モンスター/【ビブロス】

Last-modified: 2023-11-15 (水) 16:27:27

FF5の古代図書館のボスとして初登場。
ビブロスには、ビブリオマニア(書物オタク)という言葉があるようにそのまんま本という意味がある。

  • バイブル(聖書)の語源にもなっているね。

武器/【ビブロスの骨】


FF5

Lv24、HP3600、MP1000、種族:魔獣。
攻撃力30、物理倍率15、素早さ40、魔力20(魔法倍率5)。
防御力10、回避力30、魔法防御30、魔法回避20。
弱点属性:炎。吸収属性:炎以外全て吸収。
有効な状態異常:暗闇、毒、バーサク、麻痺、スロウ、ゾンビ、リフレク。
行動:

  • 1ターン目:たたかう/糸/マジックハンマー
    2ターン目:たたかう/コンフュ/かまいたち
    3ターン目:たたかう/糸/マジックハンマー
    4ターン目:たたかう/かいおんぱ/かまいたち

魔法に反撃

  • 1ターン目:トード/何もしない/何もしない

魔法以外に反応

  • 1ターン目:プロテス/何もしない/何もしない

モンスター自分自身のHPが800以下である&ダメージを受けた(上記のカウンターよりも優先)

  • 1ターン: ドレイン/ドレイン/何もしない

盗み:通常枠打ち出の小槌/レア枠ダークマター。落とすアイテム:プロテスドリンク(100%)。
ボス系耐性なし。デスクロー有効。
取得ABP:7。


古代図書館のボス。本の悪霊で、本に宿る。
青魔法マジックハンマーを使い、弱点は炎属性。
強さはそこそこの敵。
ただし、この時点で炎のロッドが入手可能なためにそれを使えば戦闘はほとんど苦労はしない。
エクスデスの部下で、
斃れる直前意味深な事を言う(撃破時、イフリートを使用したかしていないかで台詞が少し違う)。
色違いに、次元の狭間のボス・アパンダがいるが、
弱点がビブロスと同じ為にNTT出版の攻略本イラストでネタにされていた。

  • ビブロス自身も、見ていて哀れに思えてくるほどの勢いでボコボコにされている。
    とどめはイフリートの跳び蹴り。合掌。
  • FF5で倒した時に普通と違う消え方をするボスはコイツが最初。

高威力の「かまいたち」やスロウ効果のを使用するほか、打撃に対してカウンターでプロテス、魔法にトードでカウンター、HPが減るとダメージに対してドレインでカウンターなどなかなか嫌らしい行動を取る。
特に「かまいたち」はかなり怖い技で、全体に250以上のダメージを与えてくる。
この時点では味方の最大HPが300前後であることが多いので、HP全快でないと危険である。
 
炎のロッドやデスクローなどで時間をかけずに始末すれば大して脅威にならないが、真面目に戦う分には結構強い敵である。麻痺も効果は短いが効く。

  • コンフュも使う。放置すると厄介。
  • ミュート無効だがサイレスは効く。面倒な状態変化はこれで防ごう。
    ただし怪音波は防げない。スロウ効果の糸はヘイストで上書きが必要。
  • さり気に物理攻撃の火力も高い。戦士系でも油断するとあっさり殴り倒される。
    • フラッシュを使えば、物理攻撃はほとんど当たらなくなる。マジックハンマーのラーニングと合わせて青魔道士の出番。
      1ターン目と3ターン目に1/3の確率でマジックハンマーを使う。
  • デスクローの有無で難易度が大きく変わる。デスクローが当たれば残りHP一桁の雑魚と化す。それでもマジックハンマーを覚えようとすると、運次第で長期戦になる事もある。
    • デスクローをラーニングしそびれた場合はグラビデミサイルも有効なのでこれらを活用するとよい。炎のロッド代も浮く。

回避率も30と高め。回避率を半減する効果のない剣による攻撃では結構な確率で回避される。
魔法剣ファイラ両手持ちで楽勝だぜ! と思ってたらちっとも当たらないわ当たってもプロテスで半減されるわでカエルを治しながらただのファイラの方が早かったりもする。


炎以外の全属性攻撃を吸収するため、聖属性も吸収する。
本編では問題にならないが、GBA版での亡者の巣窟ではグラディウスホーリーを控えたほうがいい。
古代図書館の時点では聖属性の攻撃がないが、ライブラを使うと「聖なる力に弱い」と出る。

  • Bibleの語源どおりの性質である。
  • ひたすら炎の属性攻撃や物理で倒していると気づかない特徴である。アパンダは炎以外も効く。

昔は風の神殿の周りで暴れていたらしい*1。その時にエクスデスと接触したのか?

