全般
FF3で初登場。
作品によって毒属性だったり無属性だったりと、攻撃属性が微妙に違う。
属性相性の都合上、あまり使い難いイメージはない。基本的に威力はラ系以上ガ系以下。
4と5での効果音が非常に気持ち良く一聞の価値はあり。
追加効果で毒状態(或いは猛毒状態)やスリップ状態にするが、初登場のFF3では追加効果自体がなく、次回・次々回作のFF4・5ではスリップ状態で、毒状態にするのがFF6以降と意外に遅め。
元々バイオ自体が「ポイズン」の上位魔法的な位置づけだったため、初めは上位魔法が存在しなかったが、FF7にて上位魔法が登場。
チョコボの不思議なダンジョンではバイオバーストが登場した。
- 「バイオバースト」
「クラウダ」が上位魔法に位置づけられる作品もある。
- 3、4ではフレアと共通する特徴(無属性・詠唱時間ゼロ(4のみ))を持っていたため、考えようによってはフレアの下位魔法と言えたが、徐々に差別化が進んで今では完全に別物になっている。
FFシリーズでは基本的に闇属性と毒属性が共存しておらず、闇属性が存在するFFでは無属性、存在しないFFでは毒属性になっていたが、闇属性が存在するFF11やFFCCでは闇属性として登場している。
"Bio"は本来「生物」や「生命」を表す接頭語である。
初出のFF3では生物兵器という意味合いで命名されたものと思われるが、次第にエフェクトの細菌っぽさ、生物兵器っぽさが薄れていき、バイオという単語自体に思わず毒のイメージを抱いてしまうようになった人も多いかもしれない。
FF3
クラス6の黒魔法。同じクラスのファイガ(威力150、バイオは威力130)より威力は劣るものの、『無属性』である為、ファイガより安定したダメージを与えられる。
設定上ではポイズンと同じく「毒素コントロール魔法」。
恐らくはポイズンの上位魔法にあたるのだろうが、毒状態の追加効果は無い。
ドーガの館及びドーガの村で10000ギルで購入可能。
ポイズンを攻撃魔法として強化したもの。
対象に付着した細菌に活力を与え、増殖・巨大化を促して対象を襲わせることで攻撃する。
直接攻撃しているわけではないという点で本来は間接魔法に分類されるはずなのだが、ダメージを与えるという点から攻撃魔法に分類される。
- 細胞から毒素を排除する白魔法ポイゾナを攻撃用の黒魔法に組み直してポイズンとバイオが作られた設定。
魔人を使うのであればエウレカのボス戦で重宝する。
威力だけならクエイク・ドレインの方が上なのだが、属性防御に阻まれがちなボス戦ではバイオが一番安定した火力となる。
エウレカ以降はフレアに取って代わられる。あえて魔人を使い続けるなら、だが。
FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)
威力が170にアップし、なんと単体の敵相手の場合にはクラス8のメテオと並ぶ威力に。
ブリザガ・サンダガ・ファイガの3種+エアロガも同様にパワーアップしているため、それらより威力が劣るのはFC版のままなものの、無属性故に安定したダメージが出せるのもFC版と同様なので、依然として有用な攻撃魔法として重宝できる。
- 一番の問題は敵の最大出現数の減少やこちらの打撃力の強化という仕様変更により、わざわざ魔法攻撃であるこれを使う機会が少ないという点か(これに関しては他の攻撃魔法も同様)。
- 同じく仕様変更の影響でほとんどの敵に当たらない役立たずと化してしまい、出番があるかすら怪しい状態異常系魔法に比べれば、はるかにマシな待遇。
敵側の方もジェネラルが使用してくるように。
無属性故に原作(FC)版→DS版で超強化された守りの指輪でも軽減できず結構痛いため少々厄介。
重量は6。
FF3(ピクセルリマスター版)
概ねFC版と同様の使用感。属性耐性に阻まれファイガの通りが悪い相手に使う事になる。
炎の棒を装備したファイガが強いため、相対的に従来より弱く見えるかもしれない。
クラス7以降のMPのやりくりが大変な賢者にとっては貴重な攻撃手段となるかも。
FF4
黒魔法。消費MP20、威力64、命中率100%、待ち時間0。
リディアはレベル26、パロムはレベル19で修得し
テラは試練の山イベント後に使用可能になり、フースーヤは初期修得している。
