【ベレス】

Last-modified: 2024-03-21 (木) 05:07:55

概要

DQ4などに登場する、濃緑色で大鎌と悪魔の翼が特徴的なモンスター。
色違いには【じごくのもんばん】【デビルプリンス】【グリーターデーモン】がいる。
元ネタはソロモンの72の序列13の悪魔ベレス(ウィキペディアでは「ベレト」で載っているがベレスと呼ばれる事もある。因みに序列28のベリトとは全く別の悪魔である)。
召喚する際は、礼儀正しく慎重に接する必要があり、それを怠った召喚者を炎で焼き殺す、非常に気性の激しい性格だとされる。

DQ4

主に5章の【バトランド】【イムル】、及び【ガーデンブルグ】地方に出現。
元ネタと同じく、こちらを【ベギラマ】で焼き殺そうとしてくる。
 
困ったことにやたらと3匹組で出現し、HPも高いうえに攻守に優れたモンスターである為、レベルが低いうちはとにかく苦戦を強いられる。
攻撃呪文はデイン系以外は全体的に効きにくく、補助呪文においても、この時点で頼みとなるのは【ラリホー】のみ。
それ以前に、素早さがこの時期に出現する敵としてはかなり高く、先手を取って【マホカンタ】で防御される事が多い。
そうなるとまともにダメージを与えられるのは勇者や【ライアン】、アリーナの打撃のみとなってしまう。
こちらが火力不足に陥ると同時に、MPが尽きるまで積極的にベギラマを放ってくるので、下手すると壊滅的な被害を被りかねない。
それでいて得られる経験値は多くないので、こちらの戦力が不足している時期は、多少の被害を覚悟で逃げに徹した方が良いかもしれない。
どうせ最初の方はマホカンタを使ってきて攻撃してこないし。また、相手のMPが尽きるまで【アストロン】で凌いだりリメイク版なら相手の判断力を逆手にとって【マホステ】をかけた勇者とマホカンタをかけた【ブライ】ともう1人だけだしてベギラマを使わせないのも手。
なお、本作の【AI】の仕様上、ベレスが3匹1グループで出現した場合は1匹がマホカンタ状態になった程度では味方のAIがグループ攻撃・補助呪文を掛ける事がしばしばある。
ブライのヒャダルコ、ミネアのラリホーなどが好例で、攻撃呪文はもちろん、補助呪文も反射されると基本的に必中なので注意が必要。
いずれにせよ、こいつ相手には呪文キャラは引っ込めた方が無難かもしれない。ちなみに、この系統の敵は上位種族も攻撃呪文と呪文対策用の補助呪文を使える。
 
落とすアイテムは【りりょくのつえ】。装備する必要性は薄いので金策に使うのが良いだろう。
 
格闘場では【バラクーダ】2匹と対戦。
コイツの方が倍率が低いが相手の判断力が高いためマホカンタによる自滅は狙えず、逆にスクルトを使われるとダメージレースでほぼ負けてしまうため、倍率に反して勝率は低いという罠。
普段の強さに騙されて賭けてはいけない。
この試合はスクルト合戦で引き分けもそこそこ多いため、倍率の高い方のバラクーダに賭けるか見合わせるかしよう。
 
小説版では【デスパレス】に登場。
魔界から来た新入りだが、位の低い【ミニデーモン】のバーガスをいじめる憎まれ役ぶり。
へんげの杖から正体を現した勇者ユーリルに向かって突撃し、あっさりと散った。

DQ10オフライン

【ジュレー島上層】に生息。じごくのもんばんの上位種、デビルプリンスの下位種として登場。
呪文は【マホカンタ】のみで、物理攻撃がメインとなった。
通常ドロップは【こうもりのはね】、レアドロップは【よるのとばり】

Ver.2

真偽問わず【リンジャの塔】【創生の邪洞】にも生息。

DQ10オンライン

1300年前のランドン山頂付近にも生息するほか、魔界では【ベレス・強】が登場。
詳しくはこちらを参照。

DQ11(3DS版)・DQ11S

【冒険の書の世界】【天馬の塔】に登場。やってることは4と同じ。全ての属性に耐性を持っている。
ドロップアイテムは【よるのとばり】でレアが【あくまのしっぽ】

DQM3

意外にも(?)モンスターズシリーズ初登場で、悪魔系Eランク。
オープニングにボイス付きで登場するという高待遇で、【ランディオル大帝】の手下として3匹でチームを組んで【ロザリーヒル】を襲い村人を圧倒するも、【モンじい】【サブナック】【スモールグール】【プテラノドン】に撃退された。
 