  • 30年前、とあったしエクスデスの封印とも重なってる。恐らくそうだろう。
  • 暁の戦士たちはエクスデスを追って第一世界に来て、その地に封印することは本意ではなかったのは回想で描かれている通り。
    ビブロスと接触している余裕とかもあったかもしれない。
  • エクスデスの部下として引っ付いて来て取り残されたと解釈してる。

何故かエンカウント判定がザコ敵と同じなので、普通に先制攻撃やバックアタックなども発生する。

  • 戦闘前の演出もミドを発見したら背後から急に現れて襲って来たって感じだし、初回は確定バックアタックなのかと思った。前例もあるし…。

イフリートを呼んで倒した場合は「イ イフリート…… お前ら ふ 封印を……」と言う。
呼ばずに倒した場合は「うごごご! ここまでか……」と言う。地味にと似た断末魔の叫びである。
上記の台詞の後、「だが わがあるじの 封印は空高く とかれるのだ!!!」と言って倒れる。

  • 消滅処理も派手で死に際は結構インパクトがある。
    • その散り様はFF5のボス本来の死に方(2回爆発して地面に沈む)である。
    • このセリフといつもと違う死に方のおかげで、倒したときの達成感はひとしおだった。結構苦戦させられていたのも原因だが。
  • デスクローを当てて倒した場合は断末魔の叫びを上げない。麻痺するからだろうか。

ビブロスがFF5で最初の大ボス型の死に方(モンスターの死亡エフェクト参照)をするボスである。


『イフリートこわいよー』というセリフは『アパンダ』のもの。ビブロスは「イ イフリート……お前ら ふ 封印を……」。


デスクローを使えば楽勝なのだが、命中率は低めなのでその点は注意。

  • 同じ古代図書館で出現する32ページ放つと一発で倒せるのは秘密。ただし、32ページで発動するデジョンはデスクローより命中率が低い。

うちでのこづちか、レアでダークマターを盗める。
プロテスドリンクを落とす。


おそらくFF5でカウンターの使用条件が被ってる唯一のボス(物理カウンター&魔法カウンターとHPが800以下のカウンターが被ってる)。
そのせいかHPが800以下の時はドレインが優先されてプロテスとトードを使ってこない。

FF5(GBA版)

亡者の巣窟ではLv24、HP12000で第三グループの一番手に登場する。
相変わらずボス系耐性がないため、ガ系魔法剣およびオーディンで一撃。

FF5(iOS/Android版)

先制攻撃やバックアタックなどが発生しなくなった。
撃破時の消滅エフェクトが通常のものに変更された。

  • 旧スマホ版では最初のボスのウイングラプターを始めとして多くのボスが派手な死に方をするようになったが、
    ビブロスは逆に普通の死に方をするようになった。
    おそらく図書館のモンスターの死亡エフェクトが変わった(本の中に引っ込んでから消える→最後の敵が普通に消滅)ことが一因。

亡者の巣窟では一括して大ボスの消滅エフェクトとなっているので、旧スマホ版ビブロスもボス消滅のエフェクトになる。

FF5(ピクセルリマスター版)

大ボス型の消え方に戻っている。

FF14

禁書回収グブラ幻想図書館の中ボスとして登場。
出現時はFF5同様本の上に乗っているが、動かすことも出来る。


ちなみに撃破時のセリフはFF5でイフリートを使用しなかった時のセリフが元ネタである。
「空高く」が「地下深くで」に変わっている以外は同じセリフ。

  • 思わせぶりなセリフだが、ただ単に召喚主(このダンジョンのボス)が地下にいる、というだけらしい。

なお、イフリート(エギ)を召喚しても特に何もない。
FF5と同じく割合ダメージ耐性がないため、青魔道士がいる場合はミサイルなどの割合攻撃でHPを一気に削ることが可能。
余談だが、6.0で召喚士はエギではなくイフリートそのもの(を模倣したもの)を召喚する事が可能になったが、地獄の火炎を放つ事が可能なレベルで戦おうものなら一発で消し飛んでしまう。

