【まじんのかなづち】

Last-modified: 2024-02-26 (月) 00:40:01

3DS版DQ8に登場した特技については【まじんのかなづち(特技)】を参照。

概要

DQ4~DQ7、DQ9、DQ10に登場する武器。魔神 (魔人) の金槌。
ハンマーを扱う【打撃スキル】が登場したDQ8ではこの武器は残念ながら欠席し、DQ9では復活したが特殊効果の無い普通の武器になってしまった。ミスか会心という効果と、スキルシステムがうまく噛み合わないためだろう。
 
もとは剛力で知られた魔神が愛用していたと伝えられる、破壊力抜群の巨大な戦鎚。
硬い金属の塊も粉砕するほどの威力を秘めているが、非常に重くて扱いづらい武器でもある。
 
武器としてはかなり特殊な仕様をしており、通常攻撃を「当たれば会心の一撃、それ以外はミス」という極端な性能にする。命中率は作品にもよるが概ね3/8ほど。
先輩的存在の【まじんのオノ】を更に両極端にしたもので、通常攻撃が【まじんぎり】になると思えば良い。
命中率は低くなるものの、通常攻撃と比べると遥かに会心の一撃率が高いので、【メタル狩り】に利用できる。
ただし、DQ4・DQ7では呪われており、頻繁に装備を変えたりできないのが難点(DQ3を先にプレイして、如何にも呪われていそうな名である まじんのオノが呪われていなくてホッとした者には、ちょっとしたトラップかも知れない)。
素の状態で命中率に補正がかかるという特殊仕様のためか、作品によってはマヌーサの影響を受けなかったり、相手の【回避率】を無視できる場合があったりする。
まじんぎりが登場してからはこれに頼る必要性が乏しくなったため存在意義が薄れている。
 
初出のFC版DQ4公式ガイドブックのイラストでは、ヘッド部分の片面に円形の突起が並んだ奇妙なデザインになっている。
見ようによってはロケットブースターのようにも見え、ロケット噴射で勢いを付けて殴りかかるとすれば、威力の高さや命中率の悪さ (扱い辛さ) も納得だろう。
その後リデザインされ、ブースターらしき突起は取り除かれて普通(?)の棘付きハンマーの形状になった。
 
ちなみに、【バトルえんぴつ】のキャップでも6面のうち2面が「全員に80ダメージ」という驚異的な威力を誇っていた。
バトル鉛筆は「そうび」の面を出してキャップ装備後はキャラの面+武器の面となるので、全員に20ダメージを持つキャラの面と組み合わせれば全員に100ダメージとなりボス鉛筆以外は即死、ボス鉛筆ですら2発で撃沈させてしまう。
他の4面はキャラの行動も全てミスにしてしまうが、1/3で問答無用の勝利は確かに強い。
 
英語版表記は"Hela's Hammer"。地獄の女王ヘルの力が宿った金槌なのだろうか。

DQ4

攻撃力70。【勇者】【ライアン】が装備可能。
ただし、前述の通り呪われているため、一度装備すると教会で解呪してもらうまで外せなくなる。
FC版での呪いは解除すると該当武具が壊れてしまうため、その意味でも装備は慎重に。
調査の結果、会心率は3割強といったところ。
会心率だけを見ればキラーピアス装備の【アリーナ】に比肩するため、【メタル狩り】に使えなくもない…が、FC版では【せいすい】で一撃なので勇者が装備する意味はない。
聖水を補充しなくて済むというメリットはあると思うかもしれないが、口笛などの便利な特技も存在しない本作においては、不確実な金槌で仕留めそこなって再エンカウントするまでウロウロする方が明らかに時間も労力もかかるのでトータルで見て非合理である。
聖水禁止プレーでもないかぎりまず出番はないだろう。
ちなみに、これを装備してマヌーサ状態になると絶望的に当たらなくなる。
また、バイキルトをかけても関係なく会心の一撃が出る代わりに、威力も2倍にはならないので無意味。
 
