【おおにわとり】

Last-modified: 2024-05-07 (火) 00:50:15

概要

DQ4に初登場したモンスター。
「読んで字の如く」を地で行く、おおきなニワトリの魔物。
太めの体型でいい肉が取れそうだが、実際DQM1の図鑑説明文に「肉はおいしい」と書かれている。どこかの冒険者が大盛り鶏肉の調理にチャレンジしたようだ。
 
ニワトリを名乗る分際で何故か前脚(腕)があり、どう見ても直立二足歩行型の体型。羽は背中にあるので、どちらかと言うと獣人系モンスターなのだろうか。
そしてその羽のサイズは小さい。こんなんで飛べるのか?と思ってしまうが、ゲーム内での描写を見る限り、どうやら普通に飛行できるらしい。謎の多い生物である。
胡乱な目付きと笑うように開いた嘴に加え、白くもっさりした体型は同期の【ももんじゃ】にニワトリのパーツを付け足したようでもある。
 
色違いに【ドードーどり】【マンルースター】【レッドシャモ】がいる。
また、スーパーライトでは大日本除虫菊株式会社とのコラボで全身金ピカな【金鳥】が色違いとして登場した。
モンスターズでは本編では最下級だったこの種が代表として定着している。
 
NES版での名前は「Giant Bantam(巨大チャボ)」。チャボは漢字で「矮鶏」とも書き、もともと小型の鶏を指すのでなんだか矛盾している。
さらに北米DS版ではボクシングのバンタム級を示す「Bantamweight」に改名。
ボクシングなら男子52㎏程度とかなり絞った階級。こちらも丸々とした見た目のおおにわとりに似合っているかは微妙である。

DQ4

主に第一章の【湖の塔】で遭遇。
鶏と言えば鬨(とき)の声で目覚まし代わりになるのが有名だが、こいつは逆に【ねむりこうげき】で眠らせてくる。
しかもその頻度は5割と高く、装備品やレベルが中途半端だと【全滅】させられかねない強敵。
この時点としては高い攻撃力を持ち耐久力も高いため【はじゃのつるぎ】を入手するまでは逃げるのも手。
ステータスが強いので2羽までしか同時出現することは無いが、【リリパット】【ホイミスライム】を伴って出現するパターンがあり、絶妙のコンビネーションでなぶり殺しにされることもよくある。
出現したら、とにかく急いで倒そう。
 
燃やして焼き鳥にすると非常に美味しそうだが、なんとコイツは火に強いらしく、【ギラ系】が非常に効きにくい。
はじゃのつるぎの道具使用がほぼ通用しないことには要注意。
また、【イオ系】【バギ系】にも高い耐性を持ち、【ラリホー】は一切通用しないという、妙な呪文耐性の高さを持つ。
攻撃呪文で効くのは、【メラ系】【ヒャド系】【デイン系】【ザキ系】くらい。
絶妙に嫌なタイミングである。
 
第三章の【女神像の洞窟】の低層階(B1~B2階)にも出現する。出現率はかなり低くしかも単体出現なので、よほど油断しなければ問題ない。
第五章では、【砂漠の宿屋】周辺に出現するが、ここでは最大4羽の集団で登場する場合があり、うっかり【勇者】1人のときに来たら秒殺されるので注意。
ギラ・イオ・バギが効きづらく、ラリホーも通用しないということは、第三章では【ロレンス】、第五章でも【マーニャ】【ミネア】といった仲間たちの呪文はあまり役に立たないことを意味する。
それでも【ガンガンいこうぜ】にしていると【AI】がこれらの呪文をひたすら唱えたがるので、かえって時間がかかることになる。【じゅもんせつやく】ぐらいにしておくのが無難だろう。作戦の指示ができないロレンスはどうしようもないが。
【トルネコ】が攻撃した後に上手いこと【スコット】の攻撃が重なって倒れてくれることを祈ろう。
 
序盤のモンスターとしては強い分経験値も結構高いが落とすゴールドは少ない。
とはいえ、第五章のこの時期での1匹あたりの経験値20、9ゴールドという報酬は少ない。4羽で出現されると倒し切るのも面倒で何かと旨みの少ないモンスターである。 
 
序盤で遭遇する雑魚なので忘れ去られるかと思いきや、【モンスター物語】では幼少期の【リバスト】の友「ジャック」として登場した。
ちなみに、そのエピソードは小説版DQ4で【ライアン】が耳にし、感銘を受けていた。
ジャックとリバストの様に、モンスターと心を通わせた者として何か感じるものがあったのだろう。
 