FF4のバイオは非常に使い勝手がいい。
- 詠唱時間がゼロ
- 無属性
- スリップダメージ
- 消費MPが20で、後半であれば連発しても痛くない
- フレアとの共通点が多い。両方ともここまで高性能なのは、ラスボスが唱える魔法として調整された結果ではないかと思えてくる。
設定資料集より
体内にいる細菌を猛スピードで培養させ、大ダメージを与える。
ただし、猛スピードといえど繁殖するのに多少時間がかかってしまうのが弱点だ。
あの奇妙な効果音はサガシリーズで有名なイトケンこと伊藤賢治が作った。曰く「パラピレプー」。
FF4の魔法といえばこれ。とりあえず困ったらこれ唱える。
ラスダンでも敵が愛用し、ルナザウルス、フェイズ、挙句の果てにラスボスも使う。
主にリディアが連発する。
この魔法のせいで他ラ系魔法がお役御免状態になってしまう。
なぜならラ系魔法はバイオより威力が低く、詠唱もとても長いからだ。
FF4(DS版)
消費MPはそのままだが、威力40、待ち時間3に弱体化。威力はラ系魔法より低くなってしまった(ボムと同程度)。
詠唱時間が必要になったうえ威力もあまりないため、ほぼ出番の無い魔法になった。
- ゴルベーザ戦でかなり役立つ。が、その後は全然使わない。
毒属性だが今作では毒属性に関与するモンスターが全く居ないので、無属性と同義として扱っても差し支えない。
そのためオートコマンドで使いやすい。また、バリアチェンジが関与する属性にも毒は含まれていない。
思いっきり弱体化した上にラスボスが使わなくなったものの、ゴルベーザなど中盤の敵に唱えられると厄介な魔法、リバース時にスリップで回復など存在感はまだある。
ついでに「かいはつしつ」でも使える。
スリップで死んだ場合のメッセージが無くなった。
初心者は何が起こったか分からないかも。
子供リディアはレベル26、大人リディアはレベル19で修得できるようになった。
FF4(PSP版)
発売前のものは緑の泡が3つ出るという貧相なエフェクトだったが、製品版では毒々しいエフェクトになった。
SEはパラピレプーじゃなくなった。残念!
- エフェクトを形容するとすれば、毒々しい色をしたものが破裂するという感じだろうか。
- 「細菌」系から「毒素」系に大幅チェンジという感じ。
FF5GBA版の暗黒魔法「イービルミスト」と並んで「毒々しい」エフェクト。 - PSP版黒魔法はだいたい凝っている。
FF4TA
習得レベルはリディア32、パロム30。フースーヤとゴルベーザは習得済み。
レオノーラは習得不可。
フリーシナリオにおける主戦力。即時発動かつお手軽4桁ダメージは実に頼りになる。
フリーシナリオではリディアもパロムもカンストレベルの40まで上げれば大抵最大MPは400前後になるので、大体20発ほど撃てる。
覚える頃でもMPは300ほどになっているので、余程無駄撃ちしない限りチャレダン攻略一回分くらいは持つだろう。
魔法使い組のチャレンジダンジョンで覚えるとほぼバイオゲーと化す。
道中のバーサオーガを除くほぼすべての雑魚敵が一発で沈むというやりたい放題な性能。
満月時にはあの迫る壁ですら二回前進しただけで崩れる。
FF5
Lv4黒魔法の1つ。FF5では毒属性が付いた。ここからしばらく毒属性。
攻撃力105、消費MP16、魔法防御無視。
やはりスリップの追加効果はあり。
細菌が活発に動くエフェクトはこの作品でしばしの終わりをむかえる事になる。
ルゴルの村・バル城・ケルブの村・サーゲイト城・ムーアの村、要するに第二世界に存在した店舗のある場所の全てで、3000ギルで購入できる。
基礎攻撃力105とはラ系黒魔法の50の約2倍なので弱くはない。
魔防無視により飛竜草&飛竜花にも問題無くダメージを与えられる。
毒属性が付いているが、スリップ効果があるのでシングを秒殺する事も可能。
第二世界中盤頃までに黒魔を使うのであれば主力魔法になる。
ケルブの村でポイズンロッドを買って強化しよう。
- この時期の主力魔法であろうタイタンが全体110でMP25。
タイタンの消費MPはバイオの1.5倍だが、威力としては通常のタイタンと単体がけバイオでようやく釣り合い、バイオを全体化するとタイタンのほうが2倍強いこととなる。
どちらも属性強化手段が店売りされているという点も共通。
