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Backstory/Chronicles/Gallente-Caldari_War_The_Breakout

Last-modified: 2009-04-02 (木) 22:52:51

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Gallente-Caldari War:
1.The early days
2.The Breakout
3.The War Drones On

 
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Gallente-Caldari War: The Breakout
Gallente-Caldari戦争: 勃発

 

Nouvelle Rouvenorの攻撃の後、Gallente連邦では極右政府が政権を握り、容赦のない対応策を推し進めた - Caldari Primeの爆撃と、占領部隊の派遣である。連邦内の、侵略よりまず平和的な対話から始めるべきだと信じる人々は、臆病者の、ともすると裏切り者の汚名を着せられることを恐れ、声を上げることはなかった。そしてGallente軍は動き始めた。*1

 

Gallente人がCaldari Primeを占領するのはもはや時間の問題でしかないということは、すぐに明らかになった。企業の代表により指揮される新生Caldari政府は、適切な方策について全く合意が形成されていない状態にあった。この不協和は、その後の戦略上の一貫性を大いに妨げることとなったが、6つの最も闘争的な企業が、共同して他者のCEOを失脚させた"論理の夜明け (Morning of Reasoning)"に至ってようやく決着をみた。

 

Caldariは、はるかに強大なGallente連邦を相手にCaldari Primeの覇権を巡って争うのは不可能であるということを理解していた。代わって彼らは、惑星上のCaldari人を避難させる計画を立案したのである。

 

計画を実行に移すには、避難のための機会を最低一ヶ月間、Caldari海軍によって作る必要があった。避難のために集められた何千もの民間人と貨物船を安全に脱出させるために、Gallente艦隊を釘付けにし、惑星から引き離しておかなければならなかったのである。

 

Caldariの最高司令官は、自軍の艦隊が数でも武装でもGallente艦隊に大きく劣っていることを知っていたが、いくつかの強みを信じていた。第一に、序盤戦においては奇襲の効果が自軍に味方するであろうこと。第二に、故郷と家族のために戦うCaldari兵の勇猛さが、多大な困難をも克服するであろうこと。そして第三に、Caldari Primeの軌道上を周回するGallenteの船は、大きくて小回りのきかない、軌道爆撃に理想的な、動くプラットフォームと大差ないものであることである。Caldariは自軍の、小型で高速な一人乗り戦闘機が、Gallente船に勝ることを期待したのである。

 

上で挙げたような点で果たして十分であったかどうかは疑わしいが、Caldariには、自分たちも知らなかったもう一つのさらなる強みがあった。連邦で政権を握った極右勢力は、次第に偏執的になっていった。彼らは疑心暗鬼に陥り、政界や軍隊で突出した人材の首を切り、経験に乏しく指導力も皆無な取り巻きへとすげ替えていった。

 

この結果、Gallenteの戦時体制に多大な混乱がもたらされた。Caldari Prime上および軌道上の軍事行動を止めてしまうまでには至らなかったが、この混乱によって、Gallenteの艦隊と兵士は、大きな変化に対応することができなくなってしまったのである。

 

これにより、Caldari艦隊は比較的容易にCaldari Primeの軌道上を占領し、Gallenteの艦隊を後退させることに成功した。最も楽観的なCaldari人でさえこの結果に驚き、艦隊をGallente Primeまで進撃させ、Gallente人の祖国を報復爆撃すべきだとの論まで持ち上がった。

 

しかし、より冷静なCaldari人は、Gallenteの本艦隊を壊滅させることは不可能であり、実際のところ、本隊がCaldari Primeの奪還に現れたなら、そこを守り抜くことさえ難しいということを理解していた。そこでCaldariの最高司令官は素早く避難計画を実行に移し、まもなく数百万のCaldari人がCaldari Primeを離れ、新たな故郷へと移っていった。

 

二週間が経った。Caldari人口の半数以上がいまだCaldari Prime上に残っていた。

 

両陣営ともに、相手の強さと意図を量るために、多数の偵察船を使用した。やがて、Gallente人がCaldari Primeへ大規模な攻勢をかけてCaldari軍を追い出し、惑星の侵略を再開するための準備を行っている、ということが明らかになってきた。

 

新たな計画が必要とされていた。日は過ぎ、絶望が忍び寄ってきた。Gallenteの攻撃の日は近い。

 

ついに、Caldari艦隊司令官Yakiya Tovil-Tobaは、自ら事態の解決に乗り出すこととした。麾下の数ダースの船を率い、Gallente Primeへジャンプしたのである。

 

Tovil-Toba提督は呆然としたGallente人が我に返るより先に攻撃を開始し、孤立していたGallente船を数隻沈めた。しかしGallente人は素早く立ち直り、まもなく提督は逃走した。しかし、提督は進撃してきたGallent船をなんとか撃退し、惑星Floreauの衛星へと撤退した。Gallente人は艦隊を集めて体勢を立て直すため、追撃を中止した。翌日また2艦隊が沈められ、提督は再びその卓越した戦術的手腕を見せ、ほぼ無傷で撤退した。Tovil-TobaはこのGallente人とのいたちごっこを (追いかけられる側としてだが) 丸一週間続けた。

 

最終的に、提督のもとには、酷く傷ついた一隻の戦闘空母 (fighter-carrier) だけが残った。最期の瞬間、Tovil-Tobaはその巨大な船を、眼下のGallente Primeへと向けた。

 

大気圏へ突入した船はいくつかの燃えさかる破片となって四散し、全ての乗組員が死亡した。しかし、最も大きな破片は地表へと到達し、その一つが都市Hueromontを直撃、数千人が死亡した。

 

Tovil-Toba提督とその乗組員は、身を挺して残された数百万のCaldari人を逃がしたのであった。この日より、彼は国民的英雄として尊崇を集め、その名はすべてのCaldariの子供たちが学ぶ最初のことがらのひとつとなった。*2

 

Hueromont事件によって連邦に引き起こされた混乱によって、Gallente人が知る通り、現政府は打倒され、新しい政府、平和を願う人々の声に耳を傾ける政府に取って代わられた。Tovil-Tobaによって稼がれた一週間と、引き続く新政府発足による混乱は、Caldari人がCaldari Primeからの避難を完了するのに十分な時間を与えてくれた。小規模な戦闘部隊だけが、ゲリラとして活動するために残された。

 

今度こそは平和が訪れたかと思われたが、それは間違いであった。Gallente連邦の大勢は、Nouvelle RouvenorやHueromontの件を許すつもりも忘れるつもりもなく、Caldari人は、作戦の成功と一人乗り戦闘機による戦闘での優越性への信頼に意気を揚げ、いつの日にか母星を奪還することを夢見ていた。

 

戦争はさらに数年間激しく続き、勃発 (Breakout) から後のCaldariによる驚くべき軍事的勝利により、まもなくGallente人は、その勝利の中核にある、高度に訓練された一人乗り戦闘機に対抗するための答えを必死で求めることとなった。


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*1 the Gallente war machine grinded into gear. うまい訳が思いつきませぬ…
*2 Tovil-Toba提督の戦いを描いたファンムービーが公式ページにて紹介された。詳細