【格闘場】では【はえおとこ】【プテラノドン】と対戦。
対戦相手2体に比べるとステータスではやや劣るのだが、眠り攻撃があるうえプテラノドンの【ギラ】を高確率で無効にするので勝てる望みもそこそこある。
それでいて勝てば9倍というのはかなりおいしい。このカードの本命ハエ男は1.1倍と低すぎる割には、そこまで絶対的な強さではなく割に合わないので、ならばいっその事大穴狙いで賭ける価値は充分あるだろう。
 
リメイク版では通常攻撃は上空からのヒップドロップ、眠り攻撃ではクチバシによる突っつき攻撃と別のアクションが用意されている。

DQM1・DQM2

DQM1では【とまどいのとびら】【やすらぎのとびら】【バザーのとびら】に出現。
配合パターンがないため、使いたいなら野生のものを捕まえて強化するしかない。
【すなけむり】【しんくうぎり】【うけながし】を習得する。
野生の個体でも「うけながし」「すなけむり」までは習得しており、徹底的な物理打撃メタとして立ちはだかる。
特に序盤でグリズリーを配合で生み出し、高い攻撃力で無双している場合は非常に厄介な相手として立ちはだかるだろう。
RTAにおけるレベリングでも【スライム】【ギラ】を唱えるMPを切らしている場合は逃げ推奨。一方、バザーのとびらのボスである【あくまのきし】をうけながしで削るという運ゲーを仕掛けるために捕獲するチャートもある。
DQM2のイル編では天空の世界に出現するが、ルカ編ではストーリー上の世界には出現しないため、他のROMから対戦の賞品として貰うか不思議な鍵の世界で捕まえるしかなく、【マネマネ】やPS版の【キリキリバッタ】同様図鑑埋めの障害となるモンスターである。下手すると下位ランクのモンスターなのに【オルゴ・デミーラ】より入手が後になることもあり得る。
まぁ、会ってしまえば結構な確率で肉を使わずとも仲間になるほど楽に仲間にできるのだが。
PS版では強さ最高ランクの他国マスターが連れている時があるのでルカ編でも安心。
 
DQM1ではドラゴン系と配合して【とさかへび】を作る以外の特殊配合がなかったが、DQM2では【スライム】【お見合い】させることで【ワンダーエッグ】を生む役目を仰せつかった。
なお、ワンダーエッグが作れるのはお見合いのみであり、通常の配合をするとただの【はねスライム】になる。
図鑑ではわざわざ「にくはおいしい」と説明されている。まさか【ほねつきにく】って……。
 
PS版では、幾つかの【ふしぎなかぎ】の世界にNPCの個体が登場する。
【悪魔の世界】では【おばけヒトデ】と共に人質に取られており、【辛口の世界】ではボスに捕らわれてチキンカレーの具にされかけている。いずれもクリア後に解放される。

ジョーカー2プロ

プロフェッショナルに堂々の2枠で登場。自然系Eランク。
密林で青い宝箱に立ち塞がっており序盤から戦うことが出来る。
しかしこの時点では場違いなレベル(20)とステータスを誇り、おおにわとりだしザコだろうと油断して近づいたプレイヤーをケツで叩きのめしてきた。
特に攻撃力は220と後半のボスよりも高く、最序盤のパーティだと150以上のダメージでオーバーキルされる。
DQ4と同じく眠り攻撃も使うが、攻撃力の関係で眠りというかもはや永眠のレベル。
位階配合で簡単に作れるので無理にスカウトする必要はない。クリア後はレベル40の強おおにわとりが出現する。
最強にすれば特性に「ときどきテンション」が追加される。
攻撃力・素早さ・賢さがいずれも非常に高く、空裂斬への耐性も高く対戦でも最強ゲモンと並んで人気が高かった。
しかし、マインドに弱いのでハートブレイクやおたけびで完封されないように対策をしておこう。
所持スキルは「ハンター」。
余談だが最強化したこいつは基本ステータスがかなり高く、こちらの攻撃力が十分に高ければ高確率でスカウトが成功するので、他のモンスターの能力値カンストのための素材としてスカウトリングパワーアップ後に現れる強個体が乱獲されることが多々ある。
今日もどこかで何体ものおおにわとりがマスター達の勧誘を受け、配合の肥やしにされている事だろう…

テリワン3D

【とまどいの扉】に通常出現するが、鶏のくせに夜にしか出ない。
図体がデカいので割と見つけやすいが、【ラナルータ】習得前は時間経過で昼夜切り替えを待たねばならないのでめんどくさい。
【酒場】のカウンターにいる【バニーガール】【ちいさなメダル】を落とすモンスターの例としても挙げているが、【ゆうきの扉】【ミストウイング】を探した方が楽。
 
【いかりの扉】をクリアすると【スカイドラゴン】と入れ替わる形で牧場の上空に出現する。スカイドラゴン同様、近付くとフンを落としてくる(なお、原作のGB版では【ファンキーバード】だった)。
 
