名前はギリシャ語で「全集」を意味するάπανταだと思われる。
初出はFF5だが、何故か12が出るまでナンバリングには登場せずイヴァリース作品にほぼ皆勤している。
- イヴァリースでは食材としても扱われている。
初期作品ではベヒーモス系統とは別物として登場していたが、近年の作品ではベヒーモスと同種という扱いを受けてる傾向にある。
FF5
Lv59、HP22200、MP1000、種族:魔獣。
攻撃力73、物理倍率18、素早さ51、魔力50(魔法倍率15)。
防御力23、回避力20、魔法防御10、魔法回避30。
弱点属性:炎。無効化・吸収属性なし。
有効な状態異常:暗闇、バーサク、沈黙、スロウ、ゾンビ、リフレク。
行動:
通常時
- 1ターン:いと/マジックハンマー/たたかう
2ターン:たたかう/コンフュ/かまいたち
3ターン:マジックハンマー/たたかう/いと
4ターン:かいおんぱ/かまいたち/たたかう
イフリートに反応
- 1ターン:ちりょう。
魔法に反応
- 1ターン:トード/ドレイン/何もしない
魔法以外に反応
- 1ターン:プロテス/ドレイン/何もしない
盗み:通常枠すす/レア枠なし。落とすアイテム:すす(100%)。
ボス系耐性持ち。
『よくここまで来たな…だが お前の命はすでに尽きている!
次元のスイッチである、この本に触れた瞬間になっ!』
次元の狭間のボス。
青魔法「マジックハンマー」を使い、弱点は炎属性。
エクスデスの配下となった13匹の魔物のうちの1匹で、次元城へ繋がるスイッチである本に忍び込んでいる。
台詞の割に、エクスデス配下の魔物では最弱に近い部類。大海溝のボスといい勝負である。
高めの攻撃力を持ってはいるものの、この時点であればファイガで時間をかけずに倒せる。
色違いに古代図書館のボス・ビブロスがいる。
弱点がアパンダと同じ為に、NTT出版の攻略本イラストでネタにされていた。
姿だけでなく、使用する魔法や特技などもビブロスとほぼ同じ。
(糸・マジックハンマー・かまいたち・怪音波・コンフュ・ドレイン・トード・プロテスなど)
ドレイン・トード・プロテスなどはカウンターでしか使用しない点まで同じである。
(プロテスは物理カウンター・トードは魔法カウンター・ドレインは両方カウンター)
唯一増えたのはイフリート召喚時の「ちりょう」のみ。
通常時に至っては特技どころか行動パターン自体が全く同じ。HP800以下のカウンター(と死亡セリフ)を除き、イフリートの反転とカウンターのパターンに最初からドレインを追加しただけである。
イフリートを召喚すると「イフリートこわいよー」と言い、後ろを向く。
次の行動で「ぶるぶる」と言い、「ちりょう」を行う。
この時点ではイフリートの威力が雀の涙なのでダメージ源としては期待できないが、一見の価値はある。
- 「よびだす」や魔法のランプでイフリートを呼び出してもなぜか怖がらない。
- 治療行動をさせるとその間はアパンダの攻撃が止む。
「かまいたち」に耐えられないような低レベルでは有効。 - この時、ある程度連続してイフリートを使うとATBの関係かアパンダが後ろを向いたままバトルが継続されることがある。
向きが逆になっているだけなので後ろを向いていても通常ルーチンの攻撃をしてくる。
何らかの縛りプレイをする際には気をつけよう。- 「イフリートこわいよー」はアパンダを後ろ向きにするのではなく、向きを反転させる。ちりょうも同様。
なので「イフリートこわいよー⇒ちりょう」の合間にイフリート召喚をねじこむとアパンダの向きが狂う。
- 「イフリートこわいよー」はアパンダを後ろ向きにするのではなく、向きを反転させる。ちりょうも同様。
- とあるスクウェアの別のゲームをプレイするとこいつの気持ちがわかる。
自らに使う「ちりょう」に対してもトードやドレインをカウンターすることがある。。
- ちりょうモードの時はカウンターが発生しない設定になっているが、ちりょうを使ったした瞬間に通常モード判定になる上にちりょうそのものが魔法のためカウンターの条件を満たしてしまう。
- カウンターにはカウンターが発生しないので、こういう時こそ神竜のようにノーダメージまほうを放ってカウンターで変数をいじるべきだったのでは。
古代図書館も次元の狭間に吸い込まれてるため、古代図書館の動く本棚の正体(中身)ではないかといわれている。
