【スノードラゴン】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 04:36:59

概要

DQ3にて初登場。
寒冷地に生息し、凍気を吐くドラゴンの一種。
デザインは西洋のドラゴンではなく、東洋の竜をモチーフとしたものとなっている。
色違いに【スカイドラゴン】【サラマンダー】【しんりゅう】【魔竜ネドラ】がいる。
モンパレでは雪の神マロウズが登場する。

DQ3

【バラモスの城】とその周辺に登場。本体はスカイドラゴンの色違いだが、FC版のみ吹雪(青い炎)のグラフィックが追加されている。
実は【レイアムランド】【グリンラッド】でも極稀に単体で出現する。
特筆すべきはそのブレスがメッセージウィンドウを乗り越えてはみ出していること。一般ザコでありながら、前作までの【ラスボス】に匹敵するような高さのグラフィックなのだ(上位種のサラマンダーも同様)。
なお、同じくバラモス城の雑魚モンスターである【うごくせきぞう】系統も同等の高さを持ち、上のステータスウィンドウに側に拳がはみ出している。
攻撃力はさほど高くないもののしばしば2回連続で行動し、名前の通りに【ふぶき】を吐き、おまけにHPも高い難敵。
吹雪は2種類のものを使い分け、15ダメージ前後のものと、50ダメージ前後をそれぞれ吐いてくる。
後者を吐いてくる確率は低いが、上の世界では唯一の50ダメージ前後の吹雪の使い手でもある。
運が悪いと1ターンで複数回これを吐かれ、パーティー全員が3桁のダメージを食らってしまう。
上の世界で手に入る吹雪耐性防具はFC版にはないので軽減のしようがない。
しかし寒冷地仕様のお約束で炎には弱く、メラ、ギラ、イオ、【いなずまのけん】【らいじんのけん】の道具効果……と攻め手はいくらでもあるのですばやく倒そう。スカイドラゴンとは異なり、【ラリホー】も効く。逆にスカイドラゴンが弱耐性だったザキ系は強耐性になっている。
 
その強さの割に経験値は【ごうけつぐま】と同じ440しかなく、4人パーティーで倒すと、1人当たり110という少なさ。初登場地域のグリンラッド地方ならともかく、バラモス城では3匹で他のモンスター1匹と同じくらい。
さらに、獲得ゴールド数は90と、スカイドラゴンおよび【サラマンダー】(どちらも180)の半分である。
ドロップアイテムは【いのちのきのみ】(1/128)。
これだけが救いかと思いきや、実はスカイドラゴンも同じ物を2倍の確率で落とす。一体何なんだ…。
グリンラッドやレイアムランドで先頭キャラのレベルを29にしてトヘロスを唱えると確実にコイツ単体しか出なくなる。
ここでは他のモンスターと組むこともないので、ドロップを狙いたいなら一考の余地はあるかもしれない。
氷河魔人に的を絞るために先頭キャラのレベルを28にしていれば、定期的にコイツも出るので同時に狙うのもあり。
 
倒しても実入りが少ないからといってレベルが低い状態で逃げようとすると、2回行動や吹雪の餌食になりやすい。
わざと旨味のない外れモンスターを演出しているのかもしれない。
同じくレイアムランドに現れ、似たような技を使う【ひょうがまじん】も経験値が少ないあたり、本作の寒冷モンスターは報酬がショボい傾向にあるようだ。

リメイク版

使う吹雪系ブレスは【つめたいいき】【こおりつくいき】になった。
また上の世界で【ドラゴンシールド】が手に入るようになったので、勇者、戦士、盗賊はブレスダメージを軽減可能。
 
経験値とゴールドの件はリメイク版でも直されていないので、強い割に経験値の少ない嫌がらせのようなモンスターである位置づけは変わっていない。
しかもスカイドラゴンと同様、凍りつく息は【制限行動】から外れており、攻撃力が地味に10ポイント上がっている。
設定間違いなのか修正し忘れたのか入力間違いなのかは定かではないにせよ、嫌な敵の一種である。
トヘロスの仕様が変わってコイツだけを抽出することができなくなったため、命の木の実のドロップを狙う対象としての価値は暴落。一方で【あなほり】では狙いやすいが。
GBC版で【モンスターメダル】を狙うなら比較的出現率が高いバラモス城がオススメ。
 
【格闘場】では【がいこつけんし】【ミニデーモン】というカードがある。
この中ではスノードラゴンが一番強いのだが、こおりつくいきは滅多に使わない為、冷たい息が主体の攻撃パターンになってしまいがちな為、いまいち火力不足。
それに対し、がいこつけんしは無駄行動がほとんどない上、気まぐれで2回攻撃するスノードラゴンと違い必ず2回攻撃してくる上、冷気系が効かない事があるため、総合的に見てがいこつけんしの方が勝ち残りやすい。
しかし、スノードラゴンは攻撃力とHPが高い事もあり倍率の差の割にスノードラゴンもよく勝ち残るので、かけてみる価値はある。
ミニデーモンのメラミでがいこつけんしが速攻で沈めば勝ったも同然。スノードラゴンもメラミは泣き所ではあるが、向こうの吹雪は効かず逆にこちらの吹雪は素通しなので1発だけなら何とかなる。
攻撃力が上がった事が勝ち残りやすさの一因として機能してるとも言えるので、リメイク版で強化された事は悪い事ばかりではないかもしれない。