系統は変わらないがランクがEからFに下がってしまった。
さらに追い討ちと言わんばかりに前作より攻撃力が低下。自慢のケツアタックも威力が下がり涙目である……と思いきや、特性から死に特性のにげあしが削除され、実用的な【ギラブレイク】【タメトラ攻撃】をゲット。
高い賢さでギラグレイドをかます呪文攻撃役となった。さらに、攻撃力もそこそこあるので大地斬の使い手としても人気だった。
低ランクモンスターの宿命でレベルアップは早いが非常にステータスが伸びにくいので、育て上げるなら根気が必要。
所持スキルは相変わらずの「ハンター」。

イルルカ

前作の特性に加え、新生配合すると【ギラ系のコツ】を覚え、よりギラ系呪文に特化した性能になる。しかし、DQ4で強耐性を持っていたギラ系が弱点になってしまった。
更にこれまで一切縁がなかった特殊配合でも、【くびかり族】との配合で【ウイングアサシン】を生む役目が与えられた。
ウイングアサシンはこの方法でしか作れず、【パオーム】との配合で【シャンタク】にできるので、一度は作っておきたいモンスターである。
 
また【天空の世界】の最初の村フントに入ってすぐ左手の所に居り、その想像以上の巨体をこれでもかと誇示しているので記憶に残り易いモンスターでもある。
 
対戦で使うのなら岐阜県の【ご当地スキル】である【合掌の陣】が有用。
こいつはギラ系が得意だがギラ系が苦手な為、それらの特技と耐性を同時に得られるこのスキルは、まさにこいつにとっての救世主となるからだ。
もちろん所持スキルは「ハンター」。
 
まめちしきによるとモンスターマスターの朝はこいつの鳴き声で始まるとのこと。ニワトリですしね。
ちなみに味については書かれていない。

DQM3

自然系Gランク。【人間界】の平原に生息。
【おおがらす】【ピッキー】の特殊配合で生み出せるほか、モンスターのタマゴ・白から生まれることがある。
【ロザリーヒル】周辺に出現するモンスターの中では頭1つ以上抜けて強く、チュートリアル中に喧嘩を売るとかなり苦戦する。
行動パターンも通常攻撃、【スライムたたき】【すなけむり】と最序盤の敵にしては多彩な上、守備力が高くLv1のモンスターの通常攻撃では大抵0~1ダメージしか与えられない為、ゲーム開始直後にエンカウントするとまず勝てない。少しレベルを上げて仲間を集めれば勝てるようになるのでDQMJ2程の凶悪さではないが、十分な初見殺しと言える。本作の世界観の原型であるDQ4でも序盤では頭一つ抜けた強敵だったので、DQ4を再現しているモンスターとも言える。
ドロップアイテムは【モンスターのふん】、レアドロップは【かしこさのたね】
 
特性は【ロケットスタート】【ねむり攻撃】(Lv20)・【ねむりブレイク大】(Lv40)・【2~3回行動】(Lサイズ)・【スモールキラー】(Lサイズ)・【ツッコミ】(Lサイズ・Lv60)。
スキルは【巨漢】
 
魔獣系全般や【あばれこまいぬ】との配合で【あばれうしどり】【ドラゴンポップ】との配合で【レッドシャモ】ができる。

DQMSL

【自然系】Fランク。無料のサポートガチャで手に入る事もある他、通常クエスト「ボヌーク地方」の「ランツァ平原」のボスとしても登場。倒すと確定でドロップする。
特技は【ねむりこうげき】のみ。特性・リーダー特性は無い。
公式のお知らせで上位種の【ドードーどり】【マンルースター】を実装するとアナウンスされたことがあるが、その後一向に実装される気配がなく、結局最後まで実装されなかった。

ライバルズ

第10弾カードパック「破壊と創造のフロンティア」にて実装。武闘家専用のスーパーレア。

2/3/2
召喚時:ランダムなコスト2以下の味方建物1つの耐久値+1
    味方建物がないなら 自分のデッキから コスト2以下の建物カードを1枚引く

建物の補強やサーチができる。
建物の耐久値を上げる事ができるので【ビルダー城】等を延命させる為に使われた。
その後ビルダー城はナーフされたが、今度はダンジョン踏破のサポートに役立っている。
当初は、2コスト2/1という貧弱なスタッツだったが、「物質アリーナ」のテコ入れ(【金属工房】のサーチ&バフをする)ためバフを受けた経緯を持つ。
だがこいつ自身は物質系でも何でもないため、現在の環境に合っているかどうかは正直微妙なところではある。

蒼天のソウラ

1巻で登場…というか、アズリアが「うまく説明できない」というボディランゲージをした際、ギャグのイメージ映像として出てきた。