魔法剣で使用した場合は消費MP3で毒属性弱点敵を一撃死させる。
毒弱点かつボス系耐性持ちの場合は4倍ダメージ。
魔法剣ポイズンと違って猛毒状態の追加効果はない。スリップ効果も魔法剣の場合は発生しない。
- 魔法剣版は特にアポカリョープス相手に痛撃を与える。
大抵の人の初見はバイオソルジャーによるもの。
火力船を動かせるようになったばかりのレベルではかなり厳しい。
バイオソルジャーの魔力は0だが、魔法倍率の最低保証値4と魔法自体の基本値105が乗算され大ダメージをくらう。
- FF3や4をやった後だと、無属性だと思ってバイオソルジャー相手に目には目を→吸収されるなんてことも…。
- 逆にFFは5が初めてだったので黒魔法と知らず、「青魔法としてラーニング出来ない!」とがっかりした。遥か昔の記憶。
本作ではかなり不遇な魔法。
というのも毒属性が弱点になっている敵は極めて少なく
全ての属性が弱点となっている3種類(ガルラ、非リフレク中のカーバンクル、ネクロフォビア)を除くと、アポカリョープス、ドリッピー、ファルファレッロ、マジックドラゴンのたった4種類しかいない。
- ガルキマセラも全属性弱点だが全属性吸収でもあり吸収が優先される。
毒属性を弱点とするモンスターも、遭遇する頃には毒属性以外の方法で楽に倒せる手段が数多く存在している。
逆に吸収、無効化する相手は多いので使い勝手が悪い。むしろ、あまりない状況だがスリップ効果を付与したいときには有効。
- 特に、弱点の敵にしか4倍・即死効果を発揮しない魔法剣にはかなり向かい風の仕様と言える。
4倍・即死効果の魔法剣としては三色ガ系魔法よりずっと早く登場するにもかかわらず、弱点の敵がほぼいないためにそのアドバンテージが全く活きない構成となっている。- 一応4倍剣の中では最も消費MPが軽いので、全属性弱点のネクロフォビアに使う魔法剣としては最適解となる。
ただし倒せばすぐセーブポイントが開放されてコテージが使えるので、基本的にMP差にこだわる必要はない。
- 一応4倍剣の中では最も消費MPが軽いので、全属性弱点のネクロフォビアに使う魔法剣としては最適解となる。
- 同じ魔法系として同時期に猛威を振るう強化タイタンの全盛期なのも向かい風。
属性、消費MP、召喚と黒魔と性能面ではしっかり差別化はされているが、複数編成の敵が多いこともあり1ターンで一掃できるタイタンに使いやすさでは圧倒的に劣ってしまう。
中盤を支える魔法としては火力不足が否めず、ガ系魔法が登場するまで黒魔道士の冬時代を迎える事となる。
FF3&FF4と違い無効化や吸収してくる敵も結構いるので過信してはいけない。
こうしてみてみると前2作に比べて使い勝手が悪くなったとみれなくもないが、一応バイオ入手~ガ系魔法入手までの期間は毒属性無効・吸収の敵はそれほど多くないので、一番活躍する時期に毒属性がデメリットになるケースが少ないのが幸い。
- 毒属性を無効・吸収する敵は基本的に炎属性が有効なのでファイラと上手く使い分けると良い。
本作においては無属性・魔法防御力無視の安定性はフレアに託し、こちらは黒魔法の中盤を支える役目を担う立ち位置となっていると言える。 - 第二世界にて入手後から活躍の場が多いが、そのラストのエクスデス戦では毒属性無効を持っているためほとんど役に立たない。
入手から程無くして、毒属性吸収のボーンメイルが登場する。
- 黒魔法だと一旦回復するものの、スリップは素通しなので当然直後から減り始める。
- 魔法剣ならデメリットは発生しないのだが、魔法剣ポイズンでも全く同じ量を回復するうえ猛毒も無効化するので、消費MPの観点からバイオは使われない。
パラピレプーの路線だが、音の質感がちょっと変わっている。
- 毒属性化に合わせてか、見た目・SEともにパラピレプーを生々しくした感じになっている。
- FF4と5でサウンドドライバが違うので全く同じ音を出すのは難しく、5の音源で限りなく4のSEに近づけたのだろう。
プレリュードもこれに近い扱いになっている。
FF5(iOS/Android版)
クイック+バイオでスリップ放置が不可能になった。クイック状態でもスリップダメージは適切に終了する。
