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【ぼうぎょ】

Last-modified: 2017-06-22 (木) 07:35:18

概要 Edit

DQ2から登場した【戦闘】中の行動、およびコマンドの一つ。

○○○○は みをまもっている!

と表示される。
基本的にDQ2〜DQ9では個人のコマンドに必ず備わっている。
DQ10では基本コマンドに「ぼうぎょ」は無く、【盾スキル】で習得する【特技】(ダメージ25%軽減)となっている。詳細はこちらを参照。
意外にも外伝作品ではコマンドとしての登場はないが、モンスターズではスキルとして登場している。

基本仕様 Edit

コマンドの効果は文字通りの「防御」。身を守ることで、多くの場合その【ターン】で自分が受ける各ダメージを半減させる。
 
身を守ることに専念し自分からは行動しないという、非常に地味で消極的な行動だが、ほぼすべての攻撃によるダメージを軽減できるため、使い方次第でかなり優秀。
これを「使える」コマンドであることに気づけば、RPG初心者卒業といってよいだろう。

  • 【攻撃力】に乏しい【キャラクター】【MP】を温存したい(あるいはMPが切れた)場合、無闇に【武器】で攻撃するよりも、防御させた方が遥かに有効なことが多い。
  • 攻撃の激しいボス戦などでは、【守備力】に乏しい回復役のキャラクターなどは、回復する必要がない場合には無理に攻撃に参加させずに防御させておくと安定性が増すことも。
    • また、【HP】が減っていてピンチなキャラクターは、防御しながら仲間の回復を待つと生存率が上がる。
    • 敵の行動パターンが把握できる戦いでは、強力な攻撃をしてくることがわかっているターンに防御をしてやり過ごせる。
  • またDQ8以降では【テンションシステム】が導入されたため、敵の高テンション攻撃に耐える手段として大活躍する。
    • DQ8(PS2・スマホ版)では防御そのものにもテンションが適用され、防御したターンが終わるとテンションが解けてしまうが、DQ9や3DS版DQ8では防御してもテンションは維持されるようになった。

弱点としては、【状態変化】に対しては原則効果がないことが挙げられる。

  • 一部、DQ8の【竜神の封印】のような、防御により成功率を下げることの可能な、状態変化攻撃における例外はある。

また、ほとんどの作品ではターンの途中で行動不能系の【状態変化】【眠り】【麻痺】【混乱】など)を受けると、防御状態そのものが強制的に解除されてしまうので、そういう意味でも警戒したい。
状態変化でなくても、少数ながら【防御無視攻撃】も存在する。この攻撃は、防御してもダメージを減らすことはできない。特に、FC版DQ2では【ほのお】がこれに該当する。
さらに、後述の判断のタイミングとの兼ね合いで実質無駄行動になることもある。
 
敵が使用した場合の仕様も基本的には味方側と全く同じ。
一人旅のDQ1では主人公も敵もこの行動を取れないが、リメイク版では敵のみ使用してくることがある。
ほとんど時間稼ぎも同然で、実害はほぼないものの、戦闘に時間が掛かってしまうのが面倒。
防御をする【モンスター】は放っておいても勝手に防御して無駄にターンを消費することがあるので、他にモンスターが居るなら先にそちらを叩いた方が被害は少ない。
 
また、仕様上【複数回行動】を取るモンスターは、これを凶悪に使いこなしてくることがある。
わかりやすいのがDQ4の【メタルスコーピオン】で、1ターンの内に「防御」と「攻撃」の両方を行うことがある。
 
この他にも特殊なタイプの防御も存在し、「受けるダメージを1/5に軽減する」という、通常よりも強力な防御を行うモンスターも居る。
DQ4〜DQ7に登場し、DQ5までは全てのダメージを1/5にし、DQ6以降は通常攻撃によるダメージのみを1/5に軽減する。
これ以外にも、【なかまをよぶ(防御タイプ)】【羽をまきちらす】【身を守りながら攻撃】【からにとじこもる】など、様々なタイプのモンスター専用の防御行動が存在する。
 
