ラミアの上位種。ラミアと同じくFF2が初出。
更に上位にはマザーラミアがいる。
関連項目:モンスター/【クイーンラミア】
FF2
ラミアクィーン。
初めてゲーム中で登場するのは中盤のアルテアでのイベント。
ディストから帰ってくると、大戦艦で助けてきたはずのヒルダが変になったという話になっており、ヒルダに会いに行くとフリオニール以外人払いされ、いきなりヒルダがフリオニールを誘惑し出し、ちょっとその気になったフリオニールだったが…
という、終始シリアスな雰囲気で進行するFF2にあってお色気ムンムンという変わった一幕である。
フリオニールのセリフが全体的に数少ない中こんなイベントが用意されているため、残念ながらフリオニールの印象をちょっとおかしな方向に持って行っている要因かもしれない。
関連項目:ストーリー/【偽ヒルダ事件】
イベント面でも印象に残るモンスターだが、バトル面での印象もなかなか強い。
ブリンクLv16、誘惑Lv9を使いこなし、半端な戦力だと混乱させられるわ攻撃は当たらないわで大変。
ダイヤの胸当て、守りの指輪、金の髪飾りなど豪華な装備品を落とすが、その中でも一番欲しいのはリボン。
数十回でもリセットを繰り返しリボンを狙い続けるプレイヤーは後を絶たない。
- アイテムテーブル枠の中では一番確率が低いので、何度も戦うことになる為、音消しとボタン連打が可能な状態で無ければ戦闘開始までの時間がつらくなる。
- リボンを手に入れるとミシディアの塔攻略が格段に楽になる。
最低1人はインプのコンフュLv.16を確実に防げるので、戦局が全然違ってくる。
専用イベントまで持っているボス敵だったが、終盤のパンデモニウムでは通常のザコ敵として出現する。
彼女がフリオを誘惑する際にはBGMが白鳥の湖になる。
- PS版ではコーラスまで入る熱の入れっぷり。
反乱軍アジトの子供によると、ネズミを食べるらしい。
ラストダンジョンならもはや楽勝と思いきや、逃走不可能の上にクアールを大量に引き連れて出現するため、魔法防御や回避率が低いとかなり危ないことになる。
因みに、こいつのいるパーティは必ず逃げられないので要注意。
女王の威厳、てやつか。
パンデモニウムで出現する場合は、どのパーティでも厄介な特殊行動を防ぐために、さっさとアスピルでMPを吸い取ってしまいたい。
FF2(WSC版以降)
グラフィックが変更。
FC版では後のFF4につながる妖艶なデザインだったが、リメイクの際に天野絵の雰囲気がほとんどないデザインに変更されてしまった。
妖艶というより可愛らしい雰囲気である。
しかも若干色黒に。
マップ上でのグラフィックは前作のマリリスによく似ている。
PSP版では多くのモンスターが天野絵準拠もしくはFC版準拠のデザインに変更されたが、残念ながらラミア系は元に戻されることはなかった。
戦闘BGMが、ここではじめて聴ける勇ましさに溢れる戦闘シーンAに変更されている。
これだけならまだしも、後で闘技場でのベヒーモス戦が既に聴いてる&妖しさあふれる戦闘シーンBでのバトルになってしまったので、違和感が出てきてしまった…
なお、メモファイル等の中断系機能によりリボンや守りの指輪が物理的に狙いやすくなっている。
FF2(GBA版以降)
仕様変更によりどこでもセーブが可能になったため、リボンや守りの指輪がより狙いやすくなっている。
リチャード離脱までに戦う機会が2度あるので、リボンと守りの指輪両方を頂いて、SORに持ち込むことが可能である。
- 無論リチャードに持ち込ませる目的でなければ2戦ともリボンを狙った方がよい。
- また、リボン・守りの指輪共に本編と同様にSoR内でも各1個だけは宝箱から入手できるうえに落とす雑魚敵を狩りまくれば量産も可能なため、アイテムにこだわるコレクターの場合には別のものを持ち込ませた方がよい。
何気にPSP版からの追加ダンジョンの秘紋の迷宮内には出現しなかったりする。
FF3
ラミアクイーン。
バハムートの洞窟地下3階に登場。
ラミアお得意の誘惑ではなく「にらみ」を使う。
しかし効果はやはり混乱。
同種が複数(2~4体)で現れる。
上記の様に「にらみ」は高確率で混乱に陥れ、通常攻撃には眠りの追加効果もある。
そして他のモンスターを引き連れてる場合はほぼ確実に最後列に配置されてるのがイヤらしい。
- 通常のラミアと違って、他モンスターと組んでは出てこない。
- 出現場所的に、ボスのバハムート戦が近いというのも何か嫌なところ。
MP配分に問題がない・バハムート戦の帰り道だったら、召喚魔法やクエイク等で一掃してしまうのも手。 - 「にらみ」を使う確率が90%と非常に高く、一人旅の場合ラミアクイーン×4に遭遇するとハマリに近い状況になる。
おかしらやボストロルもそうだが、「集団のリーダー」っぽい名前の奴だけ同士で集団で登場する。
前作ではこいつやらオーガチーフやらがヒラを率いて現れていたのに。
- なかなかいいオパーイである
- カメラ目線で誘惑している
FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)
他の多くの大型モンスター達の例に漏れず、単体のみでしか出現しなくなった代わりに、HP等ステータスが大幅に強化されたうえに2回行動するようになった。
バハムートに挑むためにこのダンジョンに挑んだプレイヤーにとっては全員で集中攻撃してしまえばなんてことない敵と思われるが、運悪くバックアタックで殴られると思わぬ被害を被ることもあるかもしれない。
原作同様の「にらみ」(単体混乱)は健在だが、原作と異なり打撃の追加効果が混乱へと変更されている。
FF3(ピクセルリマスター版)
基本スペックがFC版寄りに下方修正されたのに、出現数は3DR版のまま。つまりは弱体化。
ご愁傷様。
FF4
オリジナルSFC版では登場しないが、リメイク・移植作や続編で登場。
FF4イージータイプ
マザーラミアがこの名前になっている。
FF4(GBA版)
追加モンスターとして登場。HPは10000ほど。
クィーンは平手打ちや誘惑などの小技ではなく、ヌメり質感がリアル過ぎる蛇体で「巻き付いて」くる。
レアアイテムのリリスのロッドを落とすため、狩られる事も。
FF4(携帯版)
携帯版では「しろのしっぽ」を落とす
FF4TA
真月の深層部で大量に出現するが、単なるザコでしかない。
それでもリリスのロッドを落とすので、まだ手に入れていない人は狩る価値がある。
さほどいやらしい攻撃もしてこないので、バンド技の実験台にしてもよい。
リリスのロッドはスロット3なのでフリーシナリオのリリスより落としやすい。
ちなみに前作でペルセウスの矢だったスロット4はあろう事かポーションに変更されている…。
FFL
ラミアクイーン。
ルフェイン遺跡でランダムエンカウントする。
「ブレイク」や「デス」「忍殺」で駆除できる。
希少品のバルキリーコートを落とすので狩っておきたい。
DFFOO
ラミアクィーン。
ファリスのイベント「美しき海賊」のボスモンスターとして登場。
両サイドにイミテーションを従え、イミテーションが戦闘不能になるとレイズ、アレイズで復活させる。
「魅惑の美貌」はラミアの「誘惑」と違い男女関係なく1ACTION行動不能にしてブレイブを吸収してしまう。
近距離ブレイブ攻撃には「素早さダウン」デバフが付与される。