FFT

ディープダンジョン最下層“end”の初バトル時にゲストとして登場。
消滅させずにクリアすれば、バトル勝利後に正式に加入する。
ルカヴィの眷属とされるアパンダと同型だが関連は不明。
同名のジョブコマンド(ヘルプメッセージを読むと魔法とされる。MPは消費しないが)を使う。
ジョブ特性としてカウンター密猟高低差無視(+水進入不可)を持っている。
5と同様に炎に弱い。しかし聖は吸収しない。


ゲスト時は石化させておくと守る必要がなくなる。
ここではゾディアークのラーニングという大事な作業もあるので、大人しくしていてもらおう。
ラーニングする前にディファレンスで殺しかねないからである。


数あるボスの中から何故こいつがFFTへのゲストとして選ばれたのかは謎。

  • FFT本編は語り部より過去のお話で、ある意味聖書みたく語り部達の時代からみれば神話みたいなものにあたるから…とか?

ちなみに通常モンスターと違い密猟できず(密猟をつけているキャラが止めを刺しても普通に死体になる)、また勧誘耐性がある。あと当たり前のようだが卵は生まないので数を増やす事はできない。
労働八号と同じでMoveが3しかないのが結構致命的で、アイテムで補正する事もできないので敵に近づくのに時間がかかってしまう。Jumpは何故か6もあるが、そもそも高低差無視があるのであんまり意味が無い(高い場所から突き落とされた場合以外は)。


初見では敵だと思われて前衛ユニットにリンチにされることも。

  • 初期配置に混じって敵モンスターがいるとは、さすがディープダンジョン!
    (二刀流騎士剣を浴びせながら)ザシュッザシュッアー
  • ステータス表(ランプの色)はしっかり確認しましょうね~。

メリットアビリティとして密猟を持っているが、自軍のユニットが密猟をセットしない限り毛皮骨肉店に入れず、
ルッソと違って毛皮骨肉店の自動パスポートにもならない。


  1. Speed、Move共に低く敵に接近しづらい
  2. 平凡な人間ユニット程度しかない物理攻撃力
  3. 汎用性のある安定した攻撃手段を持たない
    といった問題により攻撃役としては不向きでせっかくの密猟が宝の持ち腐れとなりがち。
    少し離れた位置からパラサイトエナジールでサポートをメインに立ち回り、状況次第でショックディファレンスで攻撃するという運用が無難。
    というよりもそれくらいしか使い道が無いように思える…。
    (他に良い運用があれば追記お願いします)
  • 4つの技全てにちゃんと使い道があるので、それを活かした後衛要員と考えれば充分な戦力ではある。
    これでも他のモンスターに比べれば多彩な行動で立ち回れる部類。
    • だからといってディープダンジョンの最奥まで来たパーティーにとってわざわざ部隊に入れるほどではない完全に趣味の領域である。他に無い特性のアビリティを揃えているので愛情を持って使いこなしてあげて欲しいところではある。愛に全てを。
  • ディファレンスはダメージ調整がしやすいので、味方の瀕死クイック誘発とかにも一役買うンじゃないかなあ。