古代図書館では「ここはとおさん!」といって通せんぼをしてくる本棚がいるが、
イフリートを手に入れてからだと「イ…イフリート…!こわいよー!!」と言って通してくれる。
魔法剣サイレスで殴れば反撃は封じれる。
前後のボスにも有効なのでアビリティの付け替えの手間もないのもポイント。
ビブロスと同じく、ドレインと「かまいたち」がそこそこ強力。
カウンターのドレインをくらったところに「かまいたち」がくると危険なので、あまり攻めすぎないようにすればいい。
アビリティに黒魔法をつけ、トードでカエルを治しつつファイガのみで攻めるのが一番楽。
- 魔法倍率15とわりと高く、魔法倍率9のカロフィステリが使うドレインの1.5倍以上の威力。
あらゆる攻撃に使う可能性があるが、発動率自体は1/3と、ビブロスの2/3やカロフィステリの100%より低めなので、飛んでこない時は飛んでこない。
「すす」を盗める唯一のモンスター。
SFC版・PS版なら量産したい場合はアイテム増殖を使えばいいが、SFC版準拠ではすすに使い道がない。
- すすはレア枠は無し・通常枠扱いなので比較的楽に盗めるし、倒すとすすを100%落とす。
見事なまでにすすまみれなヤツである。弱点の炎属性ですすけてしまった、という事か?
制限プレイと通常プレイの落差が凄まじい敵。各種ジョブ縛りでは非常に凶悪な敵となる。
特にバーサーカー縛りでのこいつの鬼門っぷりはあのサンドウォームに匹敵する程。
20%とそこそこ回避力が高い上に打撃が当たってもカウンタードレインですぐさま回復し、しかもプロテスまで使う。
怪音波でレベルを半減させて攻撃力を大幅に下げたり極めて面倒。
他のジョブ縛りでもコンフュとマジックハンマーの存在がとにかく厄介。
- 魔法剣が使えなかったり、魔道師メインの縛りをするとなかなか大変。
- バーサーカーは混乱に耐性があるためコンフュは問題ない。
通常プレイではただボス耐性がついて魔法倍率が3倍になっただけのビブロスであり、いくら高倍率とは言え威力50以下の特技だけでは大したことはない。
NTT出版完全攻略編では多彩な技を封じるためにバーサク化させることが推奨されているが、通常でも大して強くないし、攻撃力が低くはない相手なので攻略法としては微妙なところ。
全てを知る者への攻略同様、そのままではあまり適切な対処ではないだろう。暗闇化や分身など他の技と組み合わせればまた別。
続けて「イフリートを使うとちりょうでバーサクを解除される」と記載されているが、実際にはバーサク中はカウンターを発動しないのでイフリートをかけても後ろを向かないし、ちりょうでバーサクを解除されることもない。
FF5(GBA版)
亡者の巣窟では第3グループのトリを務めるという大出世を果たした。
亡者の巣窟ではLv59、35000。
その一つ前のアルケオデーモンのインパクトが強すぎるため、かなりの肩透かしとなっている。
FF5(iOS/Android版)
治療にディスペル効果が追加された。
カウンターがバーサク状態でも発動するようにゲーム全般の仕様が変更されているが、バーサク中だと治療行動を行わない。
- バーサク中にイフリートを使うと後ろを向くが、こちらへの通常攻撃しかしなくなる。
ディスペルを使ってバーサクを解除すると治療行動を行う。
FF5(ピクセルリマスター版)
治療の性質などはSFC版準拠に戻っている。
FF12
大灯台・中層および地下層に出現する、ベヒーモス系のモンスター。
HPが減ると攻撃力が大きく上がるので注意。
土属性が弱点だが、土属性攻撃がほとんど無いので忘れてもいい。
ブーネと同じくパワータイプのモンスターであり
共通してセーフティが搭載されていない。
ザコのくせにHPが2万を超えていて、被ダメージカットも得る。
残りHP半分以下でHP消費攻撃を得て、通常攻撃が約1000、頭突きが約1500ダメージに強化される。
地下層のアパンダはやたら個体差が大きい。
通常攻撃が1500程のものもいれば、5000以上与えてくるバケモノもいる。
- 待ちに待った獣王の皮 のドロップモンスター。
中確率ではあるが気にならないくらいボロボロ落とす。盗んでも密猟っても高確率で入手。
インターナショナル版のトライアルステージ82ではアパンダリーダー×2、アパンダ×3、クリスタルナイト×1が登場する。
そのときのステージタイトルが「紅のパンダ」。
…えっ?