非売品だが売却は可能。ただ、呪われているためか売値は450Gとかなり安い。
【魔神像】の左手の平の上にある宝箱から入手できる他、【ライノソルジャー】が極稀に落としていくことがある。

リメイク版

攻撃力に変化は無いが、新たな仲間である【ピサロ】も装備可能となっている。
また、PS版では【移民の町】【グランドスラム】で8500Gで購入可能。
売却額は850Gと微増。本作の移民の町の商品特有の売値が買値の3/4ではない商品の1つ。不必要に買うと大損するので注意。
 
解呪でも壊れなくなったのである程度有効に使えるようになったかに思われるが、本作には【シャナク】が無いので装備を変更するにはその都度教会を利用するしかなく、メタル系以外の雑魚との戦闘では会心より空振りが多いというデメリットの方が圧倒的に大きくなるため、結局FC版と同様に有効活用できるとは言い難い。
命中率はDQ4のあるきかたによると約37.3%、有志の調査では約38%程度という結果になっており、DQ6等と同じで3/8の模様。
 
メタル系が聖水で一撃ではなくなったので、メタル狩り用にライアンにこれを装備させておき普段はアイテム係として運用する手もあるが……ライアンは素早さが低く、会心ならば【アリーナ】やピサロ、一撃必殺ならば【どくばり】を装備可能な【ブライ】【マーニャ】でもHPを削りながら狙う事ができる。そしてこの4人は素早さが高いのでメタル系にも先手を取りやすく、メタル系以外の雑魚戦も問題なくこなす事ができるため、メタル狩りのためにあえてこれを装備する必要は無いだろう。
また、ピサロは、装備品の呪い効果を受け付けないため、この武器も気軽に扱える……
……と思いきや、彼自身は【まじんぎり】を習得しているためあまり意味はなかったりする。というか本作の魔神斬りはMP無消費なので完全上位互換だし、攻撃を外し易いというデメリットは彼を以ってしても克服できない。
こんな装備は他にないが、外し易いデメリットは重量のせいでマトモにぶんまわせる代物じゃないからだと思われるのでまあ致し方ないのだろう。
 
因みにリメイク版では【トルネコ】鑑定させると「非常に見事なものではあるがこれほど重たい武器を敵に命中させるのは至難の技」とのこと。
一応台詞の言い回し自体は否定的ではあるのだが、他の呪いアイテムと違い「危険さ」を臭わせる表現が欠けており、呪いのアイテムであることが微妙に分かりにくい。
おまけに道具欄では呪いのアイテム共通の「なにかキケンなにおいがする」という説明が表示されず、「ミスしやすいがてきにあたればだいダメージ」とのみ表示されているため、一種の罠アイテムになっている。

DQ5

攻撃力は70。【サンチョ】【装備グループ】がCの仲間モンスターが装備できる。
今回は呪われていないが、デメリットは健在(本作の装備品の呪いは着脱可否とは関係がなく、「性能にデメリットがあることだけ」なので、呪いの有無はもともと関係なかったりする)。
呪いのSEが鳴らないため、パッと見デメリットがないように見えてしまい、初見プレイヤーにとっては逆に厄介かもしれない。
ともかく、メタル狩りを行う際などに適宜装備し直して戦うことが可能。
 
調査の結果、命中率は3割弱(約4分の1)ほどとかなり低め。
SFC版では【はぐれ毒針ハメ】というバグ技もあり、メタル狩りの主役は【どくばり】【デーモンスピア】なので、あまり出番はない。
本作では会心の一撃にもバイキルトの効果が乗るため、通常戦闘でも当たれば強力なダメージソースになるが、あらゆるケースにおいてダメージ期待値は【ビッグボウガン】を下回るので、完全に運頼みのギャンブル。
ただし、これの命中率は前作と違ってマヌーサの影響を受けないので、マヌーサ状態ならこれを装備した方がはるかにダメージ期待値が上がる。また、相手の回避率も無視する。
逆に、パルプンテの全員会心の一撃状態の必中効果も無視し、いつも通りの確率でミスする。
 
