運用。


優先度中/相手次第である程度の確率で買う

生存率の高い増強、相手が非常に殴り火力が高い時等。
持って損は無いが後半に行けばいくほど効果が薄くなる。
後半は等に繋げたい。
自身の立ち回りに自信が無いなら買うべし。
&ref(): File not found: "Armlet.png" at page "image";?
切り替えが非常にしんどいが、一瞬でのHPと攻撃力、攻撃速度の底上げと効果は強い。
ただし、切り替え忘れるとHPが一気に枯渇するので運用注意。
結構な値段がするので上記アイテムに比べると選択に悩む。

攻撃速度が跳ね上がるよ！やったね、Anti-Mageちゃん。
デメリットも強いので出来れば作りたくないアイテムですが、安価で攻撃速度とLifestelが得られる。
AttackModifiなので注意。


作ってはいけない

今、君のやってるHeroの名前を音読してもらおうか。

残念ながら君は前線でダメージをバラまくHeroじゃない。

MID-Lateゲームにかけて
ちゃんと稼げてアイテムも出来ているなら、軽く無双出来る状態に入るかもしれません。
もしかしたらボッコボコにされて「早く割ってくれぇ・・・」とボヤいてるかもしれません。
前者ならよし、後者なら次頑張りましょう。

後半にLvがある程度先行出来ている、アイテムが大分出来ている状態なら簡単に負ける事は無いでしょう。
後は勝利に向けてアイテムを完成させてRoshanを倒したりして、どんどん優位を作りましょう。


目的別後半アイテム
攻撃アイテム

殴りCarryのお供。
持てば火力の低いAnti-Mageですら異常な火力が出る。

強力スロー、十分威力が出たULTから繋げれば、ほぼ確殺。

AgiCarryには非常に相性が良い。

完全に相手を無効化する、マナバーンを完全に決めたい。

弱くは無いがそこまで優先度は高くない。
どちらかと言えば防御アイテム気味。
Sange and Yashaを作った場合はバラして作ろう。

なお、MantaでIllusionを作った場合にIllusionにもマナバーンが乗るので相手次第ではマナを枯渇させる事が出来る。
しかし実際攻撃に使用する機会よりも、即Debuff等を解除して逃亡等に使う用途の方が多いのでレーンでのファーミング等に安易に使用するのは止めよう。

INTじゃなくても誰が持っても強い。
確実に一人を無力化すると言う点、Statsも上がるので、余裕があるなら作って損は無い。

あなた・・・『覚悟して来てる人』・・・ですよね
人を始末しようとするって事は逆に「始末」されるかもしれないという危険を常に『覚悟して来ている人』ってわけですよね・・・


防御アイテム

誰が持っても有用。
相手のスキルを完全に回避出来たり、相手が自分を全くフォーカスしてこないなんて環境でない限りは作りたい。

敵に超単体指定Nukerが多い時等、逆にイニシエートされる等を回避できる。
が、BKBよりは優先度は低い。

何故Anti-Mageで作る必要があるのかはわからんが、何故か前線で長い時間耐えなければならなくなったときに。

最後のダメ押し、火力が低いので恩恵が薄いが、アイテムさえそろえば強い。
ただ、自チームのメレー人数にも影響されるし、ほかに誰かが作るならいらない。
この中なら優先度は一番低い。

ヒーロー

相性が良いレーンパートナー

Venomancer	AGILITY 最悪のハラスコンビ。文字通り前に出る事が出来なくなる。 Venomancerはお金をある程度は使わないで良いのでシッターとしての相性は良い。
Viper	AGILITY 最悪のハラスコンビ。文字通り前に出る事が出来なくなる。 ただしこっちはViperもお金が必要なのである意味で相性が悪い。
Crystal Maiden	Intelligence 相手を的確にハラス出来る様になる。Crystal Maidenがシッターとしても優秀。
Shadow Shaman	Intelligence 本来サイド来る人じゃないんですけどね。三番でクリップ、二番でHEXと足りない分を補って貰える。 二回言うけど本当はサイド行ってシッターするHeroではない。
Lion	Intelligence Pugnaより安定する。相手次第だとレーンを完封出来る。
Dazzle	Intelligence Dazzleの三番ダメージを自分を誘導体に相手に労せず意図的に当てられる。 また生存率がただでさえ低いのが非常に安定する。
Pugna	Intelligence オィィ？マナ無いんだがぁ？ただしAnti-Mageを助けるスキルが無い。
Witch Doctor	Intelligence 三番のダメージを上げやすい上相手を序盤からレーンで無力化しやすい。

集団戦で相性が良いHero

Omniknight	Strength 上手いOmniknightならBKBを買うのを後回しに出来る。生存率立ち回り諸々が非常に楽になる。 ただし、レーンパートナーの場合は最悪。
Ancient Apparition	Intelligence 三番の攻撃速度減少デメリットが気にならない。
Dazzle	Intelligence 生存率がただでさえ低いのが非常に安定する。

対面/相手で来ると面倒なHero達
本当は多いのだが解りやすいアンチとしてはこんな感じ。

Tiny	Strength 逆にしかけられるとHPが低いのでスキルコンボで消し飛ぶ。
Bloodseeker	AGILITY HoNをやってる人は頭をひねるだろう。ULTがBlinkでもダメージが入るため壊滅的に相性が最悪。
Faceless Void	AGILITY ULTに入ってしまえば誰でも同じだが殴り合いはこっちのが強い。
Crystal Maiden	Intelligence ２番のスネアが当たれば行動不能。Blinkすらさせてもらえなくなる。
Enchantress	Intelligence 攻撃速度が激減するため火力源のマナバーンの効果がほとんど出なくなる。

対応と対策

対応と対策と銘打っているが、このHero自身は強くない。
育ってアイテムが揃って尚且つ相性がジャストフィットしなければ真価を発揮できない。
ただし、育つとめんどくさいを通り越してBANしたい位なので気を付けよう。
1.Gangはしっかりする　脆いのでタコ殴りすればすぐ沈む。
2.Blinkを封じるアイテム、スキルは味方で把握しておく。
後は育たないようにレーンでのファームポイントを徹底的に潰すこと。
どのCarryを相手にする時もそうですが、ファームをさせない事がCarryをつぶす大きな要因です。
Lvも上がらない、金も稼げないだと、どうしようもありません。
後はあなたの腕の見せ所です。


『勝利というのは　戦う前に全てすでに決定されている』

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