小説版

バラモス城でパーティを待ち受けていた。人語を喋ることができる。
吹雪を吐きながら襲い来るが、【僧侶】モハレの唱えた【ザキ】で即死する。

DQ11・DQ11S

系統復活に伴い再登場。【ドゥーランダ山】に出現する。ゼーランダ山とドゥーランダ山は対になる山とされており、生息モンスターもゼーランダ山のスカイドラゴンとドゥーランダ山のこいつが対応する格好になっている。
ただし、他のモンスターと一緒に出ることがあるスカイドラゴンとは違い、コイツはドゥーランダ山では他のモンスターと共には出ず、単体で出現する。
2Dモードでは、異変後の【名もなき地】【シケスビア南の島】の東)にも出現する。
【冒険の書の世界】では【バラモス城】に出現する。
 
DQ3では経験値の少なさで話題をさらってしまったが、今回は1201としっかり持っている。
1回行動になったが今回も難敵で、【ヒャダルコ】【のしかかり】、そして強烈な【こごえるふぶき】を使用する。
HPも大幅に増え、しかも何故か炎属性に耐性がある。
バラモスの城では元祖DQ3同様に3匹で出現することがあり、一斉に吹雪を吐かれると凍えてしまう……。
 
ドロップアイテムは、【こおりのけっしょう】。レア枠が【いのちのきのみ】である。
 
クエスト【ドゥルダの心得】では、こいつを【背水の覚悟】を使って倒す必要がある。

邪ver

引き続きドゥーランダ山に出現。【クレイモラン地方・北西の高台】にも出現する。ドロップアイテムの通常枠が【魔竜のたましい】になっている。戦闘では、【マヒャド】【かがやくいき】にパワーアップしている。

ジョーカー2・2プロ

ジョーカー2にてモンスターズシリーズ初登場。 ドラゴン系のEランク。
2枠モンスターで何故かスカイドラゴンと強さが逆転しており、ランクもEとかなり低い。
しかし序盤から簡単に作れるうえ、それなりに強いため序盤では役に立つ存在である。
特性には【みかわしアップ】【ヒャド系のコツ】【メガボディ】を持つ。
ちなみに【スカウトQ】の条件の1つでもある。
スキルは【吹雪】
スカイドラゴン×【やまたのおろち】×【はくりゅうおう】との4体配合で【神竜】が作れる。

プロフェッショナル版ではメガボディの仕様変更で1~2回行動ができるように。
最強化で【吹雪ブレスブレイク】を習得。
神竜には使わなくなり、代わりに【フレイム】との配合で【ブリザード】【はなカワセミ】との配合で【ホークブリザード】、こいつ4体で【スカイドラゴン】が作れる。
今作ではスカウトQには必要ない。

テリワン3D

ランクが更に落ちFランクに。
まちびとの扉という序盤の扉のレア枠として出現する。
序盤のスカウトは難しいが、肉を使って頑張ればスカウト可能。2枠だけあってしばらくは主戦力になること請け合いだが、2枠のモンスターはドラゴンでも代用できるので無理にスカウトしなくてもいいかもしれない。
ただしかなり稀に最強スキルを持っていることもあるので狙う価値はある。
リセマラはできないので完全に運任せだが、ウマイこと序盤で引き当てれば重宝するだろう。
また、【他国マスター】が連れていることもあるがこちらは持っているスキルは3つまでで、3つ目のスキルは野生のものとは違う。
特性は【メガボディ】【みかわしアップ】【ヒャド系のコツ】【AI1~2回行動】、+25で【吹雪ブレスブレイク】、+50で【スタンダードキラー】
賢さと守備力に優れ、ヒャド系と吹雪ブレスを吸収する。
最強ディアノーグに【マヒャデドス】【海破斬】を覚えるスキルを組み合わせれば特性を最大限活かせるが、弱点がそれなりに多いので起用するなら注意。
ステータス自体は高い割に成長率が低くかなり伸び悩むため、嫌でもドーピングか数世代分の育成を強いられるのが辛い。

ホークブリザードの配合には使わなくなった。

イルルカ

ランクがDになった。しょっちゅうランクの変わる種族だが、今までで最高のランクである。
野生のものは【雪と氷の世界】に出現。北の山の頂上にいる。
【新生配合】【ときどき白い霧】【ギガボディ】化で【ねむりブレイク】、SP版では【超ギガボディ】化で【てんしのきまぐれ】を習得。
ブリザードにも使わなくなり、今作では特殊配合先はスカイドラゴンのみ。