SFC版、GBA版では可能。神竜 もオメガ(オメガは常時リフレクのため自キャラリフレクにバイオ反射)も、クイック+バイオ放置によるスリップダメージで確実に死亡させられる。
FF6
FF6でも毒属性の攻撃魔法。消費MP26、効果値53、ヒット値120(非必中)。
効果値25のポイズンの上位魔法という扱いになっている。
魔石カトブレパスから習得できる(倍率8倍)。
また「あばれる(テラリウム)」でも使用できる。
威力は効果値約60のラ系魔法と大して変わらないが、修得倍率が8倍と他のものより高いため楽に修得できる。
攻撃魔法が少ない時には使ってみるのも手である。
強敵が多い人間種族のほとんどが毒弱点なので要所で役に立つ。
消費MPが多く燃費がやや悪いのと、毒属性が効かない敵も多いのが難点。
追加効果で毒状態にする。
ただアクセサリなどでの毒状態への耐性で防御可能。
- 2のクラウダは毒属性の癖に毒にしない。
3では設定だけで実質ただの無属性魔法。
4、5では各々属性が異なるが付加効果は毒ではなくスリップ。
実際に毒が付加する毒属性の魔法は6が初。
崩壊後にティナを仲間にしたければ、あらかじめ崩壊前にコイツを覚えさせとくと後で楽。
FF6ではアンデッドでない人間タイプの敵は毒属性が弱点であることが多い。
それを覚えておけば毒効果はともかく、雑魚相手のダメージ源としても役に立つだろう。
ガウに覚えさせておけば幻獣防衛戦から使うことができるのもよい。
- ザグレムなどモンク系と忍者系は逆に毒属性を吸収してしまうので注意。
- ラスボス時のケフカは毒属性無効である。すでに人間ではないということか…。
- ザグレムや忍者系の正反対(毒に弱いアンデッド)もいるが、属性で弱点を突く必要性は皆無。
効果音がFF4・5版以上に文字で表現しにくくなった。
ついでに緑色の毒液で侵食するようなエフェクトに変更され、細菌っぽさはなくなった。
「ギギギ・ゴバグボグベ」な感じか。
- 私には「ぶにゅにゅーだよねー」って聞こえた。
- 帝国兵など人間系の敵相手に強いのだが、エフェクトが好みじゃないのであまり使ってない。
ブリザドやファイラなど6は優れもののエフェクトが多いが、そうじゃないのもある。
FF6(GBA版以降)
追加モンスター勢では強化スカルドラゴン、カイザードラゴン(毒属性弱点時のカウンター)が使用する。
また、強化スカルドラゴンをスケッチしても発動する。通常版のスカルドラゴンは使用しない。
「さそりのしっぽ」の追加効果でも発動できる(25%の確率)。
魔封剣やリフレクの影響を受けない(※魔法で使う方はそれぞれ影響を受ける)。
FF7
毒属性。「どく」のマテリアで使用可能。「バイオラ」「バイオガ」と進化する。
追加効果で毒状態にする。
マテリア「ついかこうか」と組み合わせることで「たたかう」に毒を付与したり、毒のステータス異常を防いだりできる。
燃費はあまり良くないが、ドレインが痛いヘクトアイズを一撃死させたり、井戸の底のアイツに毒を浴びせるのに役立ったりする。
毒が効くボスも結構いるので、装備しておけば意外にも役に立つ。
- 序盤でミドガルズオルムを倒す際にも有効。
消費MPは8で、基礎攻撃力は10。
BCFF7
マテリア『バイオ』を装備すると使用可能になる魔法。
マテリア生成色は薄緑だが、適当に撮ってもクエイクと見せかけてバイオが出来ることもしばしば。
戦闘にしてもチョコボレースにしても、地味だし他の魔法のほうが便利だしで、使い勝手は微妙。
バイオ系はバイオガでも持っている人は少なめなので、マテリア援護でも微妙な立場。
FF8
毒属性のST魔法として登場。
攻撃力は30で、緑色の泡で単体にダメージを与えると同時に毒状態にすることもある。
ジャクションしても能力値は大して上がらない(ウォータより若干効果が上ではある)ため、ペインが揃うまで『ST防御J』にセットしておくといい。
雷神・風神戦前に『属性攻撃J』へセットするのもいいだろう。
ガルバディア兵やエスタ兵(人間)など生身の人間が弱点としているほか、何故かゲスパーにも有効。
これまた何故かセクレトとミノタウロスも毒に弱い。
ガーディアン・フォースといえど生き物だってか。
一方で人間型でもビッグス&ウェッジや、ミサイル基地のコマンド兵は別に弱点としていない。
毒への強弱は個人差からか?
