【ちからのゆびわ】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 03:57:52

概要

もともとはトルネコシリーズから登場したもので、本編ではリメイク版DQ3で初登場した【装飾品】、その後リメイク版DQ4とDQ7以降にも登場する。
装備すると【ちから】そのものを増やす(DQ4、DQ8、DQ9)場合と【こうげき力】を増やす(DQ3、DQ7、DQ10)場合がある。
後者は力がカンストしていても有効。もっともDQ9は攻撃力もカンストしてしまうが。
上位アイテムとしては【ごうけつのうでわ】が存在する。
アクセサリー部位の細分化により【ちからのペンダント】が登場している。

DQ3(リメイク版)

攻撃力の上昇値は7。装備すると【性格】【ちからじまん】に変わる。
【ちいさなメダル】30枚の景品になっている。
普通に進めていれば装備効果もなれる性格も格上の【ごうけつのうでわ】の方が先に手に入るので立場がない。
 
【ルビスの塔】の宝箱からも入手できるが、攻撃力は2上がってダメージが1増える計算になるので、敵のHPが高い終盤においては焼け石に水であろう。

DQ4(リメイク版)

力の上昇値は8。
ちいさなメダル15枚の景品になっているほか、隠しダンジョンの宝箱からも入手できる。
また、【移民の町】を発展させると880Gで購入できるようになる。
PS版では【プレミアムバザー】【グレイトファーム】で、DS版では第4段階まで発展させると販売される。
本編作品でちからのゆびわを販売しているのはここのみである。
やはり敵のHPが高くなる終盤においてはダメージ4程度の差では焼け石に水というか、誤差の範囲だろう。
しかも、終盤には【ごうけつのうでわ】という完全上位互換アイテムが手に入る。
ちいさなメダル景品で手に入る分はまだしも、わざわざ購入する価値はあまりない。
一応、ごうけつのうでわや【ほしふるうでわ】【いのちのゆびわ】などが当たらなかった前衛キャラは、とりあえずこれか【まもりのルビー】を装備するのが一番マシである(【メガザルのうでわ】という反則アイテムもあるが)。
ただし、DS版では力がカンストしたキャラには無意味になるので注意。

DQ7

攻撃力の上昇値は7。過去リートルードから行ける【メモリアリーフ】の山道や移民の町で入手できる。
それ以外にも【スカルブレード】【グレイトホーン】【ドロップ】や、現代旅の宿以降の【ラッキーパネル】で入手できることもある。

リメイク版

過去の【旅の宿】【ダーマ神殿】の道中のフィールドの宝箱から入手できる。
この時点では装飾品はせいぜい【ガーターベルト】【スライムピアス】程度しか所持していないため非常に有用。
この新規配置を受けてか、PS版で力の指輪が入っていたメモリアリーフ山道の宝箱の中身は【いのちのきのみ】に変更されている。

DQ8

力の上昇値は5。表記は「ちからの指輪」となっている。
【モンスター・バトルロード】ランクGの景品としてもらえるほか、【リブルアーチ】のタンスや【マドハンド】のレアドロップ(1/256)、【いのりの指輪】【ちからのたね】【錬金】といった方法で入手できる。
 
これを利用する錬金は以下の通り。

クロスボウとパワーベルトは他で容易に入手できるので、レシピ埋め以外では論外として、ちからの盾は店売りこそされているものの買えるのがかなり後になる為、性能の高さを踏まえると出来るだけ早期に作っておきたい。
また、ごうけつのうでわは錬金材料・装備品としても共に有用であり、しかも量産が困難である為、不足分をこれを使って補う意味で必要になる事が多い。
性能自体はパワーベルトに劣るが錬金材料としての需要が高く、レア度も何気にかなり高い方。
これを作成するには貴重なアイテムが必要になるし、マドハンドも滅多に落としてくれない為、無駄遣いは出来ない。 
売値は325G。

3DS版

ちからのたねが【青宝箱】から手に入るようになった分、錬金のハードルが下がった。
また、【モリー】【初期装備】でもある。

DQ9

力の上昇値は4。入手方法は、
【サンマロウ】の宝箱(要とうぞくのかぎ)
【宝の地図】の青い宝箱(Gランク)
【ギガンテス】(通常)、【くさったしたい】(レア)、【バブーン】(レア)のドロップ
【きんのゆびわ】【とうこんエキス】の錬金
・クエストNo.19【ふんぬぬぬ……!】を受注する(取り消して受注しなおしても複数個はもらえない)
・クエストNo.56【ビーン 愛のメモリー】の2回目以降の報酬
と、多岐にわたる。
今回もやはり非売品だが、過去作のようにやたらと入手しにくいなんてことはない。
これを利用するレシピは以下の2種のみ。