前作と同様に非売品ではあるが売却は可能で、売値は450G。
封印の洞窟にある宝箱から入手できる他、【ゴールデンゴーレム】がたまに落としていくことがある。
 
ゴールデンゴーレムのドロップ率は1/64なので、ジャハンナ周辺でグレイトドラゴンやキラーマシンを勧誘するついでに狙ってみてもいい。
3人分あれば効率が飛躍的に上がるため、メタル狩りの主役にもなりうる。
ただし、魔界では単独出現の確率はかなり低く、しかも他のモンスターと一緒に倒すと絶対に落とさなくなるので、敵を一種だけ倒すようにニフラムや風神の盾(ザキ属性ニフラム)で消す手間がある。
もしニフラムも風神の盾も無効の敵と一緒に出たら、その敵を倒した後にゴールデンゴーレムをニフラムで消す必要があるのでゴールドを諦めなければならなくなる。

リメイク版

毒針のバグ技が消滅し、性能も弱体化したため、魔神の金槌の存在価値は飛躍的に上がった。
それどころか、PS2版での調査によると他の作品よりも命中率が高くその確率は5割ほどとのこと。SFC版とは別物と考えていい。
また、サンチョが【くちぶえ】を習得するため、レベル上げには欠かせない存在となり、サンチョ+魔人の金槌はメタル狩りの定番。
また、DS版以降では素早い【デボラ】も装備できるので、より活躍の場は広がっている。
メタル狩り以外でも、リメイク版では守備力が高くルカニも効かないボスが多いため対ボス用装備として有効。
守備力100以上の敵ならば基本的にダメージ期待値は【ビッグボウガン】を上回る。
SFC版と違ってバイキルト中は通常の会心の一撃がでなくなったが、魔神の金槌の会心は普通に出る。
ただし威力は2倍にならないので、バイキルト込みだとダメージ期待値は終盤の他の武器に大きく劣る。
 
リメイク版での売値は300Gに下がり、シリーズ最安値。
【暗黒のすごろく場】のパネルで足元を調べると手に入ることがある。
また、アイテムドロップ判定の仕様が変わったので、複数入手がしやすくなった。
ジャハンナ周辺でグレイトドラゴンやキラーマシンを狩り続けていると、副産物としていつの間にか結構な数を入手していることも。
ちなみにPS2版では会心の一撃が出るとモンスターがダメージを受けるor倒れるモーションが変わるが、この武器で会心の一撃を出したときは変化しない。

DQ6

攻撃力は115、かっこよさは33。ハッサン、テリー、アモス、ドランゴの他、多くの仲間モンスターが装備できる。
今回は呪われているものの、普通に市販されている。店で購入できるのは本作が初。買値は15000Gで、売値は11250G。一気に価値が跳ね上がった。
欲望の町の武器屋で購入できる他、トロルボンバーが希に落としていくことがある。
 
今作における呪いの効果は「デメリットがある」だけで、装備の取り外しに関しては前作同様自由に行える。
リメイクではちゃんと例のSEが鳴るようになっているので、「何かある」ことはわかりやすくなっただろう。
 
本作では3/8の確率で必ず会心の一撃となり、5/8の確率で必ずミスする仕様となっている。
例外的にバイキルト状態の場合は命中しても絶対に会心の一撃にならないので注意。
この作品からは特技のまじんぎりが登場したため、普通に使うだけならあまり有用とは言えなくなった。
ただし、【きあいため】のあとにこれを装備した状態で攻撃すると会心の一撃が必中になる
相手が2ターン続けて逃げなければ確実に仕留められるため、後に発売されたリメイクを除けば本編シリーズで初めてメタル狩りでまともに役立てることができる。
本作はそうびコマンドで自由に換装できるので、付け替えのマネジメントを忘れなければよい。
 