ST魔法精製では毒消しからは1個、魔導石からは5個、毒の牙からは20個、モルボルの触手からは40個精製できる。
モンスターからはトライフェイス、サグト・ヒサーリ、ドラゴンイゾルデ、キマイラブレイン(各Lv20~)、ヘッジヴァイパー、バイセージ、ゴーマニ(各Lv30~)、モルボル、ガルガンチュア、グリーヴァ
以上からドロー可能。
FF9
ナンバリング作品ではFF4以来の無属性に戻った。消費MP18。
ビビが使用する『黒魔法』『W黒魔法』で無属性。オークスタッフで使用・修得可能。
毒状態になる確率が20%と低いのが難点だが、威力ではラ系魔法をしのぎ無属性でもあるため、中盤ではお世話になる。
チョコグラフを掘る必要があるが、かなり早い段階で習得できるのもよい。
低レベルで進める際にも、バイオは大変重宝する。
クレイラの連戦においてLv1ビビで全体化バイオを使用すると、丁度女兵が逃走するダメージになるからである。
ただしレベルが上がると全体化しても一撃で葬ってしまうが。
属性強化した全体化のブリザラで逃走するくらいのダメージを与えられるが、魔力を調整しないと一撃で倒してしまう場合が多い。
FF10
無属性の黒魔法。
HPダメージは無く、相手を毒状態にするのみのステータス攻撃魔法となっている。
このゲームでの毒は威力が最大HPの4分の1(一部の敵除く)と非常に大きく、自然回復もしないため他のシリーズより遥かに有効になっている。
だが「毒の牙」や毒攻撃改のついた武器の方が有効なので、あえて使うことも少ない。
- 一応基本成功率が254%と、耐性を持って無い敵にはほぼ確実に有効ではある。
魔法でのダメージが微妙になってくる後半では、とりあえず使っておけば役に立たない事も無いかもしれない。 - 但し、HPが高い敵の大半は毒ダメージを軽減してきたりするので雀の涙であることも多い。
- シーモア終異体など一部のボスにも効く。ダメージは2%と低い割合だが、ボスは基本的にHPが高くかつ長期戦になるので総ダメージはそれなりの量になる。
初手で使ってずっと耐えるという死の宣告めいた戦法も可能。
- シーモア終異体など一部のボスにも効く。ダメージは2%と低い割合だが、ボスは基本的にHPが高くかつ長期戦になるので総ダメージはそれなりの量になる。
- 魔法ダメージが微妙になるのは隠し要素の域であってストーリーを寄り道しなければアーロンの物理と並ぶダメージソースであるはず。
素直にガ系やフレアを使ったほうが早い場合も多い。
これ以外の状態異常魔法は、デスのみ使用できるが残りは敵が扱っており基本命中率もほぼ100%として扱われている。
- 敵専用となっている状態異常魔法は、魔法使用動作を行わない。
テンプテーションで使用することもできるが、やはり直接ダメージは与えられない上に成功率も80%に低下する。
はっきり言ってODゲージの無駄なので間違っても使用しないように。
FF10-2
ドレスフィア「ダークナイト」のコマンドアビリティ「妖術」で使用できる魔法の一つ。
敵1体を緑色の細菌で包み込んで毒状態にする。
この魔法を覚えると、「死の宣告」が派生する。
アクセサリ「毒の衝撃」を装備しても使用可能。
リザルトプレート「むしばむ眠り」の装備特典でもある。
ドレスフィア「ギャンブラー」のコマンドアビリティ「ギャンブル」で使用できる技。
「マジックスロット」で、チェリーの絵柄を2つ揃えると発動する魔法でもある。
FF11
詳細はこちら→バイオ
黒魔道士、赤魔道士、暗黒騎士が習得可能な黒魔法。暗黒魔法に分類される。
敵単体へ闇属性ダメージと共に攻撃値ダウン効果・スリップを付加する。
ディアとは上書きしあい片方しか付与できない。スリップダメージ総量はこちらの方が上。
効果の強さに応じてバイオⅣまでが存在しプレイヤーはバイオⅢまでを使用可能。
FF12
無属性範囲の黒魔法。スリップの追加効果。
『黒魔法4』(IZJS版では『黒魔法7』)のライセンス習得で使用可能。
ベルガ撃破後~バハムート機動前までは、これのみが無属性魔法である。
無属性の攻撃魔法の中では最も順番待ちに強く、ヘイト増減量も最小。
属性強化ができないため主力として使うには火力不足だが、
全属性耐性の敵にはこれかショックのどちらかを主力にすることになる。デルタアタックで攻めるならこちらを。
FF12RW
カイツが覚える魔法。範囲内の敵に付加猛毒。
敵はクラウダで猛毒に加えダメージを与えてくるが、これはノーダメージ。