DQ10オフライン

指アクセサリーで、【ボストロール】【じごくのドアボーイ】のレアドロップ。
【Tバッコスコイン】の討伐報酬、武闘家職業クエスト【弐の試練】、バトルマスター職業クエスト【バトリンピック・決勝編】でも手に入る。
装備時には、攻撃力+2、守備力+2、みりょく+2の効果。
【合成屋】で、攻撃力+3、最大HP+2のいずれかを付けられるため、攻撃力は最大で+11になる。

DQ10オフライン

【トロルキング】【とうぞくこぞう】のレアドロップとしても入手可能だが、【武刃将軍のゆびわ】という上位互換アクセサリーが登場している。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

全員が装備可能な指アクセ。うち直しに必要な宝珠は7個。

-+1+2+3
攻撃力56810

【デルカダール神殿】で序盤に1つ手に入る他、【世界の指輪図鑑】があれば【ふしぎな鍛冶】で作成可能になる。
必要素材は【きんのこうせき】×2+【レッドアイ】×1+【ぶどうエキス】×1。
モンスターでは、【ギガンテス】(強Ver含む)が通常枠で、【ボストロール】(強Ver含む)と【マドハンド】(邪Ver含む)がレア枠でドロップする。
 
シリーズ中ではかなり早い段階で手に入り、物語序盤でいきなり攻撃力アップの恩恵にあずかれる。
そのぶん拾った時の打ち直しの難度は相応に高く、宝珠の必要数も多い。
アクセサリーは武器ほど頻繁に換装されないため、大切に育てて使って行きたいところだが、宝珠不足が顕著な序盤においてこれに宝珠を費やすべきか、あるいは持っている武器を鍛えたほうが良いかは評価が分かれる。
なお【サマディー地方】まで行けば他の装飾品も充実し始めるため利用価値が下がるが、しばらく後に【ダーハラ湿原】のマドハンドから【お宝ハンター】で入手できる。
手間がかかるのと、後々近いうちに【怒りのタトゥー】が入手できる(場合によっては既に手に入れている)こともあって有用なテクとは言えないが、攻撃力を追い求めるプレイヤーであれば複数入手を狙うのも悪くないだろう。
 
売却価格は750G。【防具を装備できない】しばりでは優れた換金アイテムとなる。

「ちから」と言いつつ上がるのは攻撃力なので、【二刀の心得】のちから半減の影響を受けない。

不思議のダンジョンシリーズ

前述の通り、登場したのはこちらが本編よりも先。本編に逆輸入された珍しいアイテムである。
装備するとちからが上がる。上昇量は不思議のダンジョンMOBILE以外では3、MOBILEでは5となっている。
未識別状態でも、これであることを判別するには力の値を見ればいいだけなので、非常に識別しやすい。

トルネコ1

【不思議のダンジョン】【もっと不思議のダンジョン】で出現する。
売却価格は500G。
ちからの指輪+3 という風に、剣や盾と同じように修正値が付いており、修正値の分だけ力の値が補正される。
普通に落ちているものは+3か-3で、マイナスの場合は必ず呪われていて、プラスのものは100%呪い無し。
1では基本的に呪われていても自由に付け外しができなくなるだけで、指輪本来の効力は発揮されるが、これはそうならない唯一の例外。
効果は地味だが、序盤から終盤までコンスタントに役に立つ指輪。
アイテム欄の空きと相談しながら使い分けたい。
インパスの巻物で鑑定して「ちからの指輪」とだけ出たら、それは100%の確率でマイナス。
マイナスは売値も0Gなので、まだ売値の付くハラペコの指輪と違い、持ち帰る価値すら無い。 
 
力が3以下になったら、一度装備して外すと4まで回復できる。
ただし、実用性はかなり低いだろう。普通そこまで下がる前に【どくけしそう】を飲むかジリ貧で死ぬ。
 
ちなみに、【パルプンテの巻物】を使えば修正値を上げることもでき、ちからの指輪+126や、オーバーフローを利用してちからの指輪-4なんてものも作れたりもする。

トルネコ2

購入価格3000G、売却価格1500G。
力上昇値は3。修正値の表記はなくなり、マイナスのものもなくなった。
ストーリー中で初めて見かける可能性があるのは【迷いの森】【ガーゴイルの店】
次のダンジョンに【指輪】は落ちていないので買ってもいいが、【透視の指輪】も販売されていることもあるので、同時に販売されていればそちらを優先したい。
不思議のダンジョンやもっと不思議のダンジョンにも落ちていることがあるが、基本的にはあれば装備している程度の指輪である。