ちなみに通常攻撃(こうげきコマンド)だけでなく特技にも命中率の悪さが反映される。
【魔法戦士】【バトルマスター】の剣技は勿論、せいけんづきやムーンサルトなど関係なさそうな技にも反映される。
あろうことか【ギガスラッシュ】も外れる。
対象外なのは【まわしげり】【とびひざげり】【すてみ】で、【ハッサン】は序盤にてとびひざげりとすてみを覚えている。
このふたつの特技は上級職の【バトルマスター】(とびひざげり)と【パラディン】(すてみ)と終盤に差し掛からないと覚えない。よってハッサンがかなづちを有効に使えるキャラクターである。
すでにバトルマスターに就いている【テリー】も使えるのだが、物理アタッカーとしてはハッサンに劣るうえ、武器にも困らないので微妙と言わざる負えない。
 
また、【まじんのよろい】と組み合わせると【ベストドレッサーコンテスト】で10ポイントのボーナスがつくが、この目的で使うことはないだろう。

DQ7

攻撃力は115、かっこよさは33。主人公とアイラが装備できる(設定上はキーファも装備できる)。
今作でも呪われており、しかも解呪するとアイテム自体が消滅してしまうため扱いが非常に難しい。
 
今回は非売品に戻ったが売却は可能で、売値は7500G。
買値を逆算するとDQ6と同じで、性能も全く同じだったりする。
現代の旅の宿以降のラッキーパネルで出現することがある他、【ゴードンヘッド】【ドラゴン・ウー】が低確率で落としていくことがある。
 
基本的な性能も、「きあいため」を用いた必中も、「まじんのよろい」とのコーディネートも、前作の時から全く変わっていないのだが、非売品+外せない呪いという事実が使用頻度と利用価値を大きく下げてしまった。
しかも同じ特性を持ちながら呪われていない【まじんのオノ】まで登場している始末(まぁそちらよりも金槌の方が入手しやすいという利点はあるが)。
せっかく手に入れた非売品を解呪によって失うくらいなら、素直にまじん斬りを習得して使用した方がマシである。
 
ただ、手に入る時期に対しての攻撃力の高さは圧倒的。
旅の宿の時点では、攻撃力が次点の武器はゾンビキラーの75と、40も差をつけている。
一部の特技なら低命中率のデメリットを無視できるようだが、今作は普通の武器で【つるぎのまい】をしたほうが強いため結局使われない。
使い道があるとすれば、熟練度稼ぎを行わない【TAS】ぐらいのものだろう。
売値が高いので金策に使うのが最も有効かもしれない。

リメイク版

武器自体の性能は変化なしだが、【ラッキーパネル】で手に入るのが【ダークパレス】出現後となった。
【メタルキングのけん】が購入可能となるタイミングより入手時期が遅い為、ほぼコレクション用アイテムと化している。
また、追加モンスターである【ウォンテッドヘビー】のドロップアイテムにもなっている。
 
一応解呪で壊れなくなったのでメタル狩りには使いやすくなった。しかし、メタル狩りなら【アルテマソード】を使った方がいい。更に言えば攻撃力に加え、会心率でも上回る【真まじんのかなづち】が登場したため、こちらにはどうあがいても勝てなくなってしまった。
【すれちがい石版】では【ゴードンヘッド】をボスにした場合、入手できる可能性がある。

DQ9

攻撃力は132、おしゃれさは61。バトルマスターとパラディンが装備できる。
今回は再び呪われていないため、装備することに関しては問題ない。
引き続き非売品だが売却は可能で、売値は12700G。
 
宝の地図の洞窟(ランクC)で入手できる他、【ヘルガーディアン(DQ9)】が稀に落としていくことがある。
また、クエストNo.168【ツボ職人ガリレー】の1回目の報酬としても入手することができる。
 