猛毒の状態異常にも強さがあり、バイオの詳細は毎秒最大HPの2%ずつで、基本維持時間は10秒。
FF13
敵単体に魔法ダメージを与え、猛毒状態にする魔法アビリティ。ATBコストは1。
ライトニング、サッズ、ヴァニラがジャマーロールで習得できる。
猛毒状態の間は緑の小さい泡が頭からポワポワ出て継続的にHPが減り続ける。
スリップダメージは数字で見えないので地味だが固い敵などには有効。
ラスボスやらミッションで戦えるモンスターやらにも効いたりする。
こいつらは総じてHPが高いため、ものすごい勢いでHPが減少していく様は圧巻。
- ウェルキンゲトリクスにこの魔法が通用する。
効く敵と効かない敵がいるが、それを差し引いても歴代のFFで圧倒的な破壊力を誇る。
3秒で最大HPの1%しか削れないが、逆に言えば5分で100%のHPを削れる。ロングイレベルのHPになるとたった1秒で5万ほど削れる計算になる。
- チェーンボーナスが500%以上で発生させれば、持続時間は5分以上になる。
解除されない限り、そのまま放置で倒せてしまう。
FF13-2
ジャマーのコマンドアビリティ。ATBコスト1。
敵単体に魔法ダメージとその80%分のブラッドダメージを与えると共に、猛毒の耐久値を減少させる。
このアビリティで猛毒状態を発生させた場合の持続時間は60秒。
FF14
学者がレベル2で習得する魔法。敵単体に無属性継続ダメージを付与。
のちにバイオラへ置き換え。
FFT
不浄王キュクレインのアクションアビリティ「不浄」と
アパンダのアクションアビリティ「バイオ」の1つ。
対象に無属性魔法ダメージ+状態異常の効果。
ただし、名前は同じ「バイオ」でも実際には効果が違う3種類のものがある。
これらはそれぞれ効果・グラフィック・詠唱も異なる凝りっぷり(「バイオラ」「バイオガ」についても同様)。
効果の一覧は以下の通り。
- ダメージ+暗闇
黄泉への回廊に迷え 滅び行く血肉とともに… バイオ!
- ダメージ+毒
肉体をむしばみ、魂の器に満つる毒 禁忌なる生命… バイオ!
- ダメージ+オイル
死を供なす永劫の呪縛とならん 災いあれ! バイオ!
グラフィックに関しては、毒の方は空から黒いギトギトの液体が降ってくる感じで、オイルのほうは空から紫のネバネバの液体が降ってくるような感じである。
これだけグラフィックを作り込んでいるという事は、スタッフはオイルに思い入れがありそうに思える。
他はともかく追加効果オイルはあまり意味がないような…。
キュクレインやアパンダは火属性の技持ってないし持っている奴と一緒に出てきた記憶がない。
- そもそも、PS版FFTではオイル自体が効果を発揮してない(火属性でもダメージが増えない)ので無意味である。
- 一応、ランベリー城門前での戦いの時にアパンダと同時出現するセリア、レディが黒魔法のアビリティを付けてくることはある。
- しかし、この技を確認するのは至難の業。
上記のセリア、レディがいてオイルとチキン以外のすべての状態異常を防ぐリボンを装備してアパンダのMP調整をしてもオイルのバイオは唱えてくれない。
バイオジャはない。
初のルカヴィ戦でジャ系まで使って来られたら詰みかねないからかも知れない。
眷族のアパンダだけに使わせる訳にも行かないだろうし。
- アドラメレクなら使っても良かったのでは?
ジャ系魔法揃ってるし憑依先があの毒物オヤジなんだし。
FF9に先駆けて初めて毒属性から無属性に戻った。
FFTA
セージがマンドラゴラの根で覚える『賢術』。
効果範囲に無属性ダメージ、追加で毒にする。
消費MPが12と低めで、ラ系黒魔法を上回る攻撃力を持つ。
追加効果の毒も強力なので、結構使える魔法。
FFTA2
前作同様、セージがマンドラゴラの根で覚える『賢術』。
前作より威力が下がり、ラ系魔法を下回るようになってしまった。
にも拘らず消費MPはガ系と同じ18に増加。
追加効果の毒も今作ではあまり強力ではないので、利点といえば無属性なことくらいである。
FFCCRoF
敵に闇属性のダメージを与え、毒に冒す魔法。
ファイア+ブリザド+ケアル+レイズで発動可能。
発動が面倒くさいうえに、継続ダメージであればほとんどの場合ファイアで事足りてしまうという現実。
味方が使うには微妙だが敵に使われると厄介。
毒になると一定時間ごとに動作を中断させられるので反撃も回復もやり辛くなる。
FFCCEoT
DFF
シャントットのブレイブ攻撃。
相手をゆっくりと追尾する毒霧を放出する。
毒霧はエアダッシュで潰せるが、喰らうとその後からスリップダメージを受けるようになる。