ジョーカー3プロ

無印版では欠席していたが、色違いのスカイドラゴン、神竜共々復帰した。
これまではコロコロランクが変わっていた彼(?)だが、今回は珍しくイルルカから変わっていない。
野生では登場しないが位階配合で作成でき、【スカウトQ】のお題にもなっているため、一度は作ることになるだろう。
特殊配合の使い道は無い。
 
特性は【メガボディ】【みかわしアップ】(固定)、【氷結系のコツ】【AI1~2回行動】、+25で【スモールキラー】、+50で【ときどき白い霧】
【超生配合】【氷結ブレイク】、ギガボディ化でねむりブレイク、超ギガボディ化で【HPギャンブル】が解放される。
合体特技は【雷雲招来】、合体特性は【超自動MP回復】
 
所持スキルは【氷の息吹】

DQM3

ようやく【スカイドラゴン】の上位種に戻った。ドラゴン系のDランク。
スカイドラゴンと【せつげんりゅう】の配合で生まれる。
 
特性は【ねむりブレイク大】【マジシャンズハイ】(Lv20)・【氷結ブレイク大】(Lv40)・1~3回行動(Lサイズ)・【スモールキラー】(Lサイズ)・【超みかわしアップ】(Lサイズ・Lv60)。
ドラゴンとしては珍しく賢さが非常に高く、次いで守備も高めで呪文アタッカー向けの配分。
ただしコツを持たないにも関わらずMPが低く燃費がよろしくない。
所持スキルは【吹雪】
 
【れんごく天馬】との配合で【サラマンダー】が生まれる。

モンパレ

先行登場したどこパレからかなり遅れてドラゴン系のBランクとして登場。大幅なランクダウンである。初期とくぎは【こごえるふぶき】
このゲームの後期実装モンスターの例に漏れず、ステータスは極めて優秀でどのステータスもかなり高い。
マインド無効にマヒ半減、その他も大体は軽減と耐性にも優れているが、雪国育ちの為か【ブリザードマン】【フロストギズモ】といった他の氷系モンスターと同じくメラや炎ブレスには弱かった。

どこパレ

台湾版どこパレで先行実装され【ドラゴンゾンビ】と同じく長らく台湾版限定SSランクとして登場していた。
その後日本でも【ゴールデンスライム】と共にとくぎセレクションに登場。
ランクは台湾版と同じくSSで、目玉とされていた特技は敵全体にランダムで体技ダメージを与えつつテンションを下げる「暴れかみつき」。
テンション下げ効果はともかく単体相手になら攻撃倍率がかなり高い特技だったのだが、同時に出たゴールデンスライムの【プチマダンテ】があまりにも強力すぎたせいで結果的にハズレ扱いされてしまった悲運のモンスター。
スノードラゴン本体のステータスも残念ながら微妙。ちなみに台湾版の方ではインパクトブレスを目玉とくぎとされていたようだ。

ライバルズエース

真1弾カードパック「英雄たちの凱旋」にて実装。魔法使い専用のスーパーレア。

5/4/3 ドラゴン系
召喚時:コストが4、5、6の3種類の特技カードの中から1枚を選び手札に加える
自分のデッキにメラ系の特技カードが無いなら手札にあるこのカードのコスト-2

メラ系を採用しなければバニラクラスの能力に特技生成まで付く優秀なカードに。
生成する特技カードは他職のものを含むため、ゼシカやベロニカが煉獄魔斬だのばくれつけんだのを突如として放つ光景を提供することも。
ある程度選択権が効くのでゴミを掴まされにくく、その場に合った一手が賄いやすいので実用性も高い。
 

ウォーク

2019年12月~2020年1月のイベント「伝説のおせちを探して」でボスとして登場し、以降は各地に強敵モンスターとして登場。
2021年1月にはほこらのボスとしても登場し、イベント「いてついた王国と炎熱の兄妹」でも【つららスライム】に混じって登場する。
こおりの息やマヒャド、のしかかりなどの全体攻撃を多用する。のしかかりは転倒効果もあるので注意。
 
こころは緑色でコストは65。
HPとMPが高く、スキルHP回復効果も大きいが攻撃魔力は低め。グレードSでヒャダルコを覚える。

タクト

2020年9月25日開催の「ドラゴンクエストIIIイベント」より「バラモスSPスカウト」のAランク枠として登場。現在では常設入り。
ドラゴン系こうげきタイプ。
使用とくぎは【ひょうけつぎり】/【ローリングアタック】/【こごえるふぶき】
覚醒スキル 10Pで「まれにこうげきじゅんび」を習得できる。
才能開花とくぎで「地吹雪」
才能開花特性「ヒャド属性息のコツ」/「竜の逆鱗」を習得できる。

ロトの紋章

エッゾでの戦いで登場。
悲惨な役回りで、他の氷系の敵共々【冥王ゴルゴナ】に体がバラバラになるまで戦わされた。