「攻撃力が高いがミスしやすい」という全く違う性能にモデルチェンジした。
特に会心が出やすいということもなく、命中率の低いただの武器。名前詐欺である。
また、これと【オリハルコン】【ヘビーメタル】×3で【メガトンハンマー】を錬金可能。
攻撃力は若干下がるが命中率が普通になる、魔神の金槌よりは遥かに使えるだろう。
さらに上の【ギガクラッシャー】にすればまじんのかなづちよりも攻撃力が高くなる。

DQ10オフライン

主人公(【バトルマスター】【パラディン】【遊び人】)、【ダストン】が装備可能。
【まじんのオノ】に近い性能になった。ミスは出るが会心でスタン効果などが乗りやすいのでロマン武器となっている。

-+1+2+3
攻撃力95105116126
最大MP9101214
かいしん率10%
攻撃時たまにミス20%

【ふしぎな鍛冶】で作成可能。レシピは【まじんのかなづちの本】に記載。
必要な素材は、【せいれいせき】x2、【まじゅうのホネ】x5、【メタルのカケラ】x1、【ブルーオーブ】x1、【ようせいのひだね】x10。

DQ10オンライン

レベル65より装備可能。基本攻撃力95、会心率10%プラスで、攻撃時20%の確率でミス。
詳しくはこちらを参照。

モンスターズシリーズ

残念ながら欠席。
ハンマー系武器があるにも拘わらず登場しなかったのは、同じ魔神シリーズのまじんの斧や【大まじんのオノ】が登場した影響だろう。代わりに【魔神攻撃】の特性が登場している。
 
しかし【だいあくまの書】が体技モーションで呼び出す【ギガンテス】のような何かはこれを彷彿とさせるカナヅチを持っている。もしかして魔神はギガンテス系のモンスターだったのだろうか?

少年ヤンガス

クリア後の一部ダンジョンに稀に落ちている(【おそろしの大水道】など、【秘密の通路】でしか手に入らないダンジョンもある)。
今回は攻撃が全て会心の一撃になる代わりに命中率が20%になるという効果。
会心の一撃は魅力的だが、この命中率では使いようが無い。
 
しかし、【イーグルアイ】と合成すると必中+ALL会心というお互いの長所を組み合わせた強力武器が出来る。
この組み合わせに関して公式ガイドブックでは左にある印の効果のみ発揮されると書かれているが、実際にはどちらの効果も発揮される。
これはガイドブックの説明ミスなのか、はたまたゲーム側のバグなのか…?
改訂版では記述がパンの印とゴールドの印に変更されているので、説明ミスと思われるが…。
なお、剣を装備しての会心の一撃は演出が長くて鬱陶しい。【メタルキングの槍】などの槍ならば演出は入らないので、2つの印を付けるならこちらがオススメである。
 
【ブラウニー】を生み出すのにも必要。

バトルロード2

第六章からSPカードとして登場。
使用キャラは【ハッサン】で、味方全員の会心の一撃発生率を上げる。
つまり前作の【ステテコダンス】と同じ効果。
モリーセレクションではこれを片手に釘打ちをやっているイラストが見られるが……金属のかたまりでさえ粉砕するという(しかも超重たい)これを普通のカナヅチのように扱っている。すごいぞハッサン。
でもこんなので釘打ちしたら跡形もなく粉々になりそうだ。

ビルダーズ1

マイラ・ガライヤ編で【マシンメーカー】を使って【まほうインゴット】2個と【マグマ電池】1個で制作可能。
攻撃力は43と高く、魔法の力を持ち、【フレイム】【ブリザード】にダメージを与えられる。また【メタルスライム】にはダメージが通らない。
本作のまじんのかなづちは従来シリーズと異なり、ミス率が高くなったり、会心率が高くなったりする効果はなく、基本は採掘に用いるビルド武器に分類される。町の【あらくれ】達はこれで戦うが。
三章最強の武器ではあるが【大砲】【超げきとつマシン】の方が安全に戦える。
 