スリップダメージを受けると、追撃が途中で潰されたりすることもあるなど厄介。
- ブレイブ回復中はちゃんとクリティカルするしね。
この魔法を使う際「ふふふふっ」と笑いながら使う。正直かなり怖い。
一定時間相手を追尾し、攻撃で潰されても跳ね返されることはないので牽制に最適。
これを使って相手の行動を制限、もしくは潰すための攻撃を誘い、その隙にHP攻撃や打撃を叩き込むといい。
また、エアロの吸引力やバインドで相手を束縛し、強引に毒霧をヒットさせる戦略も有効。
「不意打ち」や「カウンター攻撃」などのアビリティをつけておくとしっかり反映される。
そのためEXモードになるとなかなか馬鹿に出来ない量のブレイブを奪える。
そして古代魔法へ……。
スリップダメージが発生しても相手は怯まない。さすがにそれが出来たら反則すぎるが。
当てるのは難しいものの、ブレイブを奪いにくいシャントットにとっては生命線ともいえる魔法。
これをいかに使いこなすかがシャントット使いの課題である。
バイオを当てた後わざと敵のHP攻撃を受けに行き、バイオ発動→マップブレイブを得るのも有効。
ただCPUならともかく、対人戦でバイオ食らい中にHP攻撃を当てようとする人はいないだろう。
そのためある種HP攻撃の抑制力になる…かもしれない。
DDFF
ガードなどで判定が消えず自分に判定が移るようになった。
さらに命中時の攻撃回数が増えた。
総ダメージが高めなので、スタンキャンセル時はこの技を出す選択肢も頭に入れておくと良い。
一見不利な調整に見えるが、遠隔弱同士で接触した場合にも生き残るようになったので、
反射を考えた立ち回りを意識すれば強化と考えたほうが妥当。
反射したバイオを自分が受け取り、自演EXリベンジも可能。
EXリベンジを発動した時点でスリップダメージ効果が消える。
そのためバイオのダメージについてはあまり考えなくてもよい。
なぜかノーロック状態でヒットさせるとスリップダメージがなくなるバグが発生するようになった。
- 他にも時々、スリップ状態の相手の攻撃をガードではじいてもひるまなくなったりする。
なんだか妙にバグが多い。
DFFAC
シャントットのブレイブ攻撃(ダッシュ中II)。
毒泡を追尾させる技でヒットすると威力80、さらにブレイブを徐々に減らす。
スリップダメージは、通常時が0.5秒毎に15ずつの最大300で、ブチ切れ時は0.5秒毎に20ずつの最大400。
ブチ切れ中は射程も10m延長される。
非ブチ切れ時の技の中では最も出が早い。
追尾性能も優秀。
・Ver1.000(2015/11/26)
弾速と誘導のバランスは絶妙だが、牽制程度にしか使えない性能。
当時は無いよりマシの死に技に近い位置付けとなっていた。
・Ver1.210(2016/04/21)
ブチ切れ後の対魔法接触判定が弱から強へ強化された。
・Ver1.321(2016/11/24)
共通の調整として射程短縮(-10m)、弾速向上、射角付与(+10°)に加えて、
通常版は魔法接触判定強化(弱→中)、ブチ切れ版は攻撃判定サイズ拡大の内容が施された。
予告通りアッパー調整された。
・Ver1.490(2018/04/19※DFFNTは2018/06/21適用)
継続ダメージが、通常は400から300、ブチ切れ版は600から400へ下方修正された。
Ver1.450(2017/12/07)の火力調整に遅ればせながら合わせた形らしい。
DFFOO
シャントットがクリスタル覚醒20で習得するアビリティ。
名称は「暗黒魔法 バイオ」で、使用回数は5回。
魔法ブレイブ攻撃を行い、小確率で対象に3ACTIONの間、毒を付与する。
HP攻撃を受けた後の3ACTIONの間は、「ブチ切れ バイオ」に変化する。
相性性能を持つ武器は「クラウストルム【XI】」。
FFL
レベル4の黒魔法として登場。単体/全体に細菌でダメージ+スリップ。消費MPは20。
効果音はなんとFF4のアレ。詠唱時間は0ではないが、なかなかの攻撃力で使い勝手はまぁまぁ。
FF零式
実戦演習「ギザイア陽動作戦」をクリアすると解放される特殊魔法。
自分を中心とした範囲を毒霧で包み、敵にダメージと毒効果を与える。
初期消費MPは120、全魔力10以上で使用可能。
毒の効果を持つ魔法として開発された。 毒は効果が持続するので、対象次第では非常に効果が高く、 一部部隊では、戦争中のほぼ全期間を通して主要装備としていた。