- 紅の豚に引っかけたネタ…じゃないのか?というかそうだと思いたい。
この世と魔界を繋ぐ次元の狭間を行き来している巨大なモンスター。 筋肉の発達に伴い生存に必要とされるエネルギー量が増加したため、強い肉食性をもつようになった。 頭部の角は非常に硬く、最も硬い金属といわれるアダマンタイトですらも傷つけることができる。 稀に生まれる強い力をもったものをアパンダリーダーと呼び、種の中でも一目置かれている。
FF13-2
アルカキルティ大平原で天気が晴れの時に出現するベヒーモス系のモンスター。一応レアモンスター。
このモンスターは「出現率が低い」という意味のレアではなく「出現するエリアが狭く限られている」意味でのレア。
しかも、コイツが出現する場所は「祭祀の地」という場所、ロングイがいる場所である。
つまり、ロングイを一旦倒して、その場所でしばらくウロウロしてやっと出会うのである。かなり面倒臭い。
見た目は赤茶けた体色のベヒーモスで、角あたりにあるなびくヒダが黄色なのが特徴。
ペインとフォーグを無効化し、立ち上がり時にはダルも無効化するようになる。
四つんばい時は「ひっかき」を三回、相手を打ち上げる「しゃくりあげ」を繰り返す。
HPが残り70%になると立ち上がり全快し、角を剣にして襲い掛かる。
立ち上がり時は、「なぎ払い」と「ファイラ」を使うようになる。
仲間モンスター時のロールはアタッカー。
晩成型で最高クラスの物理攻撃力と、ベヒーモスと似たステータスを持つ。
アチラと違い、戦闘時は立ち上がった状態のため空中にジャンプでき、攻撃モーションの速さでも勝るのが強み。
ただレアモンスターのため、仲間入りさせるのには少々手間がかかる。
シンクロドライブは「斬連撃」である。
仲間時に見られる特性に「激痛に強い」とあり、その通りにペインへの耐性が強い。
また「かっこいい」とあるが…正直他のベヒーモス種と体色以外どう違うのか…。
LRFF13
ウィルダネスやユスナーンに出現する大型モンスター。
今作、唯一のべヒ―モス系のモンスターである。
割と序盤から出会える割には強いため、ある程度ライトニングが育つまではエンカウントは避けた方がいいかもしれない。
最初は通常攻撃としゃくりあげを繰り返すが、ある程度HPが減ると13シリーズのベヒーモス系ではおなじみの立ち上がり?を使ってくる。
流石に全快はせずに回復量は全HPの10%程度になっている。
立ち上がり後は範囲の広いなぎ払い、ファイラや高威力のダイブストライク、斬連撃、大地斬などで猛攻をかけてくる。
ノックアウト条件は3つあり、
- 物理攻撃または氷か雷属性で攻撃する。敵の攻撃の終わり際に充てると効果大。
- 1.の条件でブレイクした後にある程度攻撃してたたかうが変化したスマッシュアッパーをあてる。
- ダイブストライク、斬連撃、大地斬をガードする。ジャストガードすると効果大。
- 1.でブレイクするとしばらくアパンダが気絶し、2.までいけば大ダメージが期待できる。
3.で3回ブレイクすればアパンダの武器を折り攻撃手段をファイラのみにできる。
ドロップアイテムはまがまがしき剣牙、カチ割り包丁、エリアブラスト、ライズガード、金の呪宝?。
特に1周目ではカチ割り包丁が有用。条件3.でブレイクした後に倒さないと落とさないため注意。
ラストワンであるアパンダΩは行動パターンに変化はないが、HPや物理攻撃などのステータスが3倍近くに上がっているため注意。
また、立ち上がりでほぼ全快する。