味方側でも【だいぼうぎょ】【やいばのぼうぎょ】などの派生型の防御技も存在する他、FC版DQ3には【防御攻撃】という裏ワザも存在する。
 
なお、DQでは相手の守備力が高すぎて計算上通常攻撃によるダメージが通らない相手にも、基本的に1ダメージは与えられることがある。
しかし攻撃対象が防御していると、被ダメージを半減させるため、1ダメージの1/2=0ダメージと計算され、ダメージは一切通らなくなる。

「ぼうぎょ」コマンドの消失(DQ2、FC版DQ3・FC版DQ4) Edit

1人あたりのコマンド数が4つで【パーティ】の全体コマンドが無いDQ2(全機種)とFC版DQ3、それとFC版DQ4の第四章以前では、【にげる】が先頭のキャラの選択肢として備わっているため、状況によっては「にげる」が優先され、「ぼうぎょ」を選択できない場合もある。
DQ2では先頭の【ローレシアの王子】【死亡】や「眠り」で行動不能な場合、その後ろの【サマルトリアの王子】(2人とも動けない場合は【ムーンブルクの王女】)の「ぼうぎょ」コマンドが「にげる」に置き換わるため、防御ができなくなる。
【呪文】が使えないローレシアの王子は「じゅもん」コマンドが無いので「にげる」と「ぼうぎょ」が共存できるのだが、後ろ2人は「じゅもん」があるため「にげる」が加わるとコマンドが溢れてしまうので、代わりに「ぼうぎょ」コマンドが犠牲となるのである。
FC版DQ3やDQ4の第四章以前でも同じような現象が見られ、呪文を使えるキャラを先頭にしている場合は、その先頭キャラは防御ができない。
また、FC版DQ4の第五章でも最初の仲間が加入するまでの期間は同様の仕様になっており、【勇者】は最初から【ニフラム】を習得しているため、やはり防御ができない。
DQ4の第五章で仲間が加入して以降は「にげる」が全体コマンドに移動するため、「ぼうぎょ」が潰されて選択できないことはない。
また、DQ5以降の作品やDQ2以外のリメイク作品でも「ぼうぎょ」コマンドの消失は起きない。

「ぼうぎょ」と判断力 Edit

「ぼうぎょ」は選択した時点で行動順に関わらず、そのターンの初めから有効だが、この条件に該当しないパターンも存在する。
DQ6の【ぶちベホマラー】のように、【判断力】が最高のモンスターなど、行動の直前まで何を選択するか決まっていない場合は、実際に行動するまで防御効果が発揮されない。
 
これは味方でも同様で、AI戦闘で防御を選択した場合、実際に行動するまでは防御効果は発揮されていないため、システム的に相性が悪い。
これは【AI】がはじめて導入されたFC版DQ4の時から顕著で、行動順の遅いライアンなどは無駄行動に終わることが多かった。
これを反省してか、次作のSFC版DQ5はAIが防御しなくなった。
次のDQ6では通常の【作戦】では基本的に防御を選択することはないが、仲間に攻撃させないことが主目的となる【おれにまかせろ】では例外的に頻繁に防御する。
このようにAI黎明期では徐々に合理的に改善される傾向があったのだが、近年の作品では先祖帰りして通常の作戦でも防御するようになっているので注意したい。
 
さらに特殊な防御として、DS版に出てくる【ギガデーモン】は「物理ダメージを1/5に、呪文ダメージを1/2にする」という他に類を見ない防御行動を行うが、これも実際に行動をとった後にしか効果を発揮しない。
こいつは【素早さ】は5しかないので実質無駄行動になっている。なお、ギガデーモンの判断力は最高ではなく、ターン開始時に行動パターンが決まっている筈なのに何故行動を取った後にしか効果がないかは謎。

ダイの大冒険 Edit

本作には「防御」することで、明らかにダメージを軽減させるシーンが頻繁に登場する。
特に【クロコダイン】が防御に徹することで、竜騎将【バラン】【ギガブレイク】を耐えきって驚かせたシーンが有名。
普通に戦えばまず勝ち目のない相手だが、防御に全神経を集中し時間を稼ぎつつ、バランの体力やMPを消耗させることを目的として効果を示した。
また、物語後半に登場した【ハドラー親衛騎団】【ヒム】は、【ノヴァ】【ノーザン・グランブレード】を防御に意識を集中することで無傷で耐えてみせた。