ビルド武器の中では【ビルダーハンマー】に次ぐ破壊力を持ち破壊できないのは【黒よう岩】【オリハルコン】【遺跡のカベ】のみである。
ビルダーハンマーは鉱脈をそのまま鉱脈のブロックとして入手してしまうため、鉱石入手のために使う武器としてはこれが最良である。

ビルダーズ2

本作にも引き続き登場するが、本作ではビルド道具ではなく、【少年シドー】専用の武器としての登場である。攻撃力は120とシドー専用武器としては最強装備。これまでのシリーズのものとデザインも異なり、あまり飾り気のない漆黒の金槌となっている。魔法の効果も無い。
破壊神【シドー】に勝利した後、【主人公(ビルダーズ2)】がシドー専用のビルダーハンマーとして作ったもので、幻の世界を新しい世界へと創り変えるための相槌を務めた。
 
自発的に作成することは出来ない一品物であったが、2019/1/31のアップデートで【オリハルコン】【メタルゼリー】それぞれ3つずつから作成可能になった。…が、すでに持っているものをわざわざもう一つ作ってやる必要性はないだろう。アイテムコンプを目指すなら一度別の武器に持ち替えさせて入手するだけで充分。追加レシピのため、作成率コンプにも影響はない。
手元に入らずゲームクリアとなるため忘れられがちなので注意。

スキャンバトラーズ

超3弾で登場した【スペシャルチケット】。消費SPは2で、星4の超ギガレア。敵一体に会心の一撃を繰り出す。
メタル系に効果てきめん…なのだが、登場キャラクターはまさかの【デボラ】デボラを妻にした、伝説の魔物使い
デボラは空を指差して、魔神のカナヅチを持ってくるように魔物使いを呼び、持ってきたカナヅチを受けとると、片手で持ちつつ走りながら飛び上がってカナヅチを振り下ろす。
 
非常に重い武器の設定通り、魔物使いが両手で踏ん張りながらどうにか持って来て、デボラに渡すと尻餅を着くくらい疲れきってしまう。
にも関わらず、デボラはそんな超重量級の武器のそれを片手で持ち、持ちながら走り、空中で1回転を決め、振り下ろす。そして平然とした顔をしている。
豪腕にもほどがありすぎるが、これが恋をした乙女の力なのだろうか?

DQMSL

みんなで冒険の常設クエスト【グレイス城】で手に入る。
装備すると攻撃力が24、防御力が32上がり、会心の一撃のダメージが1.5倍(+7まで強化すると2倍)になる。

ウォーク

2022年11月11日開始の「進化の秘法装備ふくびき」で実装。防具は【じゃしんのめん】【まじんのよろい】
強化によって通常は攻撃力が最大168、4回の限界突破で最大220まで到達する。
【はかいのつるぎ】の悪霊の神々装備ふくびきと同様、この装備はかなり強力である代わりに呪いがかかっており、
この武器にはいきなりスキルにマイナス効果があり、防具は最大まで強化すると攻撃力が15上昇する代わりに守備力が30も低下してしまう。
 
レベル20で敵全体に威力260%のジバリア系体技ダメージを与え、味方全員のHPを少量回復する「活震撃」、
レベル30で敵単体に威力600%のメラ系体技ダメージを与え、自身の会心率を上げる事もある「魔神の炎槌」を修得する。
いきなりスキルは自身の斬撃・体技ダメージを上げるが、受けるスキルHP回復効果が20%下がってしまう「禁忌の秘法」。
 
守りを捨て、攻撃に大きく振り切ったロマン溢れる性能。
戦鬼解放と禁忌の秘法を組み合わせれば、回復量は通常の半分程度にまで落ちるが、強化次第で5桁ダメージが容易に叩き出せる。
もちろん敵の攻撃で倒されやすくなってしまうため、安定させたければいきなりスキルをOFFにし、
防具は強化を最大手前のレベル24で止めておくのも手。