【ネッドのペナント】

Last-modified: 2021-12-11 (土) 05:54:19

DQ5(リメイク版)

【ネッドの宿屋】【名産品】
ペナントとは細長い長三角の旗の一種。高度経済成長期には観光地をあしらったものが土産品として流行していたが、現在ではほとんど廃れてしまっている。現在日本で最も有名なペナントは野球の優勝旗であろう(プロ野球のシーズンをペナントレースと表現するのはこの優勝旗=ペナントの獲得を争う事に由来する)。
 
その絵柄は受付のおじさんが自ら丁寧に刺繍したものらしいが、【井戸】の中に住んでる【スライム】によると夜中に何度もおじさんの叫び声が聞こえてきたとのこと。製作中に幾度となく針を指に刺してしまったらしい。 
そんな苦労のにじむ品だが、仲間たちもコレの扱いには困惑気味。しかも不器用な素人が作った土産物だけあって名産品レベルは0、価値点は2と下から2番目の低さ。かわいそうだが、大人しく物置に放り込んでおこう。
ただしおかしさ(だけ)は10と高いのでおかしな博物館を作る時は日の目を見ることができるだろう。【ゆうじい】(デスじい)のながーいため息をもらうことになるが。
 
宿屋に4人以上(【棺桶】はノーカウント)で泊まった後、受付に話しかけると記念品としてもらえるが、期間限定のキャンペーンらしく主人公達がもらったものが最後の1つになる。
しかし主人公達がもらうまではキャンペーンは終わらないので慌てる必要はない。
ところで同じく宿屋の記念品である【あんみんまくら】よりも名産品ランクが1段低いのは、宿屋としての格の違いだろうか。
あちらは日用品としても戦闘においても実用性のある品なので当然といえば当然だが。
 
【名産博物館】の金持ち親父も「名産としての価値は全くない」とこき下ろし、「うちの物置にも山ほどある」とコメントしている……が、"山ほどある"ということはネッドの宿屋にそれだけ通い詰め、このペナントを熱心に集めていたということではないのだろうか?
見栄を張っただけかもしれないが自分で無価値と称した以上、虚勢として意味を成していないのだが……。
あるいは前述のように、少なくとも現実世界では「観光地のお土産」としてはありふれた存在なので、「(似たようなペナントなら)山ほどある」と解釈すれば一応矛盾はない。とはいえ、作中で登場するペナントはこれだけだが。そして他の場所のペナントを含めるとしても、結局彼がペナントを山ほど集めていることには変わりないが。
また「手作りで味はある」と出来については素直に誉めているあたり、彼のお気に入りの名産品なのかも知れない。
この点については【男の子】【ピピン】にもツッコまれており、【デボラ】に至っては「山ほどあるってことは相当泊まってるのよね?」とのこと。