トルネコ3

購入価格5000G、売却価格2500G。段々と値段が上がってきている。
ストーリー中では【さんご礁の神殿 広間】【さんご礁の神殿 回廊】で拾える。
それ以降はしばらく能力付きの指輪は【遺跡の大空洞 南】まで拾えないので、できればここで拾っておきたい。
他にも【マダム・グラコスのバザー】で販売されていたり、【ポポロ】【闘技場】で勝った時にもらえたりもする。
これまでのシリーズとは違い、3ではちからのたねが激レアアイテムと化したので、異世界でポポロの攻撃力を上げるために装備することが多い。むろん【トルネコ】も攻撃力を上げておくと少し楽になる局面が多いため、装備する事は多いのだが。
【合成】では【印】1つにつき力+3、4つ重ねがけすれば+12。
力の上限値は基本的に50だが、この指輪を装備すればもっと上げられる。4つ重ねがけしたものを装備すれば62まで上がる。
 
操作キャラのHPや防御力を上昇させる【命の指輪】【まもりの指輪】は妙にレアアイテムと化している……。

少年ヤンガス

+10まで強化でき、最終的にちからを30も強くできる。
+10が二つあれば闘技場でレベル1でも敵を簡単に倒せるので、その辺で使うことがあるだろう。

ジョーカー3

モンスターズシリーズでは長らく未登場だったが、ようやくDQMJ3で登場。
力の上昇値は10。
作成には【きんのこうせき】1個、【げんこつダケ】2個、【まどうのチカラ】2個が必要になる。

ヒーローズ2

装備すると【バイキルト】等の上昇効果が+25%(基本値)される。
強化すると最大HP及び攻撃力上昇効果(いずれも最大+10)が付加され、最大強化すると攻撃力上昇効果が50%にまで強化される。
自己強化を持つ【ハッサン】【ガボ】、バイキルトを持つ【ククール】等を使うなら必須のアクセサリーといっていいだろう。
特にククールの場合は全体に効果があるので、全員につければその分全体火力が上がるので強力無比。
最大強化するなら最低でも【マデュライト】【するどいキバ】が大量に必要になる。
ちいさなメダルと1回だけ交換できる他【トロル】【トロルキング】から入手できる。

唯一【オルネーゼ】【ヘヴィブースト】のみ効果が乗らないので注意。
他の自己強化を持つキャラクター達は全て効果が乗る事を考えると恐らくバグだと思われる。

ビルダーズ1

1章以外で入手可能。攻撃力が5上がる。
作成できるのは【フリービルドモード】のみ。
 
2章では緑のとびらの先にいる巨大な【グール】が落とす。このグールは1度倒すと2度と出現しない。

3章では青のとびらの先、【アメルダ】の囚われている城塞内の宝箱から入手できる。【まどうし】【あくまのきし】がうじゃうじゃいる広場の右奥、【よろいのきし】とあくまのきしが【ガラスびん】の置いてあるテーブルを囲んでいる(酒を飲んでいるらしい)建物の【ろうやのとびら】の奥にある。

終章では【希望のはた】使用後、拠点に来た【姫】に話しかけると貰える。
 
装備すると与ダメージが2~3ほど増える。
今作は基本的に手数で戦うのが主流なので、2~3ダメージといえど、その効果は大きい。
たまに2撃かかる敵を1撃で確実に仕留められたり、4撃かかる敵を3撃で片づけられたりなど、敵を手早く撃破できるようになる。
【かいしんのゆびわ】が手に入るとお役御免になりがちだが、両者を併用させることでさらに攻撃力アップを図るのも手。
とりあえず装備枠に余裕があれば着けておいて損は無い。
 
いずれの【章】でもストーリーの通り道で入手できるので取り損ねることもあまり無いだろう。

トレジャーズ

【お宝】の一種として登場。

お宝No.225
レアリティジャンク
カテゴリーヒストリー
コレクション防具
標準価格88,000G

ライバルズ

武闘家のベーシックカードとして初期より実装。

コスト1
このターン中、敵か味方1体の攻撃力+2

一時的な強化を施すカード。【キラーマシン】【はやてのリング】などの2回攻撃効果と相性が良い。
また、味方リーダーにも使えるのでそれで盤面の制圧も行え、当然2回攻撃の【キラーピアス】などとも相性抜群。
更に1コストの特技なので、【さそりばち】【閃光烈火拳】【イエティ】などの手札/特技/1コストカードの使用回数に反応するカードとも相性抜群。
様々な使い道がある、すこぶる優秀なカードとして武闘家を長く支えている。