彼(?)が何故ラムザたちの味方をしてくれたのかは、今以て永遠の謎である。


不思議なデータディスク「クラウドといっしょ!!」で最初から仲間として使える。
名前はリビュケー。斡旋所で名称変更が可能。


「ビブロス」は種族名であり彼の名前はモンスターと同じでランダムである。

FFRK

FF5からボスとして登場。ノーマルダンジョンでは「古代図書館」のボス。
弱点は炎属性だが、炎以外の属性を全て吸収。

メビウスFF

いにしえの図書館に潜み、知を求める来訪者を待ち構える妖獣です。

召喚のみで入手できる火属性のモンク系アビリティカードで、アビリティは「火の崩拳?」。
イラストレーターはDalisa。

FF LOST STRANGER

ミシディアの大図書館にて登場。
本の中に封印されていたが、言葉巧みに正吾達を騙して封印を解放させ、
その礼と言わんばかりに手下の本達に襲いかかってきた。
外観や戦法はFF5に準拠しているが、トードはカウンターではなく普通に使用する等の差異がある。
ちなみにトードで蛙に変化させた人間を収集し、本の世界へ閉じ込めるという悪趣味を持っており、
カエルコレクションのマドンナとしてシャルルを狙ったが、レイが庇った為に失敗。

そして図書館の特性を見抜いた正吾が呼び出したイフリートにより燃やされ、死亡……したかに見えたが、
スケッチで具現化させた存在は熱等を持たないという欠点があった為、ほぼ無傷であった。

しかし、直後に現れた謎の青年アルスが掲げたランタンに灯っていた「本物の炎」を見て怯え、
捨て台詞と共に一旦逃亡した。


しかし、アルスが旧友のグー先輩の部屋がビブロスに襲撃された光景を見た事で、
「全てを諦め、死んで家族に会う」という絶望を抱いた事で、それ引き寄せられる形で再度出現。
そしてアルスに対してコンフュを使い、彼を混乱させる事で仲間割れを引き起こさせた。
しかしこれはアルスのブラフであり、戦闘前にビブロスへ約束させた通りトードを使用させ、
それをリフレクで跳ね返した結果、無事にレイを元の姿に戻した。

  • ちなみに混乱(の演技)中に、アルスは正吾から「正気に戻れ」と言われたが、
    当人は「私は最初から正気だ」と返答している。
    ……尤も某竜騎士と違い、本当に正気だったのだが。

だが欺かれていた事に気づいて激昂したビブロスは突如巨大化、
正吾達を飲み込んでしまい、正吾、レイ、アルスの三人を本の世界へ幽閉してしまう。
そこで無数のカエルに姿を変えたビブロス達のトードジャが炸裂するも、
アルスが召喚したカーバンクル合体憑依し、
ビブロス達に対してストックしていた数多の魔法を放った事で形勢逆転……したかに見えたが、
本の中の世界ではビブロスの方が圧倒的有利である上に、アルスも炎属性の魔法のストックが残っておらず、
ビブロスもあるモンスターに酷似した姿へと変貌し、またも窮地に陥る。


尚も続く正吾達の必死の抵抗に業を煮やしたビブロスは、正吾の心の中の恐怖を読み取り、
ラストバトルだ!」と叫びつつ、とあるボスに酷似した姿へと変化。
猛撃の後で更に天使と悪魔の翼を生やしたり

  • ちなみに獣の頭と人に近い体へ羽根が生えた事で、奇しくもあるモンスターに近い姿となった。
    • あちらも同じく主人公の中の記憶を読み取って生まれた存在である。

とあるラスボスの姿を取って波動砲を放ったりもした。
更に追撃で別のラスボスに酷似した姿になったりと、最早やりたい放題である。
正に「ぼくのかんがえたさいきょうのビブロス」。

  • ちなみに例のセリフを言ったのはビブロスではなく、発狂した正吾の方(後述)。

更にトドメとばかりに明け無しのホワイトドラゴンの姿へ変化した事で、遂に正吾が発狂。
が、その影響で彼のライブラが暴走した事で逆にビブロスは困惑する。
そして外界からのシャルルの祈りで正気に戻った正吾は、その隙に元の世界へ帰ると願った事で辛うじて脱出に成功。
その直後に魔道士エルモの妻の形見である炎の指輪を見つけ、
正吾のルーンの弓が「イフリートボウ」へ変化した事で再度形勢は逆転。
地獄の火炎が宿る一撃を受けた事で炎上、再び逃亡した。


その後はゴールドソーサー編にて、
正吾が自身の秘密を誤魔化す為の妄言シーンの背景や、彼の回想の中等でのチョイ役として、何度か登場している。


*1 古代図書館 学者の台詞より