非常に毒々しいエフェクトと効果音とともに毒霧が展開し、相手を毒状態にしてしまう。
毒効果は、無効化する相手以外なら基本的に発生率100%なので安定感がある。
毒霧自体にもダメージも付くが微々たるものなのであまり期待はできない。
さてその効果、30秒は持続するのでその間はダメージを与え続ける事が可能。
しかし毒自体が「1秒間に7.5のペースでHPを減らす」といったものなので、劇的に相手のHPを減らすわけではない。
入手時期、必要魔力から言って物語早期からの運用が可能なので、序盤はそこそこ役立つが、後半になって敵のHPが高くなると些か力不足感が出てしまう。
一応リジェネ効果を打ち消すといった使い方は出来るが、あえて使うまでもない気がしなくもない。
アルトクリスタリウムで強化可能なのは、MP効率と詠唱時間の2つ。
このうちMP効率を最大まで強化すると、なんと一発5MPで撃ててしまう。
まぁ効果のほどから言ってこれ位が丁度良いかもしれないが。
- しかし、この魔法をそこまで強化するには希少な緑系や紫系の上級ファントマを消費しなければならない。
この程度の魔法にこれらのファントマをつぎ込める頃には、MP効率など気にする必要がなくなっている可能性が高い。
戦争物でバイオとなると、やはり生物兵器として開発された魔法なのだろうか。
現実世界における生物兵器は核兵器などと共に大量破壊兵器に指定され、国際法で使用を禁じられているほど危険な兵器である。
- 毒効果だと「化学兵器(毒ガス兵器)」のほうが合ってそうな。
戦闘中に使ってもそれほど有用な魔法だとは感じないが、説明文では主要装備になるほどらしい。
「対象次第では非常に効果が高く」や「一部部隊では」という記載事項を見るに、
あまり明るみには出れないような部隊が使用しているのではないか、という憶測をしてしまうが……。
朱雀にも、暗殺などの汚れ仕事を行う諜報部というものが存在していることだし。
- ブレイクサイトを狙えないモブキャラにとっては有用な魔法なのかもしれない。
TFBL
ゴルベーザ、エクスデス、アルティミシアが使用。
沈黙の効果。
PFF
敵専用魔法。
単体にダメージを与え、必ず毒にする。
ポイズンを使う敵がほとんど居ないのでもっぱらこれ。
テラのプレミアムスキル「おもいだす」で思い出す黒魔法。
敵単体に無属性ダメージを与え、3ターン毒にする。
ダメージはそこまで強くはないが毒の有用性、FF4のSEもあり何となく使いたくなる。
FFRK
レア2の黒魔法アビリティ。
対象単体に毒属性魔法攻撃(効果:小)し、低確率で毒を付与。全体版は敵のみ使用する。
生成に必要なオーブ(小)は黒5個、闇8個。
バイオ系上位の黒魔法アビリティとして、FF7に登場した「バイオラ」「バイオガ」が存在する。
FFEX
黒魔法の1つ。
FFEXF
マドゥ(時魔道士)の魔法。
範囲内に敵が入ると毒を付与し、入っているあいだは属性耐性を下げるフィールドを設置する魔法。
要するに吸収以外の属性は全て弱点にする。
設置する場所は自分の前方なので、敵を巻き込むためには接近する必要がある。
毒の威力は攻撃魔力に比例する…ので黒魔道士にさせると強い。
- 範囲による毒ダメージは全てバックアタック扱いになるため、侮れない。
メビウスFF
サポート系水属性のアビリティ。一定ターン敵単体を毒状態にする。
「リリス」や「クラーケン」のアビリティカードで使用できる。
FFBE
Lv2の黒魔法。敵1体に闇属性ダメージを与え、毒にする。消費MP5。
チョコボの不思議なダンジョン
敵単体に無属性のダメージを与える。チョコボが使用する場合はバイオの珠を相手に蹴ればよい。敵が使ってくる場合もある。
追加効果として毒状態にする(させられる)ことがある。
上位魔法にバイオバーストがある。これは周辺の敵複数体に効果があり、バイオバーストの珠で発動できる。
チョコボの不思議なダンジョン2
敵単体に無属性ダメージを与える。
難しい本により発動。
難しい本により発動する魔法は7種類あるが、バイオのハネを持っていなければ任意に選択することはできない。
不思議なハネは、うらみのツメ・カウンターのクラ(修正値+1~5)を壊す、
黒魔道士研究所の所長のサブイベントで小難しい本用のハネを貰う+総ターン数が18000ターンに達する+ダンジョンに入って戻って来た時発生するイベントで任意に貰う、
復活ダンジョン(山岳ダンジョン)かひみつのダンジョンクリア時にランダムで入手できる。
復活ダンジョン攻略時のシロマはこのハネを初期所持している。