野生のものは【鉄鋼砦の魔界】・中級、【煉獄峠の魔界】・上級に出現。
ドロップアイテムは【けんじゃのせいすい】、レアドロップは【光のベルト】?
悪魔系とドラゴン系(どちらかはEランク)の系統配合、もしくは【びっくりサタン】【ひとくいサーベル】の特殊配合で生み出すこともできる。
 
初期スキルは【カース】
特性は【いきなりマホカンタ】【即死ブレイク大】(Lv20)、【光ブレイク】(Lv40)、1~3回行動(Lサイズ)、【ラストスタンド】(Lサイズ)、【ザキ攻撃】(Lv60・Lサイズ)。
DQ4でマホカンタを使うことを踏まえている。
 
【フレイム】とで【ほのおのせんし】【ブリザード】とで【ブリザードマン】【ランプのまじん】とで【じごくのもんばん】、ゾンビ系とで【シャドーサタン】が配合できる。

バトルロード2

第2章から登場。
ステータスはHP:737 ちから:71 かしこさ:93 みのまもり:59 すばやさ:87。
使える技は「デスサイズ」と「ソウルイーター」。
前者は思い切りカマを振りかぶり、敵1体を攻撃。
後者は相手に触れずに敵全員を切り裂き、たまに足をすくませる。
 
中々能力が高いが、技の属性に暗黒が付加されているので魔王、大魔王戦では足手まといに。
しかし主人公の職業が魔法使いだとデスサイズが雷呪文の「デイン」に変わる。
これなら竜王戦などで活躍できるだろう。
 
【シャドーサタン】【レッサーデーモン】と組む事で合体して【デーモンキング】となる。

ウォーク

ストーリー11章4話でボスとして登場。
この章のボスとしてはHPが19000と高くなく、攻撃も200程度のベギラゴンに450程度の痛恨の一撃など強くはあるが脅威とは言えない。
だが最大の問題はお供の両サイドの【あくましんかん】にある。左右共にHPはベレス以上にあり、マホトーン、イオラ、ザオラルを唱える。
特にザオラルはいずれかが倒れると最優先で使用するので、各個撃破は得策ではない。全体攻撃で均等に減らしていくのがベスト。
 
その後、ストーリー12章9話よりザコとして登場。
 
こころは青色でコストは129。グレードによらずヒャド系耐性がつく。
実装時はこころの見た目が下位種のじごくのもんばんと同じになってしまっていた。

タクト

悪魔系のBランク、まほうタイプで登場。
使用とくぎは【メラ】/【メラミ】/【ベギラマ】
才能開花で才能開花とくぎ「まふうじの閃熱弾」
才能開花特性「呪文威力+10%」/「いどう力+1」等を習得できる。

DQM3

DQM3イベント「魔族の王子とエルフの旅」にてNPCとして登場。
けしコン!【毒つぼドラゴン】の累計報酬としてアイコンが貰える。

ダイの大冒険

最終決戦の処刑場に【ザボエラ】が潜ませた魔界の怪物の一員として登場。
【チウ】率いる獣王遊撃隊を圧倒するも、【ズタズタヌンチャク】の一撃を脳天に食らい倒れる。
当のチウも跳ね返ったヌンチャクを食らってしまったギャグシーンではありつつ、モンスターとしては明らかに格下の【おおねずみ】であるチウが、根性だけでなく実力面でも成長しているのを表現してくれた名脇役。
 
連載時はモノクロ漫画だったので体の色が判別できないのだが、週刊少年ジャンプ誌上で「ズタズタヌンチャクを初めて食らったモンスターの名前は?答え:○○○」というクイズが出題されたことがある。
同系統のモンスターで名前が3文字に収まるのはベレスだけなので、この時点で種族の設定は固まっていたようだ。
 
登場シーンが放映された新アニメでカラーも確定し、見た目の面でもベレスだと明確になったが、止め絵でヌンチャクを脳天に食らっているだけで、獣王遊撃隊を圧倒する様子は省略されている。
チウが相討ちになるシーンは【ザボエラ】が追い詰められる前のタイミングに変更され、その相手役は【オーガー】に取られてしまった。
バーンパレスには色違いの上位種が出現しており、他に魔界モンスターの中で二種以上登場しているのは、【シャドーサタン】系のみである。