しかし、倒すと豪刀マッスルチョッパーを確実に落とすため腕に自信があるなら早めに倒すのもいい。
FF14
パッチ3.4にて追加された「グブラ幻想図書館(Hard)」にて登場。
3体目のボス……の直前で襲ってくる雑魚(といっても、普通の雑魚よりは大分強い)
FF5を元にしているらしく、マジックハンマーを使用してくる。
その後は次元の狭間オメガ零式:デルタ編3層にてハリカルナッソスのお供として登場。
時間経過と共に飛躍的に攻撃力が上昇するため、怒涛のギミックに対処しつつ速やかに倒す必要がある。
FFT
ランベリー城城門前やディープダンジョンB10F「end」(1回目)で敵ユニットとして登場。
モンスターではあるが密猟や勧誘は無効で、通常は仲間にすることはできない。
ジョブコマンドは「バイオ」。その名の通りバイオ、バイオラ、バイオガを使用する。
ジョブ特性としてショートチャージを持っており、バイオガですら下級魔法並みにチャージが早い。
ただし、Speedは高くないので先手を取れれば怖い相手ではない。
FF5と同様に弱点は炎。
- 固有アビリティの「バイオ」はバイオ3種、バイオラ4種、バイオガ3種の計10個で構成されている。
バイオとバイオガは無属性攻撃魔法で追加効果としてたまに状態異常が発生する。
バイオラはダメージのない状態異常魔法で基本命中率はそれなり。
不思議なデータディスクで仲間にできる。
アビリティが「バイオ」のためか、ビブロスより魔法使い寄りっぽい。
カウンター・ショートチャージ・高低差無視・水侵入不可。勧誘・レビテト・吸血無効。
移動4、ジャンプ3、回避10。やっぱり火弱点。
- 名前はボヌス。モンスター扱いなので戦士斡旋所で名称変更できる。
- 序盤は最大MPが少なく装備品で補強も出来ないため使い勝手が悪い。
特殊モンスターの中では攻撃性能も低いため、高低差無視による立ち回りでカバーしよう。 - 逆に魔法を連発出来る分だけのMPを確保出来れば、それなりに使い勝手が良いユニットと化す。
バイオの色とりどりなエフェクトと状態異常が楽しめて、使っていて面白い。
ランベリー城城門前、ディープダンジョンendとも、大量に現れてはバイオの波状攻撃をしかけてくる。
- とにかく数が多い。
どうみても奇怪なモンスターだが、流暢な詠唱文を発する様は見ていて非常に気持ちが悪い。
『極微なる生命の、生即ち罪なれば 人の罪と共に消えん… バイオガ 』
ヘルプの説明文はビブロスと一緒だが、「凶暴で残忍」と追記されている。
ビブロスよりも悪性が強そうである。
FFTA
クリア後のクエスト「ベルベニア解放戦」にて、グツコーの取り巻きとして出現。
外見や能力はアーリマンと全く同じ。
FFTA2
魔界で生まれた残忍なモンスター。手足のツメはつねに血にまみれている。
ベヒーモス系として登場し、拳技の他にシールドブレイクなど使ってくる。
弱点は土。
PFF
FF5デザイン。炎弱点。
通常クエストで出てくる時は、長いチャージをしながら通常攻撃をしてくる。
威力はなかなかあるが、コチューに囲まれていたりするので何故か和む。
チャージ技はグラビガ。
されるとビビるが、プレイヤーが高レベル?だと外れやすくなる。
2体まで同時出現したりする。
PFFNE
AREA16-6の3戦目に2体登場する。
FFRK
FF5からボスとして登場。ノーマルダンジョンでは次元の狭間 2のボス。炎弱点。
原作のFF5同様、イフリートを召喚すると「イフリート こわいよー」と言い、後ろを向く。
次の行動で「ぶるぶるっ」と言い、「ちりょう」を行って前を向く。